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Purple Days

デジタルサウンド・ロックユニットの新たな旗手が放つ強烈な“不意の一撃”

日本のポップスシーンに脈々と続くデジタルサウンド・ロックユニットの新たな旗手として、Purple Daysがメジャーデビューを果たしたのは2010年のことだ。

同年3月に発表した1stアルバム『SERENDIPITY』から約2年ぶりに、彼らが 2ndアルバム『Sucker Punch』を3/14にリリースする。前月にリリースした4thシングル『恋愛ティーチャー恋心』では彼らの才能を見出し、デビューへと導いた小室哲哉 氏による楽曲提供が実現!

TKサウンド全盛期に育った世代にとっては一瞬で心が沸き立つようなキラーチューンは、Purple Days史上で最も振り切ったポップネスを放っている。

今作リリースまでの2年間は精力的なライブ活動を通じて、自らを閉じ込めてしまっていた分厚い殻を 破ろうと試行錯誤してきた3人。自分たち自身を見つめ直した上で今、本当にやりたいことを全て詰め込んだという今作は彼らを次なるステージへと一気に上昇 させていくだろう。

Interview

「自分たちの中にある壁を壊して、超えたところにどんどん進んでいかないと何も先がないというか。熱が伝わるものを作りたいという気持ちが今回はすごくあったんです」

「ずっと同じことを続けるんじゃなくて、自分たちが必要だと思えば振り幅をもっともっと広げていきたい。最終的に元の場所に戻ったとしてもいいし、それも成長や進化だと思うから」

●2月にリリースしたシングル曲のM-2「恋愛ティーチャー恋心」では、デビューのキッカケにもなった小室哲哉さんから初めて楽曲提供を受けたわけですが。

吉田:感慨深かったですね。

鈴木:僕らは小学生の頃から、当たり前のように小室さんの音楽を聴いて育ってきたんです。そういう方と出会えて、デビューさせてもらっただけでもうれしくて。しかもこのタイミングで憧れの小室さんに曲を書いて頂けるというのは、最初は信じられないくらいでしたね。

●キッカケは何だったんですか?

吉田:小室さんのラジオ番組に呼んで頂いた時、長時間一緒にいるので自然とくだけた感じで話せるようになって。その流れで「僕らに曲とか書いてくださいよ~」と言ってみたら、小室さんもラフな感じで「いいよ~」と言って下さったんです。

●ラフなノリで言ってみたら、OKしてくれた。

吉田:そしたら本当に後日、音源を送ってきて下さって…「歌詞はどうしよう?」となった。

鈴木:そもそもリリースも何も決まっていない段階だったので、僕らも「この曲の制作をそのまま進めちゃっていいんですか?」っていう感じで。

●リリースのためにお願いしたわけではない。

吉田:小室さんもそんな気じゃなく、単にプレゼントとして書いて下さったと思うんです。しかも「君たち3人をイメージして書いたから」という言葉も添えて頂いたので、本当に感激しましたね。そこからリリースできることになって、歌詞を書いて完成させました。

●3人のキャラクターをイメージして書かれている?

吉田:それぞれのキャラクターもあるだろうし、小室さんの中にある"Purple Days"のイメージがこういう感じだったのかなと思います。

●今までのシングル曲と比べても弾けた曲調ですし、タイトルもすごくインパクトがあります。

吉田:今までの歌詞は全て僕が書いているんですけど、自分の中で殻を破り切れていない感じがして。作品を1枚1枚重ねるごとに、その殻が厚くなっていくような感覚もあったんですよ。他人から"こう思われているんだろうな"と、自分で思い込んでしまっているというか。

●自分で自分のイメージに囚われてしまっていた。

吉田:それを壊すためには何かキッカケがいるなと思っていたところに今回、小室さんに曲を書いて頂けることになって。もちろん小室さんのファンにも聴いてもらえるだろうし、今までよりも聴いてくれる人が増える機会だと思うんですよ。そんな時に、自分の中でも新しいものを提示したい気持ちがすごくあったんです。タイトルからして引きがすごく強いものにしたくて色々考えた結果、このタイトルに落ち着きました。

