音楽メディア・フリーマガジン

CHAPTER H[aus]エンジニア 樫村治延の セルフRECはプロRECを越えられるか? 第107回

前回は80年代中期~90年頃までの、シューゲイザー音像の代表例を記しました。

今回は90年~第一次シューゲイザーブームの終わる96年頃の音像に触れます。

90年代に入り、グランジ、オルタナ、ミクスチャー、ポストロック、デジロック、エレクトロニカ、ブラックメタル、ネオハードコアなどといった新しいジャンルが乱立し、シューゲイザーにも様々な影響が及びます。

個人的な記憶によれば「シューゲイザー」という名前が付け始められたのは、93~94年頃だったと思います。

80年代後半の音像と異なる点は、ギターを重ねる本数が格段に増え、ボーカルもリバーブ、ディレイをはじめ、フランジャー、フェイザー、オーバードライブ、ディストーションといったエフェクターをガンガンかけるようになったこと。

そのことにより、音域ごとの歪んだギターの壁と、ボーカルも歌詞がわかるかわからないかといった感じで「楽器の一部」と化していき、現在のシューゲイザーの源流になっていきます。

ボーカル、コーラス(たまにシンセなど)にはホールリバーブ2.5m sec~3.0m secをマストでかける

さらにコーラス、フェイザー、フランジャーなどをインサートでかける

ディレイ、オーバードライブ、ディストーションなどをセンド&リターンでかける

ギターには前回同様、下地にアーリーリフレクションをかけてから、必要に応じてホールリバーブをセンド&リターンでかけて、深くしていくのがポイント。


【今月のMV】髙岩大輝「台風前夜」

https://youtu.be/COXjkDWLhaY?si=FleMvYOsLpuTWHIN

ロック系をルーツに持つアコースティックギターの弾き語り、髙岩大輝氏の意欲作。聴き手が自然に引き込まれる魅力にあふれている。


【今月のちょいレア】ACOUSTIC REVIVE RPC-1KM

これは一体何?と思ってしまう独特のルックスだが、このRPC-1KMを部屋の壁コンセントに挿すだけで、部屋全体の電源事情が向上するインパクトのある製品。


【樫村 治延(かしむら はるのぶ)】

STUDIO CHAPTER H[aus](スタジオチャプターハウス)代表

レコーディングエンジニア・サウンドクリエーター

Whirlpool Records/brittford主宰

専門学校非常勤講師、音楽雑誌ライターとしても活動

ラジオ川越 第2・4水曜 23:30 ~ 24:00 「Music Translation」放送中

11月分の放送は11月8日(水)22日(水)

出演 樫村治延 サイエンスライター荒舩良孝氏 フリーアナウンサー荒舩裕子氏

番組は「Listen Now(JCBAインターネットサイマルラジオ配信)」でリアルタイム聴取できます

https://www.jcbasimul.com/radiokawagoe

(コミュニティFMなのでRadikoでは聞けません、ご了承ください)

全国流通レベルのレコーディング、ミックス、マスタリング、楽曲制作を年間平均250曲以上手掛ける

スタジオについての詳細は http://www.chapter-trax.com/ をご覧ください

当スタジオで制作されたアーティスト作品の一部をご紹介します


 

おどるアナグマ「I Don’t Need A Lover

ギターロックを基盤に、少々チルでオルタナ、かつハイアーなサウンド。自然に耳に入ってくる心地よさと彼女たちの個性が両立した作品。


 

NOODLES NOODLES

スタンダードロックを中心に、メロコア、パワーポップ、ノーマルパンク的要素が縦横無尽に交差する作品。等身大の間口の広さが好印象。


 

Markintosh Evil Street Fushidara – opp – feat . March On The Real (Ready or not remix)

オールドスクールHipHopに、現在進行形のネタが心地よく垣間見られる小粋な作品。ミドルクラス~ハイクラスリスナーに刺さるであろう。当スタジオではマスタリングを担当。


 

メキシコサラマンデル 「旅マンデル」

「何も足さず、何も引かず」という言葉がもろに当てはまるMix CD 。サンプル盤なのに完成度が高いだけでなく、ユニークなアイデアも乱発している点に注目。当スタジオではマスタリングを担当。


SLINGRIM 「飛行船」 

静と動を巧みに使い分ける、繊細なセンスとアイデアに満ちているオルタナティブサウンド。ポップ過ぎずマニアック過ぎず、なサジ加減が好印象。

CHAPTER H[aus]エンジニア 樫村治延の セルフRECはプロRECを越えられるか? 第106回

今回より「シューゲイザーのMIX」について取り上げていきます。

シューゲイザーの元を辿ると、80年代中盤のイギリスを中心に、サーフ・ガレージ、New Wave、ネオアコ、エレポップなどが変型した音楽ジャンルであると言われています。当時はまだシューゲイザーという呼び名はありませんでした。

その頃ギターを何十本も重ね録りするバンドは多くなく、ボーカルのリバーブも全開とまではいかず、ダブリングやハモリも多いにせよ、歌詞は何とか聴きとれる曲が程々あったと思います。

その時期のシューゲイザーの、代表的な音響配置図です。

 

全体の配置に対して、アーリーリフレクションとホールリバーブの使いこなしがポイントでした。

1988年発売のYAMAHA SPX900、SPX1000のプログラムがモロにハマったパターンです。

90年代に入り、オルタナ、グランジ、ミクスチャー、ニューメタル、デジロック、ポストパンクなどの要素が加わり、バリエーションを増やしながらシューゲイザーも進化していきます。音響的な変化も様々になっていきました。


【今月のMVCOLLAPSEPATH

https://www.youtube.com/watch?v=izaFGpN1uTU

国内を代表するシューゲイザーバンドの一つであるCOLLAPSE。スローからミディアムテンポの楽曲が多い彼らにしては珍しい、アッパーな一曲。例えるならMy Bloody Valentineの1stアルバム「Isn’t anything」の後半曲に、4AD色が追加されたとでも言うべきか。当スタジオではマスタリングを担当。


 【今月のちょいレア】Better maker Mastering Equalizer

アナログのマスタリング用アウトボードでありながら、質感は意外にクール。内部Mixをプラグインでマスタリングするプロセスでは成し得ない、正確なリッチさが堪能できる逸品。


【樫村 治延(かしむら はるのぶ)】

STUDIO CHAPTER H[aus](スタジオチャプターハウス)代表

レコーディングエンジニア・サウンドクリエーター

Whirlpool Records/brittford主宰

専門学校非常勤講師、音楽雑誌ライターとしても活動

全国流通レベルのレコーディング、ミックス、マスタリング、楽曲制作を年間平均250曲以上手掛ける

スタジオについての詳細は http://www.chapter-trax.com/ をご覧ください

 

【告知】コミュニティFM「ラジオ川越」にてラジオ番組始動

10月分の放送は10月11日(水)と25日(水)23:30~24:00より(第2・第4水曜日に放送)

番組タイトルは「Music Translation」

出演者はチャプターハウス代表 樫村と、サイエンスライター荒舩良孝氏、フリーアナウンサー荒舩裕子氏です。

番組は「Listen Now(JCBAインターネットサイマルラジオ配信)」でリアルタイム聴取できます。

https://www.jcbasimul.com/radiokawagoe

(コミュニティFMなのでRadikoでは聞けません、ご了承ください)

当スタジオで制作されたアーティスト作品の一部をご紹介します。


cruyff in the bedroom lazy sugar doll E.P.

