今回は、前回紹介したMind Print のDTCについて、より詳しく掘り下げていきます。
DTCは、見ての通りツインチャンネルのチャンネルストリップで、ツマミの数が尋常でなく多い点が実に写真映えします。
レコーディングの心得がある程度あれば、マニュアル無しでもいじれてしまうのではないでしょうか。
前面左にあるのが、マイクプリアンプ部分です。
チューブなので粘っこさはありますが、ディスクリート系の機種と比較しても遜色ない「密度の濃さとブライトさ」が感じられます。
例えるならば「オールドNEVEがワイドレンジになり、スピード感や音の厚さがパワーアップした」とでも言いましょうか。
ライン入力も、強力で芯のある立体的な音像が堪能できます。
通常のDIでは太刀打ち出来ない次元の質感を感じられるでしょう。
【Sight Seeing】
注目度の高いバンド・アーティストのプライベートスタジオをご紹介します。
・山口敦史
SSL、Neveのアナログコンソールがあるスタジオからキャリアを始め、いくつかの会社を経て
音楽、アニメ、ゲームの収録、編集、Mix、Live RecやPAなど、音響の仕事は一通り行うエンジニア。
・参加プロジェクト
<音楽>
GALNERYUS、navy & ivory、龍が如くシリーズサウンドトラック、JUDGE EYESサウンドトラックなど
<アニメ>
神無き世界のカミサマ活動、漂流兄弟、都市と都市など
↑この仕様で基本音楽のMix、マスタリング、アニメ、ゲームの編集、Mixをしています。
MacBook Pro
↓
DAコンバータ
Apogee Mini DAC
↓
モニターコントローラー
Heritage Audio/Baby RAM
↓
YAMAHA PC1002
↓
amp
TANNOY PBM6.5
↓
SP
↓
ラジカセ
sony ZS-M5
Apogee Mini DACのヘッドフォンアウトから、Sony CD 900ST及びSound Magic E80でも、Mixチェックしています。
アニメの場合は、家にあるTVでもチェックしたりします。
【樫村 治延(かしむら はるのぶ)】
STUDIO CHAPTER H[aus](スタジオチャプターハウス)代表
レコーディングエンジニア・サウンドクリエーター
Whirlpool Records/brittford主宰
専門学校非常勤講師、音楽雑誌ライターとしても活動
全国流通レベルのレコーディング、ミックス、マスタリング、楽曲制作を年間平均250曲以上手掛ける
スタジオについての詳細は http://www.chapter-trax.com/ をご覧ください
ラジオ川越 第2・4水曜 23:30 ~ 24:00 「Music Translation」放送中
2025年6月分の放送は6月11日(水)25日(水)
出演 樫村治延
番組は「Listen Now(JCBAインターネットサイマルラジオ配信)」でリアルタイム聴取できます
https://www.jcbasimul.com/radiokawagoe
(コミュニティFMなのでRadikoでは聞けません、ご了承ください)
当スタジオで制作されたアーティスト作品の一部をご紹介します
沢村御幸(Miyuki Sawamura)「ペットボトル(Plastic bottle)」
80年代シティーポップ、90年代渋谷系、2020年代フューチャーポップを織り交ぜた作品。ジャケット画像とサウンドのギャップがユニーク。当スタジオでは作曲、レコーディング、マスタリングまで担当。
CHAPTER H[aus]エンジニア樫村治延の セルフRECはプロRECを越えられるか? 第 125回
今回ご紹介するのは、ドイツのアウトボードブランドMindPrintです。
↑
画像はMindPrint社を代表する、アウトボードのフラッグシップモデル「DTC」です。
(2chチャンネルストリップ& AD/DAコンバーター)
この他にもTUBEを中心としたマイクプリアンプ、EQ、コンプリミッター、AD/DAコンバーターなどをリリースしています。
T-COMP 2ch Tube Compressor
EN-VOICE Tube Voice Processor(ボーカル用チャンネルストリップ)
AN DI Pro(2chマイクプリアンプ&ADコンバーター)
残念ながら2010年頃にMindPrint社は消滅してしまったようですが、内々なる潜在力を秘めた製品作りにファンは多く、状態の良い中古品は根強い人気があります。
【Sight Seeing】
注目度の高いバンド・アーティストのプライベートスタジオをご紹介します。
こんにちは、ニックネーム 宅録野郎です。
今回ご連絡を頂いたので、私の個人スタジオを紹介させていただきます。
部屋が激狭(おそらくこのシリーズ1の狭さ)なので、押し入れから機材を1個1個取り出し(SQ-5以外)無理矢理写真撮ったので、かなりズームになってるのと、一部写真ないですがご了承ください。
楽器はギターをメインにやってますが、基本的に全部のパート自分で行ってます。
機材紹介
Allen & Heath SQ-5
I/O兼ミキサーとして使用しています。
Ch数も豊富でFXも入ってるので、気に入っています。
Tascam DA-3000
マスターレコーダーとして使っています。
DAコンバーターとしても使えるので便利です。
Better maker Mastering Equalizer
DAW上からも操作可能なアウトボードEQです。
私自身はこの機材はまだ使いこなせてないと思います。
TC electronics Finalizer 96K
マスタリングで使う機材として購入しました。
色々なエフェクターが入ってるので便利です。
私自身はこの機材はまだ使いこなせてないと思いますが気に入っています。
Waves L2 Ultra Maximizer
アウトボード版のWaves L2です。
マスタリングで使う機材として購入しました。
私自身はこの機材はまだ使いこなせてないと思います。
(使いこなせてない機材ばかりです…曲を製品化できてないと、機材使いこなせてない可能性があるので。)
Manley SLAM !
マスタリングバージョンじゃない方です。
OPTコンプとFETコンプが使えて、マイクプリも付いてるので便利です。
以上です。
もっと広い部屋がほしいです。
またタイミングが合えばチャプターハウスに行きたいです!