●今までのPurple Daysにはないくらい振り切れたタイトルだと思います。

吉田:自分の中では、前向きな恋愛の曲というのが実は初めてだったんです。今まで恋愛をテーマにした曲は切ない感じが多かったんですけど、この曲はすごく弾けたポップな曲調なのでタイトルもこれくらいくだけた感じでもいいのかなと。

石坂:小室さんの曲でここまでくだけたタイトルは他にないと思うので、「自分たちがこんなタイトルで出してしまってもいいのかな?」と不安にはなって。最初にタイトルを聞いた時は「マジで!?」っていう感じでしたね(笑)。でも元々「インパクトがあるものにしたい」っていう気持ちがあったから、結果的に3人とも「いいね!」となりました。

鈴木:最初に「恋愛ティーチャー恋心」と聞いた時は「何じゃ、これ!?」と思ったんですけど、レコーディングの時にちゃんと歌っているのを聴いて初めて「こういう意味だったんだ!」とわかって「アリだな」と思いましたね。今は全く違和感がないです。

●メンバーも最初は戸惑ったと。

吉田:初めてタイトルを聞いた人は「何じゃ、これ!?」と思うだろうけど、そう思われたくて書いているので狙い通りなんです。一番理想的なのは、自分が考える"恋愛ティーチャー恋心"という言葉の意味を共感してもらえることですね。

●どんな意味でこのタイトルを付けたんですか?

吉田:みんな"恋愛"っていうものについて難しく考えがちで、他人に相談したりもすると思うんです。でも結局、「"恋愛"っていうものを教えてくれるのは、その人に恋をした自分の中にある恋心だけなんだ」っていうことを言いたくて。

●恋心こそが、恋愛のティーチャー(先生)だということなんですね。そのシングルに続いて今回の2ndアルバム『Sucker Punch』リリースとなるわけですが、1stアルバム『SERENDIPITY』からだと約2年ぶりとなります。

吉田:この2年間は、ライブをガッツリやっていたんです。ライブを踏まえた上で「こういう曲が必要だ」とわかったりもして、気持ちの面も変わっていった。ライブを重ねることで、そこを固めていきたい気持ちがあって。

鈴木:修行的な感じというか。シングルとアルバムを1枚ずつ出して「Purple Daysって、こんな感じですよ」と1回示した後に、自分たちを客観的に見て「もっとこうしたほうがいいんじゃないか」っていう試行錯誤を繰り返していた2年間でした。ライブで積み重ねたものや、少し時間が経ってから自分たち自身で1stアルバムを聴いた感想だったりを反映させたのが今回の2ndアルバム『Sucker Punch』ですね。

●じっくり時間をかけて作ったアルバムというか。

鈴木:でも2年間かけてアルバムを作ったわけじゃなくて、まず「自分たちはこうなりたい」っていう部分で試行錯誤しながら1枚1枚のシングルを作っていくという過程があったんです。アルバムについては、作ろうと決めたタイミングで初めて意識が向いたという感じで。アルバムのための2年間というよりは、自分たちについて考える2年間だったと言う方が正しいですね。

●「こうなりたい」ということは、具体的な目標やイメージがあったんですか?

鈴木:1stアルバムの時は「自分たちってこうだよね」と決めつけて、そこを一点突破で狙った曲を書いていたから、そういう曲ばかりの作品になったんです。でも今回はもっと振り幅を広げたいという気持ちが、最初にあったんですよ。その振り幅の1つが、ライブで盛り上がれる曲だったりして。シンセとギターとボーカルっていう編成は割と自由で何でもできる組み合わせだと思うので、そういう編成で何をやったら面白いかなということを常に考えながら曲を作って行きましたね。