ジャパニーズ・キング・オブ・シューゲイザーと称されるクライフの、数年ぶりとなる新曲。ポストグラム、R&R、ニューゲイザーがバランスよく融合した、存在感ある作品。当スタジオではマスタリングを担当。


 

RISKY MELODYReflection

CLUB CITTA' 川崎でのワンマンライブを大成功させ、2024年2月にメジャーデビューが決定しているRISKY MELODYのフルアルバム。前作よりもラウド路線にシフトし、自らの本質を見出した意欲作となっている。


 

KamaShow Soul Love

テレ朝系特撮ドラマ『獣電戦隊キョウリュウジャー』主題歌で歌手・鎌田章吾としてメジャーデビューし、2020年改名、再デビューしたKamaShowのフルアルバム。洋楽をこよなく愛する彼の本音が詰まった自信作。当スタジオでは、ほぼすべての楽器隊のレコーディングを担当。


 

DEAD STOCK Changing Scenery

従来のフューチャーレトロパンク路線から、ポストパワーポップ的要素を加味した挑戦作。攻守のバランスが素晴らしくコントロールされている点に注目。


 

MONSTER Gann MONSTER Gann其ノ壱」

ロックの様々な要素を取り込み、メンバーそれぞれのフィルターを通して、こだわりを出しながら構築されているGoodTune。何々風、とカテゴライズしにくい点に好感が持てる。

CHAPTER H[aus]エンジニア 樫村治延の セルフRECはプロRECを越えられるか? 第105回

今回から取り上げる話題は「ミックスダウンとマスタリングの同時作業について」です。

20年くらい前までのレコーディング作業においては「REC→MIX→MASTERING」という流れが必須でした。現在においてもこのパターンが主流なのは変わりません。

 しかし年々ハード、ソフトは凄まじい勢いで進歩している上に、マスタリングの在り方の解釈も変化しています。

同じアーティストが、同じスタジオ、同じエンジニアを使って完結している現場なら、やり方によっては

MIXとMASTERINGの同時作業が可能になるかもしれません。

また、個人やバンドにおいても、REC作業全般に長けていて、全曲を同じ環境で遂行している場合は可能になる確率が上がりそうです。


【今月のMV】おどるアナグマ「ひとりごと」

https://www.youtube.com/watch?v=-w5BHs-9pyM

フォーキーでソフトなオルタナティブさが漂う、3ピースガールズバンドのMV。

ありそうでなかなかない「エクセレントなポップネス」が全体から感じ取れる。


【今月のちょいレア】ORANGE ROCKERVERB100 MKⅢ & TH100

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数あるギターアンプの中で一番見た目のインパクトがあるブランド「ORANGE」の、2強アンプヘッド&キャビネット。このROCKERVERB100 MKⅢとTH100それぞれの特徴は、似ている部分5割、違う印象5割といった感じだろうか。


【樫村 治延(かしむら はるのぶ)】

STUDIO CHAPTER H[aus](スタジオチャプターハウス)代表

レコーディングエンジニア·サウンドクリエーター

Whirlpool Records/brittford主宰

専門学校非常勤講師、音楽雑誌ライターとしても活動

全国流通レベルのレコーディング、ミックス、マスタリング、楽曲制作を年間平均250曲以上手掛ける

スタジオについての詳細は http://www.chapter-trax.com/ をご覧ください

当スタジオで制作されたアーティスト作品の一部をご紹介します


 

AlterRe:TieTrust

ロックバンドのアナログ感と、時代に左右されないプログラミングから成る、ハイブリットサウンドが特徴の3ピースバンド。どちらにも偏らないバランス感覚が聴きどころの一つ。


 

マルジナリア団地sisters

80’s NewWaveやソフトサイケデリックでもなく、単なるオルタナ系でもない、良い意味でカテゴライズ出来ないユニット。一度聴けば脳裏に焼き付くことは間違いない。


 

unskilled START / OVER

ロックバンドの典型的パターンを巧みに少しずつ変化させ、One & Onlyなサウンドを構築しているバンドの最新作。地元千葉の中規模音楽フェス出演など、ライブ活動もますます勢いづいている。


 

TOYSUN

従来のTRAP、HIPHOP路線から、少々R&BやTRIPHOP的な要素も増え、良い意味で聴き手を選ばなくなってきているように感じるTOYの新作。フィーチャリング、コラボも充実してきており、ますます目が離せない。当スタジオではMix、Masteringを担当。


 

307.(temporary named) What We Lost Hold On

パワーポップ、メロコア、エモロック、ギターロック的な要素が自然に絡み合う作品で構成されたフルアルバム。前作よりはJ-ROCK寄りのような感じもするが、聴き手を広げるという意味で良い作用が起きそうだ。

当スタジオでは数曲分のドラムレコーディングを担当。


【告知】コミュニティFMFM川越」にてラジオ番組始動

第1回放送は2023年10月11日(水)23:30~24:00より(以降、隔週水曜日に放送)

番組タイトルは「Music Translation」、出演者はチャプターハウス代表 樫村と、サイエンスライター荒舩良孝氏、フリーアナウンサー荒舩裕子氏です。

番組は「Listen Now(JCBAインターネットサイマルラジオ配信)」でリアルタイム聴取できます、ぜひお聞きください。 https://www.jcbasimul.com/radiokawagoe

(コミュニティFMなのでRadikoでは聞けません、ご了承ください)

CHAPTER H[aus]エンジニア 樫村治延の セルフRECはプロRECを越えられるか? 第104回

CHAPTER H[aus]エンジニア樫村治延の セルフRECはプロRECを越えられるか? 104


今回はMixdownについて熟考してみます。

この連載でもMixdown(以下、Mix)について、いろいろと実践的に解説してきました。

セルフRECの場合は、そこそこの機材が揃っているメンバー宅で行うことが多いかと思いますが、メンバー立ち合いのもとで行うか、オンラインで行うかの2つに分かれるところでしょう。

レコーディングスタジオでMixを行う際、ここ20年くらいの傾向として、立ち合いMixよりオンラインMixが選ばれることが多くなってきているように感じます。

レコーディングエンジニアの方からオンラインMixを提案されることが多く、バンドマン側もそれが当たり前だと思っている、といった話をよく聞くようになりました。

例えば10年以上活動しているバンドで、過去7回のレコーディング経験のうち「ゼロから立ち合いのMix」経験が1回もない、といった事が結構あるのです。

改めて「立ち合いMix」「オンラインMix」それぞれのメリット、デメリットを考えてみました。

 

オンラインMixでよくある事例として

*とりあえずエンジニア1人で1回Mixをして、アーティスト側にネット経由でデータを送る

 

*アーティスト側から電話やメールなどで、1回目のMixについて感想、指示がくるが、同じ空間でリアルタイムでやり取りしていない分、お互いの説明がうまく伝わらなかったり、的外れな指示が来たりする

