「アウトボードで一番人気の高いメーカーは?」と問われ、まず最初に挙がるのは『NEVE』ではないでしょうか。ミュージシャンやレコーディングエンジニアから圧倒的な支持を得ているNEVEだけに、他社製レプリカモデルやクローンモデルも多数存在します。
NEVEと並び称される、長年のライバルメーカー『SSL』にも、その黄金期のスピリットを踏襲する機材があります。
その代表的なものが『TK audio DP3』です。
DP3は2chのマイクプリアンプで、レンジが広く密度の濃い音が特徴であり、オールマイティーに使えます。
個人的には本家SSLのAlpha Channelよりも好みです。
マイク入力のみならずライン入力の音も素晴らしいので、気になる方は是非チェックしてください。
【Sight Seeing】
注目度の高いスタジオをご紹介します。
福島県郡山市にある隠れ家的レコーディングスタジオ -Studio UN- スタジオアン
2011年の震災後に設計施行した一軒家のスタジオ
2016年頃から地元企業、個人の方々を中心にナレーション/MA/バンドレコーディングやホール録音配信など行っています。
ドラムはYamahaのYD9000レコーディングカスタム、ギターアンプはdivided by 13
マイクはAKG-TheTube、Soundelux-E251のほか
マイクプリアンプはNEVE1272、Manley、Avalon、GMLなど
コンプレッサー、イコライザーも含め、自身での楽曲製作で使用し選び抜いた機材となっています。
ブースは、遮音はもちろんデッドになり過ぎない適度な残響となっており
コントロールルームも、TRRINOVなども使用し音響調整された環境となっています。
劇伴、TVCMなどの楽曲製作も行っており、レコーディング/ミックスエンジニア以外の楽曲アレンジでの視点、アドバイスなども必要であれば行い、レコーディングを行っています。
また、DAWの使用方法や作編曲のレッスンなども行っています。
音に関すること、それ以外でもお気軽にお問合せいただければ幸いです。
https://studio-un.jp/index.html
【樫村 治延(かしむら はるのぶ)】
STUDIO CHAPTER H[aus](スタジオチャプターハウス)代表
レコーディングエンジニア・サウンドクリエーター
Whirlpool Records/brittford主宰
専門学校非常勤講師、音楽雑誌ライターとしても活動
全国流通レベルのレコーディング、ミックス、マスタリング、楽曲制作を年間平均250曲以上手掛ける
スタジオについての詳細は http://www.chapter-trax.com/ をご覧ください
ラジオ川越 第2・4水曜 23:30 ~ 24:00 「Music Translation」放送中
2025年9月分の放送は9月10日(水)24日(水)
出演 樫村治延
番組は「Listen Now(JCBAインターネットサイマルラジオ配信)」でリアルタイム聴取できます
https://www.jcbasimul.com/radiokawagoe
(コミュニティFMなのでRadikoでは聞けません、ご了承ください)
当スタジオで制作されたアーティスト作品の一部をご紹介します
TëKMO+「24/7」
Five new OldやYogee New Wavesのような、2010年代ネオシティーポップを独自解釈して制作されたかのような、キラーチューン。
Little Red Puzzle 「AGAIN」
R&R、ガレージロック、アシッドフォーク、サイケカントリーなどの要素が随所から垣間見える、個性豊かなロックアルバム。
沢村御幸「Anthem」
サミー・ヘイガー在籍時のヴァン・ヘイレンに、更にシンセサウンドを盛り込んだようなポップチューン。
当スタジオでは、作曲、レコーディング、ミックス、マスタリングを担当。
RINGOTUNE▶▶「猫日和/湯女」
ポップな女性 Voを前面に打ち出した、ギターロックの定番サウンド。聴き手を選ばない守備範囲の広さが彼らの魅力になっている。