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CHAPTER H[aus]エンジニア 樫村治延の セルフRECはプロRECを越えられるか? 第122回

CHAPTER H[aus]エンジニア樫村治延の セルフRECはプロRECを越えられるか? 122

今回取り上げる機材は、dbxの真空管式チャンネルストリップ系アウトボード「586」です。

 

586は2chマイクプリとEQを搭載したアウトボードで、1999年の発売当時は定価14万円でリリースされました。

全体的にワイルドでロック向きで「EQで低音を10db以上あげてもダブつかず、がっつり利く」のが特徴です。

がっつり利く割には、位相のズレなどの副作用がかなり少なく、他に類をみない逸品です。

余談ですが、姉妹機にあたる「566」は2chのコンプ系アウトボードで、キャラは586とほぼ同じといって差し支えないと思います。

定番ではない機材を探している方は、是非チェックしてみてください。


【今月のMVCorrekt - For Whom

https://www.youtube.com/watch?v=KkDdlcGd9fc

ハードコア、オルタナ、エモロック、そしてプログレまで昇華したインストユニットのMV。映像のオリジナリティーも秀逸。


Sight Seeing

注目度の高いバンド・アーティストのプライベートスタジオをご紹介します。

栃木在住の豊田と申します。

私がエンジニアを担当している「Studio Remy」をご紹介させていただきます。

コントロールルーム+メインブース、写真には写っておりませんがアンプorボーカルブースが2部屋あり、Protools HDXシステムを使用した最大24Chの同時Recが可能です。

 

 

現在の録音環境は

-DAW-

Protools Ultimate

-Interface-

MTRX 24in(16line+8mic pre)16out

-HA-

Chandler Limited REDD.47

Universal Audio 6176

AURORA AUDIO GTQ 2

API 3124V

A-Designs PACIFICA

Millennia HV-3C

-Outboard-

Emprical Labs EL-8X

SSL 500 Series E EQ

API 550

McDSP APB-16

モニタースピーカーはニアフィールドにGENELEC 8341AP

ラージモニターとしてGENELEC 1237APを配置しています。同じGENELECですがスタンドに立てた状態と壁に埋め込まれた状態では低域の出方にかなりの差があり、両者を使い分けながらバランスの取れたミックスを目指しています。これ無しでのミックスが急に不安になります(笑)

■Studio Remy HP■

http://studio-remy.com


【樫村 治延(かしむら はるのぶ)】

STUDIO CHAPTER H[aus](スタジオチャプターハウス)代表

レコーディングエンジニア・サウンドクリエーター

Whirlpool Records/brittford主宰

専門学校非常勤講師、音楽雑誌ライターとしても活動

全国流通レベルのレコーディング、ミックス、マスタリング、楽曲制作を年間平均250曲以上手掛ける

スタジオについての詳細は http://www.chapter-trax.com/ をご覧ください

ラジオ川越 第2・4水曜 23:30 ~ 24:00 「Music Translation」放送中

2025年2月分の放送は2月12日(水)26日(水)

出演 樫村治延

番組は「Listen Now(JCBAインターネットサイマルラジオ配信)」でリアルタイム聴取できます

https://www.jcbasimul.com/radiokawagoe

(コミュニティFMなのでRadikoでは聞けません、ご了承ください)

当スタジオで制作されたアーティスト作品の一部をご紹介します


 

スナックちゃんみつ「生命線」

90年代後期のハイラインレコーズを彷彿とさせる、アコースティックギターロックユニットの決定盤。バックサウンドは、メジャーを渡り歩いてきた手練れのミュージシャンぞろい。当スタジオでは、パーカッション、アコギ、ボーカルのレコーディングを担当。


 SILVER GOAT CLAN KINGDOM

80~90年代にかけてのアメリカンハードロックを基調としたユニットの最新作。定番のハードナンバーを中心に、アコースティックサウンドも程よく絡めている。SAXの存在が目玉となっている。


 

YAPOOL Nouvelle Vague

今や全国区になりつつあるガレージロックバンドの最新フルアルバム。90~2000年代初頭のエモーショナルな要素に加え、現在に至るまでのgeekな世界観が加味された。


浜小路ヨハン「 PROOF OF BLOOM

今までの代表作をリテイク、加えて1曲を新録した、浜小路ヨハンの集大成と呼べる意欲作。出身地である茨城県土浦市で大規模サーキットイベントを主催するなど、話題には事欠かない。当スタジオではレコーディングを担当。


 ANNULAALIEN

西洋+東洋の国際色豊かなオルタナポップバンドの新作。リズム、音色だけでなく、リフ、メロディー、楽曲の展開まで、絶妙にありそうでないオリジナリティーを感じる。

CHAPTER H[aus]エンジニア 樫村治延の セルフRECはプロRECを越えられるか? 第121回

今回は、ハイエンドブランドMANLEYのチューブコンデンサーマイク

REFERENCE CARDIOID MICROPHONEを取り上げます。

 

REFERENCE CARDIOID MICROPHONEは音が良いのはもちろんですが、加えて清楚な色気を併せ持ち、同価格帯の他ブランド機種と比較しても「役者が違う」逸品です。

実際このマイクの音を体験してもらわないとわからない、言葉では言い尽くせないのですが

「マイクプリ、電源ケーブル、オーディオインターフェース(AD/DAコンバーター)」など周辺すべてが整った時、このマイクを使用すると一気にグレードアップします。

実機を試すことの出来る店舗はかなり少ないと思いますが、チャンスがあれば是非体感してみてください。


Sight Seeing

注目度の高いバンド・アーティストのプライベートスタジオをご紹介します。

BluestoneのギタリストKAZ (黒沢和貴・クロサワカズタカ)

2005年頃からアーティストへの楽曲提供を始め、同時に編曲、ライブツアーサポート等で活動する。

主なサポートアーティストは、杏里、 SMAP、TUBE、Ryu Siwon、Ikko(美容家)、宇徳敬子、安倍なつみ、etc…

現在サウンドプロデューサーとしての活動も精力的にこなす。

 

<自宅スタジオ>

Monitorスピーカー】

FOSTEX  NF01-a

メインスピーカーのように置いてありますが、これはサブスピーカーです。

低音のチェックと音圧のチェックの時くらいしか電源は入れてません。

GENELEC  8010A

こちらの小さい方が最近はメインスピーカーになってます。

メリットは音量が小さくても音像が掴みやすいというか、一番はこのスピーカーに慣れたということ。

 

【マイクプリアンプ】

LA-610 MkⅡ

これ一台で、ボーカルはもちろんアコギ、ガットギター、ベース、全部録ってます。

入力段のイコライザーやGainの効きがとても自然で、とにかく心地よいんです。

後段のコンプレッサーももちろん素晴らしくて強めにかけても音楽的な要素は残るんです。

同メーカーから出てるソフトのPlug-inも試しましたが、やはりハードウェアとは全く違うんですよ。

ただ値段は張りますけどね。でもおすすめです。

 

【マイク】 

ノイマン u87ai

ノイマン KMS105

SURE SM58

SURE SM58 BETA

Audio technica AT3035

 

Guitar

メインギターはFullertone Vip Line のストラト

1963年のストラトをベースに

Fender Telecaster Deluxe  American Vintqge2

Gibson Les Paul Standard

Suhr S4 Pro series

Momose Mst2-std NJ

Taylor 514-ce

Taylor 714-ce

アントニオサンチェス (ガットギター)

 