といったことが日常茶飯事に起こります。

同じ部屋で立ち合いMixをしていれば、5~10分で終わってしまうような説明や指示も、オンラインだと説明の行き違いや、お互いデータを確認するのに時間帯がすれ違ったりすることで、完成形になるまでに思った以上の日数がかかってしまうこともあるのです。


【今月のMV】羊が眠ル夜に「空想タクシー」

https://youtu.be/FcmqV1QYNl8

PUTIT PETITのメンバーによる別バンドのMV。パワーポップ、シティーロックなどを軸に、クールにまとめ上げられたセンスの良さに着目したい。アーティスティックなモザイクもユニーク。


【今月のちょいレア】Elektron analog RYTM 8Voice Drum Computer

スウェーデンの電子楽器メーカーElektronによる、アナログドラムマシンとサンプラーのハイブリッド機材。キャラクター、クオリティー、価格、そして目を引くデザインなど、国産ドラムマシーンとは全てにおいて相違点がある。


 【樫村 治延(かしむら はるのぶ)】

STUDIO CHAPTER H[aus](スタジオチャプターハウス)代表

レコーディングエンジニア・サウンドクリエーター

Whirlpool Records/brittford主宰

専門学校非常勤講師、音楽雑誌ライターとしても活動

全国流通レベルのレコーディング、ミックス、マスタリング、楽曲制作を年間平均250曲以上手掛ける

スタジオについての詳細は http://www.chapter-trax.com/ をご覧ください

当スタジオで制作されたアーティスト作品の一部をご紹介します


 

日々かりめろ「SeventhHaven

日々かりめろ通算7作目にあたるオリジナルフルアルバム。内容的には前作を踏襲しつつも、彼らにしか出せない味わいと余裕が随所からにじみ出ており、頼もしさすら感じさせる一枚である。


 

深川隆成 「流れ星」

様々なメディアに取り上げられ注目を集めるジャズシンガー。タイトル曲と、残り2曲とのコントラストも素晴らしい。


 

カカシカシカカ「ATRAS

タイトルからイメージされる、大平原が基軸となったエスニック風ビート。それらに連なる上モノとの辛みが実に音楽的だ。


 

深川隆成「愛の絆」

彼の代表曲と呼べそうなタイトル曲をはじめ、「As Time Goes By」「素敵な恵み(Amazing Grace)」のスタンダード2曲を収録。全ての世代に受け入れられそうな作品。


 

羊が眠ル夜に「空想タクシー」

王道のギターロック、パワーポップ、シティーロックを中心としたポップスの黄金律満載のリード曲。ボーカルとコーラスのシルキーなコンビネーション、バックサウンドの混ざり具合が素晴らしい。

CHAPTER H[aus]エンジニア 樫村治延の セルフRECはプロRECを越えられるか? 第103回

CHAPTER H[aus]エンジニア樫村治延の セルフRECはプロRECを越えられるか? 103


今回取り上げるのは画期的なマスタリング系アウトボードT.C.electronic のFinalizerシリーズです。

Finalizerシリーズのアウトボードは、宅録ヘビーユーザーでも「一体何なのか」と疑問に思うことが多いようです。

1996年ごろリリースされた初代Finalizerは、この一台の中にEQはもとよりマルチバンドコンプ、ノーマライザー、エキスパンダー、リミッターが凝縮された画期的な機種でした。当時の定価で35万円ぐらい、購入層もプロが中心だったこともあり「ハイエンドな実力を持った逸品」と言われていました。

この頃はプラグインもそこそこ出始めてはいましたが、ほとんどがオモチャレベルで、プロの現場では正直相手にされておらず、故にこのFinalizerに期待する人が玄人ほど多かった記憶があります。

翌1997年には更に機能を追加したFinalizer Plusをリリース。

さらにその翌年、96K対応フラッグシップモデルFinalizer 96Kがリリースされました。

前モデルと比較すると「AD・DAコンバーターの強化」「ディザーが3倍に増えた」「ダイナミックEQなど強力な項目の追加」など、シリーズ最高峰にふさわしいリッチな内容になりました。

また、廉価版にあたるFinalizer Expressもリリースされ、手の届きやすい価格設定も相まって、アマチュア上級者からセミプロあたりのユーザーの注目を集めました。

どの製品も現在では生産完了となっていますが、興味のある方は中古市場をぜひチェックしてみてください。


【今月のMVYAPOOL 「レイトショー」

https://www.youtube.com/watch?v=j33zm3Qf6Q0

ショートストーリーの中からYAPOOLというバンドの本質が垣間見える。


【今月のちょいレア】Fostex T-7

安価ながら上位機種と同レベルの音響製品を数多くリリースしてきたFostexが、20年くらい前に発売していたヘッドフォン。とにかくフラットでワイドレンジ、最新のハイエンドヘッドフォンと肩を並べられる実力が堪能できる。


【樫村 治延(かしむら はるのぶ)】

STUDIO CHAPTER H[aus](スタジオチャプターハウス)代表

レコーディングエンジニア・サウンドクリエーター

Whirlpool Records/brittford主宰

専門学校非常勤講師、音楽雑誌ライターとしても活動

全国流通レベルのレコーディング、ミックス、マスタリング、楽曲制作を年間平均250曲以上手掛ける

スタジオについての詳細は http://www.chapter-trax.com/ をご覧ください

当スタジオで制作されたアーティスト作品の一部をご紹介します


 

STAY FOR WELL Until The Summer Ends

パワーポップ、メロコア、エモロックの中間を行く、新進気鋭バンドのシングル。どの楽曲も適度に攻めつつ、背伸びはせず等身大で勝負している点に好感が持てる。


 

The Sticamor AMORMEALS

クールジャズ、コンテンポラリーフュージョン、ネオアシッドジャズなど、どこを切っても近未来的サウンドが楽しめるナイスなアルバム。常にイノベーター的感覚で新路を切り開いていく姿勢に脱帽だ。


 

Fumiya Kimura Intangible

とにかく玄人受けに振り切ったOne & Onlyなサウンド。縦横斜め、すべてに計算しつくされたフューチャーアンビエントミュージックは、最低限の音数で最大限の魅力をアピールしている。


深川 隆成「 STAND BY ME(そばにいて)」

BEN E.KINGの名曲であり、ジョン・レノンをはじめ世界中のミュージシャンがカバーしているSTAND BY MEを、深川 隆成が絶妙な日本語詞に翻訳、歌いあげた作品。


YAPOOLImagination

王道R&Rにナイスな不純物が絡み合う作品。既存のロックに飽きてきた人にこそ聴いてほしい。 

CHAPTER H[aus]エンジニア 樫村治延の セルフRECはプロRECを越えられるか? 第102回

CHAPTER H[aus]エンジニア樫村治延の セルフRECはプロRECを越えられるか? 102


今回取り上げる機材はALLEN & HEATHのデジタルミキサーSQ-5です。

 

ALLEN & HEATHはアナログ、デジタル問わず、クオリティーの高い様々なグレードの製品をリリースしています。PA、レコーディングのどちらにもいける製品も数々存在し、写真のSQ-5もその類に属する実力機です。

