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BAND-MAID

想定外も全て越え、遥か高みへ飛翔する。 世界征服へまた新たな一歩を踏み出した。

アメリカでの初ワンマンライブも即完し、世界規模で躍動する女性5人組ハードロックバンド・BAND-MAIDが1/16にシングルを2枚同時リリースする。メイド服を纏い、“世界征服”を目標に掲げて活動している彼女たちだが、2018年11月には“BAND-MAID WORLD DOMINATION TOUR 2018【宣告】〜senkoku〜”と銘打った3度目の海外ツアーを実施。前述のとおりアメリカでのワンマンを2公演ともSOLD OUTし、ヨーロッパ各地でも大熱狂のお給仕(※ライブ)を繰り広げてきた。まさに目標のとおり世界規模でのブレイクに向けて旋風を巻き起こしている中で、2枚同時リリースされる今回のシングル。4thシングル『glory』はテレビ東京系アニメ『遊☆戯☆王VRAINS』のエンディング曲、そして5thシングル『Bubble』はトリンドル玲奈主演で話題のABC/テレビ朝日系ドラマ『パーフェクトクライム』主題歌と、これを機に国内でもその名を今まで以上に広めることは間違いないだろう。気付けば、いつの間にかワールドクラスのバンドになっているかもしれない…。それほどの大きな飛躍の可能性を持った彼女たちの“今”に迫る、2018年最後の表紙&巻頭10,000字インタビュー。

 

BAND-MAID #1

「1回目も2回目もちょこちょこトラブルはあったので、3回目ともなれば“もうやるしかない!”っていう」

●11月は“BAND-MAID WORLD DOMINATION TOUR 2018【宣告】〜senkoku〜”で約2週間にわたって、アメリカ〜ヨーロッパをまわってきたんですよね。

ミク:移動も含めると、全部で16日間でした。大変なこともありましたけど、すごく楽しかったですっぽ。

彩姫:長かったけど濃い時間だったので、あっという間でしたね。

●初日からSOLD OUTだったということで、海外での反響も実感できたのでは?

彩姫:そうですね。初日のロサンゼルスと2日目のサンフランシスコは、即完だったみたいです。

ミク:ヨーロッパツアーは3回目だったんですけど、アメリカでのワンマンは初めてだったのでちょっと不安もあって…。でも自分たちが思っていた以上にご主人様・お嬢様(※ファン)に熱狂して頂いたり、チケットも即完したりですごく自信につながりましたっぽ。今度はもっと大きな会場でやりたいなという気持ちにもつながりましたっぽね。

AKANE:今回はフィンランドやオランダといった、今まで行ったことのない国もツアーに入っていたんですよ。もっと色んな国に行ってみたいなという気持ちも、今まで以上に強くなりました。

●MISAさんはどうでしたか?

MISA:お給仕はもちろん最高なんですけど、観光がすごく楽しかったです(笑)。フランスでは、AKANEとミクと3人でエッフェル塔と凱旋門とルーヴル美術館に行ってきました。

ミク:これまでの海外ツアーでは時間がなくて、ほとんど観光できていなくて。でも今回のツアーではオフも少しあったので、合間で観光に行けたのが楽しかったですっぽ。

●今までより長期間だったぶん、多少の余裕もあったわけですね。

ミク:あと、今回は初めてツアーバスで移動したので、バスの中で寝泊まりできたんですっぽ。今まではホテルに泊まって朝方には出発して…という繰り返しだったんですけど、今回はツアーバスで寝ている間に移動できて。そのおかげで時間に多少の余裕ができて、観光もできましたっぽ。

●Twitterで見たんですが、AKANEさんがツアーの移動中に変な寝言を言ったとか…?

ミク:常に言っていたっぽ!