Guitar system

Amp

Suhr Badger35

Fractal audio system FM3

ライブもRecordingもほぼこの一台で完結してます。

とことんサウンドメイクしたい方におすすめです。ただ無限すぎて底なし沼にハマります笑

Line6 HX Stomp XL

こちらも音はとてもいいですが、機動力重視の時に使用。

例えば新幹線移動で自分で楽器を持っていかなければならない時など。

https://bluestone-wa.com/kaz.html

https://x.com/kazguitarch


【樫村 治延(かしむら はるのぶ)】

STUDIO CHAPTER H[aus](スタジオチャプターハウス)代表

レコーディングエンジニア・サウンドクリエーター

Whirlpool Records/brittford主宰

専門学校非常勤講師、音楽雑誌ライターとしても活動

全国流通レベルのレコーディング、ミックス、マスタリング、楽曲制作を年間平均250曲以上手掛ける

スタジオについての詳細は http://www.chapter-trax.com/ をご覧ください

ラジオ川越 第2・4水曜 23:30 ~ 24:00 「Music Translation」放送中

2025年1月分の放送は1月8日(水)22日(水)

出演 樫村治延

番組は「Listen Now(JCBAインターネットサイマルラジオ配信)」でリアルタイム聴取できます

https://www.jcbasimul.com/radiokawagoe

(コミュニティFMなのでRadikoでは聞けません、ご了承ください)

当スタジオで制作されたアーティスト作品の一部をご紹介します


 

soft surfMomentrail

名古屋在住、男女ツインVo.のシューゲイザー・ドリームポップバンド最新シングル。

Pains of being pure at heartを彷彿とさせるダブルヴォーカルのシルキーさと、背伸びしていないクリーミーなバンドサウンドのコントラストが素晴らしい。当スタジオではミックス、マスタリングを担当。


 HONAMIRoad

通常の邦楽はもとより、洋楽のきめ細かな部分もチェックしているシンガーソングライターHONAMIの初シングル。古くはベッド・ミドラーあたりからも影響を受けているアコースティックサウンドと独自の声質が魅力。


 

SHIN feat.NaabuLuna

トラップ、ドリル的要素を細部に散りばめたhip-hopアーティストSHINの最新シングル。VerseのリリックとMCは、彼独自の世界観を堪能できる。

CHAPTER H[aus]エンジニア 樫村治延の セルフRECはプロRECを越えられるか? 第120回

当コラムの連載も120回を数えることが出来ました。

年数にして10年になります。

いつも読んでくださる皆さん、協力してくださるミュージシャンの方々、その周辺の方たちに改めて感謝申し上げます。

今回の話題は「Sound & Recording Magazine(リットーミュージック刊)」通称『サンレコ』について。

いわずもがな日本国内において、作編曲、レコーディング、ミックス、マスタリングなどの発展に十二分に貢献し続けている、音楽制作の専門雑誌です。

この雑誌は同社「keyboard Magazine(現在は休刊)」から派生し、1982年からは月刊雑誌として刊行され、現在に至ります。

私がサンレコについて一番語りたいポイントは「1980年代後半から1990年代中頃」の内容です。

この時代は、様々な音楽機材がアナログからデジタルに移行し始めた頃であり、サンレコの内容も「アナログとデジタル、それぞれの概念や注意点」について事細かに記されていました。

特に「デジタルとアナログの同期、応用」として、数多くのパターンが掲載されており、20年以上たった現在の環境でも適用出来る事項も多いことに驚かされます。

80年代後半から90年代中頃では、現在のMADI、DANTEのような大容量データをたやすく扱える規格は存在していませんが、ワードクロックの必要性やデジタル機器同士の接続などを、むしろ現在よりもわかりやすく解説した記事も多くありました。

他にはPA関連の記事も多く、電気(特に弱電)の扱い方を詳細に記しています。

現在はインターネットでなんでも情報を拾えますが、その安心感からか、機材をなんとなく自己流で使用しているユーザーが潜在的に多い気がしています。

ネットでは得られない情報を自分で取りに行くことも、時には大事なことのように思います。

サンレコのバックナンバーは、有料アーカイブで読むことが出来ます。

興味のある方は是非チェックしてみてください。


Sight Seeing

注目度の高いバンド・アーティストのプライベートスタジオをご紹介します。

 

はじめまして。STUDIO108(スタジオワンオーエイト)店長の小出です。

98年から07年までは仙台を拠点に、バンド活動。

並行して、REC講師、エンジニアとして、メジャー、インディー系のREC&MIXを行っておりました。

07年以降は仙台にて、2019年よりは宮城県北部の美里町に、リハーサルスタジオ兼RECスタジオとして、他にPA業など行っております。

田舎のリハスタにしてはかなり良い機材を導入しているつもりです。

現在のDAW環境では、マスタークロックにブラックライオンを導入したことによって、

Apolloの弱点(私見)を改善できたのではと思っています。

(OCXなども使用しましたがコスパ最高かと思われます)

また、古い機材ですがTC ELECTRONIC Finalizer 96KもITB全盛の中、まだまだ現役としていい味出していると思います。

♦PC

MAC PRO 2.66Ghz Quad

Mac book pro M1

♦DAW 

Protools 

STUDIO ONE

♦Plug-in

waves Diamond

Fabfilter L2

brainwork bx V2

UAD 1176 Classic Limiter Collection

UAD EMT140

UAD Ocean Way Studios

Shadow Hills Mastering Comp Class A

waves tune

melodyne

SSD4

MODBASS

etc

 

♦AUDIO IF 

UAD Apollo wuad

♦Monster SP

HEDD AUDIO

♦Master cook

Black Lion Micro clock MK3XB

♦QUE

FURMAN HR-6

♦Mic Pre

VINTECH AUDIO 273

Black Lion Audio Auteur MK3

♦OUTBOAD

TC ELECTRONIC Finalizer 96K

 

♦Mic

SE 2300

RODE NT5

TASCAM TM50C

SHURE BETA91

SHURE 58

SHURE 57

SENNHEISER MD421

SENNHEISER e609

SENNHEISER e604

SE V7

AKG D112

♦D.I

RADIAL ProD2

RADIAL ProRMP

♦マイクケーブル

CANARE

magmai

Klotz 

ゾマー

ザオラ

♦電源ケーブル

OYAIDE BLACK M

BELDEN

 

♦DRUM

Pearl Masters 20

Pearl Masters MRS 22

♦Guitar AMP/CAB

Marshall DSL100

Peavey 5150 Ⅱ

MESA Boogie Dual

Kemper 

Roland JC-120

Fender Champon100

MARSHALL 1960 LEAD

MARSHALL 1960AX

MESA 4x12Rect

♦Bass AMP/CAB

MARKBASS LITTLE MK Ⅲ

AMPEG B2

AMPEG SVT-410

https://oneoeight-web.com/


【今月のMV】とりいそぎ「アイコン」

https://www.youtube.com/watch?v=TRRWZzN6-1M

深海の底からじんわり響いてくるような独自のサウンド。楽曲、歌詞、映像の全てから、深いアイデンティティーを充分に感じ取れる作品。


【樫村 治延(かしむら はるのぶ)】

STUDIO CHAPTER H[aus](スタジオチャプターハウス)代表

レコーディングエンジニア・サウンドクリエーター

Whirlpool Records/brittford主宰

専門学校非常勤講師、音楽雑誌ライターとしても活動

全国流通レベルのレコーディング、ミックス、マスタリング、楽曲制作を年間平均250曲以上手掛ける

スタジオについての詳細は http://www.chapter-trax.com/ をご覧ください

ラジオ川越 第2・4水曜 23:30 ~ 24:00 「Music Translation」放送中

12月分の放送は12月11日(水)25日(水)

出演 樫村治延

番組は「Listen Now(JCBAインターネットサイマルラジオ配信)」でリアルタイム聴取できます

https://www.jcbasimul.com/radiokawagoe

(コミュニティFMなのでRadikoでは聞けません、ご了承ください)