【今月のMV】
group_nonsense 「Rooftop Live (Gaiemmae, Tokyo)」
https://youtu.be/MAgO5l8KQyM?si=Qi2D8ORn7_wfPw3G
最新形シティーポップと、フューチャーポストロック、そしてオルタナティブかつセンシティブな映像とのコラボは一見の価値あり。当スタジオではドラムのレコーディングを担当。
【樫村 治延(かしむら はるのぶ)】
STUDIO CHAPTER H[aus](スタジオチャプターハウス)代表
レコーディングエンジニア・サウンドクリエーター
Whirlpool Records/brittford主宰
専門学校非常勤講師、音楽雑誌ライターとしても活動
全国流通レベルのレコーディング、ミックス、マスタリング、楽曲制作を年間平均250曲以上手掛ける
スタジオについての詳細は http://www.chapter-trax.com/ をご覧ください
ラジオ川越 第2・4水曜 23:30 ~ 24:00 「Music Translation」放送中
2025年5月分の放送は5月14日(水)28日(水)
出演 樫村治延
番組は「Listen Now(JCBAインターネットサイマルラジオ配信)」でリアルタイム聴取できます
https://www.jcbasimul.com/radiokawagoe
(コミュニティFMなのでRadikoでは聞けません、ご了承ください)
当スタジオで制作されたアーティスト作品の一部をご紹介します
日々かりめろ「Thank You」
日々かりめろ、通算9作目となるフルアルバム。今作は原点に返り、アコギ&Vo.こずえ / カホン& Vo.きくPの2人形態にこだわり、通常よりライブ感満ち溢れる作品となった。
前回に引き続き、ハイパーなクリーン電源を取り上げます。
今回ご紹介するのはCSE R-30です。
電源インプットがインレット方式になっており、パワーケーブルを差し替えて音色をコントロールすることが可能です。アウトプットは4口あり、非常にパワフルです。
特徴的なのは「スイッチがない」こと。
スイッチは一つ接点を挟むので、音質に関してはマイナス要因なのです。
一瞬とまどいますが、使い慣れればスイッチがない不便さも感じなくなるのではないでしょうか。
音質については、フラット&ワイドレンジという形容詞がピッタリです。
前回ご紹介したTOAのNDT-15100MS8(バランス給電アイソレーショントランス)には及ばないものの、業界スタンダードと言われたSHINANO電源とはいい勝負だと思います。
このCSEというブランドは、派手さはないものの地道に良い製品をリリースしていました。
残念ながら廃業してしまい現在は中古品を探すしかないのですが、中古相場で5~6万円ほどでしょうか。
電源ビギナーにもおすすめします。
【Sight Seeing】
注目度の高いバンド・アーティストのプライベートスタジオをご紹介します
こんにちは、作編曲家 ギタリストの洞澤徹です。
現在は、Youtubeにてヒーリング系BGMチャンネルを運営しているほか、 アーティストのサウンドプロデュースや、ゲーム音楽や映像系BGMの仕事をしております。
歌とアコギの録音は、マイクは「Peluso P87」か「AKG XL Ⅱ」を「Universal Audio 2-610」と「Avalon design AD2044」を通して録音することが多いです。
エレキギターの録音は、VICTORIAのアンプをロードボックスに繋いで、Avid Carbonに接続するか、 Lin6のHelix Rack(アンプシミュレーター)を通します。
プライベートスタジオは2ヶ所あり、 ガッツリとアレンジやミックスをする第1スタジオと、 歌録音·編集·打ち合わせや簡単なリハーサルをする第2スタジオに分けてます。
*第1スタジオデスク周り
*第2スタジオ
*洞澤徹 プロフィール
映画音楽、 放送音楽からJPOP·CM·ゲーム音楽まで幅広く音楽を手がける
アコースティックギターを軸にしたオーガニックな曲作りを得意とする
2015年にバークリー·カレッジ·オブ·ミュージックのオンライン講座「Orchestration for Film and TV」コースを修了
以後ハリウッド風のBGMにも取り組み中
「The Bookmarcs」という男性ボーカルユニットも活動中
またヒーリング系ギターBGMチャンネル「Natural Sonic」を運営(現在登録者数8万3千人)
横浜のコミュニティFM、マリンFMの音楽番組「The Bookmarcs Radio Marine Café」パーソナリティ
K-MIX 静岡FM音楽番組「ようこそ夢街名曲堂へ!」準レギュラー(メインパーソナリティ土橋一夫)
■The Bookmarcs WEB
■X
■ブクマTV
https://www.youtube.com/@TheBookmarcs
■Natural Sonic
https://www.youtube.com/@naturalsonic
作家活動
■放送関連
·BS日テレ2021年-2022年 「深層NEWS」 オープニングテーマ·エンディングテーマ作曲
·文化放送 2017年-2022年 「斉藤一美ニュースワイドSAKIDORI!」 オープニングテーマ·エンディングテーマ作曲
·文化放送 2017年度キャッチフレーズ 「あなたのマイメディア」 ジングル作曲
·日本テレビ 「oha!4」 テーマほかBGM作曲 2006年~2015年
■楽曲提供
·パクヨンハ 「覚めない夢」 作曲
·家庭教師ヒットマンリボーン クローム髑髏 「涙の温度」 作編曲
·たなかりか 「Halfmoon Afternoon」(アルバム 「Japanese Songbook」ポニーキャニオン収録)
「Happiness in life」「My Melody」 (積和不動産中部CM) 作曲
·吉岡亜衣加 「ずっと」 作編曲
·青野りえ アルバム 「TOKYO Magic」 サウンドプロデュース
ほか
■コンサート·舞台
·舞台「滝沢革命2010」BGM一部作曲
·滝沢秀明ソロコンサート 一部アレンジ
·2016年 タッキー&翼 新春コンサート Overture作曲
·Hey! Say! Jump ライブBGM一部作曲
·Hey! Say! Jump 「百花繚乱」 作(共作)·編曲 (ジャニーズワールド)
·A.B.C-Z 2013 Twinkle×2 Star Tour 代々木第一体育館コンサート Overture作編曲
·関西ジャニーズJr 舞台 「Another」 BGM 1曲作曲
·超特急 コンサートBULLET TRAIN ARENA TOUR 2017-2018 the end for beginning Overture作曲2017年
■映画音楽
·映画 「風切羽」 小澤雅人監督 音楽 2013年公開
·映画 「奴隷区」 佐藤佐吉監督 一部音楽 2014年公開
·映画 「さとるだよ」 谷健二監督 音楽 2015年
·映画 「U−31」 谷健二監督 音楽 2016年
·映画 「一人の息子」 谷健二監督 音楽 2018年
■機材関連
CPU
Mac Studio M1 Ultra
DAW
Avid Protools Ultimate
Audio Interface
Avid Carbon
RME UCXⅡ
MONITOR
