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SAKAI MEETING 2015

大きなライブハウスで開催されたライブバンドによる唯一無二のフェス

2015/3/22@大阪・堺市泉ヶ丘ビッグアイ 国際障害者交流センター
GOOD4NOTHING / THE CHINA WIFE MOTORS / a flood of circle / SUNSET BUS / 10-FEET / HAWAIIAN6 / POLKADOT / PAN / UZMK / VOODOO GLOW SKULLS / ウルフルケイスケ / 少年ナイフ / SPREAD / BUZZ THE BEARS / RAZORS EDGE / BOMB FACTORY / 韻シスト/ Jr.MONSTER / locofrank / OVER ARM THROW / STOMPIN' BIRD / Ken Yokoyama / フラワーカンパニーズ / ARKS / SABOTEN / HOTSQUALL / Day tripper / ISCREAM 7 SHOWERS / SiM / Dizzy Sunfist / BEAST

 

SM04大阪府堺市出身のGOOD4NOTHINGとTHE CHINA WIFE MOTORSが“地元に恩返しをしたい”という想いで2013年にスタートさせた、地元密着型・唯一無二の音楽フェス“SAKAI MEETING”。3回目の開催となる今年、泉ヶ丘には色とりどりのバンドTやイベントTに身を包んだ多くのキッズが詰めかけた。毎年ここに来ているのだが、“SAKAI MEETING”に充満する“音楽を楽しもう”というピュアな空気感は、なかなか他で味わえない。開演前から客席エリアにも出演者が姿を見せ、客もまるで友達かのように話しかける。大きな大きなライブハウスでとり行われる、ライブバンドによるフェス。今年も楽しみだ。

オープニングセレモニーではGOOD4NOTHINGとTHE CHINA WIFE MOTORSのメンバー7人がステージで挨拶&準備体操。待ちに待っていた“SAKAI MEETING 2015”が開幕する。堺STAGEのトップバッターはSiM。Vo.MAHが「SAKAI MEETING、おはようございます!」と叫べば、地響きのような歓声が会場を包み込む。午前中にも関わらず尋常ではないほどの盛り上がりはライブハウスのテンションと同じ。利休STAGEではPOLKADOT、鉄砲STAGEではBUZZ THE BEARSが負けず劣らずの熱いライブを展開。オーディエンスは会場内を駆けまわってお目当てのバンドを全力で楽しんでいく。

硬質かつ重く鋭いサウンドを繰り出し、キレキレのステージで魅了したBOMB FACTORY。個性的かつ体温を感じさせる温かい雰囲気で会場を包み込んだウルフルケイスケ。音出しでちょうど裏の出番となった10-FEETの「RIVER」を演奏してオーディエンスを存分に楽しませた後、本編で爆発的な盛り上がりをみせたPAN。客席エリアがダイバーとモッシュの嵐で埋め尽くされた10-FEET。ライブハウスへの想いと熱さがほとばしったOVER ARM THROW。ライブ中にG./Vo.キヨシのテンションが振り切れ、ギターを置いて暴れまくったSABOTEN。会場を西海岸のように熱く(暑く)したSUNSET BUS。「深夜高速」で心を揺さぶった後に大きな一体感で盛り上げたフラワーカンパニーズの後は、ライブバンドの真骨頂と真髄を垣間見たSTOMPIN’BIRD、SPREAD、locofrankという最高の流れ。セキュリティが全力で客を制止したHOTSQUALLのライブが終わり、THE CHINA WIFE MOTORSが仁徳STAGEに登場した。

THE CHINA WIFE MOTORSのライブは、昨年よりも深く胸に突き刺さり、昨年よりも大きく大きく心を揺さぶった。胸の奥底までズシンと響く音と言葉。まるで彼らの生き様をそのままメロディにしたような、彼らの感情をそのまま言葉にしたようなライブは、泥臭くて、熱くて、胸に響きまくってたまらない。Vo./G.KAJITAが「来年も遊びにきてくれよ!!」と叫び、興奮を露わにしたオーディエンスが大きな歓声で応える。音と言葉に血液が流れ込んでいるかのようなそのステージは素晴らしいものだった。

そしてトリはGOOD4NOTHING。関連性があるのかどうかわからないが、2年前に“SAKAI MEETING”がスタートした頃から、彼らのライブは更に磨きがかかり、ここ最近はエグいほどの爆発力と爽快さを併せ持つようになったと感じていたのだが、この日のライブも期待を裏切らない凄まじさ。元メンバーのKAWAJINも乱入し、ステージの上も下も、1日の疲れをまったく感じさせずに暴れまくる。Vo./G.TANNYが「ライブハウスは俺らにとって、あなたたちにとってパラダイスやと思います!」と叫んで始まった「It's My Paradise」ではバンドと観客全員でライブをしているような一体感が生まれ、U-tanが「この景色は夢のようです。来年も遊びにきてくれよ。ありがとう!」と叫ぶ。アンコールでTHE CHINA WIFE MOTORSと共に再びステージに現れた7人の表情はとても清々しく、また来年、ライブバンドが作り出した大きな大きなライブハウスで最高のライブバンドたちの共演を思う存分楽しもうと胸に誓った。

TEXT:Takeshi.Yamanaka
PHOTO:YASUMASA HANDA(堺・仁徳STAGE)、NARIAKI UEDA(利休STAGE)、MASARU MIURA(鉄砲STAGE)、KxNxG

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