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Disc Now 音楽関係者が本気でお勧めする1枚!!

Title : 『Sparkling Eyes』

Artist : The 8th Likely Faces

74年、カントリー音楽サークルのサークル内バンド8代目として活動していた当バンドはカントリーを下地にしながらも、時のサイケデリックロックなど様々な音楽の要素を取り込み、他に類を見ないオリジナリティーをもった自費制作盤アルバムをリリース。
なんとわざと1年落第をしてまで時間を作り練習と録音に打ち込んだそうで、その情熱は見事に音に現れており、その構築美ともいえるアレンジに個性あふれるアドリブ演奏が加わり知性と感性の奇跡的な融合がなされている。シンプルな表層とは裏腹に音と音の関係性が緻密に交差する構造を持ったバンドサウンドは、この時代の日本に限らず、世界的に見ても類似した音はなかなか見当たらない、カントリーミュージックのミュータントといった感。
当CDはその再発盤。多くの人に聴く機会を持ってほしいというリーダー穴釜氏の思いも踏まえ、実際この奇跡の作品は本当に後世に残されるべきだと思い再発した。

レビュー執筆者:ブランコレーベルオーナー 埋もれた過去の名作を地道に再発し続けるレーベル、Branco Label主催者。リリースは70年代のフォーク、ロックが中心だが、機会があれば別ジャンルも再発したいと画策中。