Focal Shape50
PREAMP
Universal Audio 2-610 tube preamp
Warm Audio WA-273- EQ
COMPRESSOR
Avalon design AD2044
MIC
Peluso P-87
AKG C414XLII、 C451B
SHURE SM57、 SM58
Guitar Amp
Victoria
Main Guitar
Martin D12-20
Fender Telecaster Thinline
【今月のMV】弓絃 feat.一夜すみ「ひばり」
https://youtu.be/tbchw6EAElU?si=6fiEFDznktzn3Kkh
Vsingerとして活動する一夜すみ氏のMV。メランコリーな曲調の魅力を最大限に押し上げる、一夜氏のヴォーカルが堪能できる。音楽とアニメーションとの理想的なコラボレーションにも注目。
【樫村 治延(かしむら はるのぶ)】
STUDIO CHAPTER H[aus](スタジオチャプターハウス)代表
レコーディングエンジニア·サウンドクリエーター
Whirlpool Records/brittford主宰
専門学校非常勤講師、音楽雑誌ライターとしても活動
全国流通レベルのレコーディング、ミックス、マスタリング、楽曲制作を年間平均250曲以上手掛ける
スタジオについての詳細は http://www.chapter-trax.com/ をご覧ください
ラジオ川越 第2·4水曜 23:30 ~ 24:00 「Music Translation」放送中
2025年4月分の放送は4月9日(水)23日(水)
出演 樫村治延
番組は「Listen Now(JCBAインターネットサイマルラジオ配信)」でリアルタイム聴取できます
https://www.jcbasimul.com/radiokawagoe
(コミュニティFMなのでRadikoでは聞けません、ご了承ください)
当スタジオで制作されたアーティスト作品の一部をご紹介します
DISORDER「PROOF OF IDENTITY」
ラウド系へヴィーロックバンドのアルバム。ニューメタルとオールドスクール、エモ、そして少しのスクリーモ的エッセンスがバランスよく混在している。USA~カナダ風サウンドの密度感が聴きどころ。
Nature's Hi「 燎 ~Kagaribi~」
福島県いわき市在住の2MCラッパー&DJのアルバム。流行りのトラップ、ドリルをさりげなく取り込みつつ、独自の表現も加えている。2MCそれぞれの声色が合わさり、絶妙な化学反応を起こしている。
平凡ズ「二度目のフラグ」
今や 福島だけでなく、東北を代表するアコースティックデュオの最新アルバム。表面上はフォークだが、根底にUK、US的ロックテイストが流れている。違和感なくアルバムに含まれている昭和歌謡風の楽曲にも注目。
TOY「Just Do It」
リリースを重ねる度に純度が増し、楽曲の守備範囲が広がっている TOYの最新作。リスナーに悦楽を与え続ける、ラグジュアリーなヒップホップと言えそうだ。
今回ご紹介する機材は、TOA社のバランス給電アイソレーショントランス「NDT-15100MS8」です。
とにかくスーパーワイドレンジで、超ド級の立体感と密度感、圧倒的な音質の良さを誇るクリーン電源です。
手っ取り早く洋楽メジャー級の音質を求めている人にはうってつけです。
コンセントは8口あるので、使い勝手もバツグン。
今まで数多くのハイエンドな電源類を導入してきた当スタジオですが、その凄さに言葉を失いました。
気になる価格は40万円弱ほど。
室内配線の強化やブレーカーのグレードアップなど音質向上の方法は様々ありますが、同じ予算をつぎ込むならこの電源を導入するという選択肢もありだと思います。
【Sight Seeing】
注目度の高いバンド・アーティストのプライベートスタジオをご紹介します。
茨城県在住、宅録愛好家のプライベートスタジオ「Mojo Rec」です。
Blues等のルーツミュージックを好んで鍵盤を弾いており、仕事の傍らバンドや宅録を楽しんでおります。
宅録は10代後半から始め、20代中頃CubaseVST5に移行し、UAD-1が出てすぐに使い始めたのがきっかけで実機を触ってみたくなり、以後宅録を拗らせ現在に至ります。
「自分の好きな機材で、自分で自分のバンドを録る」を長年目標にしてきました。
(写真1:CR全景)
DAWはStudioOne6Pro で、64bit/96kハイレゾ録音をしております。
(写真2:Interface/ Clock )
UA apolloX8(2台)にRME ADI-8(2台)を繋いだ42In/48Outのネイティブシステムです。
デジタル系はAntelope10MとTrinityでマスタークロックを送っています。
(写真3: Mic Pre)
マイクプリは「Neve系の実機でドラムを録りたい」という想いから、VintechとRupert Neve Designsで10ch、足りないchはapolloのUnison機能を使って録音しています。
(写真4:EQ & Comp)
EQ、コンプ系は自分の音楽ジャンルに合うように選んだ結果、ビンテージ機材も幾つか揃えております。
(写真5:Mastering)
ミックスはITBではなくDAWの各トラックにハードウエアインサートしながら、MixDreamに16chアナログサミングしています。
ミックスと同時にマスタリングを行うので
apollo➡️MixDream➡️GBusComp➡️AD2055➡️Vari-Mu➡️MasteringLimiter➡️db4496(現Lavry)AD変換
➡️MAXX BCL(L2のみ)➡️apollo(S/PDIF In )
でStudio One6にMasterを作成しています。
出来たMasterからStudioOneで、各種フォーマットに沿った微調整とプリントを行なっています。
(写真6:Mic)
マイクはドラム録りがあるので多数ありますが、あまり定番と言われる物はありません。
マイクケーブルは最長5mでプリアンプに入り、2mでAD変換し、無駄な音質劣化が起こらないように注意しています。
(写真7:Key)
(写真8:Drum)
(写真9:ギターアンプ)
(写真10:ベースアンプ)
ソフトシンセやプラグインではなく実機を録音したいので、各楽器類を揃えております。
(写真11:電源)
電源環境は200vのアイソレーショントランスから115vと100vを取り出し、アコリバ、オヤイデ、プロケなどの各種電源タップとパワーケーブルを全機種分用意し、アウトボードによって変えながら使っています。
(写真12:カメラ)
最近は映像にも興味を持ち始めた為勉強中です。
ライブ映像やHome Recording Classic Rock Cover シリーズと題してYouTubeにアップしております。
お時間ありましたらご視聴ください。
リンクはこちら⬇️
https://www.youtube.com/@KURITAPIANO
Sound Cloud ⬇️
https://on.soundcloud.com/42TqpRdoTBWcrcBP8
【樫村 治延(かしむら はるのぶ)】
STUDIO CHAPTER H[aus](スタジオチャプターハウス)代表
レコーディングエンジニア・サウンドクリエーター
