音楽メディア・フリーマガジン

1st CONTACT Vol:236

JUNGLE☆LIFEが自信を持ってお勧めする、注目のアーティスト!
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こうなったのは誰のせい


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「こうなったのは誰のせい」というバンドに出会ったのは、まだサーキットが今ほど流行ってない頃。
神戸で大学生くらいのバンドが、大掛かりなサーキットを開催するという話が、各メジャーレーベルのアーティスト担当の間で噂になり、「この子達、何者か知ってる?」と、某メジャーレーベルのスタッフに聞かれたのが出会いだった。
内気すぎて爆発した様な圧倒的な行動力、サウンドというよりも姿勢がプログレッシヴ、ちょっと頭が壊れてて、誰よりも音楽の力を信じている。
あとね、非常識なくらい優しいんですよ。そんな彼らのデビューアルバム。
サンプル聴いたら、「クリックなしの一発録音でこれやるかー」ってくらい、色々すごい音で、不器用で、無駄に本気で、愛しくて、ちょっと笑ってしまった。
あの変な子達、こうして、ジャングルライフに取り上げられるくらいになったんだなぁ。デビューおめでとう。
「こうなったのはあんたのせい」って言ってくれていいので、8/16デビューの神戸発「誰のせい」、応援してやってください!

Low-Fi Records/ディレクター 戸村葉句

アラウンドザ天竺


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バンド名を公募するという、やけくそとも言える異例の形でスタートを切った彼ら。
元放送作家、某ライブハウス店長のVo.ロンドンタナカのナンセンスな笑いと、封印を解いたメタルギターモンスターのアラウンドザ長老。断末魔の様な奇声と美しいコーラスの多彩な声で魅了するBa./Vo.ジョン・カッター。さらには、公務員の様な見た目からは想像できない極悪ツーバスを打ち込むドラマーのDJガワ。ある意味ヤバイ漢ツインボーカルに超高速ギター、DJガワ以外が全員フロントマン級の存在感のモンスター級の新人バンド。
「面白い事はなんでもやりたい」という悪ふざけ野郎な彼らの今作は、タイトルからなにから、いろんな意味で全てがヤバイ。なんか色々危ない。
今のうちに速攻でチェックしておくべきバンドだ。なぜなら、いつ発売禁止になってもおかしくないからだ。
あとボーカルがいい奴。うん、とてもいい奴だ。

吉祥寺Planet K店長 田中'ロンドン'義人

ank


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神奈川発の3ピースバンドank(アンク)。
メロディックもJ-POPの王道さも兼ね備えたメロディ。ライブハウスで出会った男前なボーカル(女子ボーカルまやみき)の力強さと真っ直ぐな瞳が眩しくて、妙に夢中になった。
我武者羅で、とてもピュア。とにかく眩しかった。凝り固まった心のダムが崩壊して鼻がツーンとした。ちょっと泣けて、ちょっとだけなんかムカついたっけ。
そんなankが製作期間半年以上かけてDIYでCDを作り上げた。
なめた心は蹴散らされるし、いつも傍にいる人のことを、前より大切に思える。真っ直ぐで熱いやつ。ankが伝えたいこと、うんと詰まっている。
決して器用なタイプのバンドではないけれど、愛に富んでる3人組です。
2017年7月12日リリースのミ二アルバム『そこには思いっきり愛があるからな』で今、小さな小さな奇跡を起こす。

PCI MUSIC 加納ゆかり

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