マイクプリはもちろん、ADコンバーター(アナログ信号をデジタル信号に変換する重要なパーツ。カメラに例えるとレンズにあたる部分)やリバーブを始めとするエフェクター全般の実力は、内臓エフェクターと一言で表現できないくらい音楽的なクオリティーを誇ります。その優秀さは最新型プラグインを圧倒するほどです。

インターフェース機能も充実しており、USBケーブル1本でPCと接続して簡単に作業出来ます。

 

さらに特筆すべきは、32ch分までDAWとのパラ出しが可能、つまりハイスペックなデジタルのサミングアンプとしても使用できる点です。

DAW内部でのミックスは飽和状態になりがちで、この点でもSQ-5の実力には抜きんでる優秀さが感じられます。

サミングアンプを使用したことのある人にしか理解しにくいかも知れませんが、このミキサーはゆとりのある立体感的音像が演出しやすくなる、ハイクオリティーに直結するワークフローだと確信しています。

「録り音は結構良いのにミックスがうまくいかない」とお悩みの方に、まず試してほしいプロセスの1つと言えそうです。


【今月のちょいレア】Bettermaker MASTERING LIMITER 2.0

 

大好評だったMASTERING LIMITER 1.0の後継機。1.0よりも、かゆいところに手が届く製品に仕上がっている。アナログ機とは思えないほど細かな設定をPCからコントロール出来るのだが、2.0ではより多くのコントロールが可能となっている。


【今月のMVYU-DAI Not A Husler


https://www.youtube.com/watch?v=MhtrQNrD7FY

今どきのシティーポップ、R&Bをベースに、最先端トラップやEDM要素を一度分解後、再構築するようなハイエンド作品に仕上がっている。


【樫村 治延(かしむら はるのぶ)】

STUDIO CHAPTER H[aus](スタジオチャプターハウス)代表

レコーディングエンジニア・サウンドクリエーター

Whirlpool Records/brittford主宰

専門学校非常勤講師、音楽雑誌ライターとしても活動

全国流通レベルのレコーディング、ミックス、マスタリング、楽曲制作を年間平均250曲以上手掛ける

スタジオについての詳細は http://www.chapter-trax.com/ をご覧ください

当スタジオで制作されたアーティスト作品の一部をご紹介します


 

TOY Loyalty

変わらず安定したハイクオリティーなHipHopを提供してくれる、TOYの意欲作。トラップ、HipHop、New R&Bの要素が交差する点が印象的。


 

MASHIRA 「思考回廊」

もろ主流ではないが、サブでもないHipHop系アーティストMASHIRAのシングル。楽曲の展開やリリック、声色の絡みが絶妙な作品。


 

おどるアナグマ 「ひとりごと」

多少強引な言い方をすると「少しフォーキーな“赤い公園”」といった感じか。どこか新鮮でなつかしいサウンドが印象的。平凡な歌詞の中にもさりげなく個性が光る。


星野由美子「 Chocolate Revolution

2023年2月に開催されたイベント「MITO世界チョコレートフェスティバル」のテーマ曲に起用された。少しジャジーなPOPSで、これまでの彼女の音楽性にはない新局面となっている。


 

ZERo graffiti

ロジャーニコルス&スモール・サークル・オブ・フレンズを筆頭に、ソフトロック、渋谷系エッセンスが随所に散りばめられたニューポップチューン。当スタジオでは、作曲、レコーディング、マスタリングを担当。

CHAPTER H[aus]エンジニア 樫村治延の セルフRECはプロRECを越えられるか? 第101回

【特集アーティスト】

エマージェンザ・ジャパン2022の優勝バンド「パノラマとラボラトリー」がニューリリース

*プロフィール

坪井洋(drs.)がキースジャレットの影響を受け、北欧でジャズの勉強をしたいと思い海外修行を決意。

カナダ・スウェーデン・ドイツと渡り、ジャズフェス・ラジオ出演・ヨーロッパツアー等、音楽修行・活動を続けるうちに、ヨーロッパでは若者音楽と発展をしており、ジャズで培った能力を様々な音楽活動に繋げていることに感銘を受け、ジャンルを超えた音楽活動を目指したいと思うようになる。

帰国後、ジャンルを飛び越えた音楽活動の実現をするためメンバーを探し、同じくヨーロッパ音楽に影響を受け作編曲家としても活動していた森田珠美(key.)と出会い、ボーカルを加え、現在のパノラマとラボラトリーの基礎ができる。

その後、コロナ禍中にボーカルが体調を崩し無期休業となり、ボーカルを新しく探すことになる。

ジャンルを飛び越えた音楽のコンセプトは変わらず、電子サウンドを軸によりポップな音楽性に発展させ、2021年パノラマとラボラトリーとなる。

エマージェンザ・ジャパン優勝など躍進を続けるも、1年半でボーカル脱退。

そして1000人以上のボーカルを聴き、探し続けた中からaya (vo.)という若き才能を見つけ出し、2023年に新生パノラマとラボラトリーが誕生する。

ドイツ・台湾・ミャンマー・メキシコ等海外演奏、日本でも騎馬武者ロックフェス・アースガーデン等大型フェス出演。

ユーハイム・JILLSTUARTなどCM音楽、ラジオ音楽プロデュースなど制作・提供多数。

現在狛江エフエムでレギュラー番組を持ち、音楽解説もしているYoutube登録者数3000人以上と躍進中。


.音楽活動を始めたきっかけ

aya(vo.)

小さい頃から歌うことが大好きで、ずっと密かに歌を仕事にしたいと思っていました。

しかし、恥ずかしい気持ちが勝ってしまいなかなか行動に移せず、気づいたら大学生に。

大学に入ったもののコロナで家から出られない期間が続き、何か始めなくては!!と思ってアコースティックギターを購入。毎日練習に明け暮れました。

それがきっかけで、作詞作曲やギター弾き語りでのSNS活動・ライブ活動を行うようになり、本格的に音楽活動を始めました。

森田珠美(key.)

小さい頃からピアノを習っていたものの音楽活動をしたいという発想には至らず、高校生になり流行っていたメロコアを聴いて、バンドしたい!と初めて思うようになりました。ベースがやりたくて購入、でも恥ずかしくてバンドしたいと言い出せずそのまま大学生に。

大学時代、鍵盤としてようやくバンドに入ることができて人と合わせる楽しさを知り、色んなライブに参加するようになりました。

坪井洋(drs.)