MISA:私はAKANEの寝言を全部メモっているんです。“AKANEの寝言2018海外ツアー11月”というタイトルでメモがあって、今見てみたら4つありました(笑)。

KANAMI:4つもあったんだ…(笑)。

AKANE:最初はアメリカでしたね。“ワカメ見たほうがいい?”と言ったらしいです(笑)。

●意味不明ですね(笑)。

彩姫:サンフランシスコに移動中の車内でAKANEが寝ちゃっていて、急に“ワカメ見たほうがいい?”とすごく優しい口調でつぶやいたんです。

ミク:それにKANAMIが答えたんだっぽね。

KANAMI:“なんで? どうしてワカメなの?”って質問したら、“ハッ!”ていう感じでAKANEが起きちゃって。

彩姫:“私、何か言ってた…?”って(笑)。

●周りは寝言だと気付いていなかった。

彩姫:最初は本当にわからなくて、“誰に話しかけているんだろう?”と思いました。体勢的にも座って、何か考え込んでいるようにも見えたから…。

KANAMI:AKANEは寝ている時も眼が開いているから、わからないんですよ。

AKANE:日本のホテルでもメンバーと同じホテルの部屋で寝ている時、ずっと眼が開いているみたいです…。

MISA:しかも、こっちを見ながら寝言を言うんですよ(笑)。

ミク:だから話しかけられていると思うっぽね。

●それだけツアーバスの中でもリラックスできていたということでしょうね(笑)。

AKANE:そうかもしれない…。

ミク:それか、食事のことを考えすぎているかのどちらかっぽ(笑)。

彩姫:寝言の内容が全部、食べ物関係なんですよ(笑)。でも面白かったし、すごく癒やされました。

 

 

●ツアー中のエピソードで言うと、トラブルもあったそうですが。

彩姫:3度目のワールドツアーにして、最大のトラブルがありました。初のロストバゲージをするという…。

●KANAMIさんのギターがなくなったんですよね。

ミク:実はギターだけじゃないんですっぽ。(彩姫とKANAMIの)2人の荷物が2つずつロストバゲージしてしまって。

●彩姫さんの荷物もなくなっていたと。

彩姫:服とか小物だったので現地で買ったり、メンバーに貸してもらったりして私は大丈夫だったんですけどね。

KANAMI:私はパソコンとつなぐためのインターフェースという機材が、ギターと一緒にロストバゲージしてしまったんです。その当日のライブはギターをレンタルして、パソコンも使えないので同期なしでやりました。いつもとは違う、ちょっとレアなお給仕になりましたね。

ミク:ヘルシンキだったんですけど、セットリストも一部変更してやりました。

●そういうトラブルにも対応できる臨機応変さが身に付いてきたんじゃないですか?

ミク:1回目も2回目もちょこちょこトラブルはあったので、3回目ともなれば“もうやるしかない!”っていう。

KANAMI:だから“あ〜、ギターがないんですね。じゃあ、別のギターを使うので大丈夫です”とか“同期が使えない…じゃあ、セットリストを変えます”という感じで対応できました。

彩姫:でも最初に空港でロストバゲージしたとわかった時は、吐きそうなくらいの状態になっていましたけどね(笑)。泣くとかじゃなくて、気分が悪くなるっていう。

●それくらいショックだった?

KANAMI:本当に大切なものなので、“もしあのギターが返ってこなかったら、どうしよう?”っていう気持ちが強くて…。でもレンタルしたPRSのギターが1990年代前半に作られた初期のヴィンテージで、なかなか弾く機会のないものだったからラッキーな経験にはなりましたね。そういう気持ちもありつつ、ライブで小鳩のMC中に“ギターが見つかりました”という報告が入った時はすごく嬉しくなっちゃいました(笑)。

●見つかって、本当に良かったですね。

彩姫:そのライブ中に、荷物が4つとも見つかったという連絡があって。翌日にはホテルに届けてくれるということになったので、本当に良かったです。私はロスアンゼルスでゲットしたスニーカーが入っていたので、“それがなくなったらもう…!”っていう感じで(笑)。

ミク:“荷物はいいから、スニーカーだけ返して欲しい!”と言っていたっぽ(笑)。

KANAMI:結果的に見つかって、本当に良かったです。こういう経験をしたことで、“トラブルも乗り越えられるようになったんだな”と思いました。

●ライブの話に戻りますが、初日のロサンゼルスでは「Thrill」でメンバーも驚くほどの異常な盛り上がりだったとか。

彩姫:BAND-MAIDが今こうやって海外に行くようになったのは、アメリカの方がFacebookで「Thrill」のMVを紹介して下さったことが1つのキッカケになっていて。だから、海外でもすごく人気のある曲なんですよ。サビに“Hey”という掛け声の部分があるんですけど、その声が異常に大きくてイヤモニ(※イヤーモニター)すらも突き抜けてくるレベルだったので、みんなビックリした顔をしていたと思います。私も歌いながら、“うわっ! ビックリした〜”みたいな感じで(笑)。

ミク:(「Thrill」をやれば)きっと喜んでくれるだろうなとは思っていたんですけど、想像以上の反応が返ってきましたっぽ。

●国ごとにお客さんの反応も違ったりする?

