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“生きのば新春パーティ”〜JUNGLE☆LIFE創刊21周年記念〜

温かく、優しく、音楽っていいな、ライブってステキだな〜を満喫した大猫小屋の夜。

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2013/1/20@大阪・心斎橋BIGCAT
Opening Act:Drop’s  Act:TOMOVSKY / ギターウルフ / Theピーズ / ガガガSP(インフルエンザ欠席)

大阪は心斎橋にあり、ライブハウスとしては大型になるBIGCATが超満員。JUNGLE☆LIFEの20周年を1年過ぎた、21周年を記念する“生きのば新春パーティ”が開催された。このイベントはJUNGLE☆LIFEとかなり癒着ぎみの(笑)Theピーズと、“OTODAMA〜音泉魂〜”を主催する日本一儲かっていない(自称)イベンターの清水音泉が発起人となって開催された。参加バンドはこれまた絶妙なラインナップとなったのは言うまでもない。

しかし、昨年から何かと話題の多いガガガSPが、まさかのインフルエンザで急きょ出演キャンセル。新春からこれは何か“アルゾ“の匂いでオープニングアクトを迎える。最近ちょっとした話題をさらっている19歳、北海道出身のガールズ・ブルースロックバンド。Drop’sの登場にオーディエンスは静かに固唾をのむ。しばしの沈黙から、ギターフレーズとボーカルの絞り出すようなブルースに度肝を抜かれる。とてもキュートで可愛い雰囲気が満載なのに超ブルース&ロックなのだ。しかもよくあるブルース・ロックっぽいモノではなく彼女たちの呼吸と色がすでにそこには存在している。こんなに奇麗な、洗練された単音のブルースが成り立つんだ。ほとんどの観客が初めて目にするDrop’sに好感触な反応を示していた。さ〜、いい雰囲気がすでに出来上がってきている。

お次はTOMOVSKYのお出ましだ。新春なのにサンタの衣装でオドケテみせ、19歳の後に47歳のパワーとセンスをいかんなく発揮。やはりTOMOVSKYの音楽は、音作りとアレンジが秀逸だな。心に沁み、次への活力を生み出してくれる。まさにミュージック・ビタミンだ。続いては、ロックンロールの惑星から飛来した“ジェットロックンロールの申し子”ギターウルフ。スタートからすでにデッドヒート状態。U.Gのベースが激しく縦横無尽に暴れまくり、トオルのドラムが稲妻を呼び込む。セイジはギターと一体になり全身を痙攣させている。3人の高ぶる魂の競演は時間を忘れさせ、その狂ったバイブレーションに脳をやられてしまう。しかし、彼らは決して凶暴でもなく下品でもない。どこかコミカルで優しさを垣間見せるのだ。それは決して作られたものではなく滲みでてくる人柄にあると感じた。ファンをステージにあげ、ギターを弾かせて歌うセイジ。客席にダイブを繰り返し歌うセイジ。ギターウルフが世界で人気を持続させている要因はやはり“ロックンロールの神様に愛されているからだろう”とひとり納得した。

十分に熱気を帯びた会場がラストのバンドを迎えるには最高のシチュエーションとなった。「とどめをハデにくれ」、今回のキャッチにもなった「生きのばし」といつものテンポで始まったTheピーズのステージはホール全体を大きく揺らしていく。ハデさもなく、カッコよさもないこのバンドが、何故ここまで観客の心を掴み、体を揺らせ、聴くモノを虜にしてしまうのか? そこにあるのは、シャイで真実をまっすぐに見つめる唄とハートがあるからだろうと思う。この素晴らしきメンツで13年のスタートがで出来たことに感謝を込めて。そして、このどうしようもないロックバカ野郎たちにありがとう、今年もよろしくとね!!

TEXT:JUNGLE☆LIFE PJ