中学生の時に先輩たちのバンド演奏を見てバンドをやりたいと思い、前に出過ぎたくなという理由でベースかドラムで迷い、兄がスティックを持っていたことを思い出し、ドラムを選ぶ。

中高時代ほとんど音楽活動はできなかったがプロへの夢は持ち続け、特にTOTOに傾倒。

大学入学後ようやくドラムをできると思い、上手くなるためにはジャズだ!という偏見でジャズ研に入り、今まで聞いていたジャズはフュージョンであることを知るとともに、メロディアスなアプローチのドラムに感銘を受け、ジャズからドラムを本格的に始めました。

 

2.エマージェンザ・ジャパンの優勝バンドとしてドイツの野外フェスに出演されましたが、日本とドイツのライブシーンの違いについてどう感じましたか

シーンではないかもですが、1番感じたことは演奏に対する反応です。

全く知らないバンドで、しかも日本語で歌う僕らの演奏を受け入れ大絶賛してくれました。

ノリノリになってくれたことはもちろん、最終的には音楽に合わせて手を振ってくれました。

実はこちらから促そうと考えていたのですが、その前にウェーブが起きびっくりしました。

終わった後、他のミュージシャンたちが大勢待っていて「最高だった」とハグの嵐がすごかったです。

会場でも観客が何人も「演奏してた人だよね」と言って、感想を伝えてくれました。

言葉がわからない知らないなど関係なく”良いものは良い”と認めてそれを表現する力は、日本と大きく違うと感じました。

観客の年齢層もバラバラで、カップルや親子など若い人たちはもちろん年配の方も多く、日本の大きな祭りのようにいろんな人たちがそれぞれ楽しんでました。

おじいちゃんらしき人たちが踊りまくっていたのとか、本当にびっくりしました。

あとは、クオリティの高さです。一見適当にやってるような雰囲気を感じるのですが、ミュージシャンもPAもその他スタッフも実際になると完璧。しっかり作り込まれている背景も感じられ、そのギャップに驚かされました。

目指す型があるというより、そのものの良さや楽しみを引き出すことを実現するために行っているという自由さを感じ、僕らの引き出しを新たに見つけさせてくれたように感じます。

どっちが良いということでなく、日本ではなかなか感じない自由さであり厳しさだと思いました。

 

.今回のミニアルバムの聴きどころ

なんといっても新ボーカルのayaの歌声です。

22歳ってこんなにできるの?という技術力も驚きですが、歌声がストレートに心に届く力を持っているんです。

そして海外での経験で得た”J-POPは世界で通用する”という自信のもと、よりPOPの可能性に挑戦する音楽を目指して作った楽曲が揃いました。

それが合わさったらこんな世界になるんだ、というところを聴いていただきたいです。

 

.これからの国内外の音楽シーンはどうなっていくと思いますか

海外は「国や文化・親しんできた音楽を活かし昇華させている」ものが、さらに多様に評価されていると感じます。例えばBTSさんやAURORAさんのような方々です。

アフリカンの音楽がそうだったように、昔からある流れですがネットによる情報量の拡大が垣根をかなり取っ払い、これからも加速していくのではと思います。

日本は「輸入し自分達の中で生産消費が中心」のシーンで成長をしてきたと思います。

そしてネット時代の流れがきたことにより、質の向上と多様性の芽ができてきている感じがします。

ですので、これから日本の音楽シーンは、例えばアニメのように「独自の背景を持って昇華したもので世界と伍していく」のか「自分達の消費中心のままでいく」のか、また「模倣の時代に戻る」のか、の分かれ目のような気がします。

パノラマとラボラトリーは、昇華したJ-POPとして世界に伍するようなバンドを目指していきたいと思います。

 

.今後の展望

ボーカルが新しくなりパワーアップしたばかりなので、日本での地盤を今年一年で作り上げたいと思います。

その最中も海外のチャンス・挑戦にも挑み、世界への流れも作っていきたいです。

世界のフェスにも出ているパノラマとラボラトリーが、武道館を満員にすることが目標です。


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*最新アルバム

透過性ニュートラル

レコード番号:MZK-0007

発売元:ブリッジ

レーベル:MUZIKO

販売店:TOWER RECORDS・HMV等全国CDショップ他、アマゾンなどで5月31日発売

配信先:iTunes Store、Apple Music、Spotifyなど各種で配信

*ライブ情報

5月31日より西日本レコ発ツアー開始!

5月31日京都MOJO

6月4日和歌山CLUB GATEなど


【深掘り機材】

今回はForcusrite のマスタリング系アウトボード Mixmasterを深掘りします。

2001年に発売され、Forcusrite プラチナムシリーズの最上位モデルとして君臨していた名機です。

新品時の価格は¥188,000で、ライバル機はDBX QuantamやT.C.electronic Finalizerシリーズなど。

ビートルズのプロデューサーである、ジョージ・マーティンも使用していたことでも話題となりました。

Mixmasterは一部を除いてアナログな機材なのが特徴であり、音質もフルデジタルの機種と比較すると「アナログらしいまろやかでタイトな音」で、オールマイティーに使えそうです。

特にマルチバンドコンプのかかり具合が特徴的です。

音量50%くらいから入力

少しずつ増やす

LOW MID HIGHいずれかのリダクションが -3dBあたりで泳ぐくらいに設定

各コンプの音域を上下させ、安定している所に決定

一番右側にあるリミッターボタンを押し、トータルリミッターで音量のピークを整える

EQをいじる

以上のやり方が一番の近道になりそうです。

前面パネルの右側にあるステレオイメージコントローラーはM.S処理用なので、左右には相当広がりますが位相があまり揃わず、おすすめしません。

ADコンバーターは中域~高域がややブライトな感じなので、低音をコントロールするときはEQとセットで追い込むのがベターでしょう。

また、信頼できるワードクロックジェネレーターからワードクロックを送ると、嫌みのない程度にシャキッとします。

最新型のマスタリング系プラグインを駆使しても、Mixmasterの領域にはまだまだ到達できないのでは、と感じてしまいます。

<代表的な接続例>


【樫村 治延(かしむら はるのぶ)】

STUDIO CHAPTER H[aus](スタジオチャプターハウス)代表

レコーディングエンジニア・サウンドクリエーター

Whirlpool Records/brittford主宰

専門学校非常勤講師、音楽雑誌ライターとしても活動

全国流通レベルのレコーディング、ミックス、マスタリング、楽曲制作を年間平均250曲以上手掛ける

スタジオについての詳細は http://www.chapter-trax.com/ をご覧ください

当スタジオで制作されたアーティスト作品の一部をご紹介します


Deux_DalpiaMystical ~ひめとほりー~」

国内屈指のハンマーダルシマー奏者 田辺紀子氏と、ピアニスト三田﨑麻由氏によるユニットDeux_Dalpia(ドゥ・ダルピア)のミニアルバム。ピアノの祖先といわれるペルシャ起源のエキゾチックな弦打楽器ハンマーダルシマーの音色は、エアリーでブライトな存在感に満ち、心地よいひとときが楽しめる。


 

YAPOOL 「レイトショー」

従来のR&R・初期パンク・ガレージサウンドを、ワイルドかつ緻密に改定したロックバンドのシングル。単なる60~70年代リバイバルに終始せず、現在進行形の旬ネタを手際よく取り込む点に非常に好感が持てる。


 

安達勇人 CREWS

声優・俳優としても活躍するアーティスト安達勇人氏の最新アルバム。色とりどりのポップチューンが炸裂している意欲作。当スタジオでは「黎明DANCE」「サヨナラだけじゃ味気ない」のREC、MIXを担当。


 

