自然から受け取った情景を1st EP「晩秋から初春へ」としてリリース｜凪

エフェクトを重ねたキーボードと優しく包み込む歌声、グルーヴィーかつソフトなドラム

＜特集アーティスト＞

＊凪　写真左よりgunji (dr, perc.& voice)　Mayuko (key, perc.& vocal)"

かつて大学の同級生だったmayuko (key, perc.& vocal)とgunji (dr, perc.& voice)で結成、2023年末に本格始動。自然が見せる幾多の表情や、移り行く季節の流れから着想を得た音を、何層にもエフェクトを重ねたキーボードと優しく包み込む歌声、グルーヴィーかつソフトなドラムでドリーミーに表現する。

＊ユニット結成のいきさつ

バンド活動が休止し、ソロ活動をし始めていたmayuko (key, perc. & vocal)のもとに、大学のサークル仲間であったgunji (dr, perc. & voice)が声をかけ、結成にいたります。

＊メンバーそれぞれの音楽のルーツ

mayuko：Sigur RósやSlowdiveなどの、風景を感じられたり、たゆたうような感覚を味わえるサウンドが落ち着きます。クラシックだとDebussy、邦楽だとthe brilliant greenに影響を受けました。

gunji：小学一年生のときに、テレビからだったかラジオからだったか忘れましたが、スピッツを初めて聴いて一気に虜になって、そこから音楽にどっぷりな人生が始まった気がします。

＊今回の音源の聴きどころ

凪の1stEPとして、今後の表現の軸となるサウンドを目指しました。

自然の中に全ての答えがあると感じていて、今作では、晩秋の山中から雪景色、春の芽吹きに至るまでの自然から受けとったものを楽曲に落とし込みました。

＊これからの音楽シーンはどうなっていくと思いますか

SNSの普及によりメジャーシーン以外の発信力が強まったことで、生まれてくるサウンドはますます多様化しそうな気がします。

一方で商業音楽として成功するミュージシャンはこれまで以上にほんの一握りとなり、ヒットチャートの多様性は失われていく気もしています。

＊今後の展望