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PARKLIFE

抱いた未来のその先にもきっと、素敵に溢れた日々が続いている。

東京発3ピース・ロックバンド、PARKLIFEが初の全国流通盤となる1stミニアルバム『証鳴』をリリースする。大学の軽音楽部で出会ったという3人が、卒業後もバンドの楽しさを追い求めて活動を継続してきた。“東京PARKLIFE、あなたのために歌います”の一言から始まるステージは、泥臭いほどの熱さと瑞々しい輝きを放つものだ。自分たちが生み出す“歌とメロディ”の力を信じて、多くの人へと伝えるために突き進んでいく彼らの行く先には、大いなる可能性に満ちた未来が広がっている。

 

「“まだ行けんだろ?”みたいな感じですね。それはどの曲にもある、PARKLIFEの中心になっているメッセージなのかもしれないです」

●“PARKLIFE”というバンド名からはBlurの名作を思い出す人も多いと思うのですが、そこは何か関係しているんですか?

遠藤:バンドをやろうとなった時に、好きなバンドの曲名からバンド名を取ろうとなって。それで(野澤)太秀が好きだった“PARKLIFE”になった感じですね。

野澤:その当時はBlur対Oasisみたいな構図があって。Oasisももちろん良いんですけど、僕はBlur派だったんですよ。初めて聴いた曲が「PARKLIFE」だったので、思い入れもあって付けました。

●Blurはまさにブリットポップの象徴のようなバンドですが、PARKLIFEの音楽性とはちょっと違いますよね?

野澤:全然違いますね(笑)。元々はブリットポップやThe Cribsみたいな曲をやりたかったんですけど、活動していくうちに今の感じになったというか。現メンバーが揃った時に、3人の重なる部分に合う曲を作るようになったんですよ。それで自然と今の形になりました。でも根本には、そういうものもあるとは思います。

●メンバーのルーツはバラバラだったりする?

遠藤:そうですね。僕のルーツはSHAKALABBITSやJUDY AND MARYなんです。

禱:僕はBUMP OF CHICKENが一番好きですね。メンバーの2人とは大学の軽音部で出会ったんですけど、その頃にdustboxを知って。そこからメロコア系の曲をよく聴くようになりました。

●メロコア系も共通するルーツ?

遠藤:僕は中学の時にELLEGARDENやlocofrankをよく聴いていて。大学に入ってからも軽音部内でそういう音楽が流行っていたので、コピーもしましたね。洋楽のポップパンク系もよくコピーしていたので、サウンドを作る上でのルーツはそのあたりかもしれないです。

●PARKLIFEを結成したのは、大学を卒業してからなんですよね?

遠藤:そうです。大学を卒業して、ちょっと経ってからですね。

野澤:大学の軽音サークルがとにかく楽しかったんですよ。だから大学を出ても、その延長線上でやりたかったというか。そういう想いが出発点にはなっていますね。

禱:僕は結成から1年後くらいに加入したんですけど、やっぱり軽音部の延長みたいなイメージがあって。大学生活が終わって社会に出たら音楽と全く離れてしまうわけじゃなく、バンドで楽しいことをずっとしていたいなと思って加入しました。

●結成当初は今の音楽性とは違ったんでしょうか?

遠藤:最初はもっと2ビート系の曲が多くて、英詞で歌っていましたね。でも“やっぱり日本語でしょ”となってからは、曲調もメロディック系だけじゃなくなって。ライブを始める頃には、だいたい今みたいな感じになっていました。

●ライブは新宿ACBが多いんですよね。

遠藤:最初は色んな会場に出ていたんですけど、どこにもハマらなくて。でもACBに出るようになってからは、イベントにもたくさん呼んでもらえるようになったんです。僕たちは全員バンド歴がそんなになかったので、活動の仕方も全部手探りで。バンドとしての進み方が全然わからなかったところを、ACBが色々と教えてくれた感じですね。

●当初はどうやって活動すれば良いかもわからなかった?