●M-6「ハピラバ」は"a-nation 2011"に向けて作ったということで、ライブの盛り上がりをイメージした曲ですよね。

吉田:「ハピラバ」ができあがったのは"a-nation 2011"の3日前くらいで、会場に向かう飛行機の中で歌詞を覚えていたくらいでした(笑)。

鈴木:元々、"a-nation 2011"では3曲やることになっていたんですけど、その中にもっとライブで盛り上がれる曲が欲しいなということになって。当時の自分たちにはそういう曲がなかったので、「じゃあ、作ろうか」という話になったんです。そこから始めたのでギリギリになっちゃったんですよね。

●でも短期間でちゃんと形にできた。

吉田:みんなが同じことを思っていたので、具体的な形にはしていなくても「こういう曲が必要だ」というイメージは共通していたから。そうやって自分の中で貯めていたものを、曲として形にした感じで。

鈴木:しかもコンセプトとして「お客さんがタオルをまわしながらノレる曲」というのがあったので、作りやすかったですね。

石坂:「"a-nation 2011"の会場で、こういう感じで盛り上げたい」というイメージがまずあって作った曲というか。

●ライブの光景をイメージして作ったわけですね。

吉田:今回のアルバム自体も、そういうイメージで作っていったんですよ。3rdシングル『あなたを忘れていけるように』のカップリングに収録されている「Fake」で、初めて「ライブで盛り上がれる曲を作ろう」っていうテーマを見出したんです。そうやって作った「Fake」が、すごく反応も良くて。

●「Fake」が1つのキッカケになっている?

吉田:「Fake」がターニングポイントになりましたね。「こういう曲も受け入れてもらえるんだ」とわかって、そこをもっとブラッシュアップしていかなきゃいけないという想いが強くなった。自分たちも納得してリリースした曲にお客さんも共感してもらえたので、「それならもっと許されるんじゃないか」というところから広げていったのが今回のアルバムなんです。

●でも「Fake」は今作に収録されていませんが…。

鈴木:すごく大事な曲ではあるんですけど、冷たい言い方をすれば先に進むための1つのキッカケに過ぎないという気持ちがあって。ライブではこれからもやっていくんですけど、そこをブラッシュアップしていくためには「この曲を引きずっていてはいけない」という気持ちがあったんです。「もっといい曲を作る」という意識があったし、近いテンポ感のM-3「LIVmoments」も入っているので今作にはあえて入れませんでした。

●「LIVmoments」は「Fake」の進化形?

鈴木:同じ路線をブラッシュアップしていったイメージなんですけど、「Fake」よりもロック寄りでさらに盛り上がれる曲という感じですね。

石坂:「Fake」がなかったら、この曲はきっとできていない。今考えれば、あのタイミングでよく「Fake」みたいな曲をやるっていうことが許されたなと思っていて…。

●それくらい挑戦的な曲だった?

鈴木:僕が「Fake」のデモを持っていった時に翔太(石坂)が一番、不思議そうにしていましたね(笑)。

石坂:ちょうどシングルに向けて曲を作っていた時期だったんですけど、自分の中でテンポが速いように感じたので「これをPurple Daysでやるのは違うんじゃないか?」と思って。歌を録ったりする中でだんだんイメージが見えてきて、さらにライブでお客さんが盛り上がっているのを見て、ようやく「アリだな」と思えたんです。

●自分が思っている"Purple Days"のイメージと違っていたんですね。

鈴木:そういうところも壊していかなきゃいけないと思っていて。自分たちの中にある壁を壊して、超えたところにどんどん進んでいかないと何も先がないというか。自分たちも楽しくないし、聴いてくれる人たちも楽しくないと思うから。熱が伝わるものを作りたいという気持ちが今回はすごくあったんです。

吉田:ビジュアルイメージも含めて、そういうところから一新していきたいと思っていましたね。

●過去作品のジャケット写真を並べてみると、ファッションの変遷が面白いですよね。

石坂:この2年間で3枚のシングルを出したんですけど、スパンが開いている分、1枚ごとにビジュアルが全然違っていて。自分で見ていても不思議ですね(笑)。

吉田:でも実はイメージが変わっているように見せて、残している部分もあって。1stシングル『BRANDNEW DAYS』時の雰囲気を残しているのが自分で、2nd~3rdシングルあたりのちょっとビジュアル系っぽい感じがトシ(鈴木)に残っていて、『恋愛ティーチャー恋心』からはデジタルっぽいイメージを翔太がサングラスとかで表現している。そういうところで3人が、今はバランスを取っているんです。

鈴木:というよりも、「バランスが取れていない」って言うほうが正しいよね。

●バランスが取れていない?