PSYCHO FREAK OVER KILL

90’sオールドメロコア、2000年代パワーポップ、そして最新型パンクロックをほんの少し取り入れたマキシシングル。リアルタイム世代よりツボを心得ていそうな楽曲揃いで、ライブパフォーマンスも圧巻である。


 

パノラマとラボラトリー「透過性ニュートラル」

世界最大級インディーバンドコンテスト「エマージェンザ」の日本大会で優勝、ドイツの大型フェス「taubertal FESTIVAL」でのエマージェンザ決勝大会に出場した、パノラマとラボラトリーのミニアルバム。インテリジェンスな近未来感が堪能できる、珠玉の一枚。

CHAPTER H[aus]エンジニア 樫村治延の セルフRECはプロRECを越えられるか? 第100回

CHAPTER H[aus]エンジニア樫村治延の セルフRECはプロRECを越えられるか? 100


RUpert Neve Designs、MANLAY、Universal Audioといったハイエンドな音響機材を取り扱う輸入商社 Hook Upのホームページに、当スタジオ代表 樫村治延のインタビューが掲載されています。

https://hookup.co.jp/blog/1044814

海外の業務用映像機器、音響機器の輸入販売を取り扱う(株)オタリテックのホームページの「導入事例」に、チャプターハウスを取り上げていただきました。

https://otaritec.co.jp/installreport/pmc-sch/

2015年1月からスタートした当コラムも、おかげさまで100回を迎えることが出来ました。

今回は当スタジオに所縁の深い皆様より頂戴したお祝いコメントを掲載します。

アーティスト名(五十音順・敬称略)、写真、コメントの順に掲載


  1. Andare

何事も続けることの大変さが身に染みる日々の中で、100という数字の重みを感じずにはいられません!

100回!本当におめでとうございます!

Andare / 国吉亜耶子

チャプターハウスでは、今まで4枚のアルバムを作りました。

あーでもない、こーでもない、と話し合いながら、ずっと音楽に浸れる素晴らしい時間でした。

また、録音しに行きます。

100回、本当におめでとうございます。

Andare / 西川真吾


 

  1. The echo dek

 

レコーディングにて10年以上お世話になってます。

スタジオチャプターハウスでは、いい環境機材で気持ち良くRECさせてもらえるだけでなく、樫村さんの録音編曲の細かい指摘、豆知識はいつも芯を突いています。

いつも勉強になっていて、おかげでバンドの楽曲クオリティ作曲スキルが上がっている事は、言うまでもありません。

これからも日本の音楽界に鋭く切り込み、ハイセンスな風を吹かせる尖った存在でいてください。

連載100回目おめでとうございます。

The echo dek / Gt.Vo.野呂


  1. カカシカシカカ

 

バンドや個人案件の楽曲制作の度にレコーディングでお世話になっているのですが、毎度自分のイメージ通りの音をしっかりとキャプチャーして下さるので、絶対的に信頼をしております!

レコーディングはとにかく音に立体感があり、リッチなサウンドに仕立てて下さいます!

是非、ご検討の方はとても素敵な音の体験が出来ますので、レコーディングに行ってみてください!!

これからのスタジオの繫栄を心より願っております!!!

また近いうちに伺いますね・・・!笑

カカシカシカカ / 千田恭平


  1. CANDELASTAR

セルフRECはプロRECを超えられるか?連載100回おめでとうございます!

毎回楽しみに読ませて頂いています!

日立が、茨城が、日本が世界に誇るRecordingStudio CHAPTER H[aus]!

リハ後やレコーディングでの樫村さんとのやり取りは、音楽を創る歓びと深みを再発見出来る大切な時間です!

近々、レコーディングに入りたいと思ってますので宜しくお願いします。

CANDELASTAR / 竹内正樹


  1. Cuicks

この度は連載100回おめでとうございます!

世界4大音楽の発信都市であるNY、ロンドン、パリ、ベルリン「+1」として、"日本のブルックリン"こと日立市を並べても違和感が無い程に、スタジオチャプターハウスで創られる音には、文字通り唯一無二のクオリティが強く感じられます。

そのスタジオチャプターハウスのオーナー兼エンジニア樫村さんによる本コラムを、まだあまり読んだ事の無いバンドマン・トラックメーカーの方々は、この機会に是非とも第1回からパラパラと目を通してみてください。

他のwebや雑誌のコラムにはありそうで無い、研究者・樫村さんならではの音処理や機材の選定基準等を学べるかと思います。

実際、自分が制作やライヴで長年愛用しているYAMAHAのMTR【AWシリーズ】に出会ったのも、樫村さんからのお勧めでしたから。

今後も尖り続ける東洋のゴッドファーザーのご活躍に期待するばかりで御座います。

Cuicks / ノハラユーキ(vox,guitar,computer)


  1. cruyff in the bedroom

連載100回おめでとうございます。

いつも僕らみたいなニッチジャンル(シューゲイズ)のことまで取り上げていただき、嬉しい限りです。

永遠に続けてください、僕もフィードバックノイズが途切れるまでお付き合いします。

cruyff in the bedroom / ハタユウスケ


  1. 黒沢和貴

JUNGLE☆LIFE連載100回おめでとうございます!

こんなにたくさん連載を続ける事ができるのは樫村さんの知識と感性によるものだと思います。

続ける事は人知れず苦労もあるかと思いますが、きっと樫村さんの記事を見て、音楽ライフに影響を及ぼしてる方は少なくないのではないでしょうか。

そして樫村さんのマスタリングは、音に明確なビジョンが見えるんですね!

日々音に対する探究心が尽きないんでしょうね。

そんな機材全般に拘り抜く姿勢があの音を作り上げるのでしょうか。

これからも、樫村さんの内心が垣間見れるような素敵な記事を期待しています!

黒沢和貴


  1. S.H.E[Struggle-Head,Emergence]

連載100回おめでとうございます!

いつも楽しく拝読させて頂いてます、8年半続くってすごい事ですよね。目指せ200回!

S.H.Eも取り上げて頂いたり本当にお世話になっております!

樫村さんに録っていただきたい楽曲もこのコロナ禍で溜めてますので、またレコーディングに行きます!

S.H.E[Struggle-Head,Emergence] / Gt.Ryosuke


  1. 例えばあなたと私の関係について

連載100回おめでとうございます!

レコーディングだけではなく、ライブハウスや機材、ミックスのノウハウ等、音楽における幅広く深い知識や情報をいつも分けていただき、本当にありがとうございます。

お話しを伺える時間が楽しすぎて、気づけば東京から月一でお邪魔しちゃっています(笑)

今月も来年もその先も、連載もお話しも引き続き楽しみにしています!

例えばあなたと私の関係について / Noya


  1. CHiLi GiRL

祝連載100回目!

樫村さんには20歳頃から長らくお世話になっており、教えていただいた音楽はあたしの血となり肉となり、いまのCHiLi GiRL(川嶋志乃舞ポッププロジェクト)があるといっても過言ではありません。

父親世代ながらもどちらかといえば、大先輩であり友人であり研究仲間ですね。

三味線のRecに使うマイクなども試行錯誤しながら、行くたび行くたび、マイクやケーブルやスピーカーが進化をし続ける凄まじき城こそCHAPTER H[aus]です。

その片鱗や一部を紹介し続けてこられたこの連載コーナーも、ぜひ今からでもバックナンバーを読み返してみるべき!

