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Nothing’s Carved In Stone Vo./G.村松拓 連載 続・たっきゅんのキングコングニー Vol.23:キングコングニー海外進出第2弾!! 微笑みの国タイで波乱万丈の夏休みの巻

続・たっきゅんのキングコングニーVol.23:キングコングニー海外進出第2弾!! 微笑みの国タイで波乱万丈の夏休みの巻

6/22日比谷野外大音楽堂でのワンマンライブ“Live at 野音 2019 ~Tour Beginning~”及びワンマンツアー“Tour Beginning Extra Show”を大成功させ、9/25に10枚目となるアルバムのリリースを控えているNothing’s Carved In Stone。同バンドのヴォーカリスト村松拓(たっきゅん)が日本一の漢を目指す当連載『続・たっきゅんのキングコングニー』、先月予告した通りキングコングニー海外進出第2弾ということで、今月号は微笑みの国タイ3泊4日夏休み旅行を敢行!! 昨年の台湾と同様、無茶な企画色は一切出さず、のんびりゆったり微笑みの国タイを満喫するつもりだったが、終わってみれば波乱万丈の連続。今回は写真と共に楽しくて激く波乱万丈だった4日間を記録する。
 
 
 
 


タイで起こった主な波乱万丈

波乱万丈その1:ぼったくり運転手ビール飲む事件
波乱万丈その2:衝撃!! 4日間のうち2日間が禁酒日(※)
波乱万丈その3:信号無視の運転手ワイロ事件
波乱万丈その4:編集長の人見知り発動にたっきゅん激怒 → 喧嘩
波乱万丈その5:たっきゅん財布紛失
波乱万丈その6:酔っ払ってお互いの物言いに激怒 → 喧嘩

※タイでは宗教上の理由で年に数日禁酒日(お酒の販売が禁止)がある。予め購入していたお酒を家やホテルで飲むのは黙認。

 
 
 
 

はじめに

たっきゅんと編集長はタイに関してほぼ知識ゼロ。ガイドブックやwebのまとめ記事はほとんど見ずに出発。行き帰りの飛行機チケットと初日のホテルのみを予約し、着替えは持たず現地調達という現場第一主義の精神で入国しました。
 
 
 
 
1日目
 
 
 
 

■出発

7月某日早朝。2人は成田空港からタイに出発しました。衣類は現地調達という方針なので荷物は小さく、機内持ち込みでOKだったので搭乗手続きもスムーズです。日本からタイまでは約6時間のフライトです。
 
 
 
 

■タイ入国

6時間のフライトを経てタイのドンムアン空港に到着。現地時間は14時(日本との時差は2時間)。そもそも今回の旅は4月に2人で飲んだときに酔っ払った勢いで決め、その次の日にはチケットを予約したという、非常に行き当たりばったりなもの。空港でさっそくビールを飲みたかったのですが飲食店が見当たらず、日本で予約しておいた1日目のホテルにチェックインすることにします。
 
 
 
 

■ホテル周辺散策〜食事

無事ホテルにチェックインし、「コップンカー」を連呼する2人。とりあえず今日はナイトマーケットに行ってお互いの衣類を買おうと決めていたので、まずはビールでも飲みながら休憩しようとホテルを出ると、カウンターに居たタイ人の男がめちゃくちゃ愛想よく話しかけてきます…。彼はどうやらタクシー運転手。何を言ってるかよくわかりませんでしたが、要するに観光地に連れていってやるとのこと。「400バーツで水上マーケットや象に乗れる寺院などどこでも好きなところに連れて行ってやる」と言っているようなのですが、両替をしたいこと、そしてビールを飲みたいことを英語で伝えるとOKとのことで、何も知らない2人はタクシー運転手に言われるがままベンツに乗り込みます。
 
 
 
 



ぼったくり運転手ビール飲む事件勃発!!


