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今月のリリース Vol:176

今月のおすすめリリース

THE 10TH ATTACK ~LIVE TOUR 2012 THE 10TH GAME -FINAL-

Artist : NoGoD

2010年にメジャー・デビューを果たした5人組ロック・バンド、NoGoDの2012年3/24にCLUB CITTA'川崎で行われたワンマン・ライブの模様を収録した初のオフィシャル・ライブDVD。
2005年からの活動以降、ファンの間でも待ち望まれていたライブ映像作品であり、バンドの勢いのある演奏を収録。
キャッチーな歌メロとヘヴィ・メタルの激しさが融合したNoGoDのステージを堪能できる作品。
パフォーマンスを見た事の無い人には、ぜひ見てほしいライブDVDです!!
Vo.団長のまさかの白塗りの見た目からは想像も出来ないパフォーマンス力の高さ、G.、Ba.、Dr.と演奏力の高さにも圧巻です!!

レビュー執筆者:KING RECORDS 末永 色々なジャンルを幅広く宣伝しております。新婚ホヤホヤな私ですが、お酒大好き! 音楽大好き!! 星が大好き!!! 皆さん飲みに行きましょう♪

VOCALOUD 00

Artist : V.A.

この誌上でボカロ作品をレビューする日が来るとは…でも、もうそこまで身近になったモノとして認識して下さい。
“ニコニコ動画”を中心に日本から世界に向けて発信している新しい文化“VOCALOID”。中心キャラクターである“初音ミク”の名は、ニュース番組でも目にするほど浸透しているかと思われます。
その“ボカロ”楽曲の中でも、タイトル通り“LOUD”に特化した楽曲を集めたのがこの作品。
ロボ声だとか、打ち込みだからとか、偏見無しでご試聴アレ。この作品中に流れる楽曲は紛れもなく、エッジの利いたスリリングなロック・サウンド! つまり“VOCALOID”って、ギターやドラムと変わらない新しい楽器なわけですよ。
そう認識してくれれば、もっと身近に感じられるのでは? ロック好きが初見で入り込むには、非常に判りやすい作品であること間違いなし!

レビュー執筆者:Yamaha Music Communications Promoter Hidekazu Sawada アーティストよりアーティストオーラを醸し出すスタッフ。夜な夜なの筋トレは欠かせません。

more than TV

Artist : younGSounds

パンク、ロック、クラブシーンの重要人物で結成された6人組スーパー・グループ、younGSoundsが1stアルバムをリリース。
バンドとサンプラーの融合にて途切れ目なく展開する、フリーキーでコンテンポラリーなロックサウンドは圧倒的なテンション!
ハードでアグレッシブな生演奏を土台にしながら、サンプラーを駆使した構築性の高いアレンジ、内に秘めた激情を噴出させながらも粘りつくような節回しが 特徴のハード且つパターン化しない自在なボーカルと、ある種の軽やかさ、ポップなラップの掛け合いがタイトでソリッドなガレージ・パーティーサウンドを生 み出しております。
スピード感といい音の切れ味といい、1曲の中にパンクとラップをドカーッとぶち込み、それが切り替わる瞬間の痛快さは絶品。全10曲収録です。

レビュー執筆者:森 暁王 (株)スペースシャワーネットワーク 宣伝担当。ロックをこよなく愛する33歳。新レーベル“eninal”よろしくお願いします。

ゴーゴーガールとツイストボーイ

Artist : コニー with ゴーグルエース

言わずもがな81年にリリースされ、現在に至るまで知らない人はいないであろう「キッスは目にして」の大ヒット曲を持つロックンロールバンド“THE VENUS”のボーカリストだったCONNYさんと、90年代後半から現在に至るまでコンスタントに作品をリリースし続けるガレージサーフバンド“ゴーグ ルエース”が奇跡のタッグを組んだ!
6曲に及ぶ60年代のカバー曲+書き下ろし楽曲もしっかり収録されております。もっと言えば「太陽の誘惑(涙のゴーゴー)」は75年に日本語詞で歌われていたりと、60年代初頭から現在までを行ったり来たりできるタイムマシーンのようなアルバム。
昨今、夜中に踊るとアレだとか役所の大人がうるさいですが、古き良き和製ロックンロールのリズムに合わせてミラーボールの下(もしくは自宅)でゴーゴー&ツイストだ!

