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プログレッシブ和ロック『水鏡』待望の3rdアルバムが完成

2027年で結成30年を迎える

<特集アーティスト>

プログレッシブ和ロック『水鏡』待望の3rdアルバムが完成

 

水鏡(みずかがみ)

写真左より

Vo/Fl:双葉 Key:阿南順也 B:柳川圭市 G:志賀栄樹 Ds:くらぞー

 

1997年から活動している、日本のプログレッシブ和ロックバンド。

日本の叙情的な「和」感覚と、シンフォニック·ロックのダイナミズムを融合させた、独特の世界観を持つグループ。

「日本情緒あふれる美しいメロディ」と「変拍子や複雑な展開を持つ重厚なプログレサウンド」が特徴。

1stアルバムは、2003年にフランスの老舗プログレレーベル「Musea」と日本の「Poseidon Records」から共同リリース。

今回の3rdアルバムは「Aeternilith Echo」からリリース。


*バンド結成のいきさつ

1997年、「和」をコンセプトとしたシンフォニックロックをやりたいと考えて結成。

 

*新作セルフライナーノーツ

前々作、前作と変わらぬ、和の叙情のプログレッシブロックという特徴のあるサウンド。

女性ヴォーカルをフロントとし、フルートをフィーチャー、全曲を通してヴィンテージキーボードを多用し、雅な世界観と叙情的な詩、幻想的なアンサンブル。

 

1. 黒き魚の見る夢は

本作の中核を成す、仕掛けに満ちたドラマティックな楽曲。

キーボード、ギター、フルートが緻密に絡み合うアンサンブルは健在で、美しいメロディと複雑な展開が一体となって物語を描き出す。

終盤に向けて高まっていく緊張感、そしてエンディングで聴かせるヴォーカルの迫力は、本曲最大の聴きどころ。

2. 黙

ストレートな印象で始まりながら、中盤以降はスローテンポのヴォーカルパートへと移り、深い情感を帯びていく一曲。

そこから続くギターソロが楽曲にさらなる陰影を与え、クライマックスを経て前半のテーマへと回帰する構成が印象的。

静けさと熱量が交錯する、余韻の残るナンバー。

3. 奉納 -まつり-

コンパクトな構成の中に、軽快さと異国情緒を凝縮した無国籍的アジアンポップ。

祭りの高揚感を思わせるリズムとメロディが心地よく、アルバムの中でも明るい彩りを添える一曲。

親しみやすさの中に、和の感覚と独特の浮遊感が感じられる。

4. 一雫

日本の古き抒情プログレを思わせる、叙情性に満ちた楽曲。

前半では繊細なヴォーカルパートが静かに情景を描き、後半にかけて演奏は徐々に熱を帯び、激しく展開していく。

最後は静かなピアノへと収束し、静と動のダイナミズムが際立つ、深い余韻を残す一曲。

5. きつねつき

軽快な曲調の中に、7拍子のスカビート、サンバのリズム、童謡的な旋律などが次々と現れる、変幻自在でトリッキーなナンバー。

親しみやすさと不可思議さが同居し、聴き進めるほどに表情を変えていく展開が魅力。

遊び心に満ちた構成の中にも、緻密なアンサンブルが光る。

6. 紫

ゆったりとしたテンポで幕を開ける、幻想的な雰囲気を持つ一曲。

不思議なメロディとリズムが独特の世界へと聴き手を誘い、静かな中にも強い引力を感じさせる。

淡く揺らめくような曲調の中に、妖しさと美しさが重なり合う、印象深いナンバー。

7. 水の鏡

パワフルなヴォーカルで始まる前半、5つの楽器パートが複雑に絡み合う中間部、そして静かなヴォーカルパートへと移る後半と、場面ごとに大きく表情を変えていく大作。

各セクションがドラマの一場面のように展開し、やがて荘厳でドラマティックなエンディングへと向かう。

アルバムを締めくくるにふさわしい、壮大なスケールを持つ楽曲。

 

*今後の展望

来年(2027年)は結成30年、これからも長く続けていければと思う。


*最新作

「此処に在りて今を成す」

AEEC-001 Aeternilith Echo

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