当スタジオで制作されたアーティスト作品の一部をご紹介します


RINGO TUNE「だから / Chime

定番ポップロックサウンド的な楽曲だが、各パートのフレーズ、リフなど、随所から個性が光るポイントがあり、

オリジナリティーを大いに感じる作品。


CorrektFor Whom

ハードコアをベースに、ポストロック、オルタナ、モダンへヴィネス系が融合されたインストサウンド。One & Onlyなのは言うまでもないが、この曲をきっかけに様々な方向へじわじわと波及していきそうだ。


 

Zoo MinPineapple Candy

はっぴいえんど、はちみつぱい、シュガーベイブなどをルーツに感じる、インテリジェンス溢れるポップス。60年代後半~70年代中期のアメリカンポップス好きにもお勧めしたい。

CHAPTER H[aus]エンジニア 樫村治延の セルフRECはプロRECを越えられるか? 第119回

今回取り上げるのは、dbxシルバーシリーズ(チャンネルストリップ)の上位機種「dbx 576」です。

約25年前にリリースされ、当時の販売希望価格は140,000円、実勢価格は89,800円でした。

その頃ミキサーやインターフェースに搭載されたプリアンプは、質が高いものが少なかったため、プロデューサーやトラックメイカー、機材マニア的な人たちが「リーズナブルな値段なのに高性能な点」に目をつけ、こぞって購入していたように思います。

気になる音質・音色は、376をグレードアップさせたキャラクターで、かなり「いかつい」感じです。

故に、好みや用途がはっきりと分かれ、きれいなサウンドを求める人には全く刺さらなかったようです。

反面、ハードロック、パンク、ヒップホップ、グランジ、シューゲイザー、R&R系には、かなりハマります。

私も30年以上様々なマイクプリやチャンネルストリップを試してきましたが、これほどワイルドなアウトボードにはなかなかお目にかかりませんでした。

発売からかなりの年数が経っているので、状態の良い中古品はかなり少ないと思いますが、ごくたまに中古市場で4~5万円台で見かけることもあります。興味のあるかたは是非チェックしてみてください。


Sight Seeing

注目度の高いバンド・アーティストのプライベートスタジオをご紹介します

栃木県宇都宮市中心にある、ライブやレコーディングができるレンタルスタジオBEAT CLUB STUDIOです。

 

<スタジオの歴史と特徴 >

• 2000年 : BEAT CLUB STUDIO設立( www.beatclub.jp 

• 2003年 : ProTools HD accelを導入

インディーズレーベルYotsuba Records をスタート 

• 2014年 : レコーディング専用のスタジオを新設

ProTools HDXを導入することで、さらに高度な制作環境を整備 

• コロナ禍に伴い、高品質な映像と音声を配信できる設備を追加

• 地元レーベル「Yotsuba Records」からのCDリリース、スタジオでの配信ライブ、様々なイベントの

音響・撮影配信運営など、幅広い事業展開を行っている 

• 地元民放ラジオCRT栃木放送では15年以上音楽番組を担当し、地元ゆかりのミュージシャンを数多く紹介

• 1Uラックケースに入ったProTools HDXは、常設スタジオ以外にも、イベント会場となるAスタジオ

でのマルチレコーディング、現場でのレコーディングでも活躍しています

BEAT CLUB STUDIOでは、バンドリハから、イベントライブ、各種レコーディング、ライブ配信、映像制作まで幅広くそしてリーズナブルに請け負っています

使用機材 

• Aスタジオ内(イベントスペース)  

o キャノンPTZカメラ × 3台 

o リモコン雲台にキャノンビデオカメラ3組 

o Roland V-800HD マルチフォーマットビデオスイッチャー 

o メインミキサーYamaha DM2000 

o プロジェクションマッピング(舞台照明エンジニアによる) 

• Rスタジオ(レコーディング専用)

 

o ProTools HDX

o 小スペースながら、適度なライブ環境を作るために音響調整用天井材と壁材を使用 

現場用機材 

o Roland V-80HD マルチフォーマットビデオスイッチャー 

o Yamaha DM3+Tio1608-D2 

o コンパクトに設営し運用が可能に。(現場例)


【今月のMV

とりいそぎ「Good-bye darling

https://www.youtube.com/watch?v=nDOgoQZ3RUA

昭和のシティーポップと令和のJ-POPが融合したようなサウンド。MVも1970年代風のアニメのようで、曲調にマッチしている。


【樫村 治延(かしむら はるのぶ)】

STUDIO CHAPTER H[aus](スタジオチャプターハウス)代表

レコーディングエンジニア・サウンドクリエーター

Whirlpool Records/brittford主宰

専門学校非常勤講師、音楽雑誌ライターとしても活動

全国流通レベルのレコーディング、ミックス、マスタリング、楽曲制作を年間平均250曲以上手掛ける

スタジオについての詳細は http://www.chapter-trax.com/ をご覧ください

ラジオ川越 第2・4水曜 23:30 ~ 24:00 「Music Translation」放送中

11月分の放送は11月13日(水)27日(水)

出演 樫村治延

番組は「Listen Now(JCBAインターネットサイマルラジオ配信)」でリアルタイム聴取できます

https://www.jcbasimul.com/radiokawagoe

(コミュニティFMなのでRadikoでは聞けません、ご了承ください)

当スタジオで制作されたアーティスト作品の一部をご紹介します


 

Feels「アレジオン」

メロコアとパワーポップの中間を行くロックバンドのデジタルシングル。メロディーライン、リフ、リズムパターンが紙一重のところで王道にならないところに、オリジナリティーを感じる。


カカシカシカカ「はじまる -1-  

安定した職人的ポップスサウンドを毎回提供してくれるバンドのミニアルバム。通好みに偏らない、間口の広さと懐の深さを感じる。


 

モンスターギャン「MONSTER Gann其ノ伍」

青春パンク、エモロックとパワーポップの合体系サウンド。この作品で、彼らの複数パターンの黄金律が確立された感がある。

CHAPTER H[aus]エンジニア 樫村治延の セルフRECはプロRECを越えられるか? 第118回

今回取り上げるのは、dbxのTUBEチャンネルストリップ系アウトボード「376」です。

 

*ディエッサーとは

EQとコンプの合わせ技で、Vo.のサ行など耳に刺さる音をマイルドにするエフェクター

フロントパネルのワークフローで、特筆したいのはEQです。

376のEQは、他メーカーの上位機種より音楽的にガッツリとかかり副作用が少ないので、特に低音をかなりブーストしてもタイトかつリッチに上がり、ズブズブな感じになりません。

マイクプリはワイルド系、コンプはパツンパツン系でいずれも個性が強めです。

 

リアパネルには、通常のアナログラインアウトプットに、キャノン端子とTRSフォーン端子があります。

デジタルアウトプットには、ワードクロックが付いています。

このデジタルオプションのADコンバーターは、おまけ的なものではなく、中級クラスの専用機並みの実力があります。

これだけ充実した内容で、発売当時(2000年ごろ)定価で9万円、店頭販売価格が59,800円ほどでした。

現在は中古市場で、完全動作品で2万円台後半~3万円台でたまに見かけます。

万能な製品ではありませんが、ハマればかなり重要な戦力になります。

気になる方は是非探してみてください。


Sight Seeing

注目度の高いバンド・アーティストのプライベートスタジオをご紹介します。

こんにちは。Smile Eyesの拓己です。

私の個人スタジオを紹介させていただきます。

私の音楽活動としての楽器はギターになりますが、活動を始めた頃から、ギターを弾くことよりも作曲、そしてレコーディングに興味がありました。

エイジアの同じアルバムを2年間毎日聴きまくり、重なり合った音色の奥に聞こえる音を発見しては感動していました。

学生時代にTASCAM PORTA ONEとYAMAHA DX7、ドラムマシンにRX7を買い、楽器屋の店員さんに「学生じゃ買えないよ」と言われたデジタルリバーヴ(今では、DTMに無料でとっても良いものが付いてますけれど)R1000を、一生懸命アルバイトをして買ったのが、レコーディングという底なし沼への門出でした(笑)

