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少女の様に、まだあどけなさの残る、シンガーソングライター・doodl(ドードル)。彼女の作詞作曲/歌唱した楽曲がYoutubeで約10万回再生を記録、また作詞作曲やDTMだけでなく、ドラムボーカルからピアノまで操るマルチプレイヤーでもあり、昨年活動中止を発表した“それでも世界が続くなら”の暫定的活動再開時のサポートドラマーを務め、ラクルイノヨルニ等のMVの映像ディレクターも担当する等、不定期でマイペースながら多方面でのマルチな活動で、音楽業界を中心にじわじわと話題となっている彼女が、突然、自身のソロプロジェクト・doodl(ドードル)の活動開始を発表。今回は、彼女自身初となるインタビューを行った。
 
 


「決別というか、決意というか…前向きな歌なんです。まあ“私は私でうまくやるぜ”、“くよくよしてられないもんね”って、亡くなった人達に言いたくて」


 
 
●今回、突然のソロプロジェクトの発表という形ですが、きっかけはどういうものなのでしょうか?
 
doodl:ずっと誰かと一緒に音楽やアートを作っていたので、自分の本当にやりたいことを知らなかったから。知りたいなと思ったのがきっかけですね。
 
●自分のやりたいことを見つける為に、ソロプロジェクトを始めたんですね。
 
doodl:あと、集団行動が苦手なんです。単純に団体行動に疲れたっていうのはありますね。自分を優先できないんです。
 
●意思はあるのに、自分を優先できない。
 
doodl:私は誰かの意思に惑わされやすいので。自分の意思よりも、誰かに「こうやりたい」と言われると、そっちにあわせちゃう所がありますね。
 
●人間関係の中で見えなくなった自分を探す為にソロプロジェクトを始めた、というのはミュージシャンとしては意外な理由かもしれませんね。
 
doodl:でも、私も単純に「歌いたい」って気持ちや「曲を作りたい」って気持ちがあったので、ソロ活動をやろうと思えたのは大きいですね。MVの製作や、あとドラムだけとか、何かひとつだけを選んで活動してもいいかなって気持ちもあったんですけどね…。そう、私、ドラム嫌いだと思ってたんですけど、それでも世界が続くならのサポートドラマーをやるようになって「意外と楽しいのかも」って思ったんです。
 
●「ドラムだけでも楽しい」と思えるようになったけど、それ以上に、私も歌いたいという気持ちが強かったって事なんですね。
 
doodl:なんですかね…、ストレス解消…? っていう感じなんですよ。曲を作る事とか…。
 
●なるほど(笑)。意外です(笑)。例えば作品を作る上で、ストレスを感じた時や負の感情みたいなものは原動力にもなっているんですか?
 
doodl:それでしか出来ないんですよね。そうじゃない方法で曲や作品を作ったりしたいんですけどね(笑)。やり方がわからないんですよ。
 
●doodlさんが作る動画も、負の感情や世の中の闇を感じさせる作品が多いですもんね。
 
doodl:なんか…わかんないんですよ(笑)。「いえーい」みたいなモノを作る方法が分からないし、じゃあ私じゃなくてもいいんじゃないかな…とも思うので、これしか出来ないけど、今はこれでいいのかなと思います。自分がしたい事が見つかればいいので。
 
●今後、doodlとしてのMUSIC VIDEOの発表の予定とかはあるんですか?
 
doodl:自分で作れるので…コスパいいですしね…。
 
●コスパがいいのは確かにそうですよね(笑)。
 
doodl:自分がいいなと思う曲が出来たら、あまり考えず、短期間でポイポイ(MVを)出したいなと思いますね。例えDEMO音源でも、MVをすぐ出せるが自分の武器だとも思いますし。
 
●昨今の音楽業界においてのMVの重要性を考えると、確かに、早いスパンでMVを出せるのは強みかもしれないですね。バンドやSSWというよりは、ボーカロイドのプロデューサーの動きに近いというか。
 
doodl:あー…これ、新しいMVとかあったらその話できたのに…。間に合うように作ろっかな…。
 
●この記事の掲載が6/10なので、本当に間に合うのなら、是非お話お聞きしたいです。
 
doodl:じゃあ作ろっかな…(笑)。
 
●ジャングルライフがきっかけでMVを作ってくれるのは嬉しいですね。DEMOでも嬉しいですし。
 
doodl:作ります。「漂砂」って曲で。
 
●じゃあ、その話もしましょうか(笑)。MVになる「漂砂」というタイトルはどういう理由があるんですか?
 
doodl:波打ち際の砂浜って、波が来るたびに形が変わっていて、二度と同じ形にはならないんですよ…。わかります? 難しい! 言葉って…(笑)。
 
●大丈夫です、伝わってます。
 
doodl:この曲は、GRAND FAMILY ORCHESTRAというバンドの千葉さんが亡くなった時に作ってしまった曲なんですけど…。なんか、死ぬじゃないですか、人って。亡くなった人と私が枝分かれするじゃないですか。亡くなった人はどこに行くのかも知らないし。でも、私は私で、ちゃんと生きなくちゃいけなくて。でも暗い曲ではないんですよ。決別というか、決意というか…前向きな歌なんです。まあ「私は私でうまくやるぜ」「くよくよしてられないもんね」って、亡くなった人達に言いたくて。
 
●暗闇から見た光、ですね。それが一番眩しいですから。以前、doodlの名古屋のライブでお聴きした時、眩しい曲だなと思いました。
 
doodl:良かったです、前向きな曲って感じてもらえて。へへへ。(照)
 
●じゃあ「漂砂」もMVとして公開してもらえるということでいいんですね(笑)。無理はしないでほしいですが、本当に楽しみです。最後にジャングルライフの読者の方に、なにか一言ありますか?
 
doodl:…(しばらく考え込んで)。…ない…ですね(笑)。人になにか言う前に、私は私でとりあえず作ります…(笑)。なにもないです(笑)。
 
●doodlでの活動、心から楽しみにしています(笑)。
 
doodl:はい! 楽しみにしていてくれたら嬉しいです。
 
 
 
 

2man Live “彼女たちはまだ音楽を辞めない”
07/03(水)東京 吉祥寺Planet K
※doodlはO.Aとして出演

Twitter https://twitter.com/SAKI_kitahara_