レビュー執筆者:TONG エロ! バカ! ロック! をコンセプトに2002年に創刊されたフリーペーパー『チェリータイムス』の超編集であり、年間30本前後開催されているイベント“チキチキ チェリーボム大作戦”の企画者。

ビリジアン

Artist : ワカバ

介護福祉士の資格をもつ亀田大、松井亮太によるワカバ。ステージに上がるのはこの2人で、実は作詞を担当する塚本伸男との3人組、ワカバ。
1年半ぶりの新曲「ビリジアン」。実体験や今の自分たちの年代からみての“世代のリレー”をうたった曲。とはいっても決して重くはなく、聴きやすいそのメロディはアウェイの対バンライブでも注目されています。
ワカバの「ビリジアン」の詞は偉そうなことでも、“いい子ちゃん”なことでもなく、ふだん通りの日常から思った話。聴けば思わず親に電話したくなってくるかもしれません。
8/22にはニューアルバム『Happy Ending(ハッピーエンディング)
』を発売、9月後半から宇都宮、山形、大阪、名古屋、東京でのワンマンツアーがスタート。「黒板画」のPVも公開中。

レビュー執筆者:kassai INC.(喝采) 山室秀壹 邪気と嫉妬心に満ちて、いよいよダークサイドに堕ちたA&R。鞄に焼酎の入ったスキットボトルを忍ばしているとかいないとか。そんなことより“ワカバ”で検索! (ポチッ)。

Melodic note.

Artist : 天月 -あまつき-

投稿動画サイトで活躍中の歌い手“天月 -あまつき-”の1stソロCD。ポートレート写真のようにリアルな一瞬一瞬で構成された12曲。楽曲と真正面から向き合い、“思い描いた完成形イメージ の一歩先を!”との決意を胸に取り組んだレコーディングは、“聞いてくれる人たちに届けたい”その一心だった。制作にあたり、多くの壁にもぶつかったが、 それでも完成した時に出た言葉は、“楽しかった!”。目の前の多くの壁をひとつひとつ上った先に見えた景色は、きっと今まで見えてたものと違った景色で あったに違いない。
仲間たちとのコラボ曲、ラブコールにより実現した書き下ろし楽曲。協力をしてくれた方々、リスナーの顔を思い浮かべ、たくさんの「ありがとう」を詰め込 んだ。強さと弱さ、優しさと激しさ、20歳の今でしか歌えない等身大の歌を歌った。シリアスとユーモアを織り交ぜた、激しくもキラキラとした12曲。だか らこそ同世代の心に刺さるのであろう。

レビュー執筆者:蓬莱功一 プロデュースしているイベントに出演してもらったのをきっかけに今回のレコーディングにも立ち会い、CD制作のお手伝いをさせていただきました。

インデペンデンス

Artist : LLama

ワンダーグラウンド・ミュージックが送る、新世代アーティフィカルロックバンド“LLama”。新世代と言ってはみたものの、メンバーの年齢は30歳前 後。決して若くはない。しかし、何故“新世代”と銘打ったのかというと、それは上がつっかえているからだ。日本のロックシーンはブルースばりに上が詰まり すぎている。ダンスミュージックバンド、インストバンド、テクニカルロックバンドなどの所謂フェス常連バンドの平均年齢は年々上昇している。観ているお客 さんは若者が多いのに、バンドは結構ベテラン。そう、おっちゃんたちは腰とか痛めながらめっちゃ頑張ってるんやで。今こそ立ち上がれ、若者よ! 特に若いバンド。さらに絞ってフェス常連になりうるバンド! はい、お客さん! 若くて活きの良いのがいっぱいいるんですよ! 奥さん! ナイスミドルに陶酔するのもいいけど、若くてエネルギッシュなのもありまっせ! え? どれが旬なのって? じゃあ、美味しいところ紹介します! はい、こちら! 今が旬、聴きどころ満載LLama『インデペンデンス』です!

レビュー執筆者:有限会社ワンダーグラウンド・ミュージック 若頭 曽根原僚介 最近のお気に入りの言葉は“しょうがねぇ”です。

HONEY

Artist : 紗羅マリー

珠玉な楽曲の数々を発表してきた紗羅マリーだが…、“あれ? これは紗羅マリーなの?”っていう、新曲「HONEY」を7/11にリリースする。この曲はサンボマスターをはじめとする音楽プロデューサー武藤洋氏が紗 羅マリーと共に作り上げたバンド・サウンド! パンク、ロカビリーなどの様々なスパイスを紗羅マリー色に見事に仕上げた楽曲となっている。
カップリングには、ZIP-FMのレギュラー番組“COLORFUL BEAT”のリスナーと共に作りあげた失恋バラードソング「一期一会」が収録され、「HONEY」とは対極の楽曲となっている。
“SWEET”で“POP”なテイストの「一期一会」、はたまたエッジの効いた「HONEY」。今後、彼女がどんな進化を遂げるのか? 期待が高まる1枚だ! 更に映像で観る「MUSIC&FASHION」として、レコーディングや撮影の裏側をCD-EXTRAで収録!! かなりパンチのある映像にも乞うご期待!