 

現在の環境は、

Mac Studio M2Max2023 + StudiodDisplay

Logic Pro

Plug-in Waves 、Universal Audio、Toontrack、IK Multimedia、Garrian、Vienna etc

Audio I/O

Apollo X6+UAD-2 SATELLITE OCTO CORE 

Monitor

FOCAL Trio6 Be

FOCAL CMS64

KEF R700+LUXMAN L505UX

Mic

NEUMANN TLM67、AKG C414XLS2 ×2、etc

Amp

Fender Blues Junior Lacquered Tweed、Hot Rod Deluxe 3、 Marshall DSL40C etc

Guitar

PRS CUSTOM24 BIRD 10TOP、CE24 Semi Hollow 、FenderUSA '57 Stratocaster (Thin Lacquer Finish)etc

といったところです。

 

現在はハードではなく、ソフトで完結する方向です。

モニター環境は、自分で作った音を評価する大切な部分なので、なるべく手を抜かないように心がけています。

最近導入して良かったと思う機材はNEUMANN TLM67です。

これを使用した作品で、ネットでも公開しているアルバムは、アコースティックアルバムしかありませんが( https://www.youtube.com/watch?v=GAgT7R8ro2Y )、このような楽器数の少ない作品では、特に存在感がすごいですね。

制作中の作品ではフルアレンジの作品でも使っていますが、やはり好きな音です。

C414XLS2 と比べますがTLM67のテイクを選択することご殆どです。

イコライジングはブーストせずにカットするだけ…そんな感じです。

マイクは、素材を取る最初の入り口。同じボーカリストでも、年々声質が変わっていくので、きっちり収録したいですね。

その音を後で料理するのはいつでもできますから!

もっと早く導入するべきでした。

 

Smile Eyes YouTube ch

https://www.youtube.com/@smileeyes2011

Smile Eyes facebook

https://www.facebook.com/smileeyes2011/


【樫村 治延(かしむら はるのぶ)】

STUDIO CHAPTER H[aus](スタジオチャプターハウス)代表

レコーディングエンジニア·サウンドクリエーター

Whirlpool Records/brittford主宰

専門学校非常勤講師、音楽雑誌ライターとしても活動

全国流通レベルのレコーディング、ミックス、マスタリング、楽曲制作を年間平均250曲以上手掛ける

スタジオについての詳細は http://www.chapter-trax.com/ をご覧ください

ラジオ川越 第2·4水曜 23:30 ~ 24:00 「Music Translation」放送中

10月分の放送は10月9日(水)23日(水)

出演 樫村治延

番組は「Listen Now(JCBAインターネットサイマルラジオ配信)」でリアルタイム聴取できます

https://www.jcbasimul.com/radiokawagoe

(コミュニティFMなのでRadikoでは聞けません、ご了承ください)

当スタジオで制作されたアーティスト作品の一部をご紹介します


 

浜小路ヨハン「PROOF OF BLOOM

全盛期の沢田研二の音楽性をルーツに持つ、シンガーソングライター浜小路ヨハンのフルアルバム。これまでの代表曲を、緻密にセルフカバーした濃密な音源だ。当スタジオでは大部分のRECを担当。


とりいそぎ「side : D」「side : L

従来のJ-POP路線に、クラシックやクラブ系テイストをふんだんに織り交ぜた2枚構成のアルバム。

洋の東西を問わないサウンドメイキングは一聴の価値あり。当スタジオではMix、マスタリングを担当。


 

TOYNO BORDER

HipHop、Trapを中心に、ドリル、ラテン、R&B要素を手際よくまとめる手腕には定評があるTOYのミニアルバム。都心を中心としたイベントも話題になってきている。

CHAPTER H[aus]エンジニア 樫村治延の セルフRECはプロRECを越えられるか? 第117回

今回ご紹介するのは、dbxのTUBEチャンネルストリップ「676」です。

dbxのチャンネルストリップの中でも上位機種となる676は「タイトに音が太い」という表現がぴったりで、NEVE系よりもロックサウンド向きだと思います。

プリアンプは「線が細めのコンデンサーマイクを使用しても、676を通すことでそれなりにファットになる」といった感じで、とにかく頼もしい音がします。

EQについては、他ブランドと比べ「ガッツリかかる割に副作用が少ない」のが特徴で、オールラウンダーに使えます。

コンプ部分は、いわゆる609系や1176系とも違う「しなやか、かつガッツのある感じ」で、トータルバランスが非常に優れている逸品です。

気になるお値段は、並行輸入品で20万弱、国内正規代理店を通すと20万円台前半と、対抗ブランドと比べて約半額程度で新品が手に入ります。

一般的にはメジャーではない機種ですが、実力は折り紙付き。

私は今年に入って、なんと4台目の676を購入してしまいました。

気になる方は是非チェックしてみてください。


Sight Seeing

注目度の高いバンド・アーティストのプライベートスタジオをご紹介します。

群馬県在住の「くりっぱー」ことKurippertronixxx(くりっぱーとろにくす)です。

思春期にテレビでみたシンセサイザーという、楽器なのか機械なのわからないものに触発されて、独学で作曲&音楽活動開始しました。

 

現在はYoutube「くりっぱーチャンネル」ではシンセサイザーの解説動画やコンテンツの作成、DAWでのBGMや歌モノ楽曲制作、アナログ / デジタル / アプリ等のシンセサイザーを駆使したスタイルのマシンライブも行っています。

■マシンライブメイン機材■

・Behringer NEUTRON

パッチングの基礎が詰まったセミモジュラーシンセサイザー。SE、ベース、リードなどで使っています。

・AKAI MPC ONE

1台で音楽制作可能なMPCシリーズのエントリーモデル。おもにドラムやループで使用しています。

・Roland mc-101

音源内蔵グルーヴボックス。クリップ機能やランダムシーケンスなどライブで重宝しています。

・KORG wavestate

シーケンスのタイミング、ピッチ、サンプルなどを高次元でコントロール可能な、ウェーヴシーケンシングシンセサイザー

・Arturia MicroFreak

マルチオシレーターシンセサイザー。小型にして多彩なサウンドが鳴らせます。

・ASM HYDRASYNTH

ポリフォニックアフタータッチ搭載のウェーヴモーフィングシンセサイザー

 

基本的にマシンライブとDTMの作曲はほぼ別だったのですが、MPCやmc-101を導入してから、DAWで作った曲のMIDIやオーディオを移植してリアルタイムに演奏したりもしてます。

