音楽メディア・フリーマガジン

今月のリリース Vol:207

今月のおすすめリリース

『幸せについて私が知っている5つの方法 / 色彩』

Artist : 坂本真綾

とにかくハッピーなエネルギー溢れる1枚。2015年4月からデビュー20周年の記念イヤーを迎える彼女の25thシングル。ラスマス・フェイバーを作・編曲・プロデュースにむかえた、華やかで心地いいハッピーナンバー。
両A面のもう1曲「色彩」は、元School Food Punishmentのメンバーから成るla la larksによるドラマチックな楽曲。
4月には、さいたまスーパーアリーナでの20周年記念ライブとトリビュートアルバムのリリースが決定している。

レビュー執筆者:フライングドッグ 益子 宣伝 / 坂本真綾、AKINO、悠木碧、ほか。良い1年になりますように。

『Colour by Number』

Artist : MONKEY MAJIK

遂にバンド結成15周年を迎えたMONKEY MAJIK。アニバーサリーイヤーの幕開けにオリジナル・アルバム『Colour by Number(カラー・バイ・ナンバー)』をリリース。
吉田兄弟との第2弾コラボ「夏の情事」、ラジオの復興を歌ったダカラジキャンペーンソング「You Are Not Alone」を含む全12曲を収録。
特にオススメ曲はキットカットと三陸鉄道が創設する野球部(三陸鉄道キットDreams)応援ソング「Beautiful」!
これまでのMONKEY MAJIKらしいサウンドと、新たなサウンドが融合した過去・現在・未来を創造させる楽曲の数々をぜひチェックしてくださいね♪
DVDには、JAPAN TOUR 2013-2014〜DNA〜の大阪公演(オリックス劇場)を収録。

レビュー執筆者:エイベックス 木村恵美子 TOKYO No.1 SOUL SET / 土岐麻子 / 大森靖子担当。ソウルセットの「One day」が恋しくなるこの頃、夜ノ森に参上いたします♪

『squalls』

Artist : 水の中で雨中

凄いアルバムが発売される。東京・下北沢を中心に活動する個性派ロックバンド“水の中で雨中(みずのなかでうちゅう)”。ギターロックの枠に収まらない煌びやかかつ憂いに溢れた楽曲と、時に鋭利な言葉で独自のヒューマニズムを歌うVo.山下の世界観が評価の高い4ピースバンドが約3年ぶりに全国発売する『squalls』。
美しいアルペジオから始まるM-1「雨」が、既にこのアルバムの傑作さを確信させる。バンドの真骨頂である美しいアルペジオに、キメとマイルドな轟音が織り混ざる表題曲の「squalls」。最後に収録された「人間」は今までの様々な人間を表題にした曲の中でも、間違い無く群を抜いて心の奥まで突き刺さる。音楽人の心を感銘させる傑作と言い切れるだろう。

レビュー執筆者:Troll music 高塚 2002年に設立したアーティスト応援型インディーレーベル・Troll musicのキャプテン。

『GREEN HEARTS』

Artist : THE SKIPPERS

大阪発3ピースパンクロックバンド・THE SKIPPERS! 京都大作戦、SAKAI MEETING、COMIN' KOBE等、関西の大型フェスを総なめするパンクロックバンドは彼らだけ!! そんな彼が放つ最新アルバムは、ライブバンドならではの疾走感はそのままに、ハッと心を掴まれる日本詞、そしてグッドメロディーのオンパレード! とにかく1枚聴き終えた後の、心の暖まりかたが半端じゃない。忘れてた何か、自分にとって大事なものって何か、改めて感じることのできる作品になっている! そして絶賛公開中の「BGM」のMUSIC VIDEOは必見! それ、今すぐTHE SKIPPERSのオフィシャルサイトへ急ぐんだ!! 2/21から始まる”GREEN HEARTS TOUR 2015”も要チェック!

レビュー執筆者:JMSなかむら 春になったらマラソンでも始めようかな男子

『イグジスト』

Artist : angela

国内外問わず数々のアニメイベントの常連で、アニソン界で類をみない活動の幅広さを日々見せつけているangelaのニューシングルは、現在放送中のTVアニメ「蒼穹のファフナー EXODUS」OP&ED主題歌。“生きる、存在する”という意味をもつ「イグジスト」は攻めの1曲ではあるのだが、要所に入ってくる美しいハープの音色が耳に心地よい。何度も繰り返す“Follow me Follow you”のフレーズがキャッチーで、歌詞の中にある“果実”をイメージしたMusic Clipの創りや、タイアップ作品のタイトル“蒼穹”やキーワード“そこにいますか?”を歌詞に取り入れるなどの、多方面での“リンク感”を徹底するその才能には頭が上がらない。
それとは裏腹に、しっとりと歌い上げるカップリングの「暗夜航路」は、繊細で芯の通ったボーカル・atsukoのビブラートが響き渡る。5/20にはアルバムのリリース、初夏より海外公演を含めた全国ツアーを控えるangelaの2015年の活躍に乞うご期待!

