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SAKANAMON

カタにハマらずに才能を爆発させるSAKANAMONワールド

1stミニアルバム『浮遊ギミック』で衝撃的なデビューを果たし、シーンの注目を集めている新鋭3ピースギターロックバンド、SAKANAMON。Vo./G.藤森が生み出すキャッチーかつ奇天烈な世界観とアグレッシブなライブで中毒者を増やしている彼らが、2ndミニアルバム『泡沫ノンフィクション』を完成させた。貫通力の高いリード曲「カタハマリズム」を筆頭に、SAKANAMONの濃い個性がギュッと濃縮された5曲。常識のカタにハマらないSAKANAMONワールドがあなたを虜にする。

Interview

●インタビュー前の雑談で衝撃的な話があったんですけど、学生時代の藤森さんは、冬は月1回くらいしかお風呂に入らなかったらしいですが…。

藤森:でも見た目はキレイだったんですよ。
木村&
森野:キレイじゃねーよ!

藤森:え? 嘘?

●しかも今日はいているパンツは3日目らしいですね。

藤森:はい。
一同:…。

●ところで、昨年9月にリリースした1stミニアルバム『浮遊ギミック』はいろいろと反響があって、ライブに誘われることも多くなりましたよね。

藤森:ありがたいことですね。こういう状況はまったく想像していませんでした。まず僕は、CDを出せるという時点で夢が叶ってしまったんですよ。だからこれ以降の夢は考えていなかった。

●藤森さんが1人でSAKANAMONというプロジェクトを始めたのが最初ですもんね。

藤森:そう、自分の音楽が全国に届く機会を与えていただけたこと自体がもう、幸せなことですよ。その夢を、いいと思うものを楽しみながら作ってずーっと持続させていきたいですね。

木村:続けられるのがいいよね。

森野:うん。

●バンドがいい状況の中、2ndミニアルバム『泡沫ノンフィクション』がリリースとなりますね。前回のインタビューですごく印象的だったのは、藤森さんが「理論的ではなくて"覚醒している状態"で音楽を生み出したいという想いが強い」と言っていたことで。

藤森:あ、はい。

●今作はその"覚醒している状態"への憧れがより強くなっているような印象を受けて。

藤森:今作は、特に深く考えずに作ったんですよ。そのときにあった曲を集めてみたら、生活感のあるような作品になって。なんていうか、人間の生々しいところを出していると思います。

木村:M-1「カタハマリズム」とM-3「脳内マネジメント事情」は今作のために書き下ろしたんですけど、それ以外の3曲は前からあった曲で。

藤森:ですです。

●変な相槌。

森野:前作には入らなかったけど自分たちがいいと思っている曲がまだあるから、そういう曲も入れつつ新曲も入れようと。

●リード曲の「カタハマリズム」はキャッチーさもありつつ、歌詞は藤森さんの内面性というか個性が色濃く出ていて。読み方がわからないような漢字がいっぱい使われていて、でも韻を踏んでいるので聴いたときにスッと入ってくるという。

藤森:「カタハマリズム」はみんなで作ったんです。僕が1番だけ作ってきて、その後はみんなでスタジオに入って作ったんです。歌詞については…僕はこの曲にしがらみを感じたんです。

●しがらみ?

藤森:この曲は構成がすごくストレートじゃないですか。

木村:この人(藤森)は、構成がA・B・サビとかシンプルだと"お客さんが飽きるんじゃないか?"と不安になってしまうんです。

●ああ、そういう意味ですね。

藤森:だからこの曲構成を"社会のしがらみ"とかけたんです。型にはまった社会。そこで生活をする人の葛藤みたいなことを歌詞にしたいなと。

●社会に対するニヒリズム的な。みんなで曲を作ったのは初めて?
3人:そうですね。

藤森:こういう曲は僕が1人で作ったらできないと思います。

木村:藤森1人で作ると、A・B・サビといったら次はD・A・サビ…みたいな感じにすると思います。

●もうちょっと捻りたくなると。

藤森:そうですね。だから僕にとってこの曲はチャレンジャーでした。

●チャレンジね。そしてもう1曲の新曲「脳内マネジメント事情」は、まさに音楽自体を歌っているというか、SAKANAMONの創作自体を歌っていますよね。

藤森:この曲もちょっと捻くれてますけど、制作の最後の方で作ったので歌うことがなくなってしまったんですよ。

●なくなったって(笑)。才能が枯渇したんですか?

藤森:この曲を作ってるときは枯渇してました。

●自分で認めた(笑)。

藤森:だから曲の中に入って、曲自体を歌ってやろうということで。

●だからこういう歌詞になったのか。今回もSANAKAMONの個性と才能が爆発している作品になったと思いますが、リリース後は東名阪で対バンを迎えてのレコ発がありますね。どんなライブにしたいですか?

木村:ドーン! としたいです(大声で)。

●わ、びっくりした(笑)。

木村:ボッコン! ボッコン! やっつけたいです。ナメられるのは嫌なんです。

森野:別にナメられてないと思うけど(笑)。

●木村さんこんなキャラだったんですか…このバンド、ややこしい人は1人だけと思っていたらもう1人いた。

森野:そうですよ。だから僕は大変です(笑)。

木村:「見たかー!」って言いたい。とにかく僕は昔から対バンのいいライブを観るのが嫌なんです。

●そういうことか(笑)。でもそれはすごくいい精神性ですね。

木村:だからもう~、嫌なんですよ(大声で)。

●うるさいなあ(笑)。

木村:こないだもクリープハイプとか秀吉さんと対バンしたんです。そこで「もう! 絶対イイじゃん!」ってすごく悔しかった。CD買っちゃったりしますけどね。だから6/30はガチン! といきたい。俺、なんでこんなに汗かいてんだろ…。

●ハハハ(笑)。

藤森:いいライブしたいね。

森野:うん。

interview:Takeshi.Yamanaka

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