Macは基本動画撮影&編集で使っています。

メインミキサーのMackie Onyx 16、は各シンセの出力のまとめとMacのマルチレコーディングのオーディオインダーフェイスとして使ってます。

ステレオのシンセには、TASCAM SERIES 8Pを通してミキサーにつないでいます。 

BGMや歌モノの音楽制作はWindowsベースで、作曲のDAWは基本Studio Oneで、たまにBitwig STUDIOを使ったりします。

オーディオ I/Fは、Antelope DISCRETE 8を使っています。

ギターは、基本はTOKAI Talbo使用しています。

アンプシュミレーターはKemper Stageのみ使います。

■くりっぱーチャンネル■

https://www.youtube.com/user/KURI404

■X■

https://twitter.com/Kurippersynth

■Kurippertronixxx Audiostock■

https://audiostock.jp/artists/12220

■Synthetiq Riod■

https://www.youtube.com/@synthetiqroid3989


【樫村 治延(かしむら はるのぶ)】

STUDIO CHAPTER H[aus](スタジオチャプターハウス)代表

レコーディングエンジニア・サウンドクリエーター

Whirlpool Records/brittford主宰

専門学校非常勤講師、音楽雑誌ライターとしても活動

全国流通レベルのレコーディング、ミックス、マスタリング、楽曲制作を年間平均250曲以上手掛ける

スタジオについての詳細は http://www.chapter-trax.com/ をご覧ください

ラジオ川越 第2・4水曜 23:30 ~ 24:00 「Music Translation」放送中

9月分の放送は9月11日(水)25日(水)

出演 樫村治延

番組は「Listen Now(JCBAインターネットサイマルラジオ配信)」でリアルタイム聴取できます

https://www.jcbasimul.com/radiokawagoe

(コミュニティFMなのでRadikoでは聞けません、ご了承ください)

当スタジオで制作されたアーティスト作品の一部をご紹介します


 

TOYNO BORDER

従来のHIPHOPやトラップではなく、ラテン系トラックにラップを乗せるという、国内ではまだ珍しいスタイルの楽曲。当スタジオでは楽曲制作、レコーディング、マスタリングまで全てを担当。


 

リピドーと悪魔「三体現象」

オルタナティブをベースに、ネオサイケ、エスノ、NewWaveなどを大胆に織り交ぜた次世代サウンド。中国ツアーも敢行し、これからより期待大のグループ。

CHAPTER H[aus]エンジニア 樫村治延の セルフRECはプロRECを越えられるか? 第116回

今回ご紹介する機材は4chマイクプリ「VINTECH AUDIO MODEL 473」です。

 

Neveの「Neve1073」をモデルにしており、状態の良いオリジナルよりもワイドレンジで高級感もあり、音のキャラクターは、モダン&ビンテージという言葉がピッタリはまりそうです。

いろいろなメーカーがNeveのレプリカを発売していますが、「VINTECH AUDIO MODEL 473」はその中でもトップを独走する存在であり、正直これと並ぶ実力を保有するのはBrent Avnillくらいなのではないか、と思います。

新品価格で60万を超えますが、個人的にはその倍の価値がある機材だと思います。

興味のある方は是非チェックしてみてください。


Sight Seeing

注目度の高いバンド・アーティストのプライベートスタジオをご紹介します。

こんにちは!

茨城を拠点に活動するアーティスト、ひっとみぃです。

本日は私の音楽制作現場を少し覗いていっていただけたらと思います。

~全体図~

 

~電源周り~

 

(足の血行を良くするやつが写り込んでる…)

 

[背景]

元々ソフトの内蔵音源を使用して音楽制作を行なっていましたが、どう編集しても耳に刺さる音が気になり、

ミキシングやマスタリングを習おうと右往左往している中で、スタジオチャプターハウスに出会いました。

話を聞いて行くうちに、耳に刺さる音の原因が自分の技術ではなく音源自体であることを知りました。

セッティングの大変さから、ソフト音源にもいいものがあるのではないか…と一時期探し回りましたが(愚かでした…)、あくまでも「悪くない音」しか見つけられず、結局私が求める「最高の音」はハード音源だと改めて気づきました。

そこから電源周り、音源モジュールを揃えて行くうちに、一筋縄では行かないところも含めてハードウェアの魅力にハマっていきました。

 

[使用機材]

~DAW~

Cubase

~ハードウェア音源~

・Roland FA07

・Roland INTEGRA7

・YAMAHA RS7000

~スピーカー~

SONY

~その他~

・tc electronic Finalizer 96K

・TASCAM Model24

・TASCAM DV-RA1000HD

・ART TransX

…等。ここから特に知って欲しい機材を深掘りしていきます。

 

[機材紹介]

~Roland INTEGRA7(写真下から2段目)~

 

FA07を買ったものの、チャプターハウスで聞いたINTEGRA7の音が忘れられず購入しました。

生音感が強く、特にピアノの音やベースの音がお気に入りです。

もっと技術力がアップしたら、INTEGRA7を使ってファンク系の曲を作ってみたいな、と密かに考えています。

 

~YAMAHA RS7000~

 

Rolandの生音感も好きだけど、もうちょっとPOPな音が欲しいと思っていたところ、チャプターハウスの樫村さんが勧めてくださった一品です。

面白い音がたくさん入っており、想像力が掻き立てられます。

ちなみにこの下の台は少しがたつくので、「いい音のためにはお金を惜しまない」と言う意味を込めて外れた宝くじで固定しています。

(本当は悔し紛れに置いただけです。)

個人的には、Rolandの音はスーツを着たカリスマ性のある重鎮というイメージですが、YAMAHAの音はアロハシャツでニコニコしながら敵を倒していく最強の合気道の師範というイメージです。

 

~tc electronic Finalizer 96K(写真1番上)~

 

通すだけで音がぐっと前に出て、これ無しではいられないと思わせられたファイナライザー。

こちらはまだまだ修行が必要ですが、1人でも使えるようになったら、より求める音に近づけると確信する一品です。

 

~電源ケーブル~

アコースティックリバイブ パワースタジオ(左)とオルトフォン PSC-1500XG(右)

 

音の表現に欠かせないもの、といったら電源ケーブル。

せっかくなので、最近購入したばかりのものをご紹介します。

樫村さんの所持する電源ケーブルの音の聞き比べをさせてもらった際、感動したのがこの2つです。

私は高音部が敏感な方なのですが、アコリバはギリギリ痛いか痛くないかの絶妙な線をついてきます。

フラットというよりは音圧を感じるイメージで、今まで購入した電源ケーブルの中で1番高かったのですが、思わず買ってしまいました。

オルトフォンは、音圧をしっかり感じるのに比較的価格が安価でコスパのいい電源ケーブルです。

こちらは2本目になります。

1本目をTransXに繋いだところ、相性が良さそうだったので、もう1本はファイナライザーに繋ごうかと考えています。


[最後に]

ここまでご覧いただきありがとうございました。

知識としては初心者レベルですが、いい音に助けられながら今後も精進していくつもりです。

興味をお持ちいただきましたら、是非ライブにも遊びに来てください。

海岸で拾ったピカピカの石あげます。


[プロフィール]

アーティスト名:ひっとみぃ

活動拠点:関東(特に茨城)

好きな食べ物:インドカレー、えんがわ

X(旧Twitter) :  https://x.com/hittomi0221

他の記事 : 茨城県発 ジャンルを超えた景色を求めるシンガーソングライター「ひっとみぃ」 | JUNGLE☆LIFE

https://www.jungle.ne.jp/sp_post/hitme/


【樫村 治延(かしむら はるのぶ)】

STUDIO CHAPTER H[aus](スタジオチャプターハウス)代表

レコーディングエンジニア・サウンドクリエーター

Whirlpool Records/brittford主宰

専門学校非常勤講師、音楽雑誌ライターとしても活動

全国流通レベルのレコーディング、ミックス、マスタリング、楽曲制作を年間平均250曲以上手掛ける

スタジオについての詳細は http://www.chapter-trax.com/ をご覧ください

ラジオ川越 第2・4水曜 23:30 ~ 24:00 「Music Translation」放送中

8月分の放送は8月14日(水)28日(水)

出演 樫村治延

番組は「Listen Now(JCBAインターネットサイマルラジオ配信)」でリアルタイム聴取できます

https://www.jcbasimul.com/radiokawagoe

(コミュニティFMなのでRadikoでは聞けません、ご了承ください)

当スタジオで制作されたアーティスト作品の一部をご紹介します


千田恭平「Cheers!

