音楽メディア・フリーマガジン

1st CONTACT Vol:174

JUNGLE☆LIFEが自信を持ってお勧めする、注目のアーティスト!
(画像はクリックで拡大)

The Fumar


(クリックで拡大)

瞬時にフロアを支配するあの鋭すぎる緊迫感を、その肌で感じるべきだ。「最近の音楽は私にはさっぱりね」。歌詞からも垣間見える、活動当初からの現在へ向ける反骨精神。成長を遂げながらもこの芯はぶれない。曲ごと色鮮やかに変化しようとも、シーンに左右されることなく音楽をする姿勢は一貫している。
G./Vo.下江の荒々しくもニヒルなステージングにDr.片山の的確で鋭いリズムが響く。Ba.吉岡が歪曲と安定を併せ持ったラインで曲を支え、切り裂くようなソロがG.園田によってつむがれる。個人が混ざり合うのではなく、それぞれの個性を活かしたままThe Fumarは形成されている。観客はその張りつめた演奏に魅了され、いつの間にか彼らの世界観へ落ちている。
思考する隙すら与えない、文字通り身を刺すような音楽に筆者は毎度圧倒される。演奏技術の高さは言うまでもないが、発せられる鋭角な存在感も群を抜いているからだ。The Fumarから得られる全刺激を言葉で伝えるにはあまりに役不足だ。鋭角さと反骨精神をたずさえたまま進化しつづけるThe Fumarに是非、感化されてほしい。「トレンドだらけの白痴の群よ」。
立石 みず保

来来来チーム


(クリックで拡大)

自ら「商店街ポップ」を標榜し、飄々としたメロディーと高揚感のあるリズムワーク、おまけにちょっと切ないコーラスとちょいアツめの演奏でcero、シャムキャッツ、昆虫キッズ、スカートと若手ポップスシーンをはじめとして注目され始めている来来来チームが待望の流通盤ミニアルバム『天国』をリリース!
かつてのバンドメンバーでもある大竹康範氏(ex.マヒルノ、LAGITAGIDA、sajjanu)が今作はマスタリングまで行い、バンド愛に満ちた柔らかいサウンドに仕上げている。「商店街ポップ」とは「シティポップ」に憧れてるけど、そんなにおしゃれにはなれないポップ、とは本人達談。そのどこか懐かしい人間味溢れるサウンドは忘れかけていた「力の抜き方と楽しみ方」を気付かせてくれる作品となっているな。
スタジオ録音音源とは別にライブテイク2曲も高揚感溢れる空気を感じる仕上がりで良し!
※タワーレコード渋谷/新宿店、オンライン。ディスクユニオン全店、ライブ会場のみでの販売。

I HATE SMOKE RECORDS / THE SENSATIONS / SEVENTEEN AGAiN

aquarifa


(クリックで拡大)

横浜出身の4ピースエモーショナルロックバンド。渋谷を活動の拠点とし、多くのライブハウスで観客を魅了してきた圧倒的なライブが話題となる。
2012年3月にデビューシングル『Closet』リリース。その重厚なサウンドに紅一点Vo.真知の儚く透明な歌声が響く。その唯一無二な世界観に魅了された感度の高いリスナーがいち早く反応しリリース直後からtwitterにて話題となり、わずか5日で完売!
あっという間にロックバンドファンの間にaquarifaというバンド名を響かせ期待が高まる中、デビュー1stアルバム『Scene』が全国に向けリリース!
4月からは東京、仙台、大阪、名古屋、京都にてリリースツアーを敢行! 彼らの激しいライブ感溢れる轟音バンドサウンドを体感してください!

A&R 五十嵐 龍矢

SOUTH


(クリックで拡大)

なんで僕らは沖縄に恋焦がれるんでしょう? ニライカナイ=理想郷が本当に有るんでしょうか? 沖縄に行ったらキングタコスに寄って、ブルーシール食べて、OPAのタワレコ行って、サムズでステーキ食べて、A&Wでルートビアを頑張っておかわりして、うちなー屋で大宴会! もちろん昼からオリオン飲んで、菊の露を一升瓶。毎日がオリオンビール祭りだったらこの上なく最上級!! なんて素晴らしくジャンキーな理想郷なんでしょう!! そんな沖縄エンターテイメントの要素たっぷり満載のライブを、SOUTHはやってくれちゃいます。ライブハウスがたちまちテンション高めのパーティー会場に大変身!! そして、沖縄の輝かしい一面だけでなく、上京してたくさんの苦労や想いを背負いながらでっかい夢に向かって邁進する3人の堅くて深い絆や決意を感じます。
「一度きりの人生夢追って生きようぜ!」(「Day by Day」歌詞の一部)。ホントそうですね。この歌詞この部分好きです。地方から上京して来た人、見送った人、色んな立場の人に共通する郷愁の念。今も過去も未来もたくさんの念を全部引っくるめて、SOUTHのライブでカチャーシーしながら全身で楽しみましょう!!

Shibuya Milkyway店長 岡 秀樹

  • new_umbro
  • banner-umbloi•ÒW—pj