ミク:国ごとに独特な雰囲気があって、盛り上がる曲も違いますし、ご主人様・お嬢様の盛り上がる場所も全然違いますっぽ。ヘルシンキはガチのメタラーな人が多いので、メタルチックな激しい曲のほうが盛り上がりましたっぽね。

AKANE:ヘルシンキは、北欧メタルの文化があるから。見た目からイカつい感じの人が多かったですね(笑)。

彩姫:曲のどこでノるかが、国ごとで全然違うんですよ。アメリカでは歌のところで盛り上がる人が多いんですけど、ヘルシンキやオランダではイントロやアウトロの楽器のみの部分が特に盛り上がるポイントみたいで…。頭をガンガンに振っていました(笑)。

●盛り上がる曲も違うんでしょうか?

ミク:フランスでは日本のアニメ文化が人気なので、アニメのテーマソングになっている「glory」や「Carry on living」(※TVアニメ『クイズとき子さん』EDテーマ)は一緒に歌って下さる方も多くて、盛り上がりがすごかったですっぽ。

●「glory」のYouTubeページに書かれた海外からのコメントを見たんですが、アニメをキッカケに知った人も多いみたいですね。

ミク:そうですね。『遊☆戯☆王』シリーズは海外でもすごく人気らしくて、ここからさらに好きになってくれる人が増えたと思いますっぽ。

AKANE:また新しい入り口が増えた感じがします。

 

 

 

BAND-MAID #2

「歌いやすさや親しみやすさと一緒にBAND-MAIDの良さを組み込めたらいいなと思いながら歌詞を書きましたっぽ」

●「glory」はYouTubeにMVが先にアップされていたということは、海外ツアーに行く前には完成していた?

ミク:そうですっぽ。歌詞はフェスの時期に書いていましたっぽ。

彩姫:フェスが終わってからレコーディングだったので、8月後半には録っていましたね。

●この曲は『遊☆戯☆王VRAINS』のタイアップが決まってから作ったんですか?

ミク:そうですっぽ。先にそのお話を頂いてから、作り始めましたっぽ。

KANAMI:曲自体もタイアップが決まってから書き始めました。『遊☆戯☆王』はちっちゃい時にお兄ちゃんが見ていたのを覚えているくらいだったので、自分の中でその当時のイメージしかなくて…。

彩姫:私はめっちゃ見ていましたけどね。“デュエルスタンバイ!”って、よくやっていました。

●ハハハ(笑)。KANAMIさんは昔のイメージしかなかったと。

KANAMI:でも今回は『遊☆戯☆王VRAINS』という最新の作品を担当するということで、まずは1つ前の『遊☆戯☆王ARC-V』を見て勉強してから、エンディングテーマにふさわしいものをイメージして作ったんです。“このアニメが終わる瞬間にどういうふうに曲が始まれば一番いいか”ということを想像して、リフ先行で作っていきましたね。

●それであのヘヴィなリフが浮かんだんですね。

KANAMI:イメージとして、インパクトのあるリフが浮かんで。あと、最近流行っているサンバ調のリズムパターンをどこかに入れたいなと思っていて。今回の曲だったら合うだろうなと思ったので、サビの部分に取り入れてみました。

●そういった新しいものも取り入れている。

KANAMI:今までのBAND-MAIDでは使っていないリズムだったので、それを取り入れることで新しいパンチも出せたなと思っています。自分たちの曲としてイチから作るものとは違って、元々あるアニメ作品に対して曲を付けるというのはなかなかない経験なので、そういうところも面白かったですね。

●歌詞の世界観もアニメに沿っている?

