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音楽スタジオ246 ジャングル♪ミュージシャンズ Special!コラムVol.11

音楽スタジオ246 ジャングル♪ミュージシャンズ Special!コラムVol.11


大野裕司
ココロオークション
ベーシスト&コンポーザー

いい耳

ジャングルライフをご覧のみなさん、「ココロオークション」というバンドのベースをしている大野です。こんにちは。
いつも通りスタジオ246でバンドリハしていたら店長に「コラム書いて」と言われたので「わかりました」と二つ返事しました。246はなんせもう10年くらい使ってます。ココロオークションには246の血が流れています。最初からマイクセッティングしてくれているスタジオって意外にないんですよ。すげーよ246。

よし。このご縁を頂いたご恩はこれで返せたと思うのでコラム書きます。今日はココロオークションで音楽活動していく中で得たり、僕自信が先輩ミュージシャンから教えてもらった”気付き”を読者のみなさんにお伝えできたらいいなと思っています。楽器をやっている人、これから楽器を始めたいと思っている方に届けばいいなと。
ギターがうまいとか、歌がうまいとか、リズム感がいいとか、どれもすごく大事です。僕もベースうまくなりたいし、いい曲いっぱい作りたい。 ただ、これは僕の持論なんですが、ミュージシャンにとって大切な物第一位は「いい耳を持っている」という事だと思っています。 ここで言う「いい耳」というのは単純な聴力の事ではなくて、耳の経験値とでも言えばいいのでしょうか、音楽に対する耳の知識量です。

5年以上前にご縁があり大先輩ベーシストとお話させて頂く機会があって、嬉しくて飲みすぎた結果ほとんど会話は覚えてない大失態を犯したのですが、その時に聞いたある言葉だけは胸に刻み込まれています。 その大先輩ベーシストは「もっとうまくなるにはどうしたらいいですか?」というストレートな僕の質問にこう答えてくれました。
「毎日一曲、どんな曲でもいいから、スピーカーの前に座って目を閉じて、その曲をよく聞くんだ。ぐっと。よーく聞く。スピーカーなかったらヘッドフォンでもいい。やるのはそれだけでいい。」
もっと詳しくお話を聞くと 「自分は超絶なテクニックがあるわけでもないし、眼を見張るようなプレイもできない。でもこうやってたくさんのミュージシャンからベースを弾いてくれと声をかけてもらえている。それは何故かすべてはわからないけど、唯一自分で自信を持って言えることは、俺はいろんな音楽を聞いてきて、しかもそれをよーく聞いてきたから、音楽の’ツボ’がわかるんだ。曲が求めている事が今までの経験でわかるんだよ。」 と言っていました。

もう目からウロコでした。いや耳からウロコなのか。つまり、普段音楽を聞いて楽しむのとは別に、耳のトレーニングだと思って、音楽を聞くことにとにかく集中する時間を作るということです。 そしてその音楽をちゃんと知ること。 どんな曲でもいいので、よく聞いて、何度も聞いて「あ、ここでハイハットが開くんだな」とか「あ、このギターフレーズは右チャンネルに振っているんだな」とか「あ、Aメロのコードってサビと一緒なんだな」「あ、Bメロだけ歌のリバーブが多いんだな」とか何度も何度も聞けばいろんな発見があります。 この「あ、」をたくさん繰り返す事こそが耳を鍛え、「いい耳」を作るのです。

もちろん音楽の聞き方は自由です。ただ、音楽家として自分が成長したいと思うなら、普段音楽を聞いているやり方とは別に、この聞き方を試してみて欲しいなと思っています。

今までよく聞いていた曲でも集中して聞くと新しい発見がきっとあります。今まで聞こえていなかった音もきっと見つけられると思います。 その体験は貴方の音楽生活の助けに必ずなります。 お互い頑張りましょう!

音楽スタジオ246


 


ココロオークション
4月1日
Major 4th Mini Album 「VIVI」リリース


TECB-1009
¥1,800 (Tax in)
2019/04/01 RELEASE
http://cocoroauction.info/