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ザ・ヒーナキャット

今度は夏恋ソング! “可愛いかわいそう”な2人の新たな挑戦

AP_ヒーナキャット2/25にシングル『さくら〜春の夜の夢〜』をリリースし、ハードな“桜ソング”で新たな一面を見せたザ・ヒーナキャット。80'sハードロックや昭和歌謡、ゴシックなどの要素を取り入たスタイルはそのままに、独自の進化を続けている。そんな彼女らが、今度は“夏恋ソング”に挑戦。こぶしの効いたひーちゃんの歌声と、キュートな夏の乙女心を描いた歌詞の絶妙なバランスで、ザ・ヒーナキャット流の夏を表現。カップリング曲「ばら〜花の涙〜」ではダークな一面が垣間見え、2人の魅力を立体的に見せている。8/30には厚木ThunderSnake、そして年末には渋谷TSUTAYA O-WESTでワンマンライブが決定しているザ・ヒーナキャット。2人の新たな挑戦の先に、次のステージが待っている。

 

●前作『さくら〜春の夜の夢〜』のリリースの時にJUNGLE☆LIFE初のインタビューをして、そこから約4ヶ月が経ちましたが。

ひな:あっという間でしたね。
ひーちゃん:もうそんなに経つんですね。『さくら〜春の夜の夢〜』をリリースしたのが先月に思えるくらいですよ。

●リリース後はどんな活動をしていましたか?

ひーちゃん:exist†traceとD_Driveとのスプリットツアー“月夜の演奏旅客団”がありした。それから厚木ThunderSnakeで、5月にはGacharic Spinさんと、6月に犬神サアカス團さんとの2マンライブもありましたね。

●対バンはキャリアを積んでいるバンドばかりですよね。一緒にやってみてどうでした?

ひーちゃん:すごく勉強になりましたね。ステージも勉強になりましたし、Gacharic Spinさんと犬神サアカス團さんは喋りも上手いんですよ。私たちはライブ中にまったく喋らないので「あぁ、すごいな!」って思っていました。

●そこも勉強して、今後それを活かしたMCもある?

ひーちゃん:いやぁ…どうでしょう? まさかのひなちゃんがMCしたりして(笑)。

●ハハハ(笑)。今回『ナツコイハマルヤ』が7/8にリリースされますが、前回のインタビューの時に「ちょっと恥ずかしいくらいの“夏ソング”」ができたと言っていましたね。

ひーちゃん:そうですね。M-1「ナツコイハマルヤ」はすごく気合を入れないといけなくて。気合がないと弾けない歌えない、乗り切れない曲なんです(笑)。

●それくらいテンションの高い曲だと。歌詞も分かりやすくてストレートな内容で。

ひーちゃん:この歌詞は、ひなちゃんと2人で「はっちゃけソングを作ろう!」っていう話で盛り上がってーー。
ひな:「夏と言ったらバーベキューでしょ!」とか話を膨らませて、ストーリーを作ってできた歌詞なんですよ。
ひーちゃん:そうそう。「大学生最後の夏休みに男女6人で海に出かけて…」みたいな設定。その中の1人の女の子が気になる男の子にアプローチしているのに、その男の子は気付かなくて「お前鈍感かよ!」みたいな(笑)。

●そういう妄想で盛り上がって作ったと。

ひーちゃん&ひな:ハハハ(笑)。
ひーちゃん:私はけっこう妄想が激しいんです(笑)。

●歌詞に“鈍感な君は気づいてくれないね”とありますが、ザ・ヒーナキャットはこういう“想いが届かない”みたいな歌詞が多い印象があります。

ひーちゃん:そうかもしれないですね。歌詞を書く時「恋に頑張っちゃう女の子」をイメージすることが多いかもしれないです。そうなると、やっぱり男は鈍感じゃないと(笑)。

●そういうものが歌詞として書きやすい?

ひーちゃん:私は基本的に思ったことを歌詞に書くんです。それは体験したことではなくて、例えばドラマを観たら歌詞で「そのドラマを思って書く」みたいな。ハッピーエンドはあまり好きじゃなくて、失恋して終わっちゃうような内容の方が好きなんですよね。そうすると歌詞も“想っていても届かない…”みたいなものになるんです。

●なるほど。

ひな:私は逆に暗い終わり方をするドラマを観ると、ずっと引きずっちゃって1ヶ月くらい気持ちが落ち込んじゃうんです(笑)。

●M-2「ばら〜花の涙〜」はひなさんの作詞ですよね。この曲についてはどうでしょう?

ひな:これは暗い気持ちの時に書いた歌詞ですね…(笑)。暗いドラマや映画を観てもそうですけど、人から聞いた不幸な話も自分のことのように捉えちゃって。そういう時に書いた曲だから相当暗いと思います。

●たしかに花をテーマにしつつ、“つぼみがあっても咲きません”とか“綺麗な水はいりません”と歌っていますもんね。

ひな:最後の“トゲだけ残った”っていう部分がキーワードで、それがこの曲を一番物語っていると思います。花が咲くことで花の存在が確立されるじゃないですか。でも、咲かないことで人の目につかない草になる。そうなりたいって願った結果、自分の心にトゲが生まれちゃったていう。

●咲かないことを願った結果、トゲだけ残ってしまった。

ひな:最後にトゲだけが残ったことによって人に刺さるじゃないですか。だから人との関わりを避けるというか、社会を斜めから見ちゃうというか。そうなっちゃうっていう曲です。

●今まで「ばら〜花の涙〜」みたいな曲はありましたか?

ひな:ないですね。「ばら〜花の涙〜」が一番暗い曲なんじゃないかな。
ひーちゃん:内容も曲調もそうですね。

●この2曲がパッケージされているっていうのは面白いですね。ザ・ヒーナキャット史上一番明るい曲と暗い曲が入った作品になったと。

ひーちゃん: 確かに! 言われてみればそうですね。

●そんな今作『ナツコイハマルヤ』をリリースした後もライブの予定が詰まっていますね。

ひーちゃん:8/30のワンマンライブまでは毎週ライブがありますね。7〜8月のライブに全部来てくれた方には素敵なプレゼントを用意しているんですよ。「夏を元気に乗り切ろう月間」として、駆け上がるようにライブをしたいですね。

●そして12月には渋谷TSUTAYA O-WESTワンマンライブが控えていますね。

ひーちゃん:今年はザ・ヒーナキャットにとって、勢いをつけるための大事な年だと思うんですよ。その集大成がO-WESTワンマンなんです。今はそのために、全速力で走っています。

●では、最後にザ・ヒーナキャットの活動を支えている、キャットクルー※1のみなさんに一言いただければと。

ひな:いつもライブに来てくれて、盛り上げてくれて。しかも初めてザ・ヒーナキャットを見るお客さんに最前列を譲ってくれたりするんです。そういうところも温かい人たちなので、すごく感謝しています。
ひーちゃん:本当にいつも感謝していて。どこに行っても知ってる人がいるっていうのが嬉しいんです。将来、武道館でライブをする時でも最前列でお待ちしておりますので。どうぞよろしくお願いします!

●それでは、これからのライブも――。

ひーちゃん&ひな:震えてお越しくださいませ〜!

※1…ザ・ヒーナキャットのファンをキャットクルーと呼ぶ

Interview:馬渡司

 

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