Whirlpool Records/brittford主宰
専門学校非常勤講師、音楽雑誌ライターとしても活動
全国流通レベルのレコーディング、ミックス、マスタリング、楽曲制作を年間平均250曲以上手掛ける
スタジオについての詳細は http://www.chapter-trax.com/ をご覧ください
ラジオ川越 第2・4水曜 23:30 ~ 24:00 「Music Translation」放送中
2025年3月分の放送は3月12日(水)26日(水)
出演 樫村治延
番組は「Listen Now(JCBAインターネットサイマルラジオ配信)」でリアルタイム聴取できます
https://www.jcbasimul.com/radiokawagoe
(コミュニティFMなのでRadikoでは聞けません、ご了承ください)
当スタジオで制作されたアーティスト作品の一部をご紹介します
明里香七「レストラン スケープゴート」
群馬県在住、女性シンガーソングライターのマキシシングル。メランコリックな歌詞と、ハモリを重視した精度の高いアレンジの融合が聴きどころ。
BIG DICK「TRUE LOVE」
ドリルやトラップ的要素が随所から感じられる、BIG DICK氏の渾身の一曲。ビート、音色、声色の整合性がナチュラルで、繰り返し聴いても飽きない魅力がある。
BIG DICK「VIBES VIRUS」
リアルなリリックがグッとくるBIG DICK氏の最新デジタルシングル。ガヤをはじめ、かぶせパートとメインヴォーカルとの絡みが心地よい。
DAX & BIGBABY「BAD ASS」
メインMCのDAXと、男女1人ずつの2MCが加わったゴージャスなトラップヒップホップ。VerseとHookの切り替わりに彩りが感じられる作品。
TëKMO+「navyblue」
新旧のシティーポップの黄金律をセンシティブに織り交ぜたサウンド。ギターロックからブラックミュージックまで、幅広いファンがつく可能性を感じる。
CHAPTER H[aus]エンジニア樫村治延の セルフRECはプロRECを越えられるか? 第 122回
今回取り上げる機材は、dbxの真空管式チャンネルストリップ系アウトボード「586」です。
586は2chマイクプリとEQを搭載したアウトボードで、1999年の発売当時は定価14万円でリリースされました。
全体的にワイルドでロック向きで「EQで低音を10db以上あげてもダブつかず、がっつり利く」のが特徴です。
がっつり利く割には、位相のズレなどの副作用がかなり少なく、他に類をみない逸品です。
余談ですが、姉妹機にあたる「566」は2chのコンプ系アウトボードで、キャラは586とほぼ同じといって差し支えないと思います。
定番ではない機材を探している方は、是非チェックしてみてください。
【今月のMV】Correkt - For Whom
https://www.youtube.com/watch?v=KkDdlcGd9fc
ハードコア、オルタナ、エモロック、そしてプログレまで昇華したインストユニットのMV。映像のオリジナリティーも秀逸。
【Sight Seeing】
注目度の高いバンド・アーティストのプライベートスタジオをご紹介します。
栃木在住の豊田と申します。
私がエンジニアを担当している「Studio Remy」をご紹介させていただきます。
コントロールルーム+メインブース、写真には写っておりませんがアンプorボーカルブースが2部屋あり、Protools HDXシステムを使用した最大24Chの同時Recが可能です。
現在の録音環境は
-DAW-
Protools Ultimate
-Interface-
MTRX 24in(16line+8mic pre)16out
-HA-
Chandler Limited REDD.47
Universal Audio 6176
AURORA AUDIO GTQ 2
API 3124V
A-Designs PACIFICA
Millennia HV-3C
-Outboard-
Emprical Labs EL-8X
SSL 500 Series E EQ
API 550
McDSP APB-16
モニタースピーカーはニアフィールドにGENELEC 8341AP
ラージモニターとしてGENELEC 1237APを配置しています。同じGENELECですがスタンドに立てた状態と壁に埋め込まれた状態では低域の出方にかなりの差があり、両者を使い分けながらバランスの取れたミックスを目指しています。これ無しでのミックスが急に不安になります(笑)
■Studio Remy HP■
【樫村 治延(かしむら はるのぶ)】
STUDIO CHAPTER H[aus](スタジオチャプターハウス)代表
レコーディングエンジニア・サウンドクリエーター
Whirlpool Records/brittford主宰
専門学校非常勤講師、音楽雑誌ライターとしても活動
全国流通レベルのレコーディング、ミックス、マスタリング、楽曲制作を年間平均250曲以上手掛ける
スタジオについての詳細は http://www.chapter-trax.com/ をご覧ください
ラジオ川越 第2・4水曜 23:30 ~ 24:00 「Music Translation」放送中
2025年2月分の放送は2月12日(水)26日(水)
出演 樫村治延
番組は「Listen Now(JCBAインターネットサイマルラジオ配信)」でリアルタイム聴取できます
https://www.jcbasimul.com/radiokawagoe
(コミュニティFMなのでRadikoでは聞けません、ご了承ください)
当スタジオで制作されたアーティスト作品の一部をご紹介します
スナックちゃんみつ「生命線」
90年代後期のハイラインレコーズを彷彿とさせる、アコースティックギターロックユニットの決定盤。バックサウンドは、メジャーを渡り歩いてきた手練れのミュージシャンぞろい。当スタジオでは、パーカッション、アコギ、ボーカルのレコーディングを担当。
SILVER GOAT CLAN 「KINGDOM」
80~90年代にかけてのアメリカンハードロックを基調としたユニットの最新作。定番のハードナンバーを中心に、アコースティックサウンドも程よく絡めている。SAXの存在が目玉となっている。
YAPOOL 「Nouvelle Vague」
今や全国区になりつつあるガレージロックバンドの最新フルアルバム。90~2000年代初頭のエモーショナルな要素に加え、現在に至るまでのgeekな世界観が加味された。
浜小路ヨハン「 PROOF OF BLOOM」
今までの代表作をリテイク、加えて1曲を新録した、浜小路ヨハンの集大成と呼べる意欲作。出身地である茨城県土浦市で大規模サーキットイベントを主催するなど、話題には事欠かない。当スタジオではレコーディングを担当。
ANNULA「ALIEN」
西洋+東洋の国際色豊かなオルタナポップバンドの新作。リズム、音色だけでなく、リフ、メロディー、楽曲の展開まで、絶妙にありそうでないオリジナリティーを感じる。
今回は、ハイエンドブランドMANLEYのチューブコンデンサーマイク
REFERENCE CARDIOID MICROPHONEを取り上げます。
REFERENCE CARDIOID MICROPHONEは音が良いのはもちろんですが、加えて清楚な色気を併せ持ち、同価格帯の他ブランド機種と比較しても「役者が違う」逸品です。
