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Nothing’s Carved In Stone Vo./G.村松拓 連載 続・たっきゅんのキングコングニー Vol.27:弾き語りツアー中のたっきゅんに早朝突撃FaceTimeインタビューをしましたの巻

続・たっきゅんのキングコングニー Vol.27:弾き語りツアー中のたっきゅんに早朝突撃FaceTimeインタビューをしましたの巻

Nothing's Carved In Stone10枚目のアルバム『By Your Side』のリリースツアー“By Your Side Tour”が折り返し地点を迎え、弾き語りツアー“FRIENDSHIP. presents Festive Season -The Fireplace × ROOMS-”に旅立ったたっきゅんこと村松 拓。今月号の『続・たっきゅんのキングコングニー』では、そんな弾き語りツアー中のたっきゅんに早朝FaceTimeインタビューを敢行。時間が合わずなかなか会うことができない2人の近況を朝から語り合った。
 
 
 
 

 
 
拓さんおはようございます!

 
 
ふわぁ〜。おふぁようございます〜。

 
 
昨日はKeishi Tanakaさんとの弾き語りツアー“FRIENDSHIP. presents Festive Season -The Fireplace × ROOMS-”の初日、京都・紫明会館でのライブでしたね。お疲れさまでした。

 
 
お疲れさまでした〜。

 
 
なかなか時間が合わなくて会えてないですが、最近はどうですか?

 
 
最近引っ越しをしました。

 
 
もともと僕ら最寄り駅が同じでしたけど、更に家が近くなるというね。

 
 
そうそう。今はいい感じに家具を揃えていて。

 
 
拓さんそういうの結構こだわりますもんね。

 
 
それでカーテン買ったんですけど「やっぱりネットは怖い」という話。

 
 
お、どういうこと?

 
 
カーテンをネットで注文して、まあ「俺がミスをした」というオチなんですけど(笑)、自分で寸法を測って説明通りに入力したつもりだったんですけど、どこかが間違ってて、長かったという(笑)。

 
 
何cm?

 
 
10cmくらい。床についてシャバシャバしてる。

 
 
うわ〜。

 
 
だから大至急お直し屋さんに持っていって。それで追加2万円。

 
 
ひえ〜。

 
 
カーテンとか俺詳しくないんですけど、ネットで見ていいなと思って買っちゃったら、全然気に入らないという。フハハハ(笑)。

 
 
実物がわからないので、難しいですよね。

 
 
そうそう。実物を見て、実際に自分の感覚とフィットするかどうかっていうのは大事ですよね。あとその道のプロと話したりすることも。プロのひと言と素人のひと言では全然重みが違うなと。今回ネットで学んだよ。

 
 
遅くない?

 
 
遅い(笑)。ワハハハ(笑)。でも引っ越ししたところだから、いまはそういうことが楽しいっすよ。

 
 
環境変わったら気持ちも変わります?

 
 
そうですね。自炊もしたいと思っていて、そのためにも色々揃えてる。調味料ケースとか。

 
 
生活感出てきた(笑)。

 
 
引っ越し蕎麦も食べましたよ。そういえばあれ、なんで引っ越しのとき蕎麦なんですか?

 
 
なんででしょうね。

 
 
茹でてつゆに付けるだけで簡単だからかな?

 
 
引っ越ししたばかりだと凝った調理ができないからかな。

 
 
鍋とガスがあればいいからなのか。もしくは、出前だからなのかな。

 
 
あ、そうかも。引っ越ししたばかりだと荷解きもできないから、出前を取りがちという。

 
 
そうか。そういう由来みたいなものを調べて、その通りにしたり、その通りにしなかったりっていうのは楽しいですね。

 
 
ああ〜、そういうのいいですね。

 
 
物知りじゃないとできないけど。

 
 
僕はそういうの、心の余裕があるときじゃないとできないかな。

 
 
山中さん、人の話が聞こえなくなっちゃうもんね。めちゃめちゃ疲れてたり、テンパってるような精神状態のとき(笑)。

 
 
ふふふ(笑)。そうですね。

 
 
みんな同じなのかな?

 
 
どうなんでしょうね。そのことに関していうと、拓さんと僕って精神的な構造が近いじゃないですか。こないだすごくそれを実感したことがあって。

 
 
お、なんですか?

 
 
11月に、10-FEETのLIVE Blu-ray&DVD『10-FEET OPEN AIR ONE-MAN LIVE in INASAYAMA 2019』の上映会があって、その舞台挨拶のMCをやらせてもらったんですよ。

 
 
言ってましたよね。何箇所だったんですか?

 
 
全国8都市で、舞台挨拶は9回あったんです。

 
 
すげぇ。

 
 
基本的には上映会の前に20分くらい10-FEETの3人と一緒にしゃべるんですけど、お客さんはだいたい300〜400人くらい入っていて。

 
 
うんうん。

 
 
台本も用意してもらってたし、10-FEETのメンバーとも付き合いが長いんですけど、めちゃくちゃ緊張して。足もぶるぶる震えるし、手にめちゃくちゃ汗かくし。

 
 
ああ〜、それ見たかったな〜。

 
 
最初はガチガチだったけど、回を重ねる毎に少しずつ修正して、3〜4回目でひとつの形を掴んだ感触があったんです。「これでいける!」と。

 
 
それで飽きた?

