<特集アーティスト>
ザ·ホリデイズ「いろんな理由で、音楽は旅に出る。たぶんスーパーカブに乗って」
ザ·ホリデイズ
写真左より
ishidama ( Vo. Gt. ) さとレックス ( Vo. Ba. ) 薄井克己 ( Ds. )
*バンド結成のいきさつ
2024年3月結成。
当初メンバー:さとレックス ( Ba. ) ishidama ( Gt.Vo. ) 薄井克己 (Ds.) 清水貞信 ( Gt. 後に脱退 ) 小川周二( Vo. 後に脱退)
元々さとレックスが、同級生の小川周二くんとデュオをやっていました。
(小川周二&さとレックスとして活動中)
小川周二の師匠である清水貞信と、3人のユニットでライブを行ったところ、清水より「思ったよりよかった。今度はバンドにするぞ!」というコメントを受け、ドラム 薄井克己、ギター ishidamaが加入。
当初のバンド名には「ロングバケーションズ」と名前が付いていました。
2024年8月ごろ、清水が体調の理由で脱退。
さらに2025年12月、小川が脱退。
脱退を機に、バンド名を「ロングバケーションズ」→ 「ザ·ホリデイズ」に改名。
休日を減らした感じに変更しました。
*最新作セルフライナーノーツ
「大三角形」
解説:さとレックス
この曲は、もともと「じゃない方」でした。一度はお蔵入りした曲です。
頭の中に少しディスコっぽい4つ打ちが流れてきて、メインのスラップのリフが先にできました。
手癖みたいなフレーズです。「何回も何回も」という歌詞が最初にできて、理由は分からないけど「なんかいいな」と思っていました。
Bメロの最後の「君の体 触ったなら 温かかな」「僕の頭 回ったまま 真っ逆さまさ」は、ずっとア段が続く文章が面白いと思って書きました。誰も気付きませんけど。
ザ·ホリデイズが始動する前の年、デュオでやろうと思ってこの曲を持っていきました。
他にもう一曲、ほとんど一瞬でできた曲もあって、2曲まとめて送ったら「もう一曲の方がいいね」という返事が来て、この曲は「やらない曲」になりました。
でも、諦めきれなかったんだと思います。
ザ·ホリデイズが始まって、「自分の曲をやりたいです」と言うのは、当時は少し勇気が必要でした。
「大三角形って曲があるんですけど……」恐る恐る持っていったら、「なんか難しい」と言われて、誰もやってくれませんでした。
練習のたびに「次は大三角形をちょっとやりましょう…」とか言ってたら、「え~」とか言いながらも、みんなが根負けして演奏してくれるようになりました。バンドって、そういうところがいいなと思います。
「シロツメクサ」
解説:さとレックス
僕はよく移動中に鼻歌で作曲します。
散歩中や運転中、何かフレーズが思い浮かんだら、鼻歌で歌いながら携帯に録音するんです。
この曲も元々はそんな曲のひとつで、ずっと携帯の奥底に眠っていました。
古い録音を聴き返していたら、シロツメクサのフレーズがほぼこの形でワンフレーズにまとまっていました。
タイトルも「シロツメクサ(仮)」でした。
ホリデイズ始動前だったら「まあいつかやろうかな……」で終わらせていたと思います。
でも、大三角形の採用に味を占めていた僕は、「この曲もやりませんか~?」と、しれっとレパートリーに入れてしまいました。
歌詞は、Dr.薄井さんの「最近のデジタル化に抵抗する曲にしてほしい」というリクエストをそのままいただいて書きました。僕はどちらかというとデジタル推進側なんですけどね…
「ロングバケーション」
解説:さとレックス
この曲を語るとなると、元メンバーの清水貞信さんのことを語らざるを得ないんですよね。
ザ·ホリデイズの前身となったロングバケーションズの初期メンバーのひとりにして名付け親。
この曲は、清水さんが書いた初期の代表曲のひとつです。
酷暑の中を、恋心を抱いて旅に出る話です。
ザ·ホリデイズの楽曲は、とかく旅に出るとか出ないとかの歌が多い。
その流れを最初に作ったのがこの歌かも知れません。
サビの「ロングパーテーション」ってのは聞き慣れない言葉ですが、長い別れのことなんでしょうか。
今となっては知る術がありません。
「いろんな理由で」
解説:さとレックス
ishidamaからベースのリフの原案を提示されたとき、「そんなスカスカでええんか…?」と不安になりましたが、最終的には面白いものができたと思ってます。
ところで歌詞のネタばらしをします。
最後の1コーラスは「いろんな理由で僕らは」で終わってますが、これは「旅に出た」を省略してます。
旅に出た理由たちは様々ですが、ザ·ホリデイズの歌からもいくつか理由が挙げられていることに、いつか誰かが気付いてくれるはずです。
解説 : ishidama
何かに挑戦しない理由はいくらでも考えられるけど、エイッ、とやってみたらいいんだと思います。
うだうだ言って何もしなかった過去の自分に向けた歌なのかもしれませんね。
「スーパーカブに乗って」
解説:さとレックス
ishidamaが遠い昔にサビだけ作った歌で、キャッチー過ぎて照れるから当時は歌えなかったらしいです。
若いって不自由ですね。
♪スーパーカブに乗って~♪
このサビを一緒に歌うと最高です。ぜひライブに来て、一緒に歌ってください。
解説 : ishidama
AメロBメロはさとレックスさんに作ってもらいました。TULIPっぽくていいですよね。
この歌をライブでやると、演者やお客さんとでバイクトークが盛り上がります。
スーパーカブ乗ってないんかい!ともよく言われます。年老いたら乗りたいと思っているところです。
*対バンしたいアーティスト
D.W.ニコルズ、アナログフィッシュ、チューリップ
*これから国内外のミュージックシーンはどうなっていくと思いますか
リスナーからして「生で演奏する曲を聴く」という体験への価値は、これまでより遥かに上がっていくんだろうなと思います。マスへの拡散はネットでするのが既定路線としても。
今は若い人たちも、出合うことやアプローチすることに困難を抱えています。
奈良時代の昔から、歌を使って愛を語ってきた日本人です。
これから、いま以上に音楽をきっかけにして、愛の総量が増えたらいいのにな··と思います。
*今後の展望
今回発売した先行ミニアルバムと新規に録音する音源をまとめて、2026年の上半期にフルアルバムを制作したいです。
2026年は曲をいっぱい作る年にしたいと思っていて、冬ごろにも何らかの音源制作ができたら嬉しいです。
*ホームページ
*YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCQBL9MOUhUld5N57zN89yCw
*最新作
祝祭前夜 / ザ·ホリデイズ
*ライブ情報
2026/3/14 茨城県ひたちなか市 Heaven’s
Open17:00 Start17:30 / charge2,000円(1d込)
2026/3/22 茨城県水戸市 NINETY EAST
Open17:00 Start17:30 / charge2,500円(1d込)