そして最近、作詞と歌唱で参加させていただいた樫村さんの音楽プロジェクト「Electric Foundation」から "NeoSavia" ですが、そんな樫村城で英才教育を受けたあたしのアイデアもたくさん含まれた、斬新な一曲となりました。

Let's Make 桃源郷

That's NeoSavia...

まずラジオ等で先行公開されてゆきますので、皆さんぜひお楽しみにしていてくださいね。 

樫村さん、これからも止まらぬ進化プロセスを連載し続けてください! おめでとうございます。

CHiLi GiRL / 川嶋志乃舞


  1. とりいそぎ

この度は、JUNGLE☆LIFE『エンジニア樫村治延のセルフRECはプロRECを超えられるか?』100回連載、誠におめでとうございます。

私が所属している『とりいそぎ』というバンドのレコーディングで、樫村さんと知り合い早6年ほど経ちました。

樫村さんは、録音、ミックスをするだけではなく、そこに辿り着くまでの宅録環境などの知識を教えてくれる、他に類を見ないエンジニアです。

この連載では機材や接続方法まで詳しく説明してあり、未だに分からないことがあると辞書のように使わせていただいています(笑)

とてもありがたいのが、新品の高い機材を紹介するだけで無く、現在は廃版となっている機材なども掲載してくださるので、ネットや店頭で探す楽しさもあります。

今後も樫村さん目線の記事を楽しみにしております。

とりいそぎ / 木田裕耶


  1. NEREUS JAPAN

CHAPTER H[aus]エンジニア樫村治延の セルフRECはプロRECを越えられるか?連載100回おめでとうございます。

レコーディングエンジニア目線の機材紹介というのは中々身近にはないので、連載記事をいつも楽しみに拝見しております。

レコーディングの度に新しい機材を教えてくれるのも楽しみの1つです。

これからも連載を楽しみにしています。

NEREUS JAPAN 代表 / 大内智博


  1. 日々かりめろ

この度は連載100回、おめでとうございます。

私達も樫村さんの運営するチャプターハウスにお世話になってすでに3年経ちました。

毎年1枚ずつ、3枚のアルバムを製作させていただきました。いつも本当にありがとうございます。

チャプターハウスでのレコーディングは、限られた時間でも、どんな要望にも対応してくれるので本当に有り難く思っております。

私達の活動の要になっております。

どんな活動においても継続が一番大変ですが、連載も150回、200回と続けられるように期待しております。

私達も負けずに、これからも1年に1枚のペースでアルバム製作を継続していくつもりですので、引き続きよろしくお願いします。

この度は本当におめでとうございました。

日々かりめろ / きくP

連載100回、おめでとうございます。

チャプターハウスさんでアルバムを製作するようになって、「音」に対するアルバムの反響が全く変わりました。

地元に海外にも負けないスタジオがあって、そこでアルバムの製作が出来る私達は本当に幸せです。

どこに行っても「音が良い」と言っていただけるので、私達も誇らしく思っています。

これからもいろいろ細かい要望や、短時間での作業など、無理なことを沢山お願いするかと思いますが、末永くお付き合いいただけるようよろしくお願いします。

連載も引き続き頑張って下さい。

日々かりめろ / こずえ


14. 美元智衣

JUNGLE☆LIFE連載100回おめでとうございます!!

樫村さんにマスタリングをしていただく度に、音、機材への拘り、知識、愛を感じてなりません。

その姿勢に刺激を受け、私自身の音楽への在り方や今後の音楽スタイルについても改めて考えるきっかけになったり、背中を押してもらっています。

曲に光を与え、新しい扉を開いてくれる樫村さんのマスタリングはSpecialです。

人柄もまた温かくSpecialな存在です。

いつも素敵なマスタリングをありがとうございます。

これからも、JUNGLE☆LIFEをご覧になる皆様にも沢山の光を届け続けてくださいね。

美元智衣


  1. YU-DAI

この度は、「樫村 治延のセルフRECはプロRECを超えられるか?」

連載100回記念、おめでとうございます!

私が1stアルバムを制作した2010年よりお世話になっており、自分が今「エンジニア」として活動できているのも、ひとえに樫村さんのおかげだと思っております。

何年経ってもスタイルを貫き通す姿に、刺激を受ける方は多いはず。

樫村さんの今後の発展と、本連載の繁栄を心より祈念いたしております。

最後に、私も光栄なことに第97回で取り上げて頂きました。是非ご覧ください!

YU-DAI

CHAPTER H[aus]エンジニア 樫村治延の セルフRECはプロRECを越えられるか? 第99回

CHAPTER H[aus]エンジニア樫村治延の セルフRECはプロRECを越えられるか? 99


<特集アーティスト>

「生きること、歌うことを続けて、自分の歌がどうなるのかを知りたい」髙岩 大輝

*プロフィール

髙岩 大輝(たかいわ ひろき)

1992年生まれ 栃木県小山市出身。

大学を機に引っ越した福島県郡山市で、2014年に弾き語りで音楽活動を開始。

その後、地元栃木県のメンバーと共に、アコースティックバンド silaph(しらふ)を結成。

弾き語りの活動と並行し、栃木や福島を中心にライブハウスやカフェ、路上などで演奏を行う。

2017年には、RADIO BERRYが主催するROCK BERRY AUDITION2017にバンドで出場し、グランプリを受賞。

その後も音源リリース、企画ワンマンライブなど活動を続け、2020年バンド解散後現在も弾き語りで活動中。

2023年2月には最新音源「台風前夜ep」をリリース。


・音楽を始めたきっかけ

高校時代に、地元の友達に誘われて始めたコピーバンドがきっかけです。

その友達を通じて知り合った地元の先輩からCDを貸してもらい、色々なジャンルの音楽を聴くようになり、作詞作曲をするようになりました。

・好きなアーティスト

ゆらゆら帝国、serph、スピッツなどなど。

・これまでの音楽活動の中で、一番印象深い出来事

…たくさんあります。笑

・これから世界の音楽シーンはどうなっていくと思いますか

自分自身あまり時代についていけていないのですが、今以上にデジタル配信、サブスク配信が主流になっていくんじゃないかと思います。

・今後の展望

弾き語りの活動を続けつつ、バンドやデュオ編成での演奏など、やってみたいことがいろいろあるので、少しずつ実現していけたらと考えています。

年明けには数年ぶりに音源を作ることができ、今はいろいろな場所に歌を歌いに行きたい気持ちがあります。

Facebook

https://www.facebook.com/hiroki.takaiwa.1

・髙岩大輝YouTubeチャンネル

https://www.youtube.com/@modokiox

2023.2.17 release「台風前夜ep

 

1.台風前夜/2.バイバイサマー/3.探検隊

3曲入り800円

ライブ会場で販売中

(sns、メール等からの購入も可能です)

