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フジゲン・アンバサダー #1 HER NAME IN BLOOD

白と黒のギターが対をなす両翼、それを支えるベース。
メタルシーンの次代を築く、ソリッドな音塊の秘密。

ギターケースを開けた瞬間に顔つきが変わり、愛器を弾きながら質問に答える。自身の楽器を語るミュージシャンというのは何と初々としているのだろう。そんなミュージシャンたちの本気の愛を詰め込んだ“フジゲンアンバサダーズ”。フジゲンのギター/ベースを実際に愛用するミュージシャン達に、その魅力を存分に語ってもらうコーナーだ。半世紀以上の歴史を持ち、今や世界屈指のギターメーカーとして君臨する“フジゲン”。長年培った技術から生まれる楽器たちは、その高いクオリティから国内外問わず根強いファンに支持されている。

今回その魅力を掘り下げるのは、HER NAME IN BLOODG.DaikiG.TJBa.Makoto3人。メタルシーンの次代を担う彼らに、フジゲンの魅力を語ってもらった。

#1 HER NAME IN BLOOD 5

●HER NAME IN BLOOD(以下HNIB)は3人ともフジゲンのギター、ベースを使われていますよね。以前使っていたものと比べて違いを感じますか?

Makoto:前はミュージックマン・スティングレイ(以下ミュージックマン)を使っていて。どっちも最高ですけど、やっぱり日本製っていうのが良いですね。作りが細かくて頑丈なんですよ。今使っているJMJ-Mは音質がだいぶソリッドになって、(音が)きめ細かくて詰まっている感じがします。
Daiki:このEFL-DEは生音で弾いてもボディの鳴りがすごく綺麗なんですよね。感覚的な話ですけど、みんながフジゲンに替えたらバンド全体の音が変わりました。グルーヴが出たというか、サウンドが上手くまとまったような感じがします。

●ギターは2人ともピックアップを同じEMGのものに替えていて、ピッキングの歯切れを重視したものになっているそうですが。

Daiki:最初はピックアップにSeymour DuncanのBlackoutsを載せていたんですけど、EMGの81、85のセットに変えてもらったんです。

Seymour Duncan Blackoutsの代わりにEMG 81、85がマウントされている

Seymour Duncan Blackoutsの代わりにEMG 81、85がマウントされている

今までEMGのピックアップが載ったギターを使い続けて、フジゲンに乗り換えた時に鳴りも良いし弾きやすいけど、EMGのあの(ピッキングの歯切れの良い)感じが出ないっていうのがあって…。HNIBはリフが多いので、歪んでも潰れないエッジのある音にしたいんですよね。Blackoutsが悪いっていうわけじゃないんですけど、自分の歪ませ方だと音が潰れてしまったりして、スタイルに合わなかったんです。そういうところをフジゲンのメンテナンス担当の人に相談して載せてもらいました。

●ギターはそれぞれ右利き用と左利き用という違い以外は2人とも同じ仕様のものを使っていますよね。音の住み分けみたいなものは決められるんですか?

Daiki:そこまで話し合って作っているわけじゃないんですけど、なるべく2人の音が近くなるようにしています。個人的にギターの音が混ざった時の塊感があった方が好きなんですよね。
TJ:バンドによっては違った音域で住み分けた方が良いっていうものもありますけどね。僕らはほぼ同じ機材でやっているので、同じ音でいこうって決めています。

●リハーサルで音を聴かせていただいたんですけど、すごく綺麗に歪んでいる印象があったんですよね。

Daiki:アンプ(Mesa Boogie)で歪ませて、さらにTS-9(オーバードライブ系エフェクター)をかけているんですけど、音色はほぼその一種類だけですね。自分たちの周りのバンドは「この歪みでやる!」って決めたら、それで全部やり切る人が多いんですよ。
TJ:あとは回線の組み方で外音で綺麗な歪みが出るように工夫をしていますね。

