全国15万部を誇る日本最大級のミュージックフリーマガジン on Web!!

lynch.

完全復活を遂げた無敵の5人は、もう死ぬまで止まらないだろう。

“13th ANNIVERSARY -XIII GALLOWS- [THE FIVE BLACKEST CROWS]”
2018/3/11@幕張メッセ国際展示場

完全体のlynch.が、帰ってくる。2016年12月にBa.明徳の脱退を発表して以降、頼れる仲間たちのサポートを受けつつも、“不完全”な体制での活動を続けていた彼ら。昨年の大晦日に地元・名古屋で行われた“lynch. COUNTDOWN LIVE「2017-2018」”にて明徳の復帰を発表し、ようやく本来あるべき姿の5人でステージに立つ日を迎えた。その舞台となるのはワンマンでは過去最大規模の会場である、幕張メッセ国際展示場。完全復活を遂げる場として、十分すぎるほどのシチュエーションだろう。

 

 

 
約6,000人ものオーディエンスが見守る中で、暗転した場内に4人のメンバーが明徳に手を差し伸べる映像が流れる。続いて“WELCOME TO THE GALLOWS”の文字が浮かび上がり、いよいよライブの幕開けだ。オープニングナンバーの「PLEDGE」でまずはじっくりとした立ち上がりを見せた後、Vo.葉月の“幕張〜! Are you ready?”という叫びからの「GALLOWS」で一気にヴォルテージがブチ上げられた。“ようこそ、処刑台へ”との宣言どおり、ここから容赦なくキラーチューンを畳み掛けていく。

 

 

 

「BLØOD」ではオーディエンスが大きな声で共に歌い、「GREED」では躍動する明徳のベースに全身全霊で身体を揺らす。凄まじく素晴らしい光景に“すごい景色です。ありがとう! 俺らの常識をひっくり返してくれました”と最初のMCで語った葉月。“新メンバーです。明徳くん”という茶目っ気のある紹介に応じて、当人は“めちゃくちゃ心配かけて、迷惑かけて、すみませんでした。5人でここに立てるのを夢見てました。この場所を守り続けてくれてありがとうございます”と真摯に謝罪と感謝を述べる。ここからまた再出発の道のりが始まるのだ。

 

 

 

“夢の中にいるような気分です。でもこれは現実です。今日のライブが成功すれば、この先にも現実が続いていくということです。やってみませんか、みなさん!”という葉月の呼びかけに、オーディエンスも呼応しないわけはない。「CREATURE」や「INVINCIBLE」では灼熱の熱狂空間を共に創り出し、「UNELMA」や「KALEIDO」などミドルチューンが続く中盤では幻想的で美しい世界にどっぷりと浸りきる。この1年間で様々な困難や逆境を乗り越えてきたことすらも忘れさせるほどに、いつもどおり最高のlynch.のライブが展開されていった。

 

 

 

「MIRRORS」からの後半戦では“暴れに来たんじゃないですか?”、“史上最高ののど自慢大会を始めようぜ”などなど、葉月がどんどんフロアを煽っていく。明徳のスラップが炸裂する「INVADER」でさらに盛り上げると、“こんな景色を見せられたら興奮しちゃうよね? ヤりたくなるよね? 幕張、全員でSEXしようぜ! いただきます!”と絶叫してからの「pulse_」。史上最高の絶頂へと至らせた後に語った“これは夢じゃなくて現実です。またいつでも起こせるから”という言葉のとおり、これから先もlynch.は夢のような現実を見せ続けてくれるのだろう。

 

 

 

アンコールのMCでは葉月が“夢見た景色にようやく辿り着くことができました”と語れば、G.玲央は“これからも夢を見ていきたい”と力強く述べる。“ハードルを越えたら、またハードル”(Dr.晁直)のごとき状況を飛び越えていくことで、彼らはこれほどまでの進化を遂げてきたのだ。完全体に戻った最初の日、“この5人が揃うと何も怖くない”という明徳の言葉に誰もが頷いたはずだ。

 

 

 

4/25には明徳によるベースリテイクとリミックスを施した新譜『SINNERS -no one can fake my bløod-』をリリースし、その後には東名阪でのTOUR’18「THE NITES OF AVANTGARDE #2」“A BLØODY REVENGE”など続々とライブも決まっているlynch.。完全復活を遂げた無敵の5人はこれからも全力で現在を駆け抜け、もう死ぬまで止まることはないだろう。

Text:IMAI
Photo:江隈 麗志

banner05
banner_228 banner_top 浅井製作所 NCIS_banner4 new_umbro banner-umbloi•ÒW—pj