少しブラックミュージックテイストが入ったAORや、クロスオーバーをジャズアレンジにしたインストアルバム。千田恭平ヒストリーの全てが詰まった一枚。当スタジオではドラムRECを担当。


 

羊が眠ル夜に「ピカレスクを探して」

常に進化し続けるポップバンドの新作。卓越した演奏力とアレンジに加え、ボーカルがカラフルな色どりを添えている。


 13ROUND 「空-Sola-

メロコア、パワーポップ、初期パンクを足して割ったような独自の楽曲。20年を超える活動歴からも伺える大御所感が、至る所から感じられる。


Processed with VSCO with q3 preset

西村八大「優しい君/メモリー」

アコースティックを中心とした直球のJ-POPサウンド。声質と、歌詞の世界観がマッチして独特の雰囲気を醸し出している。当スタジオではドラム、ベースのレコーディングを担当。


 

経血「令和聖母」

ハードコアと80’s NewWaveが手際よく絡む、ハイパーパンクサウンド。今作は、現在では珍しい8cmCDでのリリースとなる。

CHAPTER H[aus]エンジニア 樫村治延の セルフRECはプロRECを越えられるか? 第115回

今回ご紹介するのは、多彩かつハイスペックなアウトボードを数多くリリースしているブランドSPLの、ハイエンドチャンネルストリップ『Frontliner』です。

この『Frontliner』は、同社のチャンネルストリップ『TRACK ONE』『CHANNEL ONE』の上位機種にあたるフラッグシップモデルです。

他社高級ブランドのハイエンドチャンネルストリップと比べても、同等もしくはそれ以上の実力を持っています。

マイクプリアンプ部分は、チューブでありながらハイファイかつブライトで、超ワイドレンジ。

EQ部分はシルキーかつファットにかかり、コンプ部分はガッツリかつしなやかにかかります。

シティーポップからヘビメタ、ヒップホップ、クラブミュージック全般など、どのジャンルでも広く深く効果をもたらします。

SPL社は、どの製品においても115Vでの使用を推奨しています。よって優秀なステップアップトランスに加え、ホスピタルグレードのパワーケーブルと共に使用すれば、100%近い実力が引き出されるのではないでしょうか。

抜きんでた性能を持ちながらも、知名度が無くマイナーな存在なのが惜しむべき点ですが、他社のハイスペックマイクプリやチャンネルストリップを使用しても今一つ物足りない人には、ピッタリな逸品だと思います。

価格も他社と比べ安価なので、気になる方は是非チェックしてみてください。


【今月のMV】羊が眠ル夜に「ピカレスクを探して」

https://www.youtube.com/watch?v=bZp0WjWjxI4

今どきのJ-POPのMVかと思いきや、細部に深いこだわりが感じられる作品。楽曲も、あえて定番から少し外すセンスに着目したい。メインボーカルと絶妙に絡むコーラスワークも聴きどころだ。


Sight Seeing

注目度の高いバンド・アーティストのプライベートスタジオをご紹介します。

◆ご挨拶

千葉県在住で音楽活動をしております "千田 恭平(ちだ きょうへい)" です!

今回は貴重な機会を頂きまして、私の音楽制作環境を紹介させて頂きます。

◇機材紹介

〇Tascam Model-16

 

PCと繋いでオーディオIF兼ミキサーとして使用しています。

チャンネル毎に、切り替えスイッチ一つで簡単に用途を切り替えられる利便性を、特に気に入っています。

音もTascam社の製品らしく、しっかりとレンジや奥行きを確保しつつも、色付けの少ない音質も評価している点です。

 

●Fostex CR500

 

CD-RWマスターレコーダーとして、主にCD-Rを作成する際に書き出し用途で使っています。

アナログテープライクな少しざらっとした質感で仕上がるので、その効果を狙った質感にしたい時は、迷わず選ぶ機材の一つです。

 

〇Tascam SX-1

現在メンテナンス中ですが、追々マスタリング用機材として運用予定です。

稼働出来たら、音録りも行っていきたく思っています!

 

 ●DENON DN-F650R

上記のModel-16のMain Outから繋いで、最終的な出力クオリティはこちらの出音を確認して調整しています。くっきりと一つ上の解像度で鳴らしてくれるので、どの制作も大変重宝しています。

入出力のカバー範囲が広いのも気に入ってます。

 

〇KORG B-2

作曲、MIDI鍵盤、ライン録音用など作編曲の場面で大活躍しています。

内臓のピアノ、エレピ、オルガン系の音色クオリティもとても高く、打ち込み音源でイマイチ納得できない時にそのままライン録音をすることも多くあります。

 

●Acoustic ベースヘッド

ベースの録音時に主に使用しています。

ヤフオクで購入したもので前のオーナーさんが特別カスタムを施しており、ヘッドからライン出力して録音できるようになっています。

音としてはムチっと気持ちのいいラインを見せつつ、太さもしっかりとある頼もしい音です。

 

〇Roland sp404 MkⅡ

 

サンプラー&リズムマシンで、編曲時のネタ探しや音色追加などに主に使用しています。

またコンプや空間系エフェクトのかかり具合も非常に良くミックス時にエフェクターとして使用することも多々あります。

 

●その他ケーブル周り

 

USBはAET製のものを使用。扱いやすいスピード感とレンジの広さから取り入れて使用しています。

電源ケーブルは過去にAcoustic revive, OKUTSUDENKOなど色々と使ってきましたが、現在は個人で製作をされている方から仕入れたものにほぼ統一して制作環境を構築しています。

(自分が表現したい音楽性に対して一番相性が良かった為)

 

メインマイク

◆CAD E300S

 

メインで使用しているマイクです!主に歌録りで使用しています。

くっきり見えてくる立体感や、レンジが広い上でしっかりとリッチな高音域を捉えてくれるシルキーな質感が魅力的です。

個人的には別でルームマイクを立てておいて、それと組み合わせて気持ちのいい立体質感に調整することが多いです!

 

❏制作実績

普段は自分の音楽活動の傍ら、オーダーを頂いた時に、制作のお手伝いやライブのサポートをしております!

基本的にどなた様でも承らせて頂いておりますので、下記音源などご覧になりまして、気になった方は是非お気軽にお声がけ下さい!!

ちょっとした交流とかでも大歓迎です!

オファーはこちらから⇒ k.sou.music@gmail.com

千田 恭平(主に自分のオリジナル楽曲を歌モノ/インスト問わず創って発信しています!)

https://www.youtube.com/channel/UCyObxvb2dRlrJZ8RacrnyVQ

カカシカシカカ

(ボーカル・ギターをしているメインバンドで、制作時にはミキシングも担当しています!)

はじまる

https://youtu.be/jWuCBi-GsEk?si=Xg4LQONinpbaS3QB

アトラス

https://youtu.be/B0cVOMa9ZQ0?si=1OUb31TpZPeggzcn

MIKKAGO(ボイスドラマ作品で主にミキシングを担当)

https://www.youtube.com/@MIKKAGO_official35

その他メジャー/インディーズ、プロ/アマ問わず音楽制作に携わっているので、これからも携わらせて頂けたら幸いです!

ご一読誠にありがとうございました!!!


