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JUNGLE☆LIFE × CLUB251 presents “Whiteboard Jungle”

ありえない組み合わせが生む超刺激的化学反応。

“Whiteboard Jungle”
2018/10/10@下北沢CLUB251
Act:大木ハルミ、パピプペポは難しい、The Retrievers、IRIS MONDE、ASTROMATE

 

JUNGLE☆LIFEと下北沢CLUB251による共催イベント“Whiteboard Jungle”の第6弾が、10/10に開催された。ガールズバンドからボカロ、アイドル、シンガーソングライターまで、今回もジャンルを超越した刺激的なブッキングが実現した一夜をレポートする。

 

 

ラウドロック全開なSEに乗って登場したASTROMATEは、オープニングナンバーの「COLORS」から息の合ったパフォーマンスでフロアを盛り上げていく。エモさと壮大さを備えたバンドサウンドをバックに、弾ける笑顔でハッピーな空間を生み出す彼女たち。初期からライブを観てきたが、着実に進化していることを実感させられる。ダンスのキレや歌の表現力、そして全力でライブを楽しむ表情の輝きに魅せられた人も多かったに違いない。

 

 

2番手のIRIS MONDEは今年4月以来、2度目の本イベント参戦だ。メンバーが1人ずつ手拍子で煽りながら出てくる入場シーンから明るい雰囲気を生み出し、スペーシーな音を取り入れたエレクトロロックでオーディエンスの身体を揺らす。「RAINY」ではサークルモッシュを引き起こし、「ケミカルSummer」ではIRIS MONDE恒例のクラップ&レスポンスも。ファン以外も巻き込む熱演で、後日に控える新体制初のワンマンに勢いをつけた。

 

 

疾走感溢れる「となりのトトロ」のカバーで、観客の目と耳を一瞬で奪い去ったのはThe Retrievers。「ぼくらのレットイットビー」で知られるはりーPを中心に、上田健司らプロフェッショナルなメンバーたちがパワフルかつソリッドな演奏を披露する。一度は聴いたことのあるジブリの名曲たちを初音ミクの歌声と共に勢いよく奏でられれば、誰もが笑顔で踊りださずにはいられない。あっという間に駆け抜けるようなステージが、さらなる熱気を生んだ。

 

 

アゲアゲなサウンドでヴォルテージをどんどん上昇させたのは、パピプペポは難しい。その名前だけでもインパクト十分だが、ライブでも斬新な衝撃を残していく。イエロー・パープル・レッドの3色の可愛らしい衣装をまとった3人だけかと思いきや、“レスあげます”と書かれた黒Tシャツのメンバーが飛び込んできて共にパフォーマンス。曲によって3人だったり4人だったりと目まぐるしく入れ替わりながら、カラフルなサウンドに乗せて魅了し続けた。

 

 

青いチャイナドレスを身にまとい登場した大木ハルミは、ステージに現れるやいきなり客席に話しかけていく。まずはトークで惹きつけた後は、ピアノのイントロが印象的な「純情写真」を披露。「光線」では凛とした力強い歌声に合わせて、サイリウムを持ったファンたちがコールを入れる。京都市営地下鉄の『地下鉄に乗るっ』のPRCMに選ばれた代表曲「sakura」まで、どの曲も一緒に歌いたくなるようなメロディを武器に会場全体を巻き込んでいった。

 

出演した5組それぞれが独自性溢れるライブパフォーマンスで、次から次へとインパクトを放ち続けた今回のイベント。他ではありえない組み合わせが生み出す化学反応に、また次回も期待していて欲しい。

Text:IMAI
Photo:YOSHIHITO_SASAKI

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