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Go Go Rise

台湾のバンドシーンを牽引するGo Go Rise、待望の新作リリース&来日ツアー敢行!!

Pop Punkを軸にModern Rockなどジャンルを採り入れた楽曲、女性ボーカルMeiの人を惹きつける独特な声と彼女の奏でる管楽器(トランペット)により、独自のサウンドを作り出して台湾の音楽シーンを引率するGo Go Rise。台湾のフェスに数多く出演、2018年10月には1000人収容のイベントホール、台北Legacyでワンマンを成功させるなどその勢いは止まる事を知らない彼らが、ニューアルバム『跨越 (クワ ユエ)-Crossover-』を完成させ、昨年に引き続き3/14から待望の来日ツアーを敢行する。リリース及びツアーについて、メールインタビューにて音楽やライブに対する強い“想い”を訊いた。

 

●昨年8月の日本ツアーでは新宿、渋谷、下北沢の3箇所でライブをされましたが、その日本ツアーの感想や、対バンした日本のバンドの印象を教えてください。

Go Go Rise:前回は私たち始めての日本ツアー、一番印象的だったのは、演出バンドとライブハウスのスタッフお互いに敬意を持って、本番前にみんな集まって挨拶し合い、終わった後お疲れ様って乾杯するという文化。

Go Go Rise:共演した日本のバンドはみんな実力強いですね、前聞いた通り、日本のバンドは本当に演出レベル高いな、私たちもそのパフォーマンスにとても盛り上がってました。

●Go Go Riseは台湾以外に日本や中国でライブ活動をされているとのことですが、台湾・日本・中国、それぞれの違いはありますか?

一同:やはり言葉の違いがいちばん難しいですね(笑)。

Mei:私にとって日本の音楽は私の原点なので、難しいっていうのもいい挑戦だと思います。どこに行っても、私たちの音楽が始まると、まるで魔法の力のように、言葉を使わず言いたいことが伝わる、といつもそう感じます。中国でも日本でも、観客の反応は期待以上でした。ダイレクトな感情、熱気、狂気、歓声はすべてGoGo Riseにとって最高の称賛に聴こえました。大好きです。

●台湾のロックシーンは、Go Go Riseのみなさんから見てどのような状況でしょうか?

Go Go Rise:現在台湾の音楽シーンはバリエーションがとても豊富な状態で、様々な種類や異なるジャンルが発展していて、お互いに影響し合っています。今だとより人気があるのは”文青風”(若者はchillとも呼びます)という文芸青年的な音楽ですね。明快なリズムでクリアなメロディ、またはキャッチーな歌詞で、若者が共鳴できるバンド(例えば草東沒有派對、deca joins 、無妄合作社、老王樂隊、落日飛車などバンド)が人気です。

Go Go Rise:私たちはそんな台湾で、やりたいことや伝えたいメーセッジ、作りたい音楽を全力で頑張って、そしてずっと前に進んでいきたいと思っています。自分たちが妥協せずに満足いくように作って、「好き」と言える作品を発表していくのが私たちの目標です。

●Go Go Riseの音楽はパンク、ロック、エモなどに分類されるという印象を受けたのですが、そこに管楽器が入る編成は非常に珍しいと感じるんですが。

Go Go Rise:もともとMeiはトランペットを吹けるんです。2010年にGo Go Riseを結成し、何にも恐れずに、辛くても前に進む、聴くと心に力が湧き出てくるような音楽を作りたかったんです。トランペットはパワフルな響きが持って人を励ませる楽器だし、陽気でかっこいいので、「Go Go Riseにこの要素も入れよう! 絶対おもしろい!」と思ったんです。音楽のおもしろさってこういう化学反応だと思うんです。

●言葉はわからずとも、Go Go Riseは言葉を非常に大切にしていると感じます。作詞はどのようにしているんですか?

Mei:歌詞は私が担当しているんですが、私の作詞は自由奔放なんです。身の周りの出来事やメンバー及びファンたちからの話もよく素材にします。生活の物語とその場所を記録するのが好きで、例えば「永遠不再」の歌詞は、私たちのライブの光景を思いながら書きました。どんなにいいライブでも永遠に続かない(覚えられない)でしょう、”今”を大切にするべきでしょう、って。

●YouTubeで過去に発表されたMV(「昨天」「我」「前方的路」「看著天空不說話」など)と今作『跨越 (クワ ユエ)-Crossover-』を比べてみると、楽曲に込めた“想い”がだんだん強くなってきているのかな? と感じたんです。ここ数年でバンドや音楽に対する考えはどのように変わってきましたか?

Go Go Rise:年齢や心境の変化により、Go Go Riseは常に音楽の方向性を調整しています。もちろんメンバーの交代も作品に影響を与えます。人生でもっと色んな経験をして、その記憶と感情を通して多くの作品を作り続け、世界に痕跡を残しながら、より多くの人たちに聴いてもらいたいですね。

 

 

●今作『跨越 (クワ ユエ)-Crossover-』をこのタイトルにした理由を教えてください。

Go Go Rise:このタイトルは、自分たち自身を突破したいという想いを込めたんです。今作では今まで持っていたトランペットとPower Punk、Pop Punkの要素以外に、新たにシンセサイザーサウンドを融合させました。今まで試したことのないポリリズムも採り入れたので、今までGo Go Riseを知ってくれている人たちにも斬新な印象を与えると思います。

●MVにもなっているM-2「永遠不再」は壮大なコーラスで幕を開ける叙情的な展開と、一気に広がるエモーショナルなメロディのサビにグッと心を引き寄せられたのですが、この楽曲に込めた想いを教えていただけますか?