レビュー執筆者:キングレコード 羽村萌 もの書きプロモーターです。2014年最大の後悔は、KNOTFESTに行けなかったことです。誕生日は、2/10です。よろしくお願い致します。

『ARDENT MOMENT』

Artist : HEAD SPEAKER

HEAD SPEAKER史上最高傑作と自信を持って言える1枚。自主レーベルとなり、苦労を重ね紆余曲折がありながらも完成したこの作品にはタイトル通り「熱烈な瞬間」が詰め込まれており、彼女たちの強い意志が感じられます。2/22(日)@下北沢ReGを皮切りにこのミニアルバムを引っ提げてのリリースツアーがあり、ツアーファイナルとして4/3(金)にはTSUTAYA O-WESTでのワンマンが開催されますので、その「熱烈な瞬間」を生で感じてください! 7年近くこのバンドを見てきてますが今が一番熱いです! 詳しい情報などはオフィシャルサイト(http://www.headspeaker.jp/)をチェック!!

レビュー執筆者:窪田雄紀 shibuya eggmanブッキングマネージャー。女性ボーカルバンド・アーティストを主に担当し、“Girl's UP!!!”というイベントを手掛ける。

『35xxxv』[初回数量限定盤]

Artist : ONE OK ROCK

お待たせ致しました! 前作『人生×僕=』から約2年ぶりのアルバムです! 映画『るろうに剣心 京都大火編』主題歌「Mighty Long Fall」、映画『るろうに剣心 伝説の最期編』主題歌「Heartache」、昨年公開した自身のドキュメンタリー映画『FOOL COOL ROCK! ONE OK ROCK DOCUMENTARY FILM』主題歌「Decision」を含む、全13曲収録。
昨年はアメリカ最大級のフェス“Warped Tour”の参加やヨーロッパ&南米でのツアーなど、世界中を駆け回っていましたが、その中で受けた刺激が楽曲にも反映され、更なる進化を感じる一枚となっています!
そして、このアルバムを引っさげて待望の全国アリーナツアーを開催します。国内での単独ライブは昨年の横浜スタジアム公演以来!世界基準のバンドになってきている彼らが発信するメッセージをこのアルバム&全国ツアーから感じてください!

レビュー執筆者:A-Sketch 米澤樹子

『Summer’s Daughter, Strawberry Children』

Artist : 渚十吾

カルチャーブック、著書『ストロベリー・ディクショナリー』や数々の洋楽アーティストのライナーノーツを執筆し、音楽までも作り続ける多才でマイペースな男・渚十吾の新作。
なのですが、『ストロベリー・ディクショナリー』知ってる? 洋楽アーティストのライナーノーツ読んでる? ワイキキレコード知ってる? まずはそれからだ(笑)。
とか無茶を言っていたら怒られそうですが、興味を持ったら、ぜひ調べてみるといいです。きっと面白いから。そして、渚十吾知ってる? 調べてみよう(笑)、面白いから。
音楽はいろんな楽しみ方があり、そこに面白さもあります。今作も、この作品を出すレーベルも、ぜひぜひ宜しくお願いします。

レビュー執筆者:WaikikiRecord / ELEKIBASS サカモトヨウイチ ワイキキレコードのレーベルオーナ兼ELEKIBASSのボーカル、サイケでポップでストレンジな音楽に心をぎゅっとつかまれます。

『アラサーランド』

Artist : 栗原ゆう

ファッションに精通し、はやとちり、大森靖子、どついたるねんらとのコラボ・ムービーも話題を呼んだ傍ら、“イベンター・アイドル”の異名を持ち、イベント企画からインタビュアー、ライター等の裏方的仕事もその熱いパッションで真摯に対応する、愛すべきSSW栗原ゆうさんの全国デビュー盤『アラサーランド』をご紹介。オススメはバレンタイン・アンセム「チョコレート・キャバレー」! (東海ラジオさんでの2月度へヴィ・プレイ決定しました!) 2:40あたりから突入するラップ調での“まくし立てられ感”は全男性諸氏、中毒性有りますよ(指を指して歌って欲しい!)。
作詞・作曲はなんと本人! そしてタイトル曲「アラサーランド」は、サビの3フィンガーの振り付けもプラス・オンで盛り上がり必至。村カワ基成(BABYMETAL 他)、KOJI oba(ももいろクローバー 他)ら豪華アレンジャー陣が参加!

レビュー執筆者:株式会社ウルトラ・ヴァイヴ 笠嶌寿之 3月の健康診断に向けて鋭意減量中! 残り1.5ヶ月でマイナス5〜6kg目標! 今年はフォーマットとしてアナログ・レコードやカセット・テープも前のめりにリリース! したいです。

『HIGHWIRE WALKER』

Artist : dip in the pool

デビュー30周年を迎えるdip in the poolが、3年半振りのアルバム『HIGHWIRE WALKER』を1/21にリリース。
甲田益也子の包み込むようなヴォーカル、トラックメーカー木村達司の作るボッサ、アンビエント、ドリーミーなPOPと多彩なサウンドは健在。
今作は、ライブで何度か演奏するもレコーディング音源としては初となる、映画「南太平洋(ミュージカル)」の挿入歌「Bali Ha'i」のカバー、木村達司が参加したユニットPortmanteauの音源が初出である「toast to my shadows」のリテイク、カナダのアーティストCFCFとの共作「a king unseen」を収録。
癒し、落ち着き、和み、穏やかな気分にさせてくれる全8曲。

レビュー執筆者:三橋 中 ビックリバー株式会社 ディレクター。
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