【樫村 治延(かしむら はるのぶ)】

STUDIO CHAPTER H[aus](スタジオチャプターハウス)代表

レコーディングエンジニア・サウンドクリエーター

Whirlpool Records/brittford主宰

専門学校非常勤講師、音楽雑誌ライターとしても活動

全国流通レベルのレコーディング、ミックス、マスタリング、楽曲制作を年間平均250曲以上手掛ける

スタジオについての詳細は http://www.chapter-trax.com/ をご覧ください

ラジオ川越 第2・4水曜 23:30 ~ 24:00 「Music Translation」放送中

7月分の放送は7月10日(水)24日(水)

出演 樫村治延

番組は「Listen Now(JCBAインターネットサイマルラジオ配信)」でリアルタイム聴取できます

https://www.jcbasimul.com/radiokawagoe

(コミュニティFMなのでRadikoでは聞けません、ご了承ください)

当スタジオで制作されたアーティスト作品の一部をご紹介します


 HOPHEADIPA「モノクロームの華」

80’sメタル、デスメタルに加え、2020年代ニューメタル要素、プログレ要素のエッセンスも見え隠れする期待のヘビーメタルバンドのフルアルバム。ラウド系ライトリスナーからヘビーリスナーまで、全てにおすすめ。


詩音空楽「無敵 Moment

ZTTレーベルに代表されるようなUKエレポップをベースに、ボコーダーで加工されたウイスパー系デジヴォイスが有機的に絡む楽曲。当スタジオは作編曲、REC、MIX、マスタリングすべてを担当。


Total Feedback 2024

ジャパニーズ・キング・オブ・シューゲイザーと称されるバンド『cruyff in the bedroom』の中心人物ハタユウスケ氏が主宰するイベント『Total Feedback』の企画コンピレーションアルバム。今回が5作目にあたり、個性豊かな12組の楽曲が堪能できる。


【今月の動画】

くりっぱーチャンネル

#02 “STUDIO CHAPTER H[aus]” -Harunobu Kashimura- 樫村治延さん KURIPPER SYNTHETIQ TALK

https://www.youtube.com/watch?v=eM4b2Ui7rUc&list=PLVPI-2ZiJJbSK4gNXoLt1WMxbx2N8NSLz

テクノ、ニューウェーヴ、インダストリアル、80s / 90s、シンセポップ、民族音楽、プログレッシヴ・ロックなどに影響を受け、現在DAW、シンセサイザー、ギターを使った楽曲制作の他、ライブ活動や歌モノ制作などの活動をされているKurippertronixxxさんのYoutubeチャンネルに、樫村が出演させていただきました。

CHAPTER H[aus]エンジニア 樫村治延の セルフRECはプロRECを越えられるか? 第114回

来たる6月26日、私 樫村が川嶋志乃舞氏(CHiLi GiRL)と結成したエレクトロ・ドリームポップユニット

「ELECTRIC FOUNDATION」の楽曲が収録されたコンピレーションアルバムが発売されます。

川嶋志乃舞氏は、津軽三味線奏者および「CHiLi GiRL」の名称でシンガーソングライターとしても活動する、伝統芸能ポップアーティスト。

ELECTRIC FOUNDATIONではボーカリストとして、唯一無二のきらびやかな歌声を聴かせてくれます。

そして、我々が参加したコンピレーションアルバム「Total Feedback2024」を企画しているのは、国内シューゲイザーバンドの代表格「cruyff in the bedroom」のハタユウスケ氏。

ハタ氏が毎月1回、ライブハウス高円寺HIGHで定期開催している名門シューゲイザーイベント「Total Feedback」から端を発したこのコンピ盤は、今回が5作目となります。

ELECTRIC FOUNDATIONの他にも、国内から選りすぐりのシューゲイザー、ドリームポップ、エレクトロのアーティスト計12組が参加しています。全国発売に加え、海外でのリリース、配信も決定しました。

 

Total Feedback 2024 Trailer

https://www.youtube.com/watch?v=s9E88q3TMBY

 

ちなみに、川嶋氏、ハタ氏は、私同様ジャングルライフの連載も担当しています。

こちらも是非ご一読ください。

CHiLi GiRL CULTURES’ BackPacker

https://www.jungle.ne.jp/serial_author/cultures-backpacker/

ハタユウスケ FEEDBACK TALK

https://www.jungle.ne.jp/serial_author/feedbacktalk/


【今月の動画】

くりっぱーチャンネル

#02 “STUDIO CHAPTER H[aus]” -Harunobu Kashimura- 樫村治延さん KURIPPER SYNTHETIQ TALK

https://www.youtube.com/watch?v=eM4b2Ui7rUc&list=PLVPI-2ZiJJbSK4gNXoLt1WMxbx2N8NSLz

テクノ、ニューウェーヴ、インダストリアル、80s / 90s、シンセポップ、民族音楽、プログレッシヴ・ロックなどに影響を受け、現在DAW、シンセサイザー、ギターを使った楽曲制作の他、ライブ活動や歌モノ制作などの活動をされているKurippertronixxxさんのYoutubeチャンネルに、樫村が出演させていただきました。


Sight Seeing

注目度の高いバンド·アーティストのスタジオをご紹介します。

 

栃木県小山市で営業中のリハーサルスタジオ「Studio 666」代表の類家(ルイケ)と申します。

当スタジオは、私自身がバンド活動に勤しんでおりました若かりし頃に

「自分の街にこんなスタジオが在ったらなぁ…」を具現化した仕様となってます。

○広くなくて良いから低料金

○いつも綺麗な室内

○ちゃんとスタンダードな機材

○デッドな音響でセルフRECも可

○そして色々と融通が利く(笑)

等々をコンセプトとしております。

 

 

*近郊にお住まいで初めましての方は、是非1度「Studio 666」をご利用くださいませ。

https://select-type.com/s/studio_666

*同一館内にて、レンタル道場・多目的スペースの「仁友館」も営業しております。

武道・武術/ダンス/その他、幅広い用途でご利用いただけます。

https://select-type.com/s/jin-yu-kan

*そしてもう1つ、こちらが当店の主業務となるのですが、更に同館の【エレキベース工房 KRCraft】で、

マジックテープ不要なエフェクターボード PEDAL BASE の製造販売を行っております。

KRCraft 公式ショップ 

https://krcraft.official.ec

未だご存知のない方でエフェクター愛もお持ちの方は、こちらも是非ご覧くださいますと幸いです。

7月には Studio 666 運営のレコードレーベル「Senju RECORDS」立ち上げの予定です。

様々な事業に手を出してますので、SNS のアカウント等も多々ございますが、

以下の公私混同アカウントを覗いていただけると大変嬉しいです。

 

https://www.instagram.com/666_cat_manager/

この度は、ご紹介いただき有り難うございました。

Rental space RUIKE Studio 666 / 仁友館 / KRCraft(類家)


【樫村 治延(かしむら はるのぶ)】

STUDIO CHAPTER H[aus](スタジオチャプターハウス)代表

レコーディングエンジニア・サウンドクリエーター

Whirlpool Records/brittford主宰

専門学校非常勤講師、音楽雑誌ライターとしても活動

全国流通レベルのレコーディング、ミックス、マスタリング、楽曲制作を年間平均250曲以上手掛ける

スタジオについての詳細は http://www.chapter-trax.com/ をご覧ください

ラジオ川越 第2・4水曜 23:30 ~ 24:00 「Music Translation」放送中

6月分の放送は6月12日(水)26日(水)

出演 樫村治延 サイエンスライター荒舩良孝氏 フリーアナウンサー荒舩裕子氏

番組は「Listen Now(JCBAインターネットサイマルラジオ配信)」でリアルタイム聴取できます

https://www.jcbasimul.com/radiokawagoe

(コミュニティFMなのでRadikoでは聞けません、ご了承ください)

当スタジオで制作されたアーティスト作品の一部をご紹介します


 