●ベースもMakotoさんの要望で改造しているんですよね。

Makoto:元々JMJ-Mはパッシブのベースで、そのままのモデルでも良い感じに鳴ってくれたんですけど、やっている音楽的には強い音の方が良いですよね。だからAGUILARのOPB-3っていうプリアンプを内蔵してもらったりして、アクティブのベースに改造しているんですよ。

プリアンプを搭乗し、ジャックの位置を変えている

プリアンプを搭乗し、ジャックの位置を変えている

ミュージックマンを使っていた時は、個性が強くて、良い意味でも悪い意味でも「この音にしかならない」っていうところがあったんですけど、このベースは音色の味付けがしやすくて扱いやすいです。ツアーをまわると現場のPAさんも違うので、そういう時に柔軟に対応できて、安定した音が作れるんですよね。

●それぞれ見た目も特徴的で、良い質感に仕上がっていますよね。

Makoto:とにかく綺麗ですね。王道の(フェンダー)ジャズベースに見えて実は違うっていう部分がたくさんあるんです。JMJ-Mにしかない曲線がすごく体にフィットするんですよ。楽器は見た目も大事なので、そういう工夫も見てほしいですね。
Daiki:マットの塗装もすごく良いけど、このボディの曲線がすごく綺麗なんですよね。ボディだけ見るとすごくクリーミーな感じで角の丸みとかを撫でたくなるというか(笑)。

丸みのあるボディライン。

丸みのあるボディライン。

TJ:それ分かる! 弦を張り替える時に撫でたくなるよね(笑)。

●ははは(笑)。上質な感じというか。

Makoto:見た目で惹かれて持ってみると「あッ!!」って体にフィットするというか、しっくりくるんですよ。
Daiki:フィット感は確かにあるね。
TJ:僕も真っ白のギターっていうところに魅力を感じて、白のEMGのピックアップっていうのもあまりないんですよね。

ピックアップも白に統一されている

ピックアップも白に統一されている

●ギターが白と黒で、ステージ映えしますよね。

Makoto:元々EFL-DEにレフティモデルがなかったので、Daikiだけが使っていたんですよね。
TJ:だから僕は別のメーカーのギターを使うつもりだったんですけど、レーベルの担当の人が「じゃあ(レフティを)作ってみましょうか!」って言ってくれて、オーダーメイドで作ってもらったんですよ。
Makoto:そこで塗装を白にしたら、ギターが白(左利き)と黒(右利き)になって面白いんじゃないかって提案をしたんです。

●みなさんが次に新しいギター、ベースを持つとしたら、どういうものが良いですか?

Makoto:俺は緑色が好きなので、ど緑色のベースを持ってみたいですね。音的にはもっと強いEMGのピックアップを積んでみたりとか、いろんなことを試してみたいです。
TJ:レフティで鳴りがもっと良いギターを弾いてみたいです。EFL-DEが悪いわけでは決してないんですけど、左利き用のギターって、右利き用と比べるとどうしても鳴りが小さくなってしまうんです。実はメンテナンス担当の人も左利きで、そういう話で盛り上がるんですよね。
Daiki:俺はやっぱりエクスプローラータイプを使ってみたいですね。昔からメタリカのファンでジェイムズ・ヘットフィールドにずっと憧れていたので、フジゲンで作ってもらえたらなって思っています。

Interview:馬渡司

■製品情報
【Expert EFL-DE】
EFL-DE_MBK
EFL-DE/MWH
¥238,000(+税)
http://mi.fujigen.co.jp/collection/model_EFL-DE.html

EFL-DE-MWH_13
EFL-DE/MBK
¥238,000(+税)
http://mi.fujigen.co.jp/collection/model_EFL-DE.html

【JMJ-M】
JMJ_M_VNT
JMJ-M
2015年春発売計画中
http://www.fgnguitars.com/jmj_m.html

■オフィシャルサイト
http://mi.fujigen.co.jp/

■HER NAME IN BLOOD・ HALO・ Official Music Video

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