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STUDIO CHAPTER H[aus]エンジニア 樫村治延のPAST & POST MASTERS#26

STUDIO CHAPTER H[aus]エンジニア 樫村治延のPAST & POST MASTERS #26

*イチオシ音源、こだわりの機材を新旧問わずご紹介するコーナーです*


<特集アーティスト>

圧倒的な轟音の海に甘くゆらめくウィスパーボイス。シューゲイザーのその先へ。

 [COLLAPSE] 堂々のデビューアルバム!  

COLLAPSE (コラプス)

写真左よりSATOSHI (Gt) / TSUBASA (Dr) / SHOKO (Vo/Gt) / KOHEI (Ba/Cho)


2013年KOHEI(Ba/Cho)により結成。

東京・埼玉を拠点とし、台湾・中国・韓国でツアーを行う等、海外でも積極的に活動している。

SHOKO(Vo/Gt)は、11年ぶりに活動再開となるZEPPET STORE五味誠のプロジェクト「sphere」にも参加。

初フルアルバム発売に至るまでのプロセスを教えてください 

レコーディング自体は、令和の始まり2019年5月から始めていました。

同時にレコーディングしていた曲の一部は、ENDOGENIC REBIRTHDAYとして2019年11月に発表しています。

その後も制作を進め、アルバムのイメージが7割ぐらい完成してきた所で、cruyff in the bedroomのハタさんから「Only Feedback Recordから出さないか」とお話を頂き、プロデューサーとして入って頂いて、既存曲のアレンジや新曲の制作を進めていました。

ハタさんのプロデュース下で最初にリリースした曲が"DROWN"で、アルバムの先行リリースとして発表という流れのつもりだったのですが、 DROWNリリースと新型コロナウイルスの流行開始が重なってしまったため、以降フィジカルのリリースは延期とし、アルバムを見据えて制作、定期的にデジタルシングルのリリースでメリハリをつけて活動してきました。

 楽曲のバリエーションが非常に豊富な今作ですが、一番の聴きどころは?

今作は、まず「全曲シングルで出せるクオリティで」という前提で作って来ました。

その上で、今までの作品でも起承転結には気を遣っていて、今回は特に最後まで聴いた時、一曲目に戻って繰り返し聴きたくなるように組んだつもりです。

ミックスは茨城のStudio CHAPTER H[aus]さんに伺って、調整しました。

先行の音源も機材の変更に伴いマスタリングしなおして頂き、おかげ様で想像以上の音源に仕上がったと思います。

 COLLAPSEの今後の展望を教えて下さい

リリースに際して北海道・東名阪へツアー、東京に帰ってきて初めての有観客ワンマン、を予定しています。

遠征では、それぞれトータルフィードバックに出演しているバンドと共演することになっているので、各地でトータルフィードバックを開催するくらいの気持ちでやって行きたいと思っています。

既に次のリリースの構想もしているので、ツアーをしながら練っていきたいです。

 

*最新作タイトル

 BLACK SHEEP IS STILL DREAMING

JCSS14-24 

Only Feedback Record 

PCI MUSIC

MV

COLLAPSE/IMPLOSION

https://youtu.be/1WxDq9W-6g4

HP SNS

https://collapse.aremond.net 

https://twitter.com/collapse_s 

https://www.instagram.com/collapse_jpn/

https://www.facebook.com/collapse.jp/

Release Tour [BLACK SHEEP IS STILL DREAMING TOUR] 

6/26 東京 高円寺HIGH [Total Feedback] 

7/2  北海道 札幌BESSIE HALL 

8/13 大阪 北堀江club vijon 

8/14 愛知 名古屋 鶴舞DAYTRIP[DREAMWAVES] 

9/18 東京 高円寺HIGH *ワンマン

▷7/27 東京 吉祥寺 CLUB SEATA  Coaltar of The Deepers × Boris *オープニングアクト


 【今月の機材】Fostex MR-8HD

約20年前にリリースされた、8トラックデジタルMTR。見た目の想像を超える音質が堪能できる。

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