吉田:バランスが取れていないのが、自分たちのバランスというか。

鈴木:それぞれの役割やキャラクターを分散させようということを話し合ったんです。元々、性格も趣味も何もかも違う3人が集まってPurple Daysをやっているので、「だったら、それをそのまま出したほうがいいんじゃないか」となって。それが『恋愛ティーチャー恋心』でのビジュアルイメージになったんですよ。

●個性の違う3人がそれぞれの色を出すことで逆に、バンドとしてのバランスは取れているというか。

鈴木:『Sucker Punch』のジャケット写真で着ている衣装は、白で統一されていますけどね。

吉田:これは白で統一したというよりも、模様を投影したかったので白い衣装にしたんですよ。映像が一番映えるのが白だから、それに揃えただけですね。

●「恋愛ティーチャー恋心」のPVでも白い背景に映像を映し出している、プロジェクションマッピングという手法ですよね。

鈴木:そうなんです。今回のジャケット写真も色んなパターンを試した中で一番いいものを選んだんですよ。

●作品のイメージとつながっている部分もある?

吉田:アルバムのコンセプトやイメージと直接的につながっているわけではなくて、まず2ヶ月連続でシングルとアルバムを出せるということで今までのイメージを一新していきたかったんです。『Sucker Punch』というタイトルは"不意の一撃"という意味なんですけど、今回のアーティスト写真もそういうものになっているという意味ではつながっているんじゃないかな。

●タイトル曲のM-1「Sucker Punch」の歌詞には、この2年間の自分たちを取り巻いていた状況に対する反発心みたいなものが出ている気がしました。

吉田:そこが伝わっていて、よかったです! "無駄にした時間なら 明日にまた活かせばいい"っていう歌詞とかはもちろん聴いてくれる人に向けている部分もありつつ、どこか自分にも言い聞かせている感じもあって。

鈴木:ワタル(吉田)の歌詞って、そういうものが多いよね。「これは今の自分たちだな」って、歌詞を聴いて思うことはレコーディング中に結構あります。

●メンバーも共感できる歌詞になっている。

吉田:歌詞を書く時に、言われる側の立場に自分が立っちゃうというか。もし落ち込むような歌詞を書いているとしたら、落ち込んだ自分に一番響く言葉を探して歌詞を書くから、自分が読んで励まされることもよくあるんです。「Sucker Punch」には、そういうものが一番よく出ているというか。あと、これが1曲目にあるからこそ、2曲目が「恋愛ティーチャー恋心」になってもいて。

●この流れに意味があるということ?

吉田:予想は裏切るけど"期待は裏切らない"という歌詞が「Sucker Punch」の最後にあって、その次に「恋愛ティーチャー恋心」が来ることに自分の中ではすごく納得しているんです。「Sucker Punch」は今までの自分たちからしたらすごく変化球的かもしれない分、2曲目の「恋愛ティーチャー恋心」のストレートさがより際立つし、3曲目の「LIVmoments」ではロックな感じがより増して聞こえる。そういう部分を1曲目から提示していけたかなと思っていますね。

●今までのイメージで聴いた人は、いきなり「Sucker Punch」で始まることに驚くかもしれない。

石坂:「この曲って、ジャンルは何なの!?」って思うんじゃないかな(笑)。今まで好きで聴いてくれていた人たちがどう思うかもすごく気になっていて。

鈴木:そこも込みでの「Sucker Punch」だからね。

吉田:この曲は変化球ではあるんですけど、最終的にはメロディアスな部分も出てくるし、自分たちらしさはもちろん残しているつもりで。そこはブレさせずに、ただアプローチを変えているというだけですね。

●この曲を1曲目に持ってきたのは、タイトル曲だから?