実際このマイクの音を体験してもらわないとわからない、言葉では言い尽くせないのですが
「マイクプリ、電源ケーブル、オーディオインターフェース(AD/DAコンバーター)」など周辺すべてが整った時、このマイクを使用すると一気にグレードアップします。
実機を試すことの出来る店舗はかなり少ないと思いますが、チャンスがあれば是非体感してみてください。
【Sight Seeing】
注目度の高いバンド・アーティストのプライベートスタジオをご紹介します。
BluestoneのギタリストKAZ (黒沢和貴・クロサワカズタカ)
2005年頃からアーティストへの楽曲提供を始め、同時に編曲、ライブツアーサポート等で活動する。
主なサポートアーティストは、杏里、 SMAP、TUBE、Ryu Siwon、Ikko(美容家)、宇徳敬子、安倍なつみ、etc…
現在サウンドプロデューサーとしての活動も精力的にこなす。
<自宅スタジオ>
【Monitorスピーカー】
FOSTEX NF01-a
メインスピーカーのように置いてありますが、これはサブスピーカーです。
低音のチェックと音圧のチェックの時くらいしか電源は入れてません。
GENELEC 8010A
こちらの小さい方が最近はメインスピーカーになってます。
メリットは音量が小さくても音像が掴みやすいというか、一番はこのスピーカーに慣れたということ。
【マイクプリアンプ】
LA-610 MkⅡ
これ一台で、ボーカルはもちろんアコギ、ガットギター、ベース、全部録ってます。
入力段のイコライザーやGainの効きがとても自然で、とにかく心地よいんです。
後段のコンプレッサーももちろん素晴らしくて強めにかけても音楽的な要素は残るんです。
同メーカーから出てるソフトのPlug-inも試しましたが、やはりハードウェアとは全く違うんですよ。
ただ値段は張りますけどね。でもおすすめです。
【マイク】
ノイマン u87ai
ノイマン KMS105
SURE SM58
SURE SM58 BETA
Audio technica AT3035
【Guitar】
メインギターはFullertone Vip Line のストラト
1963年のストラトをベースに
Fender Telecaster Deluxe American Vintqge2
Gibson Les Paul Standard
Suhr S4 Pro series
Momose Mst2-std NJ
Taylor 514-ce
Taylor 714-ce
アントニオサンチェス (ガットギター)
【Guitar system】
Amp
Suhr Badger35
Fractal audio system FM3
ライブもRecordingもほぼこの一台で完結してます。
とことんサウンドメイクしたい方におすすめです。ただ無限すぎて底なし沼にハマります笑
Line6 HX Stomp XL
こちらも音はとてもいいですが、機動力重視の時に使用。
例えば新幹線移動で自分で楽器を持っていかなければならない時など。
https://bluestone-wa.com/kaz.html
【樫村 治延(かしむら はるのぶ)】
STUDIO CHAPTER H[aus](スタジオチャプターハウス)代表
レコーディングエンジニア・サウンドクリエーター
Whirlpool Records/brittford主宰
専門学校非常勤講師、音楽雑誌ライターとしても活動
全国流通レベルのレコーディング、ミックス、マスタリング、楽曲制作を年間平均250曲以上手掛ける
スタジオについての詳細は http://www.chapter-trax.com/ をご覧ください
ラジオ川越 第2・4水曜 23:30 ~ 24:00 「Music Translation」放送中
2025年1月分の放送は1月8日(水)22日(水)
出演 樫村治延
番組は「Listen Now(JCBAインターネットサイマルラジオ配信)」でリアルタイム聴取できます
https://www.jcbasimul.com/radiokawagoe
(コミュニティFMなのでRadikoでは聞けません、ご了承ください)
当スタジオで制作されたアーティスト作品の一部をご紹介します
soft surf「Momentrail」
名古屋在住、男女ツインVo.のシューゲイザー・ドリームポップバンド最新シングル。
Pains of being pure at heartを彷彿とさせるダブルヴォーカルのシルキーさと、背伸びしていないクリーミーなバンドサウンドのコントラストが素晴らしい。当スタジオではミックス、マスタリングを担当。
HONAMI「Road」
通常の邦楽はもとより、洋楽のきめ細かな部分もチェックしているシンガーソングライターHONAMIの初シングル。古くはベッド・ミドラーあたりからも影響を受けているアコースティックサウンドと独自の声質が魅力。
SHIN feat.Naabu「Luna」
トラップ、ドリル的要素を細部に散りばめたhip-hopアーティストSHINの最新シングル。VerseのリリックとMCは、彼独自の世界観を堪能できる。
当コラムの連載も120回を数えることが出来ました。
年数にして10年になります。
いつも読んでくださる皆さん、協力してくださるミュージシャンの方々、その周辺の方たちに改めて感謝申し上げます。
今回の話題は「Sound & Recording Magazine(リットーミュージック刊)」通称『サンレコ』について。
いわずもがな日本国内において、作編曲、レコーディング、ミックス、マスタリングなどの発展に十二分に貢献し続けている、音楽制作の専門雑誌です。
この雑誌は同社「keyboard Magazine(現在は休刊)」から派生し、1982年からは月刊雑誌として刊行され、現在に至ります。
私がサンレコについて一番語りたいポイントは「1980年代後半から1990年代中頃」の内容です。
この時代は、様々な音楽機材がアナログからデジタルに移行し始めた頃であり、サンレコの内容も「アナログとデジタル、それぞれの概念や注意点」について事細かに記されていました。
特に「デジタルとアナログの同期、応用」として、数多くのパターンが掲載されており、20年以上たった現在の環境でも適用出来る事項も多いことに驚かされます。
80年代後半から90年代中頃では、現在のMADI、DANTEのような大容量データをたやすく扱える規格は存在していませんが、ワードクロックの必要性やデジタル機器同士の接続などを、むしろ現在よりもわかりやすく解説した記事も多くありました。
他にはPA関連の記事も多く、電気(特に弱電)の扱い方を詳細に記しています。
現在はインターネットでなんでも情報を拾えますが、その安心感からか、機材をなんとなく自己流で使用しているユーザーが潜在的に多い気がしています。
ネットでは得られない情報を自分で取りに行くことも、時には大事なことのように思います。
サンレコのバックナンバーは、有料アーカイブで読むことが出来ます。
興味のある方は是非チェックしてみてください。
【Sight Seeing】
注目度の高いバンド・アーティストのプライベートスタジオをご紹介します。
はじめまして。STUDIO108(スタジオワンオーエイト)店長の小出です。
98年から07年までは仙台を拠点に、バンド活動。
