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NOISEMAKER

ラウドシーンの新たな幕開けに鳴り響く音

NOISEMAKERinsolenceやzeromindといった海外アーティストとの共演、SiMやcoldrain、Crossfaithなどのツアーへの参加や大型イベントなどの出演を経て、その名を全国区に拡大してきたNOISEMAKER。ラウドなサウンドを基調としながらも、自身のルーツである様々な音楽を採り入れて昇華させた彼らの音は、ラウドシーンの新たな幕開けを祝福するために鳴り響く。世界に誇るポテンシャルを持ったNOISEMAKER、待望の1stフルアルバム『DOUBLE COLOR SHEEP』完成!!

 

 

 

●今回リリースされる『DOUBLE COLOR SHEEP』を聴くと、ラウドな方面からだけではなく、いろんなルーツが見え隠れするんですが。

AG:曲は僕とHIDEが2人で作っているんですけど、お互いが「こうしたい」っていうのをガンガン言い合うんです。だから好きなものを詰め込んでいる感じですね。僕らは1990年代とか2000年代初期のグランジやオルタナ、パンクとかも大好きなんです。それに加えて、アメリカンポップスも好きだし、R&BやHIP HOPも聴いていたし。だからM-5「WHITE PUZZLE」にはちょっとR&Bみたいなテイストをぶち込んだり。

●ラップみたいなフレーズが入っていますね。

AG:「なんでこうしちゃうの?」っていう、聴いていてびっくりするようなものが好きなんです。でも変わったことをしたいわけじゃなくて、「なんでこうしちゃうの?」って思わせながらも1本筋が通っていて、センスを感じさせるバンドがすごく好きで。ごちゃ混ぜにしたいわけじゃなくて、サラッと入っていて自然に聴けちゃうんだけど実はすごいことしてる、っていう。

●ああ〜。

AG:だから自分たちがいいと思うものを素直にバンドの音に採り入れているんです。M-6「OBEY YOUR VOICE」は初めての四つ打ちの曲なんですけど、結成当初だったらきっと四つ打ちには抵抗があったと思うんですよ。でも曲をたくさん作ってきて、音楽のことをより深く考えるようになったら表現したい幅が拡がってきて、この曲に最も適しているリズムは四つ打ちだと思ったので素直に採り入れたんです。

●なるほど。さっきおっしゃっていましたが、影響を受けているのは海外のバンドが多いんですか?

AG:そうですね。中学校のときにテレビの音楽番組を観て衝撃を受けたんです。日本の音楽も好きなんですけど、そのテレビに出ていた海外のバンドのメロディがすごく素直に入ってきたんです。Good CharlotteとかGREENDAYとかblink182、ヘヴィ系だとTRUST COMPANYやIncubusやLinkin Park、メロディはあまりないけどRage Against the MachineとかDeftones、Kornも好きだし。

●メロディが特に衝撃的だった?

AG:そうですね。今言ったバンドたちのサウンド感とメロディは、それまで聴いたことがなくて。自分の心にスコーン! と入ってきたんです。

●だからかも知れないですけど、NOISEMAKERのメロディはすごく特徴的だと思うんです。繋ぎ目がないというか、どこでブレスを入れるのかがわからないというか。

AG:それ、よく言われます(笑)。僕が色んな音楽から影響を受けて、自分の個性として何が表現できるかな? と考えたとき、ラップとメロディの中間を表現したいと思ったんです。

●ああ〜、なるほど。

AG:それがすべてじゃなくて、もちろんメロディだけの曲もありますけど、R&Bの躍動感とリズムのある歌も好きだから、必然的にAメロの言葉が多くなったりするんです。

●確かにAメロは言葉がすごく多い。

AG:たまにHIDEにも「入れすぎじゃない?」と言われることもあるんですけど(笑)、歌詞の韻にもこだわるし。いいと思うものを全部消化して、自分なりに表現したらこうなったという感じなんです。そうしようと思って作っているわけじゃないんですけど、いつの間にか個性というか武器になっているような気がします。

●それはきっと歌詞を重要視しているからこそでもありますよね。歌詞の内容的には、歌っていることは曲によって違いますけど、基本的には闘っている歌詞が多いと感じたんです。何と闘っているかというと、おそらく人間という生き物が持つ“弱さ”と闘っているような気がして。

AG:ああ〜。それはあるかもしれないです。自分に対して訴えかけている歌詞もあれば、人に対して訴えかけている歌詞もあって、他には個人的な…僕の大切な人や友人から聞いたことをきっかけに書いた曲もあるんです。確かに共通するのは、闇を光で照らしたいと思っているところですね。例えばM-4「NO FLAME NEVER WAVERS」では、夢や信念を持っている人に対して憧れている人に対して歌った曲なんです。夢を持っている人に対して「僕は夢がないから」とか「ああやってがんばれる人はいいよね」と思う人が居ると思うんですけど、いくら強い人でも風が吹けば揺れ動くんだよって。そういうことを歌うことによって背中を押せる曲になればいいなと思って書いたんです。

●なるほど。

AG:一方で、M-1「KNOW YOUR BRIDGE」とM-2「THE NEW ERA」は世の中に対して歌っていて。込めたメッセージはバラバラなんですけど、全部闇を光で照らしたいと思っている歌詞ですね。

●どの曲もメッセージ性が強いですよね。リリース後はツアーがありますが、音楽性やルーツなどから想像するに、海外での活動も将来的には考えているんでしょうか?

AG:それはもちろんあります。まだまだ英語力もネイティブには程遠いですけど、そこは努力し続けていたら到達できないところではないと思っていて。洋楽の真似ではなくて、日本人としてできること、日本人として伝えたいことを英語で世界に発信できるバンドになりたいんです。

●日本人として。

AG:そうですね。そうですね。僕は別にキリスト教でもないし、海外に住んでいた訳でもないので海外のバンドの歌詞を見た時に共感できるものがそう多くないんですよ。それは自分が日本人として生まれて日本で育ってきたからなのかなって。日本は特殊な国だと思うんですよ。島国で、世界で唯一原爆を落とされた国で、戦争を放棄していて。だから日本人にしか歌えないメッセージがあると思うんです。それを世界で発信したときに、どういう景色が見えるのかな? っていうことにすごく興味があります。

interview:Takeshi.Yamanaka

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