●いつ頃から活動をしているのですか?
kee:私は一度就職をしていて、数年働いたんですけど、やっぱり音楽をやりたいなと思って仕事やめて、今にいたるって感じですね。
●音楽やりたい気持ちはあったけど、就職したわけだ。
kee:そうですね。昔からずっとあったんですけど…
●昔からあったの!?
kee:昔から歌手になりたいってのはずっとありました。でも、家の事情じゃないですけど、就職しといたら安定かなとかあったんですけど結局諦めきれなかったですね。
●作詞や作曲は昔からやっていたんですか?
kee:全くやってないですね。
●ホントに!?
kee:オリジナルって「いるんや!」 みたいな(笑)。
一同:ハハハ(笑)。
kee:何も知らなかったんで、知って初めて「あー作らないと!」って思って作り始めました。
●どういった事をテーマに曲を作るの?
kee:んー。恋愛の曲は結構妄想が入っていたりすると思うんですけど、他のはみんなに元気になってもらえる様な曲だったり、励ましの曲だったりが多いですね。私がネガティブよりで、実は根暗なんです。なので自分が言って欲しい言葉とかを歌詞にすることが多いですね。
●PV見た感じは根暗とはほど遠い感じしますけど。
kee:そうですよね(笑)。
●言われてみるとジャケットとかに暗いところは出てる気がしますね。
kee:そうですね。周りから見ると私は明るくてヘラヘラしてるように見えると思うけど、ジャケットとかは違うなってよく言われます。私がデザインするのは色とか構成も割と暗めなんです。
●なるほどね。
kee:今はそこも個性かなって思ってます。
●今はと言う事は昔は?
kee:迷っていました。暗いまま歌に出していいのか? でも歌いたい曲は明るい曲なんやけどな。そのギャップに悩まされました。
●根の暗い私が、明るい曲を歌っていいのか的な?
kee:そうですね。でも今は「もういいかな逆に!」って思ってます(笑)。
●ハハハ(笑)。今回のミニアルバムのタイトルが気になりますね。
kee:今回の『小さなヒカリ』と言うタイトルは、私が暗めで色々考えてしまう性格で、音楽活動してるとテンションが下がってしまう事もあるんですけど、聞いてくれるみんなが、私にとっては“小さなヒカリ”だよって感じのイメージです。
●影響を受けた人とかはいるんですか?
kee:アーティストで音楽の影響を受けたのは絢香さんとかなんですけど、人として影響を受けたのが、ゲーム実況とかをyoutubeで配信している「わいわい」さんという人です。彼の人生観というか…そういうのに凄い影響されてます。
●活動にも影響がある?
kee:そうですね。気持ちの部分でかなり励まされたりしてますね。
●最近なにか音楽活動の手応えは感じてますか?
kee:ここ1年ぐらいでグッと濃く活動出来ているかなと思います。ファンが増えたりとか。
●なにが要因なんでしょう?
kee:ツイキャスを1年ちょっと前ぐらいから毎日配信してて、それが大きいかなと思います。配信では結構、素の自分を出せていて、暗い部分はあんまり出しては無いんですけどね(笑)。みんなでわいわいしてて、音楽と声を気に入ってくれて、そのままファンになってくれている人が多いみたいです。
●声が好きって人が多いんだ。
kee:声が好きと言われる事が1番多いですね。
●自分ではどうですか?
kee:もちろん気に入ってます!
●自身のアピールポイントを!
kee:音楽とはちょっと違うんですけど、ファンションとか凄い好きで、インスタグラムに写真めっちゃあげてます(笑)。同性のファンがいるのがすごく嬉しくて、女の子がいいなって思ってくれることはしたいなって言うのはありますね。中高生とかのファンが多いので。
●中高生が!?
kee:配信も6割が女の子で、その中でも若い子が多いです。
●なんか若い子が来る要因に心当たりはありますか?
kee:いや、なんでなのか私にもわからないんですが、初めてきた子が14歳だったりしますね。
●ジェネレーションギャップは感じませんか?
kee:ありますね。でもファンの方には50代の方とかもいるので、幅広く勉強させてもらってる部分もあります。
●今回のPVは自分でアイディア出したりしているんですか?
kee:そうですね。かなり話し合いながら、もちろん衣装は自前のもので撮影してます。
●ココ見てよ! みたいなのはある?
kee:んー。めちゃくちゃ下手なダンスをしたんでそれは見て欲しいです(笑)。それとファッションですね。
●ファッション押してくるね(笑)。
kee:好きなんで(笑)。
●アルバムのアピールポイントを!
kee:最後に収録されている曲がファンの方に向けて書いた曲なんですけど、その曲が結構暗めな曲なんです。でも全部暗い訳ではないので、その違いも楽しんで頂けたらと思います。
●ファンを暗~いどん底に突き落とす楽曲になっていると(笑)。
kee:全然違います(笑)。ファンの方が私にとって“小さなヒカリ”だったように私もみんなの“小さなヒカリ”になりたいっていう気持ちがこもってます。1人じゃなくて私もいるよ! みたいな。
●人の心を癒すとかっていうことに一貫してるよね。
kee:最初はただただ歌いたくて別に誰かになんかしてあげたいとかって訳じゃなかったんですけど、応援してくれる人ができて「私はみんなを元気にしたい」と思うようになりました。それからはほぼみんなに向けた曲ばっか書くようになりましたね。
●今後の活動の予定は?
kee:2017年12月13日にミニアルバム『小さなヒカリ』がリリースなのですが、そのアルバムをひっさげてワンマンツアーをします! そのワンマンツアーをとにかく全力で成功させて、更に大きいステージに立てるようになります!
●音作りに関しては?
kee:今はオケでのライブなんですけど、ギター弾いて曲を作るっていうのと、ライブでもギターを弾いてライブしたいです!
●では最後にkeeを表現して!
kee:みんなから見るとヘラヘラしている様に見えるかもしれませんが、考えるとこは考えて“芯”はちゃんとあるので、これから出会う人もすでに出会ってる人にもみんな付いて来て欲しいです!
Interview:PJ