ミク:歌詞に関しても、アニメの雰囲気を壊さないように意識して書いていきましたっぽ。あと、『遊☆戯☆王』は子どもから大人まで幅広い年齢層に人気のある作品なので、小さい子でも一緒に歌えるようなものにしたいなと思っていて。普段はちょっと難しい英語を使ったりもするんですけど、「glory」に関してはリズム感が良くて歌いやすい単語をあえて選びましたっぽ。

●幅広い世代の人が歌えるように意識した。

ミク:でもBAND-MAIDの特徴である“憂い”のある感じや、そういう良さはなくしたくないなと思っていて。歌いやすさや親しみやすさと一緒にBAND-MAIDの良さを組み込めたらいいなと思いながら歌詞を書きましたっぽ。曲に関しても、そこは同じだと思いますっぽ。

KANAMI:“アニメだから子ども向けにしよう”とは全然考えずに作りました。ちゃんとBAND-MAIDらしいものを出したいなと思っていましたね。

●歌詞の内容に関してもアニメの世界観に沿いつつ、バンドの姿勢にも重なるような部分があるのかなと。

ミク:いつも歌詞を書く際に気を付けているのが、色んな人に当てはまる部分や共感してもらえる部分があるようなものにしたいなというところなんですっぽ。タイアップだからといってアニメの世界観にしか当てはまらないものではなくて、普通に1つの曲として聴いた人にも好きになってもらえたらいいなと思いながら書いていますっぽ。

●“想定外も楽しめよ”と歌っていますが、海外ツアーでのロストバゲージも乗り越えたわけで…。

ミク:そういう想定外はあんまり楽しくないっぽ! ないなら、ないほうが良いっぽ(笑)!

一同:ハハハ(笑)。

●カップリングの「hide-and-seek」は、どういうイメージで作ったんでしょうか?

彩姫:「glory」をリリースする話があったので、貯めていた曲の中から(合うものを)選んだ感じです。そこからレコーディングするにあたって、みんなに再アレンジしてもらいました。

KANAMI:自分的には“ライブの中でこういう曲が1曲あったらいいな”というイメージで作っていた曲なんです。ライブの中に入っていたら、映えるだろうなと想像しながら作りました。あと、メロディラインはサイちゃん(※彩姫)のセクシーさが出るような歌にしたいなと思っていて。

●彩姫さんの魅力を引き出すようなメロディラインを考えたと。

ミク:KANAMIちゃんから“サイちゃんが歌った時にちょっとセクシーな感じが出るようにしたい”という話は小鳩も聞いていて。サイちゃんがこの曲をさらっと歌ったらカッコ良いだろうなと思ったので、歌詞もそういうイメージで書きましたっぽ。

●曲名の「hide-and-seek」は“かくれんぼ”という意味なんですよね。

ミク:元々知っていて、すごくカッコ良い言葉だから、どこかで歌詞に使おうと思っていたんですっぽ。初めて聴いた時に“この曲は合いそうだな”と思って。サビで“hide-and-seek”と歌ったら絶対にカッコ良いと思ったので、使ってみましたっぽ。

●曲調と言葉が合うと思った。

ミク:曲を聴いた時に“これは子どもがやる、かわいらしい感じのかくれんぼではないな”と思って。だから“大人のかくれんぼ”というイメージで、たとえば戦いとかで攻められて逃げているような、ちょっと怖い感じが出せたら良いなと思って書きましたっぽ。

●“逃すな チャンスは clown”と歌っていますが、“clown”はピエロという意味ですよね。これはどういうニュアンスで歌っているんですか?

ミク:チャンスは、ピエロのようにコロコロと変わっていっちゃうから…詳しく説明するのは恥ずかしいっぽ(笑)! そういうところはあまりサイちゃんにも言わずに、“ご自由にご想像下さい”という感じでいつも渡しているから…。

彩姫:だから私は全然、意味がわかっていないです(笑)。(解釈が)全然違ったら困るなと思うので、いつもあまり考えないようにしているんですよ。

●あえて歌詞の意味は伝えないようにしている。

ミク:“どうしてもここは!”という部分だけはちゃんと言いますけど、基本的には歌い手に自由に想像してもらったほうがカッコ良く歌えるなと思うのでお任せしていますっぽ。

彩姫:自分はレコーディングの時も、そんなに気持ちを入れずに歌っていて。“なるべく聴きやすいように”ということだけを意識しているんです。

●あえて気持ちは入れないようにしているんですね。

彩姫:バラード以外は、勢い重視で歌っています。「anemone」(『WORLD DOMINATION』収録)なんかは気持ちを入れて歌っていますけど、あまり声色が響かないような曲に関してはなるべく“無”の心境でやっていますね。

●そこはミクさんの声との対比もある?

