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Fo’xTails

カラフルに彩られた「キツネ祭り」で生み出したのは最高にハッピーな空間

PH_Fox

2015/8/14@渋谷RUIDO K2 “Fo’xTails presents「キツネ祭り」”
Fo’xTails / ココニカカル / オズ / BxAxG / 狐の尻尾達(O.A.)

祭り囃子の流れる会場内は天井から提灯が吊り下げられ、フロアは浴衣姿の観客で華やかに彩られている。後方までぎっしりと満員で熱気と期待感に満ちた空間は、まさしく夏祭りのように楽しげで賑やかだ。渋谷RUIDO K2で開催された「キツネ祭り」は、そんな特別な雰囲気の中で進行していった。まずはオープニングアクトとして、Fo’xTailsが「狐ノ尻尾達」という名前でアコースティック編成で出演。カバー曲を含めた3曲を披露して、しっとりとしたアコースティックライブでキツネ祭りを開演した。BxAxG、オズ、ココニカカルという他の出演者たちもそれぞれに個性を発揮したパフォーマンスで、イベントをさらにカラフルに色付けしていく。

そして、いよいよトリを務める本日の主役、Fo’xTailsの登場だ。観客たちの手拍子に合わせてキツネのお面をかぶった5人が次々とステージに現れ、それぞれがポーズを決める。お面を外して演奏を始めた彼らが奏でる、オープニングチューンは「Firefo’x」。1曲目から音に乗って、くるくると回るオーディエンスは観ているだけでも楽しい気分にさせてくれる。続く「Go Way!!」では拳を一斉に振り上げ、跳び跳ねる観客たち。メンバー同士も互いに目で合図を送りつつ、息の合ったバンドサウンドを繰り出していく。takao(Vo.)が初恋のエピソードを語ったMCから披露されたのは「Innocent Graffiti」。7/22に発売されたばかりの2ndシングル曲を、気持ちを込めてエモーショナルに歌い上げる。

一転して「ALIVE」では、ダークでヘヴィなサウンドでフロアの空気を塗り替えた。それは多様な側面を持つFo’xTailsというバンドの、振り幅の広さを見せつけるかのようだ。重厚な音で圧倒した後は、MCでの新たな発表で会場に歓喜をもたらす。まずは10月から2周年記念ツアー「Fo’xTails 2 END 3 BEGINNING TOUR 〜Whole body and SOUL “1”〜」を行うことを発表。さらに10/28に3rdシングルをリリースし、11/15に新宿MARZでワンマンを開催することも明らかにして、ファンを喜びの輪で包み込んだ。

終盤戦に突入して「攻めの姿勢を見せて欲しい」と呼びかけてからの「RUSH」では、間奏で「足りないよ! まだまだイケるでしょ!?」とどんどん煽っていく。そのまま一気に行くのかと思いきや、突如始まる“コンコンTIME”。「コンコンコン!」のコール&レスポンスで盛り上がった後にtakaoが「あの人来ないかな…?」と言うと、先ほどまでテラ(G./Prog.)がいた場所にお面をかぶり白い衣装を身にまとった“狐の神様”が登場。ハイトーン&リバービーな声で、笑いを誘う。そんな余興も挟みつつ(笑)、「FEST」に続いてのラストは「GLITTER DAYS」でビシッとシメた5人。「最高にハッピーな空間でした!」というtakaoの言葉は、その場にいた誰もが感じていたことだろう。この空間をより大きく広げていくため、Fo’xTailsはこれからもアグレッシヴな進化を続けていく。

TEXT:IMAI