遠藤:そうなんです。でもACBに出る中で、CDをリリースしたほうが良いとか、自分たちでイベントを企画したほうが良いとか、色んなことを学んでいった感じですね。

●そこから自主でデモCDを2枚リリースしたわけですよね。

遠藤:それまではスタジオで適当に録った音源をSoundCloudにアップするだけで満足してしまっていて。やっと1枚目のデモCDを作ったのは、禱が入ってからでした。

●その1stデモに入っていたM-5「伝わって」が、今回の1stミニアルバム『証鳴』にも収録されていますね。この曲はバンドとして軸になるものなんでしょうか?

野澤:まさにそうですね。

遠藤:「伝わって」は禱が入る以前の、本当に初期からやっている曲で。何度も助けられた曲だし、この曲で僕らを気に入ってくれる人も多かったんです。僕らの名刺代わりみたいな曲で、今回のリリースのキッカケにもなったんですよね。

●“伝えたい”という気持ちや“色んな人に届けたい”という想いが、すごく明確に出ている曲だなと。

野澤:どストレートですよね。歌詞もすごく自分らしい曲だと思います。サビの“もうどうでもいい”とかが特に…(笑)。

●歌い出しからして、いきなり“つまらない事ばっかりで もうがっかりさ”っていう(笑)。

野澤:投げ出しすぎですよね(笑)。“そんなことはどうでもいいから、こうだ!”っていう気持ちが特に入っている曲というか。僕は“つらいことや無理にやっていることなんかやめちゃって、やりたいことをやれば良いんじゃない?”って思う人なんですよ。

遠藤:太秀の歌詞ってマイナスから入るんですけど、最終的には“そういう中でも頑張ろう”っていうタイプのものが多いんですよね。あと、この曲は“彼”とか“君”みたいな個人が出てこないのも、太秀らしいというか。そういう第三者の目線で書かれたものが多いんです。

●でも歌っているのは、自分自身の気持ちだったりする?

野澤:そうですね。この曲は完全にそうです。

●M-4「Heartfelt」の歌詞にある“短編のような詩で描いていたい”というのは、太秀くんの歌詞に向き合う姿勢が出ているのかなと思いました。

野澤:自然に出てきた言葉なんですけど、確かにそうかもしれないですね…。

遠藤:深層心理的なところが出ているんじゃない?

●この曲には、どんな想いを込めたんですか?

野澤:これを書いた時に僕は確か短編映画を見ていて、そこで思い付いて書いたんですよ。たとえば恋人と2人で散歩している場面だったり、映画の中の(本来は)どうでもいいシーンとかがめっちゃ好きなんです。この曲の歌詞では、そういうものを表現したかったというところはあるかもしれない。

●そういう日常の何気ないシーンがあってこそ、重要な場面も活きるというか。

野澤:そうなんですよ。僕自身もたとえば土日に外出して遊びに行くよりも、恋人とコーヒーを飲みながら家でゆったりするほうが好きだったりして。そういった日常の中にこそ、大切なものがあるんじゃないかなって思うんです。そこも歌詞には出ているかもしれないですね。

●“繰り返す日々はほら 素敵に溢れているから”という歌詞がまさにそうかなと。

野澤:そのとおりですね。でも“こういう曲にしたい”とか考えずに作っているので、自分の“素(す)”が出ているんだと思います。人間味が出ているというか。

●作りごとの物語を歌っているわけではない。

野澤:そうですね。結局はどれも自分のことを歌っているというか。

遠藤:太秀は昔から自分の思ったことになぞらえて、歌詞にしている気がします。“こう思った”というところから、自分自身のボキャブラリーと世界観に沿ってイメージが広がっていく感じで。

●太秀くん自身の思ったことが、歌詞の源泉になっている。

野澤:ただ、M-3「光る夜」に関しては、全く毛色が違うんですよ。これは僕の妄想なんです。ちなみに、2人はどう思った?

