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『MC 一山楓が語る!エマージェンザ大阪大会予選ライブレポ』 (2026/3/7 @アメ村AtlantiQs)

3/7、アメ村AtlantiQsにて開催されたエマージェンザ大阪予選DAY3。ジャンルもスタイルも違う中でそれぞれが“自分の音”を全力で鳴らし切る姿が、エマージェンザらしい一日になっていた。音が鳴るたびに会場の温度が上がり、観客の表情が変わっていくのがわかる。音楽の力をまっすぐに感じられる、予選だった。

〈トイメゾン〉

1曲目から手のひらが一斉に上がるキャッチーなサウンドで会場を掴んだ。美しいハーモニーが重なり、前向きで明るいエネルギーが爆発。毎日を照らすような、おもちゃ箱をひっくり返したような音楽で元気があふれるステージに。観客の笑顔とわくわくが止まらず、最高のスタートダッシュを決めた一組だった。

〈Hecatoncheir sisters〉

ガレージ、オルタナ、パンクを軸にしたストレートなロックサウンドがAtlantiQsを貫いた。情景が鮮やかに浮かぶ詩的な歌詞が胸に熱く刺さり、圧倒的なステージングで会場を支配。一音一音に魂が宿るパフォーマンスに観客の視線は釘付け。心を鷲掴みにする、忘れられないステージだった。

〈からし〉

ハイブリッドインストゥルメンタルロックバンド・からしが登場。ギター、ベース、ドラムが自由に絡み合い、声のないストーリーを鮮やかに描き出す。インストロックの枠を超えた多層的なサウンドが、緊張から盛り上がりへと移り変わる。言葉がいらないほど感情を揺さぶり、観客は音の物語に没入。自由で力強い演奏だった。

〈Anonyame〉

ハードロックバンドAnonyameが登場。古き良きヘビーメタルサウンドが逆に新鮮に響き、フレッシュなエネルギーでAtlantiQsを熱く染め上げる。重厚なリフとボーカルの咆哮が会場を一気にロックの熱狂へ導いたクラシックな魅力が現代のステージで蘇るようなパフォーマンスで、古くて新しい存在感を放った。

〈THE CLOCKWISE〉

懐かしさを感じるロックンロールのグルーヴと、現代的なロックのエッジが絶妙に交差し、一気にタイムスリップしたような熱気に包んだ。シンプルな3ピース編成から生まれる重厚で疾走感のあるサウンドが観客の体を揺らす。古き良きロックンロールの魂を現代に蘇らせた、ノスタルジックで新鮮なバンドだった。

〈meiju〉

自分だけの音楽を紡ぐmeijuが登場。透明感のある歌声が空気を優しく満たし、本音をまっすぐに歌い上げる姿が心を揺さぶる。実体験をそのまま描いたような歌詞が胸に深く刺さり、飾らない言葉とメロディが静かに、しかし強く響く。聴く者に寄り添いながらも確かな力強さを感じさせるステージで、唯一無二の存在感が深い余韻を残した。

〈平野誠也〉

ゆったりとした優しい音楽が空間をふんわりと包み込む。穏やかなメロディと温かな歌声が会場に広がり、聴く者の心をそっと温める。静かなギターの響きと優しいリズムが重なり、日常の疲れを溶かすような癒しの時間に。観客は目を閉じて聞き入り、穏やかな笑顔が浮かぶ。心が優しくなるステージだった。

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準決勝へと進んだのは、トイメゾン、THE CLOCKWISE、Hecatoncheir sisters、からしの4組!

ファイナルに向かっての熱い戦いが繰り広げられました。

気になる情報は公式Xなどをチェック!!応援よろしくお願いします!!

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《ライター紹介》

一山楓

エマージェンザ・ジャパンOSAKA MC。

ポップバンド『スクう空气』Gt./Vo.としての活動のほか、イベンター、映画出演、イベントMCなどマルチに活躍中。

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