並行して、REC講師、エンジニアとして、メジャー、インディー系のREC&MIXを行っておりました。
07年以降は仙台にて、2019年よりは宮城県北部の美里町に、リハーサルスタジオ兼RECスタジオとして、他にPA業など行っております。
田舎のリハスタにしてはかなり良い機材を導入しているつもりです。
現在のDAW環境では、マスタークロックにブラックライオンを導入したことによって、
Apolloの弱点(私見)を改善できたのではと思っています。
(OCXなども使用しましたがコスパ最高かと思われます)
また、古い機材ですがTC ELECTRONIC Finalizer 96KもITB全盛の中、まだまだ現役としていい味出していると思います。
♦PC
MAC PRO 2.66Ghz Quad
Mac book pro M1
♦DAW
Protools
STUDIO ONE
♦Plug-in
waves Diamond
Fabfilter L2
brainwork bx V2
UAD 1176 Classic Limiter Collection
UAD EMT140
UAD Ocean Way Studios
Shadow Hills Mastering Comp Class A
waves tune
melodyne
SSD4
MODBASS
etc
♦AUDIO IF
UAD Apollo wuad
♦Monster SP
HEDD AUDIO
♦Master cook
Black Lion Micro clock MK3XB
♦QUE
FURMAN HR-6
♦Mic Pre
VINTECH AUDIO 273
Black Lion Audio Auteur MK3
♦OUTBOAD
TC ELECTRONIC Finalizer 96K
♦Mic
SE 2300
RODE NT5
TASCAM TM50C
SHURE BETA91
SHURE 58
SHURE 57
SENNHEISER MD421
SENNHEISER e609
SENNHEISER e604
SE V7
AKG D112
♦D.I
RADIAL ProD2
RADIAL ProRMP
♦マイクケーブル
CANARE
magmai
Klotz
ゾマー
ザオラ
♦電源ケーブル
OYAIDE BLACK M
BELDEN
♦DRUM
Pearl Masters 20
Pearl Masters MRS 22
♦Guitar AMP/CAB
Marshall DSL100
Peavey 5150 Ⅱ
MESA Boogie Dual
Kemper
Roland JC-120
Fender Champon100
MARSHALL 1960 LEAD
MARSHALL 1960AX
MESA 4x12Rect
♦Bass AMP/CAB
MARKBASS LITTLE MK Ⅲ
AMPEG B2
AMPEG SVT-410
【今月のMV】とりいそぎ「アイコン」
https://www.youtube.com/watch?v=TRRWZzN6-1M
深海の底からじんわり響いてくるような独自のサウンド。楽曲、歌詞、映像の全てから、深いアイデンティティーを充分に感じ取れる作品。
【樫村 治延(かしむら はるのぶ)】
STUDIO CHAPTER H[aus](スタジオチャプターハウス)代表
レコーディングエンジニア・サウンドクリエーター
Whirlpool Records/brittford主宰
専門学校非常勤講師、音楽雑誌ライターとしても活動
全国流通レベルのレコーディング、ミックス、マスタリング、楽曲制作を年間平均250曲以上手掛ける
スタジオについての詳細は http://www.chapter-trax.com/ をご覧ください
ラジオ川越 第2・4水曜 23:30 ~ 24:00 「Music Translation」放送中
12月分の放送は12月11日(水)25日(水)
出演 樫村治延
番組は「Listen Now(JCBAインターネットサイマルラジオ配信)」でリアルタイム聴取できます
https://www.jcbasimul.com/radiokawagoe
(コミュニティFMなのでRadikoでは聞けません、ご了承ください)
当スタジオで制作されたアーティスト作品の一部をご紹介します
RINGO TUNE「だから / Chime」
定番ポップロックサウンド的な楽曲だが、各パートのフレーズ、リフなど、随所から個性が光るポイントがあり、
オリジナリティーを大いに感じる作品。
Correkt「For Whom」
ハードコアをベースに、ポストロック、オルタナ、モダンへヴィネス系が融合されたインストサウンド。One & Onlyなのは言うまでもないが、この曲をきっかけに様々な方向へじわじわと波及していきそうだ。
Zoo Min「Pineapple Candy」
はっぴいえんど、はちみつぱい、シュガーベイブなどをルーツに感じる、インテリジェンス溢れるポップス。60年代後半~70年代中期のアメリカンポップス好きにもお勧めしたい。
今回取り上げるのは、dbxシルバーシリーズ(チャンネルストリップ)の上位機種「dbx 576」です。
約25年前にリリースされ、当時の販売希望価格は140,000円、実勢価格は89,800円でした。
その頃ミキサーやインターフェースに搭載されたプリアンプは、質が高いものが少なかったため、プロデューサーやトラックメイカー、機材マニア的な人たちが「リーズナブルな値段なのに高性能な点」に目をつけ、こぞって購入していたように思います。
気になる音質・音色は、376をグレードアップさせたキャラクターで、かなり「いかつい」感じです。
故に、好みや用途がはっきりと分かれ、きれいなサウンドを求める人には全く刺さらなかったようです。
反面、ハードロック、パンク、ヒップホップ、グランジ、シューゲイザー、R&R系には、かなりハマります。
私も30年以上様々なマイクプリやチャンネルストリップを試してきましたが、これほどワイルドなアウトボードにはなかなかお目にかかりませんでした。
発売からかなりの年数が経っているので、状態の良い中古品はかなり少ないと思いますが、ごくたまに中古市場で4~5万円台で見かけることもあります。興味のあるかたは是非チェックしてみてください。
【Sight Seeing】
注目度の高いバンド・アーティストのプライベートスタジオをご紹介します
栃木県宇都宮市中心にある、ライブやレコーディングができるレンタルスタジオBEAT CLUB STUDIOです。
<スタジオの歴史と特徴 >
• 2000年 : BEAT CLUB STUDIO設立( www.beatclub.jp )
• 2003年 : ProTools HD accelを導入
インディーズレーベルYotsuba Records をスタート
• 2014年 : レコーディング専用のスタジオを新設
ProTools HDXを導入することで、さらに高度な制作環境を整備
• コロナ禍に伴い、高品質な映像と音声を配信できる設備を追加
• 地元レーベル「Yotsuba Records」からのCDリリース、スタジオでの配信ライブ、様々なイベントの
音響・撮影配信運営など、幅広い事業展開を行っている
• 地元民放ラジオCRT栃木放送では15年以上音楽番組を担当し、地元ゆかりのミュージシャンを数多く紹介