レビュー執筆者:エイベックス 宣伝 木村恵美子 LOW IQ 01の担当兼SSTV他、メディア担当。TOKYO No.1 SOUL SETのレコ発、大阪・東京公演も凄かった! 渡辺俊美のソロアルバム『としみはとしみ』も味わい深い作品だった。音楽の力って凄いよね♪

Restart from Under the Bridge

Artist : The Minx and Misanthrope

高架下からの再出発というタイトルからにじみでていることは、幾多の試練を乗り越えてきたThe Minx and Misanthrope(以下MM)をずっと側で見てきた僕には、本当に頼もしく、待っていたことだ。過去最強のメンバー編成で全国に放つミニアルバム は、強い彼らの凱旋の狼煙になるだろう。G./Vo.オカジの編み出す一撃必殺のリフとロマンチックなメロディーラインや、Dr./Cho.ぐっちゃんの 得意とするシンプルなエイトビート。一朝一夕のオルタナロックや、裏打ちで踊らす安易なダンスミュージックでは到底追いつけない本物だ。オカジと Ba./Cho.おーちゃんが愛してやまない90年代のオルタナロックに立ち返ったというサウンドというのも納得する。ルーツを持つ音楽の強靭さを目の当 たりにするだろう。長いキャリアを持ったバンドが原点に立ち返り、決意を世界に表明した。僕は、これに大きな期待と予感を持たずにはいられないのだ。世界 はMMに踊らされるのを待っている。

レビュー執筆者:樋出“ホシヲ”大地 天王寺Fireloopブッキングマネージャー、JUNIOR BREATHボーカル、星屑円盤社社長として日夜ロックンロールの未来と居酒屋巡りに命を賭ける。座右の銘は“面白いことを考えてみんなを楽しくさせたいな”

DISORDERLY

Artist : NoLA

19歳の苦悩を描いた問題作。国内外を問わず数々のビッグバンドとの共演を経て、ハードコアやメタルといったカルチャーそのものへのコダワリよりも、音楽 自身が持つ“内面的な暴力”をあらわにした楽曲とパフォーマンスに特化している。ドゥーム系やオルタナファンにも評価が高く、早熟というよりはアルバムタ イトルが示す様に“無秩序(DISODERLY)”なままに放出し垂れ流しHATEやFUCKにヤラレル人も多いだろう。
またYouTubeでは不気味な予告編CMが話題となり、既にdiskunionでは初回納品分がソールド!
新宿ANTIKNOCKがサポートするCURTAINS labelからのリリースというのも事件性たっぷりだ。

レビュー執筆者:印藤 勢 新宿ANTIKNOCKのブッキングマネージャー兼、CURTAINS label発起人。火鍋とジンギスカンが好き。同社のアーティスト「一寸笑劇」も宜しくお願い致します! ※独身です。

『THIS IS POP!!!』

Artist : THE BOHEMIANS

今年は、ロックンロール生誕60周年! チェッカーズ解散から20年! そして現在新しい若い女子達がロックンロールアイドルに戻ってきているのは既にご存知ですか? その名こそ“THE BOHEMIANS”!! メジャーデビュー後も更に革新を続け、先日の初の全国ワンマンツアー“Is this pop? Tour2012”では、キラキラとした胸踊るポップチューンやセンチメンタル溢れるココロに響く楽曲など、観客を虜にしてしまうドラマティックな展開に 酔いしれた人も多かったのではないでしょうか。
“RISING SUN ROCK FES.”を始めとした各地のフェスへの出演も続々決定。秋には、全国4箇所の追加公演ワンマンツアーも大決定。まだ彼らを知らない人は“捨て曲がな い!”と自信と手応え満載の2ndアルバム『THIS IS POP!!!』この珠曲の数々を聴きながら是非生でロックンロールショーをご体感頂きたいです!

レビュー執筆者:フォーライフミュージックエンタテイメント 岡田怜子 フォーライフミュージック大阪にて宣伝担当の岡田です。自身もバンドを2つやっておりバンド音楽大好き。夏フェスを生きがいに仕事をしております!
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