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MONSTER大陸

その音とライブはまさにモンスター級…まずは生で触れろ!

AP_MONSTER結成2年足らずで“SUMMER SONIC”や“FUJI ROCK FESTIVAL”といった大型フェスに出演を果たした、新進気鋭のブルースロックバンド・MONSTER大陸。平均年齢20代という若さからは想像できない彼らのサウンドは、観る者全てに強烈なインパクトを残す。前作からわずか3ヶ月という驚異のペースで放たれる4thアルバム『開放』は、ライブ会場限定販売。つまり、まずはその真価と魅力が発揮されるライブを体感し、そこでこの傑作を手に入れろということだ。

 

 

●MONSTER大陸のライブを初めて観た時は、(Vo./Harp.千賀)太郎くんの印象が強烈で…。

藤倉:去年の“MINAMI WHEEL”に出た時は太郎くんの筋肉が今以上にピークで、タンクトップ姿でステージに上がったらお客さんがざわつき始めたんですよ。「あのマッチョの人、何をやるんだろう?」みたいな(笑)。ブルースハープっていう楽器はあまり知られていないと思うので、それを広める1人なのかなと思っています。

●太郎くんのハープは不思議なサイケ感もあって、他にない音というか。

藤倉:リヴァーヴとディレイを使っているんです。僕自身も今までそういうハープの音を聴いたことがなかったし、一緒にやっていてもすごいなと思います。彼はお父さんがロック世代の人なので、小さい頃からブルース以外にもローリング・ストーンズやビートルズを聴いていたらしくて。3歳くらいの時にピンク・フロイドの『狂気』を聴いて衝撃を受けたと言っていました(笑)。

●すごい話ですね…。他のメンバーも昔からそういう音楽を聴いていたんですか?

藤倉:僕は中学2年くらいの時に、初めてブルースを体験しました。フレディ・キングに衝撃を受けてから、のめり込んで行きましたね。

吉岡:自分は高校の時に藤倉とバンドを組んだのがキッカケで、そういうものも聴くようになって。藤倉がいなかったら、知ることはなかっただろうと思います。

●ルーツにはブルースがある?

藤倉:みんなに共通してあるのは、ブラックミュージックだと思います。僕の場合は白人音楽の影響も受けているけど、その白人たちが影響を受けているのはR&Bやロックンロールといったブラックなものだったりする。そういう匂いがカッコ良いと思ってバンドをやっているので、みんなにも伝えたい気持ちは大きいですね。

●結成した時からそういう想いがあった?

吉岡:元々、西荻窪のCLOP CLOPというお店に自分はセッションでよく出させてもらっていたんですよ。ある時にお店の人から「年上ばかりじゃなくて、年の近いヤツらと面白いことをやってみたら?」と言われて、誘ったのが今のメンバーなんです。

藤倉:この4人でやる機会を作ってくれたのが(吉岡)優三くんなんですよ。「ブルースを若い連中だけでやろう」っていうのが、MONSTER大陸の始まりでしたね。だから最初はカバー中心でやっていました。

●確かに1stアルバム『発見』(2013年2月)はカバーが中心でしたよね。

藤倉:レーベルのスタッフがたまたま僕らのライブを観て気に入ってくれたんですけど、その頃僕らがやっていたのはカバー曲ばかりだったんですよ。「とりあえず録音しよう」ということで作ったのが『発見』で。何とかオリジナルも3曲書いて収録した感じですね。

吉岡:「オリジナルを作ったら絶対に面白くなるから、やったほうが良いよ」とは周りにも言われていたんです。でも僕らは歩みが遅いというか…。だから最初はそういう感じでやっていたんです。

●とはいえ、その半年後に出した2ndアルバム『上陸』(2013年8月)では一気にオリジナル曲がメインになるわけですが。

藤倉:1枚目に入っているオリジナルの曲をライブでやった時に、“待ってました!”感があった気がして。単純にうれしかったし、そこで頑張ろうと思いましたね。『上陸』に関しては元からあった曲に加えて、色々とアイデアがあったものをまとめた感じなんですよ。

●そこから勢いがついたのか、今年も7月に3rdアルバム『進撃』を出して、その3ヶ月後には今回の4thアルバム『開放』が出るという…。

藤倉:「今年中に2枚出そう」という話はスタッフとしていて。去年の暮れ頃から曲を作ってリハーサルをして、全国34本のツアーに挑んだんです。その中で書き貯めた曲を『進撃』と『開放』に分けた感じですね。

●分けた基準というのは?

藤倉:曲のカラーが大きいと思います。『進撃』はブルース色が強くて、ストレートな曲が多いというか。『開放』はもうちょっとカラフルな感じかな。『進撃』から太郎くんがそれまで以上にたくさん曲を書いてくるようになったことで、カラーが増え始めて。優三くんも『進撃』で1曲書いているし、『開放』では(Ba.吉田)靖雄くんが曲を書いてくれたりして、だんだん良い感じになってきていますね。それでペースが早くなっているのかな。

吉岡:自分たちのアイデアが形になってきているのがすごく楽しくて。メンバー同士で「どういう感じにしてみようか?」と話し合っている時が一番好きですね。

●『開放』の収録曲も既にライブでやっている?

藤倉:『開放』は、まだライブでやっていない曲が多いですね。M-4「GOT MY MOJO WORKING」とM-10「夢で会おうぜ」くらいかな。M-2「大遅刻」はこの前ライブでやりましたけど、どんどん変わっていくと思います。

●ライブで曲が進化していく。

藤倉:『上陸』の曲も育ってきているし、だからこそ『開放』のツアーをまわってから今回のレコーディングをしようっていうアイデアが出たんです。去年にスタッフと話し合った時にも「やっぱりライブで育つバンドだから」と言われて。ライブで曲が育つのは確かですね。

●今回の曲もツアーを経て、まだまだ変わっていくわけですね。

藤倉:音源ってその時の青写真みたいなもので、名刺代わりだと思うんですよ。「こういうことをやっているので、ぜひライブに来てください」っていう。やっぱり中心にあるのはライブなんです。そこに来てもらって、みんなで楽しみたい。ライブをやるために、曲をいっぱい作っているのかもしれないですね。

Interview:IMAI / Assistant:馬渡司

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