• 1Uラックケースに入ったProTools HDXは、常設スタジオ以外にも、イベント会場となるAスタジオ
でのマルチレコーディング、現場でのレコーディングでも活躍しています
BEAT CLUB STUDIOでは、バンドリハから、イベントライブ、各種レコーディング、ライブ配信、映像制作まで幅広くそしてリーズナブルに請け負っています
使用機材
• Aスタジオ内(イベントスペース)
o キャノンPTZカメラ × 3台
o リモコン雲台にキャノンビデオカメラ3組
o Roland V-800HD マルチフォーマットビデオスイッチャー
o メインミキサーYamaha DM2000
o プロジェクションマッピング(舞台照明エンジニアによる)
• Rスタジオ(レコーディング専用)
o ProTools HDX
o 小スペースながら、適度なライブ環境を作るために音響調整用天井材と壁材を使用
現場用機材
o Roland V-80HD マルチフォーマットビデオスイッチャー
o Yamaha DM3+Tio1608-D2
o コンパクトに設営し運用が可能に。(現場例)
【今月のMV】
とりいそぎ「Good-bye darling」
https://www.youtube.com/watch?v=nDOgoQZ3RUA
昭和のシティーポップと令和のJ-POPが融合したようなサウンド。MVも1970年代風のアニメのようで、曲調にマッチしている。
【樫村 治延(かしむら はるのぶ)】
STUDIO CHAPTER H[aus](スタジオチャプターハウス)代表
レコーディングエンジニア・サウンドクリエーター
Whirlpool Records/brittford主宰
専門学校非常勤講師、音楽雑誌ライターとしても活動
全国流通レベルのレコーディング、ミックス、マスタリング、楽曲制作を年間平均250曲以上手掛ける
スタジオについての詳細は http://www.chapter-trax.com/ をご覧ください
ラジオ川越 第2・4水曜 23:30 ~ 24:00 「Music Translation」放送中
11月分の放送は11月13日(水)27日(水)
出演 樫村治延
番組は「Listen Now(JCBAインターネットサイマルラジオ配信)」でリアルタイム聴取できます
https://www.jcbasimul.com/radiokawagoe
(コミュニティFMなのでRadikoでは聞けません、ご了承ください)
当スタジオで制作されたアーティスト作品の一部をご紹介します
Feels「アレジオン」
メロコアとパワーポップの中間を行くロックバンドのデジタルシングル。メロディーライン、リフ、リズムパターンが紙一重のところで王道にならないところに、オリジナリティーを感じる。
カカシカシカカ「はじまる -1- 」
安定した職人的ポップスサウンドを毎回提供してくれるバンドのミニアルバム。通好みに偏らない、間口の広さと懐の深さを感じる。
モンスターギャン「MONSTER Gann其ノ伍」
青春パンク、エモロックとパワーポップの合体系サウンド。この作品で、彼らの複数パターンの黄金律が確立された感がある。
今回取り上げるのは、dbxのTUBEチャンネルストリップ系アウトボード「376」です。
*ディエッサーとは
EQとコンプの合わせ技で、Vo.のサ行など耳に刺さる音をマイルドにするエフェクター
フロントパネルのワークフローで、特筆したいのはEQです。
376のEQは、他メーカーの上位機種より音楽的にガッツリとかかり副作用が少ないので、特に低音をかなりブーストしてもタイトかつリッチに上がり、ズブズブな感じになりません。
マイクプリはワイルド系、コンプはパツンパツン系でいずれも個性が強めです。
リアパネルには、通常のアナログラインアウトプットに、キャノン端子とTRSフォーン端子があります。
デジタルアウトプットには、ワードクロックが付いています。
このデジタルオプションのADコンバーターは、おまけ的なものではなく、中級クラスの専用機並みの実力があります。
これだけ充実した内容で、発売当時(2000年ごろ)定価で9万円、店頭販売価格が59,800円ほどでした。
現在は中古市場で、完全動作品で2万円台後半~3万円台でたまに見かけます。
万能な製品ではありませんが、ハマればかなり重要な戦力になります。
気になる方は是非探してみてください。
【Sight Seeing】
注目度の高いバンド・アーティストのプライベートスタジオをご紹介します。
こんにちは。Smile Eyesの拓己です。
私の個人スタジオを紹介させていただきます。
私の音楽活動としての楽器はギターになりますが、活動を始めた頃から、ギターを弾くことよりも作曲、そしてレコーディングに興味がありました。
エイジアの同じアルバムを2年間毎日聴きまくり、重なり合った音色の奥に聞こえる音を発見しては感動していました。
学生時代にTASCAM PORTA ONEとYAMAHA DX7、ドラムマシンにRX7を買い、楽器屋の店員さんに「学生じゃ買えないよ」と言われたデジタルリバーヴ(今では、DTMに無料でとっても良いものが付いてますけれど)R1000を、一生懸命アルバイトをして買ったのが、レコーディングという底なし沼への門出でした(笑)
現在の環境は、
Mac Studio M2Max2023 + StudiodDisplay
Logic Pro
Plug-in Waves 、Universal Audio、Toontrack、IK Multimedia、Garrian、Vienna etc
Audio I/O
Apollo X6+UAD-2 SATELLITE OCTO CORE
Monitor
FOCAL Trio6 Be
FOCAL CMS64
KEF R700+LUXMAN L505UX
Mic
NEUMANN TLM67、AKG C414XLS2 ×2、etc
Amp
Fender Blues Junior Lacquered Tweed、Hot Rod Deluxe 3、 Marshall DSL40C etc
Guitar
PRS CUSTOM24 BIRD 10TOP、CE24 Semi Hollow 、FenderUSA '57 Stratocaster (Thin Lacquer Finish)etc
といったところです。
現在はハードではなく、ソフトで完結する方向です。
モニター環境は、自分で作った音を評価する大切な部分なので、なるべく手を抜かないように心がけています。
最近導入して良かったと思う機材はNEUMANN TLM67です。
これを使用した作品で、ネットでも公開しているアルバムは、アコースティックアルバムしかありませんが( https://www.youtube.com/watch?v=GAgT7R8ro2Y )、このような楽器数の少ない作品では、特に存在感がすごいですね。
制作中の作品ではフルアレンジの作品でも使っていますが、やはり好きな音です。
C414XLS2 と比べますがTLM67のテイクを選択することご殆どです。
イコライジングはブーストせずにカットするだけ…そんな感じです。
マイクは、素材を取る最初の入り口。同じボーカリストでも、年々声質が変わっていくので、きっちり収録したいですね。
その音を後で料理するのはいつでもできますから!