 
 
 
 

運転中もやたらと水上マーケットや象に乗れる寺院を勧めてくる彼の話を聞き流しつつ、両替をした後に連れて行かれたのはおしゃれな中華料理店。「僕らタイ料理が食べたかったんですけどね…」と苦笑しながら、とりあえずビールを飲もうとお店に入るとなぜか運転手も一緒にテーブルにつき、自らグラスを頼んで我々が注文したビールを飲もうとします。「飲酒運転じゃん!」と突っ込むと運転手は笑いながら「1杯だけ」とジェスチャー。我々は日本語で「こいつはやばい」「こいつから離れるためにとりあえずホテルに戻ろう」と密談し、ひとまずは乾杯ということでビールとガーリックシュリンプに舌鼓を打ちました。
 
 
 
 



衝撃!! 4日間のうち2日間が禁酒日ということが発覚!!


 
 
 
 
「予定が変わった」と運転手に告げてホテルに戻るように指示。するとその道中で運転手が言ったのは「明日と明後日は禁酒日で酒が買えない」「でも俺は酒が飲める店を知っているから明日も明後日も俺にオファーしろ」ということ。4日間の行程のうち2日間もお酒が買えないという驚愕の事実にびっくりしつつ、晩ごはんを食べながら明日からの予定を打ち合わせすることにします。(※後にわかったのですが、ホテルで声をかけてきた運転手の料金は通常の約4倍で、ぼったくりドライバーだったのです)
 
 
 
 

■ナイトマーケット

近くのナイトマーケットに到着し、お互いの衣類を購入して晩ごはんを食べることにします。とにかく物価が安く、Tシャツは150バーツ程度。それにタイの料理はどれも大変美味しく、「タイ最高!」とテンションが高い2人。まるでお祭りのごとく人があふれるナイトマーケットをキャッキャ言いながら散策し、明日からの2人の衣類を買ったり昆虫を食べたりしつつ、初めてのタイを満喫します。
 
 
 
 

■就寝

ホテルに戻り、明日から2日間お酒が買えないので、タイ在住のたっきゅんの知人Rさんに連絡を取り、お酒が飲めるところに連れて行ってもらうことにして就寝。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
2日目
 
 
 
 

■朝食

ホテルはバンコク中心地で、すぐ近くにはMRT(地下鉄)と国鉄のフアランポーン駅があります。我々は国鉄フアランポーン駅にほど近い路上の屋台で朝食を取ることに。決して衛生的とは言えない屋台ですが、こちらの料理も絶品。タイ最高なのであります。
 
 
 
 

■緑色に輝く仏塔・ワットパクナムへ

Rさんとは夕方に落ち合うことになったので、我々はホテルから比較的近い有名な観光地、仏塔・ワットパクナムへ行くことにしてタクシーに乗り込みます。タイの渋滞は有名で、なかなかスムーズには進まなかったのですが、道中でいきなり警察官に停められ、運転手と口論が始まります。我々が乗ったタクシーは信号無視を犯していたのです。
 
 
 
 



信号無視の運転手ワイロ事件勃発!!


 
 
 
 

交番に連れて行かれた運転手はしばらくすると帰ってきて、スマホの翻訳アプリを使って事の顛末を説明。それによると「信号無視をして停められたけれど、ワイロを払ったから見逃してもらった」とのこと。タイの警官はワイロをとって交通違反を見逃し、そのワイロはみんなで山分けにしているらしいのです。我々はタイの現地事情を目撃したのであります。
 
 
 
 

 
 
 
 

■たっきゅんの知人Rさんと合流し、Rさんの知り合いのTさん宅で宴会

ワットパクナムを満喫し、編集長が散髪を済ませてRさんと合流。禁酒日は酒類の販売が禁止されているのですが、家で飲むのは問題ないとのことで、Rさんの知り合いのTさん(日本人/タイで靴職人をやっている)のお宅にお邪魔し、料理やお酒を振る舞っていただきます。Tさんの工房はタイの住宅街の中にあり、Tさんの知り合いや子供たちと一緒にワイワイと過ごします。
 
 
 
 

■ホテル帰宅

 
 
 
 



編集長の人見知りにたっきゅん激怒
 
 
 
 

 
 
 
 

喧嘩


 
 
 
 

 
 
 
 
朝までホテルで飲みまくる




 
 
 
 
 
 
 
 
