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Whiteboard Jungle

つまらないジャンル分けを無に帰する、絶え間ないテンションの高まりがあった

JUNGLE LIFE × CLUB251 presents “Whiteboard Jungle”
2016/6/2(木) @下北沢CLUB251
出演:リムキャット / Migimimi sleep tight / touch my secret / Suspended 4th / Aftertalk

JUNGLE☆LIFEと下北沢CLUB251による共催イベント“Whiteboard Jungle”、2016年第3弾は話題の新バンドからライブハウスシーン期待の新鋭まで5組が出演。新たな衝撃との出会いを求めて集まったオーディエンスを前に、それぞれが鮮烈なインパクトを残すべく熱演を見せた。

 

PH01_Suspended4thトップバッターは名古屋の新星、Suspended 4th。この日初めてライブを観たが、冒頭からいきなりG./Vo.鷲山カズキの清涼感ある歌声にグッと引き込まれた。1曲の中でも多様な展開を見せ、緩急のある演奏を聴かせるバンドサウンドは確かな技術を感じさせる。そこに楽曲の色に合わせて豊かに表情を変えるボーカルが乗る様は、彼ら自身が名乗るとおり“レトロ×プログレッシブのハイブリッドロックバンド”と呼ぶにふさわしいものだ。

 

 

PH02_Aftertalk 2番手にはJUNGLE☆LIFE誌上で現在「Aftertalkのエクストリーム人生」を連載中のAftertalkが登場する。連載の第1回でも紹介していたStrandbergの特徴的な形のギターを持つVo./G.永井峻を軸に鳴り響かせるのは、疾走感のあるギターロックサウンド。永井の歯切れの良いボーカルと、G.原田征知のアグレッシブなギターが大きなダイナミズムを生み出していく。ラストの「Jeer」では、全てを解き放つようにエネルギッシュなパフォーマンスで締め括った。

 

 
PH03_touchmy Vo./G.AnneとBa./Cho.Chloeという女性2人のフロントを擁する、touch my secretが3番手のステージへと上がる。Anneのソリッドなギターとクールなボーカルが冴え渡る「music」に続いて、“躍れますか!?”という呼びかけから「say my name」へ。ChloeとDr.Louieによるリズム隊が骨太なグルーヴを生み出し、オーディエンスの身体を揺らす。ラストの「like a paradise」まで、スタイリッシュさと力強さを併せ持った演奏に魅了された。

 

 

PH04_Migimimi トリ前に登場したのは注目の新バンド、Migimimi sleep tight。Vo./G. 宮川依恋(ex. NEXTRADE)、G./Cho./Pf. 涼平(メガマソ)、Ba./Cho. JOTARO(ex. FUNKIST)、Dr./Cho./Per. 松本誠治(the telephones / FINAL FRASH)という4人が、オープニングセッションからステージに会場の目を釘付けにする。同期と生音を融合させて生み出される、独自のダンスロックサウンド。その音に乗って飛び跳ねる観客たちの姿が象徴するとおり、多幸感のあるステージだった。

 

PH05_Rimcat 男女混合4人組カオティックエレクトロニカバンド、リムキャットがこの日の大トリを飾る。サディスティックな男女ツインボーカルと、爆発力のあるサウンドで観る者たちを圧倒。新曲「月光病の森」ではダークな世界観に沈み込ませたかと思えば、「ループオーケストラ」ではオーディエンスと共に歌う。ラストの「共振するアリア」では“怖くて”と絶叫するかのごときシャウトを連呼し、喜びも悲しみも同居するカオティックな空間で全てを飲み込んだ。

 

つまらないジャンル分けなど無に帰してしまうような、絶え間ないテンションの高まりをもたらしてくれた5組のライブ。この日もここでしか味わえない刺激と興奮があったということだけは間違いないだろう。

TEXT:IMAI
PHOTO:イトウ ユキ

 

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