 
 
いや、それで油断が出たのか、次の舞台挨拶で歯車が合わずにすごく失敗した感じがあって。メンバーに助けてもらったので舞台挨拶としては合格点だったと思うんですが、自分的には「うわー!」と大反省して。

 
 
へぇ〜、そういうこともあるんですね。

 
 
それで10-FEETのメンバーとも相談しながらやり方を変えて、台本も修正して、いい感じで最後までいけるなという手応えを掴むことができたんです。「よし! このままうまくいけそうだ! でも油断は禁物!」みたいな感じで、いい緊張感でやれていて。

 
 
うんうん。

 
 
でも最後の9回目だけ、上映会が終わった後に舞台挨拶をするという流れだったんですよ。で、その最後の上映会なんですけど、機材トラブルで10分間映像が止まるというハプニングが起きたんです。

 
 
ええー! そんなことあるの(笑)。

 
 
それで舞台挨拶直前にめちゃくちゃテンパってしまって。足は震えて汗が止まらなくなって、動悸がずーっと激しくて。

 
 
うわー。キツいなぁ。

 
 
要するに一瞬パニックになってしまったんですけど、5分前にみんなで相談して舞台挨拶の流れをちょっと変えて。結果的にはめちゃくちゃ盛り上がって、お客さんにもすごく楽しんでもらえた感じで終われたので良かったんですけど、その緊張度合いは初めての経験で。

 
 
すごく疲れたでしょ?

 
 
はい。そこから2日くらい手の汗が止まらないし、ずーっと動悸が激しかったんです。

 
 
自律神経やられてるなー。

 
 
バンドの人たちと一緒にする話ではないかもしれないですけど、ステージに出る人ってこういう想いを毎回しているのかと実感したというか。

 
 
ああ〜、その話おもしろい。なんか昨日(“FRIENDSHIP. presents Festive Season -The Fireplace × ROOMS-”@京都・紫明会館)も思ったんですけど、今回の弾き語りツアーはKeishi(Keishi Tanaka)と一緒にまわってるでしょ?

 
 
 
 

 
 
 
はい。

 
 
今もホテルの隣の部屋で曲を作ってるのかズンズン鳴ってるんだけど(笑)、Keishiは陽の人だと思うんですよ。ステージの上で。

 
 
うんうん。

 
 
一声出したら周りがなんか明るくなったような感じになるやつで。それで昨日なんかは、最初から客席の空いてる席に座って、お客さんと同じ方向を見ながら1曲歌っちゃったんですよ。

 
 
へぇ〜。

 
 
それで1曲目の途中でマイクのスタンドを置いて、ギターを置いたと思ったらみんなが手拍子を始めて。それも自然に手拍子が起こるんですよ。それでアカペラで歌っちゃう。

 
 
すごいな。

 
 
その後、空いてる席を指差して「ここに拓ちゃんが座っててもバレないね」と言って、俺へのフリもしてくれて。

 
 
なるほど。

 
 
要するに1日をパッケージで考えていて。その1日がどうなったらいいか、全部自分の中で考えて、「じゃあああしよう、こうしよう」って俺の行動まで考えてくれてる。俺は徹すると陰に入っていくタイプなんですけど、そのKeishiが作ってくれた流れに“応えたい”という気持ちも、大きな意味では徹するということなのかなって考えてた。

 
 
ほう〜。

 
 
だから俺は1曲目はプロレス入場したんです。みんなが知ってる曲がいいなと思ったので「Stand by Me」をアカペラで歌い始めたんだけど、なぜか爆笑が起こって(笑)。

 
 
ふふふ(笑)。

 
 
それでKeishiが言ってた席まで歩いていって、結構本気で歌ってたんですけど、ずっと爆笑で。心の中では“笑われちゃったな〜”と思ってたんですけど、その場の空気を掴むという意味では良かったのかなと思ったし、Keishiも「バンドマンが持っているユーモアみたいなものもちゃんと出した上でエモいライブだったからすごく良かったよ」と言ってくれて。

 
 
うんうん。

 
 
その日のステージを使って人間的に変わっていったりとか、成長していったりとか。そういうことが多いですね。山中さんもそう感じたでしょ?

 
 
感じました。そういうことはすごく感じましたし、その日だけのスピードでまわっている歯車みたいなものの存在を感じたし、その歯車と自分のリズムをうまく噛み合わせることの難しさも感じたというか。

 
 
だから、本当にできる日とできない日っていうのがあって。そういうときは、流れに身を任せることと、自分で場を作っていくことと、もともと用意してきたこと…その3種類を同時に考えていると思うんですよ。

 
 
そうですね。

 
 
そこでエゴが強くなりすぎると、周りのみんなとチョイスが合わなくなるというか。それがエゴに見えるんだろうなって。

 
 
なるほど。客席をちょっと置いていく、みたいな。

 
 
そうそう。

 
 
それはそれでいいんでしょうけどね。

 
 
全然いいと思う。日によってそういうのを使い分けてる感じですね。

 
 
いや〜、ミュージシャンってすごいことやってますね。精神的にすごいことやってると思います。勝手にですけど、その経験から拓さんに共感しましたもん。

 
 
ありがとうございます! 俺も今の話を聞いて共感したもん。

 
 
ふふふ(笑)。

 
 
すごい経験ですね。お疲れさまでした(笑)。

 
 
ありがとうございます(笑)。

 
 
 
 
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10th Album
『By Your Side』

 
Silver Sun Records
[初回限定盤:CD+DVD]
DDCZ-9058
¥3,500+税
[通常盤:CD]
DDCZ-9057
¥2,800+税
 
2019/9/25 Release

 
 
“By Your Side Tour 2019-20”
[2020年] ONE-MAN
01/09(木)Zepp Tokyo
01/11(土)Zepp Fukuoka
01/13(月・祝)仙台Rensa
01/17(金)Zepp Nagoya
01/18(土)Zepp Osaka Bayside
 
 
https://www.ncis.jp/
 
 

 
 
 
 
 
 
 
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