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“キュウソネコカミ 社会のしがらみ番外編” 連載第10回 エキセントリックレコーズはいからの「マネージャー兼、社長です」

IMG_0484どうも。絶賛ペットロスはいからです。前回号のアー写(?)は実家の飼い犬だいごろーとのコラボだったわけですが、原稿を入稿してすぐにだいごろーは逝去致しました。9歳でした。とても可愛いおバカな犬で、ポメラニアンなのに体重が15kgあったり、ジャンプしすぎて右前足を脱臼したり、私と散歩に行くと何故か必ず大量にう○こしたり、動物病院へ予防接種しに車で行く途中、興奮しただいごろーが走行中の車の窓から飛び降りてしまいリードがついたまま20mくらい引きずってしまったこともありました。とてもいい思い出ばかりです。

と、まさかの記念すべき10回目がこんなエモエモ話で始まるとは思いませんでした。そんな感傷に浸りつつ、私はプププランドのレコ発ツアーに帯同したり、キュウソに帯同したりと色々やっております。さらに7月からはフェスシーズン到来。キュウソは今年の夏フェスは13本参加…すご! まぁ、実質ほとんど一年中フェスって感じですね。フェス文化が浸透し、このフェス飽和状態の功罪についての意見は多々あるかと存じます。とはいえ、やっぱり野外でビール片手にライブを観れるのは、単純にとても気持ちいいし、楽しい。好きなバンドの曲でガンガンに上がるというのもまた良し。私も大好きなgroup_inouのACTを前にすると突っ込まないわけにはいきません。ただ、この「前に突っ込む」という行為、これはフェスだけではなくライブハウスでもディスられるものです。少し空いていればいいですが、ガンガンに強引に突っ込むという行為はいかがなものか? と思ったりもしますし、逆に最前列に近いところで、人が一人入れるくらい前に空けないと「こいつ○すぞ」オーラを醸し出したり、肘打ちで物理的に排除するような行為もこれまた困る。

チケットを購入している以上、皆さんにその権利はあるわけですが、他人の楽しむ権利を阻害してまでその権利主張をして良いというものではありません。じゃあその線引きはどこ? と言われると、ケースバイケースであり、そのバンドとお客さんとで構築される空気感によるのでかなり微妙な塩梅。やっぱりCKY(ちょっと空気読む)能力が重要になってくるわけであります。ただ、フェスでよく発生する「そんなに曲を知らないのにサークル仕切りたがる系ピーポー」「その曲知らないのに変なところであおっちゃう系ピーポー」にはその能力を少しでも備えて頂きたいと思いますが、それを良しとしないお客さんも、あくまでもフェスとライブハウスのそれは別物である…という切り替えが重要だと思います。このフェスとお客さん論はなかなかに難しいので、また余裕がある時に(文字数)。とりあえず水分補給は忘れずに!

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