音楽メディア・フリーマガジン

STUDIO CHAPTER H[aus]エンジニア 樫村治延のPAST & POST MASTERS#67

*イチオシ音源、こだわりの機材を新旧問わずご紹介するコーナーです*

<特集アーティスト>

90'sリバイバル。PSYCHO FREAK、現行シーンに殴り込みをかける1枚が遂に完成。

PSYCHO FREAK(サイコフリーク)

写真左よりO.D.T (Ba.)、Tatsuya (Vo.)、Yasuto (Gt.)、Hiro (Dr.)

茨城県土浦市発ミクスチャーロックバンド

90'sミュージックに色濃く影響を受け、各メンバーそれぞれの持ち味を活かした独自のサウンドで、リスナーを魅了する。


*バンド結成のいきさつ

Yasuto (Gt.)、O .D .T (Ba.)、Hiro (Dr.)の3人で一緒にやっていたバンドが、ボーカルの脱退に伴い解散後、楽器陣はそのままで新しくバンドを始めようという事で、O.D.TとHiroの学生時代からの友人であるTatsuyaをボーカルとして誘い現在の体制となり、2021年10月頃結成しました。

 

*最新作セルフライナーノーツ

1.OVER KILL

今回のアルバムのオープニングはPSYCHO FREAKを代表する楽曲。

ライブではほぼ必ずと言っていい程プレイされる。

その名の通りTatsuya(Vo.)の脳内から繰り出された「すべてを破壊、ブチ◯したい」という気持ちが全面に表れている。

ミドルテンポな曲調から、ソロパートでは一気に加速する変態的かつ暴力的な展開は、PSYCHO FREAKの持つ狂気を、1曲目でありながらこれでもかと言うほど感じ取る事が出来ると思われる。

ライブで聴いた際には、是非自分の心の底に秘めた感情を露わにして、フルモッシュ必至で。

 

2.Infighter

PSYCHO FREAKきってのハードコアナンバー。

名前から見て、自分の敵に対して真正面から向かってブン殴りに行く曲です。

歌詞に「Wake Up The Devil From A Long Sleep」とある通り、自分の中にある悪魔を呼び起こして日夜僕らはライブしてるわけですが、みんなの中にもいると思うので、まだ目覚めさせた事ない人はこの曲聴いて呼び起こすためのトリガーにしてください。

別に応援ソングのつもりで作った気は1ミリもないんですけど、何か一発ブチかます前には景気づけにこの曲聴くといいと思います。

テンポが結構早めなので、初見じゃ気付かない人が多いかもしれませんが、リズムにタメがあったりギターもナチュラルハーモニクス入れてたりと結構細かい事やってたりするので、2回、3回....と繰り返して聴いて、色々発見してみてください。

 

3.Stomp

誰しも一度は会ったことがあるのではないだろうか。

"あの人、昔良かったけど今ショボいよね?"って人。

僕らPSYCHO FREAKはそんな人達を何人も見てきた。

過去の栄光にすがって、めちゃくちゃ上から目線で説教してくるヤツとかね。

そんな人達を全部蹴散らし、Stomp(踏みつける)して自分の道を走るよって気持ちを打ち出した一曲。

Tatsuya(Vo.)が早口で捲し立てるラップに重ねるYasuto(Gt.)、O.D.T(Ba.)のシャウトを聴けば分かってもらえるかと思う。

そしてこの楽曲のハイライトは、中盤で繰り出されるO.D.T(Ba.)によるベースソロ。

バズーカ砲を威力そのまんまでマシンガンにしたような威力抜群のスラップベースは聴き応え満点なので、Mother's Milk辺りの時期のRed Hot Chili Peppersとかが好きな人にはブッ刺さる事間違いなし。

 

4.Reborn of nightmare

スタジオリハの後の帰り道に起こった事故から、着想を得て作った曲。

この事故で車一台廃車、メンバー4人中3人は病院へ緊急搬送される事態となり、一度全てが止まってしまったかのように思えた。

だが、そこで感じた"ここで終わりじゃない"という気持ちを、歌詞、音に乗せて曲にするという一度ドン底に落とされてもまた這い上がるPSYCHO FREAKのタフさが感じ取れる1曲になっている。

