音楽メディア・フリーマガジン

台灣的音樂情報 Vol.10

BACK STAGE PASS

JUNGLE★LIFE読者の皆様こんにちは。
最近、台湾各地を廻っています。その中で、最近よく通っている『台南』という街が有ります。台湾でも早くから栄えた地域で、昔は政治、文化、経済の中心になっていたそうです。日本で言うとことろの京都みたいな感じでしょうか。

この台南は、日本統治時代の街並が一部残っていて、タイムトリップして昔の日本に来たような体験が出来ます。人懐っこくて、元気でパワーをもらえる街です。そんな街中で、最近面白い動きが出ています。もともと台南出身30代の青年が、西市場という所の周辺に宿とCaféを始め、そこの廻りに仲間を集め始めて、アイスクリーム屋、おにぎり屋、宿、アクセサリー屋など、共通の意識を持つ友人をこの地域に集め始めました。そしてSNSとかで、自分たちのお店だけでなく、昔からこの街にあるお店の紹介とか、場所の紹介とかを始め、出来る範囲でこの地域の情報発信をしていました。徐々に海外からの観光客も増え始め、若くて一人旅をする人たちもここを訪ねて来る流れが出てきました。

地元の人たちも飽きないように、自分たちでワークショップや通りのイベントなどを積極的に開催。自主的にやった街のイベントでは7000人くらい来たそうです。『温故知新』。新しい台南の文化がここから生まれ、台南の魅力を伝える人たちが自然に集まっていて、これからも台南の街はまだまだ活気づく予感がします。一度行ってみてはいかがですか?

台南 西市場近辺 要CHECK

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Japan FM Network 楽楽台湾

身近なのによく知らない、いや知られていない隣国台湾。
台湾には音楽&アートのプラットフォームが存在し、
大きな影響力をもっています。
そんな台湾のポータルサイトと連携、
台湾の人気ステーションUFO FMの協力のもと
日本には台湾の最先端クリエイターたちを紹介。
また、台湾には日本の最新サウンドを紹介していく
“日本と台湾の音楽&生き方交流プログラム”
パーソナリティーは青木由香。

FM青森/FM岩手/FM秋田/FM長野/FMとやま/岐阜FM/FM三重/FM滋賀
FM山陰/広島FM/FM岡山/FM香川/FM徳島/FM高知/FM佐賀/FM熊本/FM大分

番組WEB SITE
http://www2.jfn.co.jp/blog/lala/

今月の推薦アーティスト
査馬克
http://www.indievox.com/totembass/intro
圖騰
http://www.indievox.com/disc/2195
佛跳牆BUDDHA JUMP
http://www.indievox.com/buddhajump

「88BALAZ [八十八顆芭樂籽]|HiJack」関東ツアー

台湾で1996年頃から活動しているRock N` Rollバンド88Balaz。このバンドとの出会いは2008年頃でしょうか。台湾師範大学近くにある師大夜市入口の公園で、彼らがストリートライブをしているところに通りかかって知り合いました。Shaolong To the Skyというバンドをやっている友人が、アコギ1本で沖縄から遠征し、近くのライブハウスでライブがあって、本番前に外にビラを撒きにいったところ、声をかけると親切にしてくれて、彼らのステージに上げて数曲歌わせてもらった事がキッカケで知り合いました。このバンドのリーダーBalaz Leeさん。いつもオールバックのお祭り男!

3ピースのロックバンドでベースが女子だけど、パワフルなステージで台湾で人気。北京のフェスとかにも出演して台湾を代表するロックバンドですよ。このバンドと一緒に廻るのは、同じく台湾のバンドでHiJack。このバンドのベースもまたまた女の子。日本に行くので是非近隣の方は足を運んでください。リアルJUNGLE☆LIFE読者にハマると想います。

88Balaz | HiJack 2013 JAPAN TOUR
03月20日(水) 浅草KURAWOOD
03月22日(金) 高円寺MISSION`S
03月23日(土) 赤坂CLUB TENJIKU
03月24日(日) 四谷Outbreak!

Pick UP Artist 査馬克(チャーマカ)

太平洋の西岸に位置する台湾には、魅力的で様々な音楽があります。台湾の人口は、2300万人。その2%は、政府が認定する計14部族の『台湾先住民族』。先住民族は、音楽の才能に溢れ、それぞれ違った生活の風習を持っています。今回紹介する査馬克(チャーマカ)は、排灣(パイワン)族。以前この雑誌でも紹介した、TOTEMのツインボーカルのうちの一人。今年、ソロアルバムをリリースして活動しています。

プロデュースしているのは、台湾を代表するレゲェバンドのMATZKA。査馬克は、結構やんちゃで、いつもラップとかもやったりしてるんだけど、今回のアルバムは以外にとても聴きやすく、彼のボーカルが引き立つ内容になってます。少数民族である原住民のアイデンティティーを守り、 部族の言葉と民謡の旋律を使って新しい曲を作ったこの作品と、彼のソロ活動これから注目するアーティストですよ。

査馬克(チャーマカ) facebookもあるので、フレンド申請してみてね。
http://www.facebook.com/zamake.paqaliyus

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