Tさん宅を後にして我々はホテルに戻ってきたのですが、たっきゅんが激怒。Tさん宅で人見知りを発動しておとなしかった編集長が気に食わなかったようで、「なんでせっかく歓迎してもらってるのにつまんなそうにしてんだよ!」とご立腹。その後は、予め買っておいたお酒をホテルの部屋で飲みながら、朝6時まで様々な口論の繰り返し。2人ともぐでんぐでんになって寝落ちしたタイ2日目の夜でした。
 
※このくだりは喧嘩していたので写真を撮っていません。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
3日目
 
 
 
 

■1泊1700円のホテルにげんなり

2日目のホテルはMRTラマ9世駅近くだったのですが、タイに着いてからネットで予約した1泊1700円の超安宿。さすがにこれはキツイということで、3日目は最初のホテルに戻ろうと相談し、ラマ9世駅近くの食堂でお昼ごはん(※なぜ朝ごはんではないかというと、起きたのが11時過ぎだったから)。現地の人しか来ないようなお店でしたが、ここの料理も絶品。やっぱりタイは最高なのです。
 
 
 
 

■バンコク散策

今日もお酒は買えないので、夜はTさん宅にお邪魔させていただくことにしてRさんと合流。川沿いにあるカフェでのんびりし、水上バスにはしゃぎつつ、地元の人しか行かないという路上マーケットで焼きココナッツや串揚げに舌鼓を打ちます。
 
 
 
 

■Tさん宅で再び宴会

2日目に続き、3日目もTさん宅にお邪魔し、更にTさんの2人の子供や友人や近所の子供たちも加わって昨日よりも大盛りあがりの大宴会。Tさんにタイの楽器を手渡されたたっきゅん、即興でセッションが始まります。Tさんは靴職人で友人もアーティスト気質な人が多く、みんなで一緒にセッションしてタイの夜を満喫。子供たちの純粋な笑顔、最高の音楽とお酒。やっぱりタイは最高なのであります。
 
 
 
 
※以下、セッションの様子を撮った動画

 
 
 
 
 
 
 
 

■ホテル帰宅

 
 
 
 



たっきゅん財布紛失発覚!!


 
 
 
 
 
 
 
 
タイ最後の夜はTさん宅を早めにおいとましてもう1度ナイトマーケットに行こうと言っていたのですが、結局深夜までTさん宅で大宴会。べろんべろんに酔った2人はタクシーでホテルに戻り、それぞれの部屋で寝ようとしたところ…たっきゅんが「財布がない!」と言い出します。財布には日本円とバーツ合わせて約4万円と免許証、保険証、そしてホテルのルームキー。タイ最後の夜に我々は最大のピンチに陥ったのであります。
 
 
 
 
 
 
 
 


酔っ払ってお互いの物言いに激怒
 
 
 
 

 
 
 
 
深夜のホテルロビーでタイ2度目の喧嘩勃発!!



 
 
 
 
我々はホテルのロビーで対策を話し合うことにします。明日帰国する飛行機の出発時間は11時。遅くとも朝9時にはホテルを出発する必要があり、時間は限られています。既に深夜、Tさんとも連絡が取れず、完全に手詰まり状態。もう一度財布をどこでなくしたか整理するために編集長が「あそこで◯◯を買ったときは僕が払いましたよね」「ホテルに戻ってくるタクシー代も僕が払いましたよね」と記憶を辿っていると「なにその“俺がぜんぶ払ってやってる”みたいな言い方?」とたっきゅんが激怒し、更にその物言いに対して「はあ? なにその目線?」と編集長も激怒。深夜のホテルロビーでタイ2度目の喧嘩が勃発します。要するに2人は酔っ払っていたのです。
 
※このくだりは喧嘩していたので写真を撮っていません。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
4日目
 
 
 
 

■帰国

その後、編集長の部屋で散々お酒を飲み(ホテルの部屋には備え付けのお酒があります)、Tさんと連絡はついたのですが財布は見当たらないとのことで諦めて帰国。観光らしい観光はほとんどしてませんが、とてもディープで波乱万丈で、刺激的なキングコングニー海外進出第2弾は終了したのでした。
 
 
 
 
※成田に到着するとTさんから財布が見つかったと連絡があり、中身も含めて財布は無事戻ってきました。RさんTさん、タイでお世話になったみなさん、愛すべき子供たち、ありがとうございました。めちゃくちゃ楽しい4日間でした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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