今回取り上げるのは、3rd ALから「blind start」。
この曲をひと言で表すなら、冷たいエレクトロのサウンド上で、
打ち込みのシーケンス、4つ打ちのビート、鋭いシンセサウンド。
そこだけを切り取れば、
暴れるピアノ、ベースのうねり、ドラムの押し引き、
機械的に整えられた枠の中で、
この「冷たさ」と「熱さ」のぶつかり合いこそが、「blind start」の一番おいしいところです。
ポイントは、曲の始まり方にあります。冒頭のサウンドは、
わかりやすく言うと、最初は音の景色が少し曇っている。
「blind start」というタイトルにある“blind”
そしてドラムのカウントとともに、音の視界が一気に開ける。
この瞬間に、リスナーはただ曲を“聴き始める”のではなく、
引き算から爆発へ、計算されたセクション展開
「blind start」は、セクション(Aメロ・Bメロ・サビ)
Aメロでは、あえて音数を絞り、
ただし、曲の勢いが落ちているわけではありません。
そこからBメロに入ると、走っていたビートが「ドーン」
リズムの抜き差しや一瞬のブレイクによって、サビ直前の「
そしてサビ、
80年代ファンクやシンセポップを思わせる鮮やかな上モノ、
Aメロで削り、Bメロで焦らし、サビで爆発させる。
この流れがあるから、「blind start」はただ派手なだけではなく、
「グリッド」と「グルーヴ」の話
ここで少しだけ専門的な話をします。
音楽制作では、DAW(コンピュータ)
このマス目のことを、ざっくり「グリッド」と呼びます。
グリッドにピタッと合った音は、正確で、強くて、気持ちいい。
しかし、人間の演奏はそこに少しだけ揺れがあります。
ドラムやピアノのタメ、ベースの弦を弾く強さ。
これらの揺れが、いわゆる「グルーヴ」を作っていんです!
「blind start」は、
曲全体はきれいに制御されているのに、
“心臓 鳴らす”は、ただの歌詞ではなくサウンドの合図
この曲の中心にある歌詞は、やはり「心臓 鳴らす」という言葉です。
サウンド全体で心臓を鳴らしにいく。
ドラムキックが心拍を刻むように、ベースは血流のように走り、
そしてボーカルの「鳴らせ」という声が、頭を起こしにきます。
つまり「心臓鳴らそう」は、歌詞の中だけの言葉ではありません。
“考えるより先に鳴る”という状態を、
今日の“懐かしい音”の正体は、
the telephones『Keep Your DISCO!!!』
AORのメロウなシャッフル感!
https://www.youtube.com/watch?
脳天直撃のシンセリード!!: 80sやテクノの質感をハイスピードなロックに落とし込み、
今夜の“耳トレ”ポイント
最後に、この曲を聴くときのおすすめポイントを3つ。
まず、イントロ。
最初の狭い音像から、
ここで曲の世界に入れるかどうかが決まります。
次に、Aメロのベース。
派手なサビに耳が行きがちですが、
低いところでどれだけ曲を走らせているかに注目すると、
そして、サビ。
ボーカル、シンセ、ベース、ドラムが一斉に前に出てくる中で、
全部が同時に前に出ているのに、曲として破綻していない。
この密度感こそが、「blind start」の武器です!
「blind start」は、ぼやけて見えないまま走り出す曲です。
見えないからこそ、心臓の音を頼りにする。外側の正解ではなく、
そのテーマを、歌詞だけでなく、
正確なビート。
硬質なシンセ。
うねるベース。
前のめりなボーカル。
その全部がぶつかり合いながら、
心臓鳴らそう。
「blind start」は、TëKMO+が持つエレクトロ、ファンク、
冷たい機械の上で、熱い人間が走っている。
その摩擦が、この曲をただのダンスチューンではなく、
【作品とライブの案内】
3rd Album:『CONTINUE?』全国発売中!
『navyblue』を収録したアルバム。全曲はこちら:
(配信で聴く→https://pcim.lnk.to/
(全国のCDショップにてお買い求めいただけます。)
(販売元購入サイト:https://pcimusic.
(タワーレコード:https://tower.jp/
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ONE-MAN LIVE 情報
8/21(金) 月見ル君想フ
TëKMO+ ONEMAN LIVE ”Summer pulse”
〜テクモと騒ぐ夏〜