●メンバーにインタビュー(笑)。

野澤:この曲だけ毛色が違うから、みんながどう思っているのか気になっていたんですよ。

禱:最初はいつもとちょっと違うなと感じたけど、最終的にPARKLIFEっぽくはなるのかなと思っていましたね。

遠藤:他の曲ではだいたい誰か登場人物がいて、その人の思うことや身の周りの環境とかが世界観につながっているんですけど、この曲には誰も出てこないんですよ。だから本当に風景的というか…。いつもは登場人物の感情(の起伏)に合わせて、ドラムに緩急をつけたりしているんです。でもこの曲にはそういうものが全くないので、わりとガンガン行っちゃいましたね。

●本人的にはどういうつもりで書いたんですか?

野澤:空と地上って、夜だと、もし逆転しても一緒だなと思って。もし地上が空と入れ替わっても、街灯の光とかで星空っぽく見えるじゃないですか。そういうところからイメージして書いたので、この曲だけは想像上のものなんです。

●“光る夜は絶滅の証”というのはどういう意味?

野澤:霊魂の光とかのことですね。人が死んだら、魂は天に昇っていくイメージが何となくあるじゃないですか。でもさっき言ったように空と地上が逆転するとしたら、霊魂はその間をずっと行き来しているだけで結局は全てが一緒になるんじゃないかなっていう。そういう妄想も入っている曲なんです。

●その“光る夜は絶滅の証”というフレーズも含めて、この曲は今作の『証鳴』というタイトルにつながってくるのかなと。

野澤:今回は全部の曲が『証鳴』っていうタイトルとつながっているんですよ。たとえばM-1「スポットライト」なんかは、それこそ“照明”という意味ですからね(笑)。

●この曲はステージを照らすスポットライトのことを歌っている?

野澤:そうですね。でもバンドのステージという意味だけじゃなくて、色んな人が“ステージ”に立つことがあると思うんです。表舞台に立つことなんて、誰にでもあり得ることだから。そういう時って僕は“逃げ出したいな”と思っちゃうんですけど、この曲は“逃げずにやればどうにかなるよ”ということを歌っています。

●1曲目に持ってきていることもあって、「スポットライト」はこれからデビューしていく自分たちの決意表明的な意味もあるのかなと思ったんですが。

野澤:それもありますね。最後の“まだまだ、いまここに立つ 俺の影を消して 未来を照らす心のスポットライト”という歌詞も、今の状況にハマっているなと思いました。

●ラストもM-6「みらいのうた」で終わりますが、今回は“未来”という単語もキーワードなのでは?

野澤:そうですね。“未来に何が待っているんだろうな”というワクワク感がすごくあるんですよ。「みらいのうた」は“どこにでも行けるよ”みたいな曲で、“未来は何通りもあるから、とにかく頑張れ”っていうことを歌っています。

●“何千回も悔しがって 後悔をしていても 這い上がって生きていたい”というのも、“らしい”言葉なのかなと思いました。

野澤:“まだ行けんだろ?”みたいな感じですね。それはどの曲にもある、PARKLIFEの中心になっているメッセージなのかもしれないです。

遠藤:最後を「みらいのうた」で終わることも、僕たちらしいアプローチになっているのかなって思います。今作を録り終えた時に、3人ともこの曲順でほぼ一致したんですよ。最初の1枚目としてはすごく良いものができたと思うし、色々と伝えたいことがちゃんと伝わる作品なんじゃないかなと。

禱:本当に曲順は3人が一致して。“先に進むぞ”っていう気持ちが全員一致しているからなのかなと思います。

●リリース後にはツアーも決まっているので、そこも楽しみでは?

遠藤:色んな都市に行って、色んな人に観てもらいたいですね。ライブを観てもらえさえすれば、気に入ってもらえる自信はあるから。

禱:今回のミニアルバムに関しても、聴いてもらえれば確実に心をつかめるものになったなと思っているんですよ。CDを聴いて、ライブにも来てもらえたら嬉しいですね。ライブではまた違う良さがあるので、そういうところを見てもらうツアーにしたいです。

野澤:初めての長いツアーなのでどうなるかもわからないし、不安もあるし…でもすごく楽しみですね。今は、本当に“ドキドキ!”っていう感じです(笑)。

Interview:IMAI
Assistant:平井駿也

 

 
 
 
 

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