音楽メディア・フリーマガジン

CHAPTER H[aus]エンジニア樫村治延の セルフRECはプロRECを越えられるか? 第137回

今回取り上げるのはFOSTEXの名パワードモニター『NF-1A』です。

 

この機種は、以前取り上げた『NF-4A』の兄弟機にあたります。

2000年初頭に「ポストYAMAHA 10M」と謳われた前身モデル『NF-1』がリリースされ、スタジオモニターとして定番になりました。

その後、アクティブタイプの『NF-1A』がリリースされ、その地位を不動のものにしました。

個性的なギザギザのウーハーは、HP方式という構造になっており、低音がブーミーにならず、フラットかつタイトに前に出てくるのが特徴です。

それにより、従来のスピーカーよりも中低音~低音の量感を細かくジャッジしやすくなりました。

また、スウィートスポットも広く、セッティングをきちんとすれば、部屋の環境にも影響を受けにくくなるのも

魅力の一つです。


【今月のちょいレア】

CONISIS Studio cue system

 

COM1805(子機)

 

COM1811(親機)

 

レコーディング機材の中では地味な存在ながらも、非常に重要な立ち位置にあるのがキューボックス。キューボックスに返すモニターのバランスで、演奏のすべてが変わってしまうと言っても過言ではない。セルフRECにおいても、モニターをバランス良く返すことは最重要事項の一つと言えよう。


【今月のMV

TëKMO+neon

https://www.youtube.com/watch?v=82zdgCVA8G4

80’sブラックコンテンポラリー風のリズム隊に、上モノがきらびやかに乗る華やかな作品。普段洋楽中心のリスナーにもおすすめ。


【樫村 治延(かしむら はるのぶ)】

STUDIO CHAPTER H[aus](スタジオチャプターハウス)代表

レコーディングエンジニア・サウンドクリエーター

Whirlpool Records/brittford主宰

専門学校非常勤講師、音楽雑誌ライターとしても活動

全国流通レベルのレコーディング、ミックス、マスタリング、楽曲制作を年間平均250曲以上手掛ける

スタジオについての詳細は http://www.chapter-trax.com/ をご覧ください

ラジオ川越 第2・4水曜 23:30 ~ 24:00 「Music Translation」放送中

2026年5月分の放送は5月13日(水)27日(水)

出演 樫村治延

番組は「Listen Now(JCBAインターネットサイマルラジオ配信)」でリアルタイム聴取できます

https://www.jcbasimul.com/radiokawagoe

(コミュニティFMなのでRadikoでは聞けません、ご了承ください)

当スタジオで制作されたアーティスト作品の一部をご紹介します


 

nonome. 「君となら」

フレキシブルなPOP要素に、ロックテイストが混入した新感覚な意欲作。洋の東西を問わず気軽に口ずさめる。


勇助「風に吹かれて」

一言で表現するなら「ロックテイストのあるフォークソング」と言ったところか。歌詞から連想される世界観が、彼の最大の魅力であり特徴である。 

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