・出演依頼やCD購入などお問い合わせはこちらまで

hirokitakaiwa@gmail.com


【今月のMV

wrongvacation Change

https://www.youtube.com/watch?v=WZfgBoAXhbU

単なる60’s、70’sリバイバルとは一線を画する、2020年代オールドスクール系ソウルミュージックの傑作。映像もOne&Only感がみなぎっており素晴らしい。


【今月のちょいレア】

Acoustic Revive GB-TripleC-FM

現存する楽器用シールドの中で、最もワイドレンジでスーパーフラットと言える、常識を覆す逸品である。


【樫村 治延(かしむら はるのぶ)】

STUDIO CHAPTER H[aus](スタジオチャプターハウス)代表

レコーディングエンジニア・サウンドクリエーター

Whirlpool Records/brittford主宰

専門学校非常勤講師、音楽雑誌ライターとしても活動

全国流通レベルのレコーディング、ミックス、マスタリング、楽曲制作を年間平均250曲以上手掛ける

スタジオについての詳細は http://www.chapter-trax.com/ をご覧ください

当スタジオで制作されたアーティスト作品の一部をご紹介します


 

The BLuE DECISION

80年代から2000年代初頭のアメリカンロックが根幹にあり、その上にUKロック、Jロック的エッセンスがバランスよく降りかかっているミニアルバム。ソフトなハイトーンヴォーカルと、楽器群の相性の良さに着目してほしい。

my ass grunge böy

グランジ、オルタナ、ハードロックのいいとこどりバンドmy assのフルアルバム。原型むきだし、小細工なし、色付けなしの潔さに好感が持てる。

美元智衣「Miracle

長年の大手レーベル所属の経験値を生かした、2020年代ネオJ-POPと呼べそうな作品。独立後4枚目にあたる本作は、現時点での最高レベルと言って間違いないだろう。当スタジオではマスタリングを担当。

カカシカシカカ「サバンナ」

曲名からも想像できる、アフリカンビートがぐいぐい引っ張るダンス系サウンド。壮大なメロディーラインと、少しエスニックな音色、歌詞の絡み具合が好印象。当スタジオではレコーディングを担当。

髙岩大輝「台風前夜ep

フォークとロックの中間に位置する、個性的な弾き語りサウンド。普遍的な内容の中、じわじわ浸透する彼の声音とギターリフが特徴的だ。聴き手を選ばない魅力がいたるところに存在している。

CHAPTER H[aus]エンジニア 樫村治延の セルフRECはプロRECを越えられるか? 第98回

CHAPTER H[aus]エンジニア樫村治延の セルフRECはプロRECを越えられるか? 98


今回取り上げるのは、イギリスのスタジオ用スピーカーの超ハイエンドブランド「PMC」です。

元々は1991年にイギリス国営放送BBCから派生したブランドであり、BBCを始めイギリス最大手のレコーディングスタジオ「メトロポリタンスタジオ」にも導入されるなど、輝かしい実績を誇ります。

実績、実力ともに段違いで、他高級ブランドの追従を許さないPMCが、30年以上の歴史の中で初めてブランド名を冠したニューモデル「PMC6」をリリースしました。

私が今までいろいろな高級スピーカーを聴いてきた中で、一番リアルでワイドレンジ、スーパーフラットだと確信したスピーカーです。

それなりのランクのスピーカースタンド、インシュレーター、スピーカーケーブル、そして電源ケーブルで周辺を固めると、スウィートスポットが広くなり、10畳以上の部屋であれば、リスニングポジションをいろいろ変えても印象が変わりません。

その他にもデジタル入力があるだけでなく、縦置き/横置きの自動DSP補正機能、マルチチャンネル/イマーシブシステムでの吊り下げが可能なシーリングマウントヨークなど、魅力的な特徴を数々兼ね備えています。

好みの問題はあれど、将来本職でやっていきたいと思う方にはうってつけのスピーカーだと思います。


【大学生バンドのセルフREC

95回で少し触れたマスタリングについて、いよいよ具体化していきます。

この20年で、プラグインを中心にアウトボードなども、マスタリング専用ツールが発展、進化してきました。

ただ、パソコンにデータを出し入れしただけで音質が変型するのは相変わらずで、変形を防ぐためにも出来れば信頼できるハードウエアで作業したいところです。

また、マスタリングの全工程については「真にフラット、かつワイドレンジ」なスピーカーで作業するのが本来の在り方です。ヘッドフォンだけでは限界があります。

下に示したのは、一つの理想形です。

この図を見ると、一般的なミュージシャンからするとかなり圧倒されてしまうのではと思います。

ただし(95回でも取り上げているように)マスタリングという行為は、昔も今も相当な職人技が要求されるので、これがいわゆる出発点であると考えています。


【今月のMVPorcho Something Strange

https://www.youtube.com/watch?v=WPG4BRVALWw

全世代のブラックミュージック、90年代のミクスチャー、2000年代のオルタナティブロックがセンシティブに融合した、2020年代における真のフューチャーロック決定版。


【今月のちょいレア】Audix CX112B

隠れた名品CX111の後継モデル。自然に半歩前になる音像の在り方が、他にありそうでない個性派マイクだ。下手なEQやコンプは不要かも。(生産完了品)


【樫村 治延(かしむら はるのぶ)】

STUDIO CHAPTER H[aus](スタジオチャプターハウス)代表

レコーディングエンジニア・サウンドクリエーター

Whirlpool Records/brittford主宰

専門学校非常勤講師、音楽雑誌ライターとしても活動

全国流通レベルのレコーディング、ミックス、マスタリング、楽曲制作を年間平均250曲以上手掛ける

スタジオについての詳細は http://www.chapter-trax.com/ をご覧ください

当スタジオで制作されたアーティスト作品の一部をご紹介します


 

THE Rick'n'roller Your dreams make me happy

80年代青春パンクやR&Rがベースにありそうな、宮城在住ロックバンドのミニアルバム。ボーカルの倍音が豊かな声質が、一聴して脳裏に焼き付く。楽曲のバリエーションの豊かさも魅力の一つ。当スタジオではマスタリングを担当。


 

TRIPLETOPSThe Sounds

茨城出身のガールズ・ユニットTRIPLETOPSの、約5年半にわたる活動の総集編となるフルアルバム。ブリットポップ、フューチャーEDM、ネオエレクトロニカ、ポストシューゲイザーといったオリジナリティーあふれる楽曲が満載の一枚。


 

ZERoBeat Boutique

ネオR&Bの定番を少し外した、大人のポップチューン。従来のZERo氏の楽曲とは一線を画する、新機軸となりそうな一曲。当スタジオでは楽曲提供、レコーディング全般を担当。


of Tropioque Buster Goes West

ニューオーリンズ系バレルハウスサウンドが根幹にある、ルーツミュージックバンドのアナログ盤。年齢年代を問わず、USAエッセンスを楽しむことができる。今作は米国ワシントンD.C.にあるインディーレーベルElectric Cowbell Records からのリリース。


Processed with VSCO with l6 preset

とりいそぎ「彼方の海にあなたを見たわ」

従来のポップスサウンドに、大胆なオーケストレーションをミックスアップさせた超意欲作。メンバー全員が音大出身というキャリアを、今までの彼らのどの楽曲よりもよく感じ取ることができる。 

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