Go Go Rise:「永遠不再」の曲作りはあまり時間がかからなかったんですが、アイディアが湧きまくっていました。過ぎ去っていく日々、出会った人たち、訪れた場所、そこで起こったこと。それらはいつかきっと消えていきます。忙しい日々の中、私たちはそういうたくさんのことを忘れてしまうので、目の前のすべてを大切にするべきだと思うんです。後になって後悔しても、あの日、あの日の私たちは永遠に戻ってこないから。

●M-3「看著天空不說話」では子どもたちがコーラスで参加されていますが、このアイディアはどのように生まれたのですか?

Go Go Rise:この曲のサビ“我們勇敢長大,不需要害怕(私たちは強くなって大きくなる、怖いことはないよ)”という核心で伝えたい想いは、子供たちに語ってもらうのがベストだと思ったんです。子供はいつも大人たちに夢と勇気を与えてくれるので。

●「永遠不再」「看著天空不說話」のMVなどライブでの演奏シーンの映像を観ても感じることですがGo Go Riseの楽曲を聴いていると、歌っているMeiさん以外のメンバーの方々も非常に感情的に演奏をされていますよね。アレンジでは歌詞の内を意識しているなど、こだわっているところはありますか?

Go Go Rise:アレンジは、歌詞の内容を意識してますね。曲の雰囲気を考えて、自分のパートを最適にアレンジするようにしています。私たちは、オーディエンスが思っている以上に気持ちを刺激するのが目的で、歌詞をメロディとリズムで更に強く増幅させて、オーディエンスの気持ちを引き起こしたいんです。

Go Go Rise:Meiはよく予想外のコーラスを最後に作ってメンバーに歌わせるんですが、Sonyは歌いながら感動して涙が出たこともありました(笑)。

●facebookに「Go Go a cappella」という動画をアップされていましたが、Go Go Riseの楽曲に於いて、コーラスワークは非常に重要なポイントですよね。

Go Go Rise:そうですね。私たちのコーラスパートは2種類あって、1つはメインメロディの後ろに重ねるハーモニックスの”和声”で、レコーディングは通常Meiが担当します。もう1つは合唱で、「Go Go a cappella」などはこちらですね。ライブなどで、聴いてすぐに歌ってもらえるようになるべくシンプルでわかりやすいものを心がけています。オーディエンスと一緒にライブを作りたいので。

●セルフタイトルのM-6「美好前程 GoGo Rise!」はクラップのアレンジがあったり、キャッチーでシンロングなメロディが印象的で、ライブでは会場がひとつになるような光景を想像するのですが、楽曲を作るときにライブの光景を思い描いたりしますか?

Go Go Rise:この曲はメンバーみんな大好きなんです! 曲を作っている段階でクラップしてみて、「いいじゃん!」という感じになったんです。他にもサークルピットを湧き起こすようなアレンジのアイディアもあったんですが、とにかくすべての楽曲はメンバーの間の化学反応の結果で、自分たちでも曲が出来上がるまではどんな感じになるのか予測できないですね。

●M-7「You’re Beautiful」は、サビの歌詞が英語ですが、これは初の試みですか?

Mei:初めてですね。この曲は、自分のことがどんなに大切かみんなに気づいてほしいと思って作ったんです。私たちは各々の心の中に、人には見えない傷痕を抱えながら、誰にもそのことを知られずに只々黙々と、とめどない日々を過ごしています。これまでも「You’re Beautiful」のサビを聴いたたくさんの外国の人たちにこの曲の意味について尋ねられたことがあったんです。私たちは台湾だけでなく、世界中のあちこちに居る、自分を卑下してしまい、自分に自信がない人たちに対してこう伝えたいんです。「懐疑的になる必要なんてない。他人の目なんか気にしなくていいよ。鏡の前の自分を見て、自分をちゃんと肯定してあげて。自分をちゃんと信じてあげて。私たちはみんな主人公だよ。とっても輝いてて、とっても美しい人。みんな自分の人生の中で輝く一番星だよ」って。

 

 

●3/14から始まる日本ツアーでは、どのようなライブにしたいですか?

Go Go Rise:ポジティブなエネルギーと、聴覚と視覚の衝撃、台湾のライブの雰囲気すべてを日本のみんなに届けたいですね! 今回の日本ツアーでもっと色んな想いを伝えるために、Meiは日本語を一生懸命勉強しているんですよ。音楽には国境がないけど、言葉にはあるかもしれないですね(笑)。

●ライブは楽しいですか?

Go Go Rise:楽しいです! バンドってライブが本質だと思うんです。特に私たちは自分のライブパフォーマンスに自信があるんです。ライブを観てファンになってくれた人もかなり多いので。ライブでは私たちが持つ本当のパワーが1人1人に届くと思います。

interview:Takeshi.Yamanaka

 

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