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Kidori Kidori

今のKidori Kidoriが一番ヤバい。でも2017年はもっとヤバくなるはずだ!

Kidori Kidori "OUTSIDE" Release Tour
2016/11/25@代官山UNIT

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3rdミニアルバム『OUTSIDE』を10月にリリースしてから各地をツアーでまわってきた、Kidori Kidori。この日はサポートベースに藤原寛(AL)を迎えた3人編成で、代官山UNITを舞台にツアーファイナルへと挑んだ。ライブが始まると同時に、「Zombie Shooting」「HHH」「Stand Up! People!!」とソリッドなナンバーを冒頭から立て続けにブチかましていく。「来いよ!?」と不敵にオーディエンスを煽る、Vo./G.マッシュ。「Mass Murder」では間奏のギターフレーズに合わせて、観客が歌う。“大量殺戮”なんてタイトルの曲で一体感を生み出してしまうのは、世界広しといえどもKidori Kidoriくらいだろう。

「懐かしい曲をやります」というMCに続いて演奏されたのは、1stミニアルバム『El Blanco』収録の「◯◯病院」。イントロが鳴った瞬間に、フロアから歓声が上がる。さらに続けて、今度は1stフルアルバム『El Primero』から「5/10」を披露。初期の英詞メインだった時期にはまだ珍しかった日本語曲を連発して、昔からのファンを喜ばせてくれる。そこから「住めば都」「モノクロ」と最近のナンバーを続けるが、こういったオトボケ感のある楽曲も彼らならではだろう。MCでもDr.川元とマッシュのユル〜い掛け合いで、場内にほんわかした空気を生み出す。

会場の緊張感もほぐれたところで、久々の英詞曲「The Puddle」から少しテンポダウン。さらに「!」とゆったりしたサウンドを続け、楽曲の世界観へと観衆を耽らせていく。「This Ocean Is Killing Me」で最も深い海の底まで沈み込ませた後は、「傘を閉じれば」から少しずつ水中を浮上させていくような感覚。「一人ぼっちも悪くない」を経て「なんだかもう」に至る頃には、もう完全に光が射す明るい場所にまで引き戻されていた。MCで曲に込めた想いを語った上で、今回の新作よりリード曲「アウトサイダー」を演奏。最後の「ありがとう」という言葉は、まるでアウトサイダーである自分たちを支持し続けてくれるファンへの感謝にも聞こえた。

後半戦は疾走感のある「フィールソーグッド」から、一気に駆け抜けていく。「タイムセール」の後、「ホームパーティ」では明るく弾ける。マッシュの「今のKidori Kidoriが一番ヤバい。今が一番カッコ良いと思ってる」という発言は、偽らざる本心から出たものだろう。アンコールでは、川元と2人だけであえて演奏。来年からは2人組としてやっていくつもりだと高らかに宣言した上で、新曲を披露してくれた。ラストはいつものように「テキーラと熱帯夜」で、和気藹々とした雰囲気の中で楽しいパーティを締め括った2人。「来年以降もメチャクチャ面白いことをやりつつ、カッコ良いことをやっていく」という言葉を信じて、2017年もこのオトボケコンビの動向を注視していきたい。

TEXT:IMAI
PHOTO:山川哲矢

 

 

 
 
 
 

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