「cruyff in the bedroom」麗しの花園へ、サイケデリアへ

艶やかに煌びやかに、激しくも夢現な轟音ギターの渦の中に身を任せて

＜特集アーティスト＞

cruyff in the bedroom（クライフ インザ ベッドルーム）

写真前方　ハタユウスケ (vo. & g.)

後方左　サンノヘシゲカズ (g. & vo.)

後方右　ヒロナカヒデユキ (bs.)

1998年、日本が初めて出場したフランスワールドカップの年に結成。

東京・高円寺、下北沢を中心に活動、近年は台北、上海、ソウルでもライブを行っている。

現在までに６枚のフルアルバム、数枚の編集盤やミニアルバム、そして多数のEP、ライブDVDをリリース。

結成14周年となった2013年には、２枚のトリビュートアルバム「JESUS CRUYFF SUPER STAR」をリリース。

日本国内を代表する14組のシューゲイザー、ポストロックバンドが参加した「Feedback Noise Disc]、公私ともに縁の深いアーティスト14組による「Sensitive Melody Disc」が同時発売され話題を呼んだ。

2017年リリースの「HATE ME」はアメリカのシューゲイザー専門レーベル「Disappearing Records」よりアナログ盤として、インドネシアの「Gerpfast records」よりカセットとして2018年にリリースとなった。

またDaniel Coburn ( Ringo Deathstarr )、Meng-Huan Liao ( Doodle )、ISHIKAWA ( 死んだ僕の彼女 )の３人がライナーノーツにバンドへの愛情を寄稿している。

Vo.& G.のハタユウスケは、バンドと並行して音楽プロデューサー、作詞作曲編曲家、クラブDJ、イベントオーガナイズ活動も行っており、自身のレーベル「Only Feedback Record」のオーナーでもある。

また高円寺HIGHにて主催する月1シューゲイザー特化イベント「Total Feedback」の名前を冠したFUZZペダルを、Kitazawa Effectorよりプロデュース・販売。

生粋のガンバ大阪ファンが嵩じて「芸人Jリーグナイト (トークライブ@代々木WOOFER)」にレギュラー出演するなど、活動は多岐に渡っている。

Gt. & Vo.のサンノヘシゲカズは、「岩瀬敬吾バンド」や「Divitron」にも参加、レコーディングエンジニアやギタリストとしても数々の作品に参加している。

クライフ最新作のジャケットやアーティスト写真は、カメラマンとしての彼の手によるものでもある。

＊今回の音源の聴きどころは

前作リリース直後から60's的なギターロックをやりたいな、と考えてました

より思いが強くなったのは、コロナで活動制限がかかったタイミングで、フィフティーズ・シックスティーズクラッシックなど、強いメロのギターロックを聴き直した影響なのかもしれません。

リードトラックの「lazy sugar doll」に関して、表現する言葉がなんとも難しいんですが「シンプルにロックンロール」ってイメージ、うるさいギターとキャッチーなメロディ(全編ハモ)、前作以降日本語詞にしようかなと思ってたのですが、コロナで行けなくなった国の人なんかにも伝わりやすいように英語が良いよな...なんて

僕は簡単な英会話くらいしか出来ないので悩んでたんですが、「the deep sleep」の台湾人クリエイター、マイケルが英訳を手伝ってくれたことで英詞で歌えました。

＊今後の展望

バンド（cruyff in the bedroom）

25周年ワンマンを盛況で終えられたことに感謝の気持ちのみあるばかりですが、来年すぐに「死んだ僕の彼女」ゲストに「mash」でシューゲイザー原理主義なイベントを開催します。

コロナでアジア圏ツアーがキャンセルになっていました。そろそろやりたいなと。(お誘いお待ちしています)

月1イベント（Total Feedback）

2024年1月のトータルきっかけで、面白いイベントを仕込んでいます。2024年も試行錯誤しつつ、イベントを盛り上げていければと考えてます。

レーベル（Only Feedback）

レーベルとして、2023年は所属している「COLLAPSE」「cruyff in the bedroom」とそれぞれ新曲をリリース出来たこともあり、それなりに充実した年だったかと。

その２組以外でいうと、2024年には恒例のイベントコンピ第５弾のリリースを予定しています。

ハタユウスケ個人

楽曲提供について、全く具体的な話はないのですが、新しい方々にも出会えたらとか思ってます。