鈴木:順序としては逆で、まずアルバムタイトルが先にあったんです。

吉田:だからこの曲がなくても、アルバムタイトルは『Sucker Punch』になっていたはずで。でも「よりコンセプトを明確にする曲があれば、このアルバム全体がすごく締まるだろう」と考えたので、ギリギリの段階で翔太に曲を書いてもらいました。

石坂:スタッフとも「チャレンジしている曲にしよう」とは話していて。もしアルバム全体のイメージが見える前に書いていたら、絶対にこうはなっていないと思う。アルバム全体の流れが見えていたので、「じゃあ、ここまでやっちゃってもいいかな」という感じで作れたんですよ。

●安全パイ的な曲を作るんじゃなくて、ちゃんと挑戦的なものを提示できているというか。

吉田:それは今後も絶対に必要なものですね。色んなことをやった後で原点にもう一度戻った時、より良いものができるかもしれなくて。ずっと同じことを続けるんじゃなくて、自分たちが必要だと思えば振り幅をもっともっと広げていきたい。最終的に元の場所に戻ったとしてもいいし、それも成長や進化だと思うから。今の自分たちがやるべきことや、やりたいと思うことをこのアルバムには全部詰め込めたと思っています。

●ラストのM-13「ヒトツボシ(八王子P Remix)」も振り幅を広げる試みですよね。

鈴木:この曲に関しては八王子Pさんに頼むと決めてから、絶対に自分たちからは口出しをしないと決めていたんですよ。他人にリミックスしてもらうからには、その人が思うようにやってもらうのが一番だから。結果的にすごくカッコ良くなったんですけど、自分たちが予期せぬところに持って行ってくれた感じもあって。このリミックスは、自分たちにとっての"Sucker Punch"になっていると思います。

吉田:リミックス自体が初めてだったんです。ニコニコ動画というシーンの中で既に世界観ができあがっている人に、普段はライブハウスでやっている自分たちの曲をリミックスしてもらうというのが、今作を作るにあたって最も意味のある距離感なんじゃないかなと思って。それで今回は、八王子Pさんにお願いしました。

●最初と最後に強烈な"不意の一撃"が入っている。

吉田:そうなんですよね。自分の中では「本編が終わった後のアンコールで、この曲をやっちゃう!?」っていうようなイメージがあって。

●まさにライブをイメージしたアルバムになっているわけですね。

吉田:リリースがなかった時期もずっとライブはしていて。対バンやお客さんが変わるごとに、自分たちの芯はブレさせないままで少しアプローチを変えたりしてきたんです。それが少しずつ積み重なっていくと、楽曲にも通じる部分が出てくるんですよね。今回のアルバムにはライブのイメージから作った曲もあれば、全体の流れの中で必要なので書いた曲もあったりして。今までとは違う曲作りの仕方で1つの作品を作り上げたという点で、すごくいい経験ができたと思います。だから自分たちも自信を持って、この作品を聴いて下さいと言える。聴いてくれた人の反応もすごく楽しみなアルバムですね。

●ライブでの反応も楽しみなんじゃないですか?

吉田:楽しみですね。早くライブがやりたいです。

石坂:今作の曲をガッツリやるのは3/18のワンマンからなんですけど、そこでお客さんのノリが自分たちの想像どおりになるのかどうか楽しみですね。

鈴木:そういうノリを自分たちから発信できるような曲を作っていくのもまた、楽しみになったりして。「ここでこういうふうに盛り上げよう」とイメージして作った曲で、実際のライブがそのとおりになった時は「キター!」っていう感じになるんです(笑)。逆にお客さんが自分たちの予期せぬ動きをする場合もあって、「ここでこう動くんだ!?」っていう新たな発見が次の曲につながったりもする。ライブっていうのは、そういうことを学べる場なので今からすごく楽しみです!

Interview:IMAI

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