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A Barking Dog Never Bites

独自の驚異的進化を遂げる極悪“DANCE CORE”が創り出した狂乱のダンスフロア

2016/1/30@渋谷club asia
“DOGMA TOUR FINAL” 〜ONEMAN SHOW〜

IMG_0011_main バッキバキの極悪“DANCE CORE”を奏でる横浜の最終兵器、A Barking Dog Never Bites(以下バーキング)が初のフルアルバム『DOGMA』をリリースしたのは昨年7月のことだ。そのアルバムを携えて全国各地をツアーでまわり、彼らはさらなる研鑽を続けてきた。そして遂に半年以上に及んだ“DOGMA TOUR”のファイナルを、渋谷club asiaでのワンマンにて締め括る。“いったいどれほどの成長を遂げているのか?”という大きな期待を胸に、たくさんのオーディエンスが会場へと集結した。

SEに乗ってメンバーがステージに登場すると、大きな歓声と拍手で迎え入れられる。そして「Swamp bury the man」のイントロが鳴った瞬間、いきなり激しく暴れだすオーディエンス。『DOGMA』を初めて聴いた時の興奮が、自分たちの中で再び蘇ってきたかのようだ。フロントに立つWataru(Vo.)とRyo(Vo.)の2人がステージの最前線を端から端まで走りまわって、観客をさらに煽るとサークルモッシュが発生。1曲目から、いきなり狂乱のダンスフロアを生み出していく。

暴虐的なまでにヘヴィなサウンドに乗ったRyoによる変幻自在のシャウトで圧倒したかと思えば、Wataruが歌うメロディアスなパートではシンガロングすらも湧き起こる。超絶リフと予測不能なアンサンブルの中で縦横無尽に飛び交うスクリームとメロディは、まさしくバーキングだけが持つ強力な武器だ。目まぐるしく移り変わる曲展開に合わせて、観客たちもピースフルに手を振っていたかと思えば突如ヘッドバンギングを始めたりする。息継ぎする間もないほどの圧巻のパフォーマンスが、フロアの景色も次々と変化させていった。

ツアーファイナル、そしてワンマンということで特別な趣向も。「Under the Sky」ではスペシャルゲストに、DOLLS REALIZEのYAG(Vo.)がラップで参加して共に盛り上げる。さらには「ピンクスパイダー」のカバーも披露し、誰もが知っている名曲で会場の一体感をさらに高めていった。この日はWataruの母親が初めてバーキングのライブを観に来ているというエピソードも語りつつ、「懐かしい曲を」ということで「Symphony」を披露。『DOGMA』以前の作品からの楽曲も交えて、本編だけで全16曲を叩き込んだ。

アンコールでは会場全体での記念撮影に続いて、愛媛在住のアイドルグループ・FRUITPOCHETTEの東 志栞をゲストに招いて「Blue bird」を演奏。最後まで特別な演出を織り交ぜつつ、ラストは「Ripple」で充実のライブを締め括った。本編中のMCでは、2016年5月より12ヶ月連続で毎月1曲ずつ無料音源を配信していくという驚きの発表も。シーンの盛衰に左右されることなく、独自の驚異的進化を遂げていくバーキングの今後からも絶対に目が離せない。

TEXT:IMAI
PHOTO:新倉映見

 
 
 
 

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