彩姫:そういうところもありますね。寄り添うわけでもないし、メンバー5人それぞれがちゃんと見える曲であることが一番だと思っていて。そこは大事にしています。

●なるほど。そして今回は同発でもう1枚シングル『Bubble』がリリースされるわけですが、これは急に決まった感じでしょうか?

ミク:急に決まりましたっぽ。

彩姫:ワールドツアーに行く直前にリリースが決まって。最初は録り貯めしている曲の中から1曲選ぼうとなったんですけど…。

KANAMI:その中で候補になった曲はあったんですけど、私は元になるマンガ(『Perfect Crime パーフェクトクライム』)を読んだことがあって。その候補になっていた曲に対して“これも確かに合うけど、今ちょうど別で制作しているデモ段階の曲のほうが合う気がする”と思ったんです。

●元のマンガを読んでいたことで、自分の中にイメージがあったんですね。

KANAMI:そうなんです。それでレコード会社の方に相談して、ドラマの制作側にも訊いて頂いたらOKが出て。それが「Bubble」だったんですよ。自分の中では“こっちのほうが絶対に合う!”と思っていたから、ドラマに使って頂けることになって嬉しかったですね。

●急な制作だったので、大変だったのでは?

KANAMI:デモの段階ではまだしっかりアレンジできていない状態だったので、すごく急いで作業しました。海外に行く前で、国内のツアーもしていたし、本当に時間がなくてカツカツの状態でやりましたね。

ミク:去年の海外ツアーでは歌詞の制作とかに追われていて観光も全然できなかったんですけど、今回は『glory』の制作が既に終わっていたのであまり何も考えずに行けるなと思って楽しみにしていたんです。でも急にリリースが決まったので結局、今回もツアー中に歌詞を書くことになって…。

●結果として今回も、海外ツアー中に制作することになったと。

KANAMI:アレンジも海外ツアー中に、みんな“どうしようかな?”と考えていて。帰ってきてから、即レコーディングしました(笑)。

彩姫:海外ではレコーディングもできないので、考えることしかできなくて…。

AKANE:私は(海外ツアー中は)ひたすらパッドでしか練習できなかったので、とにかく曲をたくさん聴いて身体に染み込ませて、イメージトレーニングしていましたね。

●海外ツアー中では、できることも限られますからね。

MISA:私はわざわざ携帯電話と楽器をつなげる機械を買って、ホテルの部屋で録っていました。さわりだけでもちょっとやっておいて、あとは帰国してから家に持ち帰って完成させて、次の日にはすぐレコーディング…みたいな感じでしたね。

●MISAさんは帰国した日にお酒を飲みすぎて、やることがあるのに翌日は二日酔いになってしまったとTwitterでつぶやいていましたよね(笑)。

MISA:そうです(笑)。二日酔いが治ってから、急いで作業しました。“やらなきゃ!”っていう感じで、1日で仕上げましたね。

 

 

●歌詞の内容的には、ドラマの世界観に沿っているんでしょうか?

ミク:「Bubble」の歌詞は『パーフェクトクライム』のドラマにかなり寄せて考えましたっぽ。マンガも今出ているものは全部読んで。マンガを好きな人って、こだわりが強い方が多いじゃないですか。そういう人たちにも好きになってもらえるような曲にしたいなと思って、マンガの中に出てくる言葉やセリフを歌詞に取り入れましたっぽ。

●たとえば、どういう部分で使っているんですか?

ミク:色々と使っているんですけど、特にサビに出てくる“泡沫(うたかた)”や“罠”はよく出てくる言葉だし、“パーフェクトなんて”という部分はまさにタイトルと同じ言葉を使っていて。そういったところはすごく意識して入れ込みましたっぽ。

●「Bubble」という曲名も“泡沫”から?