もっと早く導入するべきでした。
Smile Eyes YouTube ch
https://www.youtube.com/@smileeyes2011
Smile Eyes facebook
https://www.facebook.com/smileeyes2011/
【樫村 治延(かしむら はるのぶ)】
STUDIO CHAPTER H[aus](スタジオチャプターハウス)代表
レコーディングエンジニア·サウンドクリエーター
Whirlpool Records/brittford主宰
専門学校非常勤講師、音楽雑誌ライターとしても活動
全国流通レベルのレコーディング、ミックス、マスタリング、楽曲制作を年間平均250曲以上手掛ける
スタジオについての詳細は http://www.chapter-trax.com/ をご覧ください
ラジオ川越 第2·4水曜 23:30 ~ 24:00 「Music Translation」放送中
10月分の放送は10月9日(水)23日(水)
出演 樫村治延
番組は「Listen Now(JCBAインターネットサイマルラジオ配信)」でリアルタイム聴取できます
https://www.jcbasimul.com/radiokawagoe
(コミュニティFMなのでRadikoでは聞けません、ご了承ください)
当スタジオで制作されたアーティスト作品の一部をご紹介します
浜小路ヨハン「PROOF OF BLOOM」
全盛期の沢田研二の音楽性をルーツに持つ、シンガーソングライター浜小路ヨハンのフルアルバム。これまでの代表曲を、緻密にセルフカバーした濃密な音源だ。当スタジオでは大部分のRECを担当。
とりいそぎ「side : D」「side : L」
従来のJ-POP路線に、クラシックやクラブ系テイストをふんだんに織り交ぜた2枚構成のアルバム。
洋の東西を問わないサウンドメイキングは一聴の価値あり。当スタジオではMix、マスタリングを担当。
TOY「NO BORDER」
HipHop、Trapを中心に、ドリル、ラテン、R&B要素を手際よくまとめる手腕には定評があるTOYのミニアルバム。都心を中心としたイベントも話題になってきている。
今回ご紹介するのは、dbxのTUBEチャンネルストリップ「676」です。
dbxのチャンネルストリップの中でも上位機種となる676は「タイトに音が太い」という表現がぴったりで、NEVE系よりもロックサウンド向きだと思います。
プリアンプは「線が細めのコンデンサーマイクを使用しても、676を通すことでそれなりにファットになる」といった感じで、とにかく頼もしい音がします。
EQについては、他ブランドと比べ「ガッツリかかる割に副作用が少ない」のが特徴で、オールラウンダーに使えます。
コンプ部分は、いわゆる609系や1176系とも違う「しなやか、かつガッツのある感じ」で、トータルバランスが非常に優れている逸品です。
気になるお値段は、並行輸入品で20万弱、国内正規代理店を通すと20万円台前半と、対抗ブランドと比べて約半額程度で新品が手に入ります。
一般的にはメジャーではない機種ですが、実力は折り紙付き。
私は今年に入って、なんと4台目の676を購入してしまいました。
気になる方は是非チェックしてみてください。
【Sight Seeing】
注目度の高いバンド・アーティストのプライベートスタジオをご紹介します。
群馬県在住の「くりっぱー」ことKurippertronixxx(くりっぱーとろにくす)です。
思春期にテレビでみたシンセサイザーという、楽器なのか機械なのわからないものに触発されて、独学で作曲&音楽活動開始しました。
現在はYoutube「くりっぱーチャンネル」ではシンセサイザーの解説動画やコンテンツの作成、DAWでのBGMや歌モノ楽曲制作、アナログ / デジタル / アプリ等のシンセサイザーを駆使したスタイルのマシンライブも行っています。
■マシンライブメイン機材■
・Behringer NEUTRON
パッチングの基礎が詰まったセミモジュラーシンセサイザー。SE、ベース、リードなどで使っています。
・AKAI MPC ONE
1台で音楽制作可能なMPCシリーズのエントリーモデル。おもにドラムやループで使用しています。
・Roland mc-101
音源内蔵グルーヴボックス。クリップ機能やランダムシーケンスなどライブで重宝しています。
・KORG wavestate
シーケンスのタイミング、ピッチ、サンプルなどを高次元でコントロール可能な、ウェーヴシーケンシングシンセサイザー
・Arturia MicroFreak
マルチオシレーターシンセサイザー。小型にして多彩なサウンドが鳴らせます。
・ASM HYDRASYNTH
ポリフォニックアフタータッチ搭載のウェーヴモーフィングシンセサイザー
基本的にマシンライブとDTMの作曲はほぼ別だったのですが、MPCやmc-101を導入してから、DAWで作った曲のMIDIやオーディオを移植してリアルタイムに演奏したりもしてます。
Macは基本動画撮影&編集で使っています。
メインミキサーのMackie Onyx 16、は各シンセの出力のまとめとMacのマルチレコーディングのオーディオインダーフェイスとして使ってます。
ステレオのシンセには、TASCAM SERIES 8Pを通してミキサーにつないでいます。
BGMや歌モノの音楽制作はWindowsベースで、作曲のDAWは基本Studio Oneで、たまにBitwig STUDIOを使ったりします。
オーディオ I/Fは、Antelope DISCRETE 8を使っています。
ギターは、基本はTOKAI Talbo使用しています。
アンプシュミレーターはKemper Stageのみ使います。
■くりっぱーチャンネル■
https://www.youtube.com/user/KURI404
■X■
https://twitter.com/Kurippersynth
■Kurippertronixxx Audiostock■
https://audiostock.jp/artists/12220
■Synthetiq Riod■
https://www.youtube.com/@synthetiqroid3989
【樫村 治延(かしむら はるのぶ)】
STUDIO CHAPTER H[aus](スタジオチャプターハウス)代表
レコーディングエンジニア・サウンドクリエーター
Whirlpool Records/brittford主宰
専門学校非常勤講師、音楽雑誌ライターとしても活動
全国流通レベルのレコーディング、ミックス、マスタリング、楽曲制作を年間平均250曲以上手掛ける
スタジオについての詳細は http://www.chapter-trax.com/ をご覧ください
ラジオ川越 第2・4水曜 23:30 ~ 24:00 「Music Translation」放送中
9月分の放送は9月11日(水)25日(水)
出演 樫村治延
番組は「Listen Now(JCBAインターネットサイマルラジオ配信)」でリアルタイム聴取できます
https://www.jcbasimul.com/radiokawagoe
(コミュニティFMなのでRadikoでは聞けません、ご了承ください)
当スタジオで制作されたアーティスト作品の一部をご紹介します
TOY「NO BORDER」
従来のHIPHOPやトラップではなく、ラテン系トラックにラップを乗せるという、国内ではまだ珍しいスタイルの楽曲。当スタジオでは楽曲制作、レコーディング、マスタリングまで全てを担当。
リピドーと悪魔「三体現象」
オルタナティブをベースに、ネオサイケ、エスノ、NewWaveなどを大胆に織り交ぜた次世代サウンド。中国ツアーも敢行し、これからより期待大のグループ。