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矢沢洋子×noodles

矢沢洋子の「ニャンだこのやろう」 対談シリーズ連載・第8回ゲスト:noodles

PH_YOKOnoodles新作ミニアルバム『Lady No.5』を今年7月にリリースし、その底知れぬ可能性を感じさせた矢沢洋子。この対談シリーズ連載では、日本から海外にまで至る精力的なライブ活動を繰り広げる彼女の幅広い交友関係からその魅力に迫っていく。第8回のゲストは、noodlesのyoko(Vo./G.)。同じ”ヨウコ”という名前ながらも、歌や音楽性のタイプは全く異なる両者を結びつけた縁とその関係性が今明らかに…。

 

 

 

●最初の出会いはどこから?

洋子:元々、(2011年の東日本大)震災当日の3/11に下北沢CLUB Queのイベントで対バンする予定だったんですよ。

yoko:noodlesの企画に洋子ちゃんを呼んだのが、ちょうど3/11で…。それが6月に延期になって、やっと初の対バンが実現したという感じでした。洋子ちゃんのことはTVとかで見て、前から知っていて。たぶん断られるだろうなと思ったんですけど、お誘いしてみたんです。

●イベントに誘おうと思ったのは、何か通じるものを感じたからでしょうか?

yoko:…名前が一緒っていう。

一同:ハハハ(笑)。

洋子:3/11はあんなことがあった日なのでリハーサルだけはしたものの、とりあえず待機という状態だったんです。どこのライブハウスもイベントをやるかやらないかの狭間で迷っている状況で、なかなか決まらなくて。そういう時ってやっぱりグッと距離が近くなるもので、一気に仲良くなりましたね。…名前も一緒だし(笑)。

yoko:そうだよね(笑)。

●お互いに話しやすい印象はあった?

yoko:ありました! 最初はお父さん(矢沢永吉)の話とかを振っちゃいけないのかなと思っていたんですよ。でもたまたまそういう話になった時に、お父さんのことが大好きだと言っていて。それがすごく好印象で、「かわいいな」と思いましたね。

洋子:yokoさんはあまりお酒を飲まれないんですけど、打ち上げとかでよく話はしていますね。この間、北海道で対バンした時はnoodlesが台湾に行く前で。私も何年か前に出させて頂いた台湾のフェスのことについて、色々と訊かれたんです。

yoko:ずっと質問攻めだったよね(笑)。

洋子:大変だったでしょう?

yoko:でも行く前にそうやって色んなことを聞いていたおかげで心構えができていたので、救われた部分がたくさんありました。話で聞いていたとおりのことが次々と起こるから、「これか!」っていう感じで面白かったですね(笑)。

●音楽的な面ではボーカルやサウンドのスタイルも全然違うわけですが…。

洋子:本当にそのとおりで、まずボーカルのスタイルが全然違っていて。yokoさんはカッコ良いんだけど、キュートな感じもあるんですよね。しかも英語で歌っているのがメチャクチャ良くて、いつライブを観てもカッコ良いなと思います。

yoko:対バンをする前に、私は1回ライブを観に行ったことがあるんですよ。初めて洋子ちゃんの歌を聴いた時に、「特殊マイクを使っているのかな?」と思うくらい声量がすごくて。歌も上手いんですけど、そこにまずビックリしましたね。

●タイプが違うからこそ、刺激にもなる?

洋子:ライブを観ていて「ああいうところを真似してみたい」とか思ったりはして。そういう意味での刺激は受けるんですけど、スタイルが全然違うので真似しようとしてもできるものじゃないんですよね。だから「良いな…」と思いながら、いつも観ています。

yoko:洋子ちゃんはMCとかも含めたライブの進行がすごく上手くて。私はそういうことができないから、「すごいな…」って思います。

洋子:私はMCでハキハキ喋りますけど、noodlesはあのフワッとしたキュートなMCじゃないとnoodlesじゃないと思うんですよ(笑)。そこはバンドによって全然違うものですからね。

●noodlesならではの良さがちゃんと出ている。

洋子:noodlesは3人とも仲が良いですよね。打ち上げとかで見ていると、ちゃんと上手い具合に距離感を保っているというか。

yoko:そうじゃないと、特に女子同士は難しいからね。noodlesにはリーダーがいないというか、最初からみんな対等でお互いを尊重する感じでずっとやってきたんです。良い意味で距離が近すぎないからなのか、ケンカも今までしたことがなくて。

洋子:それはすごい! 良い意味での距離感…心の手帳にメモしておこう(笑)。

●結成当初から、そういう関係性だったんですか?

yoko:そうですね。最初の頃のほうが、まだプライベートで一緒に遊んだりはしていましたけど。認め合うというか、“自分のものにしない”というのが上手くいっている秘訣なのかもしれない。やっぱりお互いの意見を尊重し合うというのが一番大事なのかな。

洋子:私はガールズバンドへの憧れというのがすごく強くて、今年に入ってから女の子だけのバンド編成にもトライし始めたんです。今はギターのkemeさんが色んな意見を出してくれて、引っ張ってくれている感じで。普段の私はすごく気が強い部分もあるんですけど、音楽のこととなると自分の意見が本当に正しいかどうかがわからないというか。だから本当に嫌な時は言える間柄で、かつ主導権を握って引っ張ってくれる人が近くにいるのは助かるんですよ。私は先輩といるほうが楽で、逆に自分が一番年上でリーダーみたいな立場になっちゃうとどうしたら良いのかわからなくなってしまって…。

yoko:逆に私は先輩といるほうが苦手で…。敬語が上手く使えないんですよね(笑)。

●ハハハ(笑)。でもお互いがそういう感じだからこそ、仲良くなれたんでしょうね。

yoko:やっている音楽のスタイルや求めているものは違うんだけど、人として私はすごく好きだと思ったから一緒にいて楽しいというか。

洋子:たとえばロリータ18号の(Vo.石坂)マサヨさんだったら「お酒が好き」といった共通点もあるんですけど、yokoさんの場合は同じ名前だけどタイプは本当に全然違う。だから対バンさせてもらった時に、お客さんもそういうところを楽しんでくれているんじゃないかなと思っていて。まだ地方では札幌でしか一緒にやれていないので、今後は大阪や名古屋みたいな他の場所でも一緒にライブをガッツリやれたらなと。

yoko:私もやりたいです!

Interview:IMAI

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