ミク:そうですね。ドラマのイメージとして“儚い”感じや“簡単に消えてしまう”感じがあったので、「Bubble」にしましたっぽ。

●サビのコーラス部分はライブでも盛り上がりそうですね。

ミク:“wowowowo”はぜひとも一緒に歌って欲しいなと思いますっぽ。お給仕で一緒に盛り上がれるということも考えながら、歌詞を書いていますっぽ。

●「Bubble」はツアー中に歌詞を書いていたということですが、カップリングの「Smile」の歌詞はまさに自分たちの歩みやライブについて歌っているのかなと思いました。

ミク:そういう部分もありますね。今回は時間がない中での制作だったので、「Smile」に関しては初期からお世話になっていた阿久津健太郎さんにお願いして楽曲を頂いたんです。それもあって初心に戻るような気持ちも含まれていたので、曲を頂いた時に初期から応援して下さっているご主人様・お嬢様や海外のご主人様・お嬢様のことを考えて書いてみようと思いましたっぽ。だから海外ツアーでの経験やお給仕中に感じたことも意識しながら書きましたっぽ。

●応援してくれる人たちに向けて書いている。

ミク:今まで、そういう感じで書いたことがなかったんですっぽ。ここまで爽やかな感じの歌詞はあまりBAND-MAIDにはなくて。せっかく阿久津さんに曲を頂いて、最近のBAND-MAIDとはちょっと違う曲というのもあるので、歌詞もいつもとは違う感じで気持ちを込めて書いてみましたっぽ。

●こういう歌詞だと、彩姫さんも気持ちが入ったりする?

彩姫:この曲の歌詞に関しても、さっき小鳩が言っていたようなことは知らなかったんです。でも歌詞を読みながら“これは絶対にファンのことだよな…”とは思っていました。

●何となく察知してはいたと。

ミク:言わなくとも何となく、いつもわかってくれるんですっぽ。

彩姫:でもあえて考えずに歌おうと思って。優しくなりすぎないようには心がけましたね。曲が十分さわやかだったので、そうすることで今までのBAND-MAIDらしさを出せるかなと思いました。

●リズム隊はどうでしたか?

MISA:阿久津さんの良いところを残しつつ、自分なりにアレンジしました。(デモの段階で)カッコ良いベースラインが入っていたので、そういう美味しいところは残しつつ自分の色も出した感じですね。

AKANE:ドラムもあまりアレンジを加えることなく、ストレートに叩きました。阿久津さんの曲は、タムを使うものが多い印象があって。今回も基本になるのはタムビートが多かったので、レコーディングではちょっと苦戦したんですよ。ライブではちゃんと表現できるように、また新しい課題をもらったなという印象ですね。

●『Bubble』収録の2曲はまだライブでもやっていない?

AKANE:全然やっていないです。

●年明けのツアーファイナルで初お目見えする可能性は…?

AKANE:お目見えする…かも?

彩姫:合間を縫って今、練習を頑張っているところです。反応を早く見たいというのもあって、ファイナルではやりたいなと思っています。

ミク:確実なことはまだ言えないっぽ(笑)。でもみんな楽しみにしてくれているとは思うので、期待に応えられるように頑張りますっぽ!

●2019年は年明けから新木場STUDIO COASTでの2デイズや今回のシングル2枚同時リリースがあって、さらなる飛躍の1年になるのかなと期待しています。

ミク:1月からスケジュールがツメツメの状態で、もう“待ったなし”の状況で始まる2019年になりますっぽ! 2018年を駆け抜けた状態のまま、2019年にも突っ込むので勢いを失わないように頑張りたいなと思いますっぽ。

●では最後に今日あまり喋っていないMISAさんから、来年に向けての抱負を頂けますか?

MISA:来年は海外や国内のフェスにもっと出たいですね。もっと色んなフェスに出て、美味しいお酒をいっぱい飲めたらいいなと思っています。…というか、お酒を浴びたいっ!

一同:ハハハハハ(笑)。

Interview:IMAI
Live Photo:MASANORI FUJIKAWA

 

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