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SPECIAL LIVE REPORT:四星球

あなたは、楽しい事が好きですか? 笑いが好きですか? 音楽が好きですか? だったら四星球でしょ!

2013/10/18@なんばHatch
『四星球放送局〜なんばHatchお茶の間計画〜』

終わってみれば単なる通過点にしか過ぎなかった、無謀とも思えた、大阪なんばHatch初ワンマン公演!!

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大阪で最大級のライブハウスである「なんばHatch」は、国内の有名アーティストはもとより、洋楽アーティストも数多く登場するあこがれのライブ会場として、音楽ファンには広く知られている。キャパは、スタンディングでゆうに1700名は収容出来る規模を有している。そこに、今までワンマンでは地元・徳島市立文化センターで約1000人、関西ではumeda AKASOで600人規模までの経験しかない四星球が、無謀にもワンマン公演を決めてしまったから、さ〜大変!!当日まで関係者はもとより、メンバーも内心は心境穏やかではなかったと想像できる。しかし、ここ数年の四星球にはある種のオーラが漂っていたのも周知の事実。西高東低、西日本の人気と話題は不動のものとなりつつあり、東には今ひとつ届ききっていない。こんな印象があったから、大阪の公演ならいけるんじゃないか!?

1Fのスタンディングエリアと2Fの指定席は、ほぼ9割近いオーディエンスで埋め尽くされている。開場中にはOTODAMA'13〜音泉魂〜のライブ映像が上映されているのに、「今お届けしているのはRUSH BALLの映像です〜」との場内アナウンス…いつもの事ながら、このワンマンを仕切ったイベンターの清水音泉への敬意を込めたシャレからライブは始まった。今回のライブの大きなテーマは、TV画面の中で展開されるストーリーを、四星球放送局からお茶の間へ届けるといった趣向。タイトルどおり「四星球放送局〜なんばHatchお茶の間計画〜」は、昭和中期のTV画面をモチーフにしたステージセット、1Fのお茶の間席(スタンディング)、1Fのお茶の間ちゃぶ台席(指定席)、2Fの子供部屋(指定席)と、シャレとアイディア満載のライブ会場となっていた。“1週間お疲れ様でした〜お帰りなさい〜”と北島康雄(シンガー)が会場を家に想定した振りから「クイズ四星Q」「Mステ」とTV番組のパロディとネタが立て続けに放たれる。今回は特別な公演だけあって、メンバーそれぞれの家族も来場。まさやん(Gt)と母親との掛け合いが会場をさらに温かくするも、康雄の家族だけ誰も来てない事実が発覚。

そんなことにもメゲずに、「絶対音感彼氏」へとなだれこみ、モリス(Dr)のカラオケ「ゴミ拾いマーチ」があったり、新曲の披露もあったり(年明けにリリースを予定しているとの噂も)。この日の最多演奏曲「弟」では、客席よりまさやんの弟をステージに上げ、康雄の肩車で会場を練り歩く。「Mr,Cosmo」では康雄がビデオカメラを持って客席を撮影。宇宙人2体も天井近くのフロアで踊り狂う。これもすかさずライブDVD発売の告知へと結びつける商売人。商魂たくましい限りだ。“無謀だと思ったけどやってみると案外できるもの11年間やってきて良かった”と“大阪枚方の今は無きブロウダウンってライブハウスは大阪で初めて出たハコです。その時はリアルにお客さんゼロでした。おまけにスタッフにダメ出しされたのがいい思い出”。ともそしてラストはフォークバラード「フューちゃん」で締めくくると思いきや、どうしてもブリーフ姿は見せたいメンバー。もう一度「弟」をハデに決めてステージをはける。そして、アンコールが湧き上がると、なんと落ち武者がアイドル風になった4人組「戦乱の世」が登場。長い時間それが四星球と分からず見ていた自分が恥ずかしくなる。どこまで役者な奴らだ!

何度も康雄が言っていた、またこの会場に来てほしい、次がほんとに真価を問われると。彼らの放送局から放たれたメッセージや愛情は、もっと多くの人が触れるべきものだと思うし、なんばHatchをも飲み込んでしまう彼らの根性の座り方は、コミックバンドに敬意を払い、真摯に努力を重ねているからこそ持ち得る“自信”だと感じた。こんなつたないレポートでは到底伝わらない彼等のアイデンティティを、あなたはその目で確認し、心で感じてほしいと切に願います。

音楽を武器に楽しいことを発信する四星球。彼らを代表するキラーチューンが発表されるころ、日本中の人がお茶の間で四星球を感じていることを願って!!

TEXT:JUNGLE☆LIFE PJ

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