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cinema staff

歓喜の上に歓喜を重ねるような幸福感に満ちた追加公演

2016/2/25@赤坂BLITZ “waypoint 2016”

PH_cinema01昨年12/2に豊島公会堂で開催された、cinema staff初のホールワンマンライブ“waypoint 2015”。チケットがSOLD OUTし、大盛況に終えたライブの追加公演“waypoint 2016”が赤坂BLITZにて2/25に開かれた。この日の会場も、平日にもかかわらず大勢の観客がフロアをぎっしりと埋め尽くす。

バンドもオーディエンスも心から楽しみにしていたことがはっきり伝わるように、オープニングナンバーの「theme of us」からハッピーな空気が充満。間奏では息の合った手拍子が客席から湧き起こり、1曲目から勢いよくG.辻が飛ぶ。勢いよく「deadman」へと雪崩れ込むと、さらにキラーチューン「great escape」を畳み掛けるなど、冒頭から全く容赦のない展開だ。

その後も「wildcard2」や「RIDICULOUS HONOR」といった、近作『WAYPOINT E.P.』『SOLUTION E.P.』収録の最新曲を惜しげもなく披露していく4人。この日最初のMCではVo./G.飯田が、Dr.久野のドラムソロ後のドヤ顔をイジって、会場に笑いが起こる。豊島公会堂の当日リハーサル時に今回の追加公演が決まったことも明かされるなど、和やかな空気の中でMCタイムが進んだ。

「せっかくなので、普段できないことをやろうと思います」という飯田の言葉に続いて、スクリーンに1stミニアルバム『document』のジャケットが映し出され、始まったのは「AMK HOLLIC」。続いて「ローリング」〜「サイクル」…といったあたりで、昔からのファンは気付いたかもしれない。そう、『document』を曲順通りに再現しているのだ。かつてはライブのラストでよく演奏されていた「KARAKURI in the skywalkers」まで、全6曲の演奏は感慨深いものがあった。

その後のMCでは『document』レコーディング時の苦しかったエピソードも吐露しつつ、「ここからが本番と言っても過言ではない」というBa.三島の言葉から演奏が始まったのは新たなキラーチューン「切り札」。飯田が「いけるか!?」と叫んでからの「西南西の虹」に大歓声で応えたオーディエンスは、三島の「まだまだいけるか!?」という呼びかけからの「exp」でさらにヴォルテージを上げていく。

「今が一番カッコ良いと思ってやっている」と語った飯田の言葉に、この日のライブを観た誰もが同意したことだろう。続いての「GATE」では会場全体を大合唱が包み込み、本編ラストを見事に締め括った。アンコールでは、2/24にリリースしたばかりの『レンタルベスト』から新曲「lost/stand/alone」を演奏して、ファンを喜ばせる。「Poltergeist」では上半身裸になった辻が客席にダイブ! さらに三島もシャウトする中で、荒々しく終えた。

興奮冷めやらない観客の声に応えてのダブルアンコールでは、「海について」でフィナーレに相応しいスケール感の大きな演奏を聴かせてくれた。期待値を超える素晴らしいパフォーマンスでオーディエンスの心を満たしたcinema staffだったが、この日はそれだけでは終わらない。スクリーンに映し出されたエンドロールの最後に現れたのは、5/18のニューアルバム『eve』発売と6/18のZepp DiverCityでのワンマンツアーファイナルの告知だ。歓喜の上に歓喜を重ねるような幸福感に満ちた一夜に、今後への期待がさらに高まった。

TEXT:IMAI
PHOTO:Takeshi Yao

 

 
 
 
 

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