サビで繰り返されるフレーズ「Reborn of night mare flash back!!」はオーディエンス全員でシンガロング出来るパートなので、ライブで演奏した際には是非。

 

5.Sick

Sickという単語の通り、PSYCHO FREAKの中でも一際ダークな一面を押し出した楽曲になっている。

心が荒んでいて、やり場のない気持ちや痛み、自分につきまとうモノ(Bitch)を振り払うのにうってつけな1曲です。

サビでは、Hiro(Dr.)の“優しさの中にどこか危険な雰囲気を纏わせるコーラス”を聴く事が出来る。

ギターに関しては、積極的にトライトーン(不協和音の一種)を使用していたり、ギターソロでは他のバンドマンからも絶賛されるYasuto(Gt.)のワウペダルワークを聴くことが出来るので、彼がどんなギタリストから影響を受けたのか予想しながら聴いてもらいたい。

 

6.Upset

昨今の音楽業界(メジャーでも地方のライブハウス界隈でも)って、何か別に大したこと無いくせに金の匂いがするから、何か曲が面白いからって理由とかで、持ち上げられてるなって感じるアーティスト多くないですか?

全部がそうとは言わないけど、めちゃくちゃ多いと思います。ギャグやネタ系だったり、やたらとPOP路線にしてSNSでバズれば即スター扱いみたいな。

そんな世のトレンドやムーブメントに対して、中指を突き立てる一曲が、今回のアルバムのエンディング"Upset"です。

歌詞に関しては、一番ブチ切れてると思います。

歌詞の文字量見る限り、言いたい事全て詰め込んでます。

楽器陣に関しても、終始ハイテンポでアグレッシブなプレイをかましてるのではないでしょうか。

僕らの思う事に同感だって人は、ライブ遊びに来て、この曲やった日にはフルモッシュ&ダイブ、マイクジャック受けて立ちますのでお待ちしてます。

 

*対バンしたいアーティスト

Downset、SlipKnoT、SAND、Limpbizkit、Machinehead、Deftones

 

*これからの音楽シーンはどうなっていくと思いますか

音源リリース、ライブ共に配信が主流になるとは思うのですが、現地で聴く生音に勝るモノは無いと思います。そう思わせるには、ライブハウスでも配信ライブでも、1本1本のライブでどれだけブチかませるかがカギになると思うので、今まで以上にライブパフォーマンスが重視される時代になるんではないでしょうか。

かと言って、ライブ中にギャグっぽい事やって、オーディエンスの気を引こうとするのはナンセンスだと個人的には思ってるので、僕らのやり方を貫いて、音楽で真っ向勝負して行きたいと思ってます。

 

*今後の展望

2025年11月29日(土)に1stアルバム「PSYCHO FREAK」をリリースします。

同日club SONIC mitoで、自主企画リリースイベントを開催します。

2025年12月14日(日)にはキャリア初のオーディション(EMERGENZA JAPAN 2026)参戦で、池袋Admへ出演します。

これを読んでる方で、当日現地へ来られる方もいらっしゃるかと思いますので、その際は是非チェックしてもらえると嬉しいです。

僕らのようなジャンルのバンドが輝くには、色々と難しいご時世だとは思うんですが、自分達のスタイルを曲げる事なく、命ある限り走り続けようと思います。

Instagram

https://www.instagram.com/psychofreak_23

X

https://x.com/psycho_freak25

 

*最新作

 

CD :ライブ会場物販にて販売予定

配信 : AppleMusic、 Spotify、AWA等で配信予定

(開始日については未定なのでSNS等をチェックの上発表をお待ちください)

 

*ライブ情報

2025.11.29(土) club SONIC mito 

PSYCHO FREAK presents 

"OFF THE CHAIN VOL.2 PSYCHO FREAK NEW ALBUM RELEASE PARTY"

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WARP AGE Gorillasnoc Hatedistributor

OPEN 18:00

START 18:30

TICKET

¥2500+D(ADV)

¥3000+D(DOOR)

2025.12.14(日) 池袋Adm

EMERGENZA JAPAN 2026予選 

OPEN 16:30

START 16:50

TICKET

¥3000+D(ADV)

予約はInstagram、XのDM

または boomberman023@gmail.com へ

名前、予約枚数を記入の上、メールください。


 

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