音楽メディア・フリーマガジン

1st CONTACT Vol:254

JUNGLE☆LIFEが自信を持ってお勧めする、注目のアーティスト!
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the cibo


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これはくそ長くて薄暗いトンネルの入り口への招待状です。

神戸のロックバンドthe cibo(ザ・シボ)初の全国流通作品『HOPES -a Lost World-』がいよいよリリース。
こいつらタダモノじゃない、化けモンが来た、高カロリー、高代謝のライブを見て、思わず笑ってしまったのは、そんなに昔のことではないけれど、放たれるエネルギーがミラクルスーパー凄まじかったんです。
吠えるように叫び、かと思えばそばに寄り添う歌を紡ぐ前川(Vo./G.)、音楽的アスリートを感じてならない、確かなベースを弾き狂うミブ(Ba.)、奥底から湧き上がる情景と鼓動を揺らす西川(Dr.)、この3人でthe cibo。
彼らを平成最後の神戸の刺客と命名したい。

SOSを出しにくい時代に
ちゃんと叫んでいいんだ
ちゃんと祈っていいんだ
もっともがいていいんだ。と思える作品でした。

長いトンネルの出口で何に出会えましたか?

PCI MUSIC 加納ゆかり

No Buses


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一体いつの間にこんなに化けたのか。飄々とした雰囲気に騙されていたが確実に恐ろしい速さで伸び続けているNo Buses。
昨年4月に出した1stシングル『Tic』のMVがなぜが海外でバズり、昨年末には1st EP『Boring Thing - EP』をリリース。MVを出した瞬間様々な言語のコメントがつくのが当たり前の光景になってしまった。
聴いた瞬間の「こんなの好きに決まってるじゃん!」という気持ちを世界中と共有できるのを嬉しく思う。

Arctic Monkeysみたいから卒業しNo Busesらしさというものが徐々に確立されてきた。まだ序章でしかなく、これからさらに化けてくれるだろう。
ただバンドがどれだけ大きくなっても、かっこつけずシュールで淡々と、彼らの独特な味は変わらない気がする。

ソニーミュージックSDグループ 河地真里

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