THE JEALOUSYS Summer Beach Hip

R&Rやオールドロックを基調としたロックバンドのデジタルシングル。勢いと渋さがバランスよく同居した、心地よく存在感のある楽曲。良い意味で聴き手を選ばない作品。


 

MONSTER GannMONSTER Gann其ノ参」

スタンダードなロックやパンクをベースに、エモやオルタナティブが縦横無尽に交差するソリッドな音源。疾走感も好印象で、ライブでも映えそうな楽曲だ。

CHAPTER H[aus]エンジニア 樫村治延の セルフRECはプロRECを越えられるか? 第113回

Sight Seeing

注目度の高いバンド・アーティストの音楽スタジオをご紹介します。


群馬県館林市に在住している、植木嘉朗(ウエキヨシロウ)といいます。

陽のあたる隠れ音楽スタジオ「flower pot studio」を家族と一緒に運営しつつ

作曲~マスタリングまでを自分1人で行う形で楽曲制作、アーティスト活動もしています。

現在は、楽曲完成のクオリティがようやく納得いくレベルになってきたので

バンド活動、ソロ活動も含めて、模索しつつ制作をする日々を送っています。

 

<音楽スタジオ+録音機材>

 

1階にある、貸出もしている音楽スタジオです。

オーソドックスな機材ですが、それぞれのパートが聴きやすいように調整しています。

自分で演奏し、レコーディングを行う際は、ここで録音する事が多いです。

録音機器はTASCAM Model24やfostex vf160exを使うことが多く

中継地点にTASCAM MIDISTUDIO 644(カセットMTR)を使用する事もあります。

 

プリアンプは下から

focusriteのvoicemaster

tc electronicのgold channel

ベリンガーのコンポーザーを挟んで

dbx 376

joemeek threeQ

grace designのm101です。

その上はスプリングリバーブです。

ミックスマスタリングルームにあるGoldMikeも使用することがあります。

 

<ミックスマスタリング部屋、電源>

 

ミックスマスタリングルームでは、スタジオチャプターハウスにならって

メインのスピーカーとサブスピーカー、ラジカセとヘッドホン、という

4つの聴き方ができるように調整しています。

下で紹介しますが

「LUNA(DAW)→Model24→BBEやMixmaster×2+その他→TASCAM sx-1→TASCAM SS-CDR200」

という流れでのルーティングが多いです。

 また、MTR好きなので棚に沢山並んでいます。

電源には現在はアイソレーショントランスを使用しています。

ノイズを一旦熱に変える方式でノイズレスにしつつ、私独自の方法で電磁波対策も行っています。

 

<機材ルーティング>

機材ルーティングを再度説明します。

まずMACにて「LUNA」のDAWに音源をトラック毎に送ります。

UAD apolloをサブDSPとして使用しつつModel24を外部ミキサーとして使用します。

この際USBが良くないと音の生気がなくなってしまうため

アコースティックリバイブのUSBを使用しています。

次にBBEを通して調整したあと、focusriteのMixmasterを2台通してマスタリング前半を行います。

場合によってGoldchannelを通して真空管要素を入れたりもします。

マスタリング後半はTASCAM sx-1。

チャプターハウスより譲り受けた品です。

ここで最終的なEQやコンプ処理を追加してSS-CDR200に送って終了です。

レッドブックを作る際はSX-1で終わります。

 

<マイク類  

ひとつひとつの説明は割愛しますが

マイク類については、個人的にリボンマイクが「自然に録音する」という意味だけで言えば

コンデンサーよりも上を行っていると感じているため

リボンマイクをアンビエンスとして使用する場面が多いです。

メインのマイクはsamaraudioのVL37。

これが上記にあった「自然な音」という意味では、持っている限りで最も優秀です。

全体の音を自然に録音した上で、補完したい部分をコンデンサーやダイナミックを使用して録音しています。

 

<その他>

最後に、その他という事で機材を幾つか紹介します。

 

左からIzotope spire、ピーターソンのチューナー、アマテラスブランドのトランスとファンタム電源です。

あとはエフェクター。

Izotope spireは、気軽にどこでもある程度のデモを録る事のできる近代型MTRのようなものですが

その際のエフェクトが飛び道具として優秀なため、録音の際に一緒に並べたりしています。

ピーターソンは、チューナーの中では同価格帯で最も精度が高いと感じています。

純正律にも対応するくらい、ひとつひとつのテンプレートもしっかり設定されています。

高品位なプリアンプには、トランスや優秀なファンタムが必ず搭載されており

それが聴いた際の心地良さや音同士の混ざりやすさを促進します。

アマテラスブランドは「高品位な機材からトランスやファンタムだけを抜き取ったような商品」を

作ってくれていますので、こちらも重宝して使わせて頂いています。

電源環境のためにパッシブタイプの使用です。

これがあるのとないのでは大分違います。

 

■ueki/OH MY GODDESS!!

→fostex vf160exのみで14トラックで制作した原曲音源です。

Model24での本制作は現在進めています。

https://on.soundcloud.com/r5HKQWNY4AYncBUs8

■Flower Pot Studio ホームページ

https://flowerpotmusic.com

■Instagram

https://www.instagram.com/flowerpotst.art


PUSH UP INSTRUMENT

TASCAM DV-RA 1000HD

DV-RA1000HDは、マスターレコーダーの名機と言われたDV-RA1000(20年程前にリリース)の後継機です。

現在主流となっているDAWソフト内のバウンスでマスターを制作する方法ですが、音像が平面的になるのが欠点です。その欠点を補うのが、DV-RA1000HDなどのマスターレコーダーです。

中位クラス以上のマスターレコーダーを使用してマスターを制作すれば、立体感はそのままのファイルが作れます。電源、ケーブルを強化すれば、一層効果的です。

更にこのDV-RA1000HDは、AD/DAコンバーターとしても非常に優秀です。

上位クラスのオーディオインターフェースと比較しても、同等かそれ以上の実力を発揮するだけでなく、内蔵されているマスタリング系エフェクトは、最新のプラグインでも成し得ない秀逸さをもっています。

加えて、PMCフォーマットのみならずDSDフォーマットにも対応しており、全く隙が見当たりません。

(注)DSDの場合、内蔵エフェクトは使用できません

主な接続例↓


【樫村 治延(かしむら はるのぶ)】

STUDIO CHAPTER H[aus](スタジオチャプターハウス)代表

レコーディングエンジニア・サウンドクリエーター

Whirlpool Records/brittford主宰

専門学校非常勤講師、音楽雑誌ライターとしても活動

全国流通レベルのレコーディング、ミックス、マスタリング、楽曲制作を年間平均250曲以上手掛ける

スタジオについての詳細は http://www.chapter-trax.com/ をご覧ください

ラジオ川越 第2・4水曜 23:30 ~ 24:00 「Music Translation」放送中

5月分の放送は5月8日(水)22日(水)

出演 樫村治延 サイエンスライター荒舩良孝氏 フリーアナウンサー荒舩裕子氏

番組は「Listen Now(JCBAインターネットサイマルラジオ配信)」でリアルタイム聴取できます

https://www.jcbasimul.com/radiokawagoe

(コミュニティFMなのでRadikoでは聞けません、ご了承ください)

当スタジオで制作されたアーティスト作品の一部をご紹介します


 

THE PENNY13Cookiee

USとUKのいいとこどりしている4ピースロックバンドのデジタルシングル。

洋楽が好きだという気持ちが至る所から感じられる。逆輸入的な思考が伝わるナイスサウンドだ。


 

みねのりか「時のカケラ」

童謡meetsジャズとでも呼べそうな新感覚ジャンルを追求する「みねのりか」の音源。

絵本作家でもある彼女の世界観が広がる作品。

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